5.3. 既知の問題
現時点で Red Hat Satellite 6 の既知の問題は以下のとおりです。
- BZ#1619274
- UEFI HTTP ブートは現在 Satellite ではサポートされていません。テンプレートは、機能が追加されると Satellite UI に表示される可能性がありますが、この機能がサポートされているまでは使用しないようにしてください。
- BZ#1713401
プロビジョニング中に OSPP セキュリティーポリシーを Red Hat Enterprise Linux 8 システムに適用すると、Satellite Server から katello-ca-consumer パッケージをインストールすることができません。したがって、システムはコンテンツホストとして登録できません。回避策として、システムのプロビジョニング後に、以下のコマンドを使用して katello-ca-consumer をインストールしてから、システムを手動で登録します。
rpm -Uvh --nodigest --nofiledigest http://satellite.example.com/pub/katello-ca-consumer-latest.noarch.rpm
# rpm -Uvh --nodigest --nofiledigest http://satellite.example.com/pub/katello-ca-consumer-latest.noarch.rpmCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - BZ#1720369
以下のコマンドを入力すると、リポジトリーメタデータのシンボリックリンクが破損する可能性があります。BZ#1720369 が解決されるまで、このコマンドを入力しないでください。
foreman-rake katello:delete_orphaned_content RAILS_ENV=production
# foreman-rake katello:delete_orphaned_content RAILS_ENV=productionCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow シンボリックリンクがリンク切れの場合は、yum リポジトリーのメタデータを再生成します。
- BZ#1814361
--skip-dnsオプションを指定してsatellite-change-hostnameコマンドを実行し、Satellite ホスト名を変更してからホスト名を再度変更しようとすると、操作は失敗します。これは、satellite-change-hostnameコマンドで動的 DNS ファイルに現在のホスト名が含まれていることを想定しますが、--skip-dnsオプションを指定してsatellite-change-hostnameコマンドを実行しても、動的 DNS ファイルが変更されないために発生します。この問題を修正するには、
--skip-dnsオプションを指定してホスト名を 1 回変更した後に、ホスト名を--skip-dnsオプションなしで DNS レコードに一致する初期ホスト名に変更します。次に、--skip-dnsオプションを使用してホスト名を再度変更します。- BZ#1816699
- すべての Red Hat アカウントの組織にカスタムのサブスクリプションと Red Hat サブスクリプションの両方が含まれ、先にカスタムのサブスクリプションを追加した場合に、Ansible Playbook の「Configure Cloud Connector」はアカウント番号を検出せず、そのアカウントの Cloud Connector の設定に失敗します。この問題を回避するには、カスタムサブスクリプションを追加する前に Red Hat サブスクリプションを追加します。
- BZ#1821256
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リモート実行ジョブが「The only applicable Capsule is down」というエラーメッセージで失敗した場合は、Satellite Server で
katello-service restartを実行してジョブを再度実行します。