1.7. Red Hat Quay の新機能と機能強化


Red Hat Quay に対して次の更新が行われました。

1.7.1. Clair の機能拡張

  • このリリースでは、Clair インデクサーデータがダウンストリームビルドに含まれるようになりました。これにより、Red Hat Quay 管理者は、エアギャップ環境または非接続環境で Clair を実行しているときに clair-config.yaml ファイル内のインデクサーをより簡単に参照できるようになります。

    詳細は、非接続環境の Clair を参照してください。

  • Red Hat Quay 上の Clair では、Clair PostgreSQL データベースをバージョン 13 からバージョン 15 に更新することが必要になりました。この手順の詳細は、Clair PostgreSQL データベースのアップグレード を 参照してください。

1.7.2. v2 UI でのモデルカードのレンダリング

Red Hat Quay 3.14 のリリースにより、v2 UI はモデルカードを含む機械学習モデルのモデルカード情報をレンダリングするようになりました。マニフェストに特定のアノテーション (例: application/x-mlmodel) があり、モデルカードがマニフェストにレイヤーとして保存されている場合、タグの情報ページに Model Card タブが表示されます。Model Card ページの情報は、各モデルに関する全体的な見識をユーザーに提供し、レジストリー内に保存されているモデルに対するユーザーの理解を深めるのに役立ちます。

注記

Model Card レンダリングページは、Red Hat Quay v2 UI でのみ使用できます。

モデルカード情報を表示するには、Red Hat Quay ユーザーまたは管理者がアーティファクトをリポジトリーにプッシュする必要があります。アーティファクトにはモデルカードが付属している必要があります。この情報は、Repository <tag_name> Model Card に表示されます。

詳細は、v2 UI を使用してモデルカード情報を表示する を参照してください。

1.7.3. タグの有効期限の強化

以前は、Red Hat Quay のタグ有効期限を設定するときに、Red Hat Quay v2 UI で yearly オプションは使用できませんでした。この更新により、ユーザーは Red Hat Quay v2 UI でデフォルトのタグ有効期限が毎年発生するように設定できるようになりました。これは、Red Hat Quay UI を使用するか、config.yaml ファイルで設定できます。以下に例を示します。

DEFAULT_TAG_EXPIRATION: 1y
TAG_EXPIRATION_OPTIONS:
  - 1y
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