11.2. Satellite Server または Capsule Server の完全バックアップの実行
Red Hat Satellite は、satellite-maintain backup コマンドを使用してバックアップを作成します。
Satellite Server をバックアップするには、主に 2 つの方法があります。
オフラインバックアップ
オフラインバックアップ中は、すべての Satellite サービスがシャットダウンされます。
オンラインバックアップ
バックアッププロセスの実行中は、すべてのバックグラウンドワーカーを含む、バックアップの一貫性に影響する Satellite サービスのみがシャットダウンされます。オンラインバックアップでは一貫性がチェックされるため、オフラインバックアップよりも時間がかかります。
それぞれの方法の詳細は、各バックアップ方法の使用法ステートメントを表示できます。
オフラインバックアップ
# satellite-maintain backup offline --help
オンラインバックアップ
# satellite-maintain backup online --help
ディレクトリーの作成
satellite-maintain backup コマンドを実行すると、指定したバックアップディレクトリーにタイムスタンプの付いたサブディレクトリーが作成されます。satellite-maintain backup コマンドではバックアップは上書きされないので、バックアップまたは増分バックアップから復元する際には、適切なディレクトリーまたはサブディレクトリーを選択する必要があります。satellite-maintain backup コマンドは、必要に応じてサービスを停止したり、再開したりします。
satellite-maintain backup offline コマンドを実行すると、以下のデフォルトのバックアップディレクトリーが作成されます。
-
Satellite では
satellite-backup -
Capsule では
foreman-proxy-backup
カスタムディレクトリー名を設定する場合は、--preserve-directory オプションを追加して、ディレクトリー名を追加します。バックアップはその後、コマンドラインで指定したディレクトリーに保存されます。--preserve-directory オプションを使用する場合、バックアップが失敗してもデータは削除されません。
リモートデータベース
satellite-maintain backup コマンドを使用して、リモートデータベースをバックアップできます。
リモート NFS 共有へのバックアップ
Satellite がバックアップを NFS 共有に保存できるようにするには、Satellite Server または Capsule Server の root ユーザーが NFS 共有に書き込みできることを確認します。root_squash や all_squash などの NFS エクスポートオプションは、これを防ぐことが知られています。
詳細は、Red Hat Enterprise Linux ネットワークファイルサービスの設定と使用 および Red Hat Enterprise Linux ネットワークサービスのセキュリティー保護 を参照してください。
前提条件
- バックアップロケーションには、バックアップを保存するのに十分な空きディスク領域があること。詳細は、「バックアップサイズの予測」 を参照してください。
Satellite Server および Capsule Server の他のユーザーにすべての変更を保存するよう指示して、バックアップ中は Satellite サービスが利用できないことを警告してください。バックアップと同じ時間に他のタスクがスケジュールされていないことを確認してください。
手順
Satellite Server で完全なバックアップを実行します。
# satellite-maintain backup offline /var/satellite-backupCapsule Server で完全なバックアップを実行します。
# satellite-maintain backup offline /var/foreman-proxy-backup