8.4. スナップショットプレビュー
仮想ディスクイメージを元に戻すスナップショットを選択するには、管理者が以前に作成されたすべてのスナップショットをプレビューできます。
管理者は、ゲストごとに使用可能なスナップショットから、スナップショットボリュームを選択してその内容をプレビューできます。図8.3「スナップショットのプレビュー」 にあるように、各スナップショットは COW ボリュームとして保存され、プレビューされると、プレビューされるスナップショットから新しいプレビューレイヤーがコピーされます。ゲストは、実際のスナップショットボリュームではなく、プレビューを操作します。
管理者が選択したスナップショットをプレビューした後、プレビューをコミットして、ゲストデータをスナップショットでキャプチャされた状態に復元できます。管理者がプレビューをコミットすると、ゲストはプレビューレイヤーに接続されます。
スナップショットをプレビューした後に、管理者は
を選択して、表示したスナップショットのプレビュー層を破棄できます。スナップショット自体を含むレイヤーは、プレビューレイヤーが破棄されても保持されます。
図8.3 スナップショットのプレビュー