第3章 Red Hat Virtualization 4.0 へのアップグレード
3.1. Red Hat Virtualization 4.0 のアップグレードに関する考慮事項
以下は、アップグレードを計画する際に行う必要のある主な考慮事項の一覧です。
重要
- バージョン 4.0 へのアップグレードは、バージョン 3.6 からのみ実行できます。
- 3.6 より前のバージョンの Red Hat Enterprise Virtualization を Red Hat Virtualization 4.0 にアップグレードするには、最新バージョンにアップグレードする前に、新しいバージョンの Red Hat Enterprise Virtualization に順次アップグレードする必要があります。たとえば、Red Hat Enterprise Virtualization 3.5 を使用している場合は、Red Hat Virtualization 4.0 にアップグレードする前に、最新のマイナーバージョンの Red Hat Enterprise Virtualization 3.6 にアップグレードする必要があります。最新の 3. 『6 マイナーバージョンへのアップグレード手順については、Red Hat Enterprise Virtualization 3.6 のアップグレードガイド』 を参照してください。アップグレードを実行する前に、データセンターとクラスターの互換バージョンがバージョン 3.6 にあり、ホストを 4.0 以降にアップグレードする必要があります。
- Red Hat Virtualization Manager 4.0 は、Red Hat Enterprise Linux 7.2 以降での実行がサポートされています。
- バージョン 4.0 にアップグレードするには、Manager をホストするマシンのベースオペレーティングシステムもアップグレードする必要があります。