1.10. Red Hat Quay 3.14 の既知の問題と制限


次のセクションでは、Red Hat Quay 3.14 の既知の問題と制限を説明します。

1.10.1. サポート対象外のイメージタイプがクエリー状態のままに

AI モデルなどのサポートされていないイメージタイプを Red Hat Quay レジストリーにプッシュすると、UI の Security Report および Packages ページが読み込まれません。これらのイメージタイプが Querying 状態であるため、このようなタブのページが空白のままになっているために発生します。これは既知の問題であり、Red Hat Quay の今後のバージョンで修正される予定です。

1.10.2. OpenShift Container Platform の Red Hat Quay の複数の Ingress コントローラーに関する既知の問題

複数の Ingress コントローラーが定義された OpenShift Container Platform クラスターでは、Red Hat Quay Operator が利用可能な Ingress コントローラーのリストを繰り返し処理し、クラスターのホスト名を決定するために最初に見つかったものを使用します。ただし、このリストの Ingress コントローラーの順序は、調整サイクルでの一貫性は保証されません。その結果、Operator が別の Ingress コントローラーを選択し、クラスターホスト名の変更を検出し、新規調整プロセスを開始する可能性があります。これにより、quay Pod と OpenShift Container Platform 上の Red Hat Quay が不安定になる可能性があります。

この問題を回避するには、以下のいずれかの方法を使用します。

  • QuayRegistry リソースの ルートtls コンポーネントを unmanaged (managed: false)に設定し、Red Hat Quay のカスタムルートを作成します。カスタムルートの作成に関する詳細は、Route コンポーネントの無効化 を参照し てください。
  • Red Hat Quay ルート リソースと一致するのは、1 つのイングレスコントローラーのみであることを確認してください。これは、入力コントローラーのシャード化で実行できます。詳細は、Ingress sharding in OpenShift Container Platform を参照してください。
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