第1章 Red Hat Satellite 6.12 の概要


このリリースノートには主に、今回リリースされた Red Hat Satellite 6 のデプロイ時に考慮すべき主な変更点、機能拡張、テクノロジープレビューの項目、既知の問題、非推奨の機能、削除された機能について記載します。この Red Hat Satellite 6 リリースのサポートライフサイクル中にリリースされた更新に関する注記は、それぞれの更新に付属するアドバイザリーテキストに表示されます。

1.1. 主な変更点

Red Hat Satellite の 6.12 リリースには、以下の主要な変更が含まれます。

Red Hat Enterprise Linux 7 への Satellite のインストールはサポートされなくなりました
Red Hat Enterprise Linux 7 ベースの Satellite インストールのサポートは、このリリースで廃止されました。Satellite Server は、Red Hat Enterprise Linux 8 へのインストールをサポートするようになりました。ただし、Satellite クライアントは影響を受けません。
Satellite はリモートジョブ実行のプルモードをサポートする
以前は、Capsule からホストへの接続を禁止するインフラストラクチャーで、プルベースのトランスポート用にホストで Katello- Agent を使用していました。今回のリリースでは、Red Hat Satellite では Message Queueing Telemetry Transport (MQTT) が導入され、Capsule で MQTT ブローカーをバンドルし、Red Hat Client を使用するホスト用に MQTT クライアントをバンドルするようになりました。その結果、リモートジョブのプルベースのトランスポートは Satellite でネイティブにサポートされ、Capsule およびホストで有効にできます。
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