6.2. Podman を使用したリポジトリーの作成
適切な認証情報がある場合は、Podman を使用して、Quay.io インスタンスにまだ存在しないリポジトリーにイメージを プッシュ できます。イメージのプッシュとは、コンテナーイメージをローカルシステムまたは開発環境から Quay.io などのコンテナーレジストリーにアップロードするプロセスを指します。イメージをレジストリーにプッシュすると、リポジトリーが作成されます。最初に UI でリポジトリーを作成せずに、コマンドラインインターフェイス (CLI) を介してイメージをプッシュすると、作成されたリポジトリーは Private に設定されます。
最初に UI でリポジトリーを作成せずにコマンドラインインターフェイス (CLI) を介してイメージをプッシュすると、プランに関係なく、作成されたリポジトリーは Private に設定されます。
イメージをプッシュする前に、Quay.io UI でリポジトリーを作成することを推奨します。Quay.io はプランのステータスをチェックし、プランがアクティブでない場合はプライベートリポジトリーの作成を許可しません。
イメージをプッシュしてイメージリポジトリーを作成するには、次の手順を実行します。
前提条件
-
podman
CLI をダウンロードしてインストールした。 - レジストリーにログインしている。
- イメージ (busybox など) をプルした。
手順
サンプルレジストリーからサンプルページを取得します。以下に例を示します。
$ podman pull busybox
出力例
Trying to pull docker.io/library/busybox... Getting image source signatures Copying blob 4c892f00285e done Copying config 22667f5368 done Writing manifest to image destination Storing signatures 22667f53682a2920948d19c7133ab1c9c3f745805c14125859d20cede07f11f9
ローカルシステム上のイメージに、新しいリポジトリーとイメージ名をタグ付けします。以下に例を示します。
$ podman tag docker.io/library/busybox quay.io/quayadmin/busybox:test
イメージをレジストリーにプッシュします。この手順の後に、ブラウザーを使用して、リポジトリーでタグ付けされたイメージを確認できます。
$ podman push --tls-verify=false quay.io/quayadmin/busybox:test
出力例
Getting image source signatures Copying blob 6b245f040973 done Copying config 22667f5368 done Writing manifest to image destination Storing signatures