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3.3. ISO ドメインの移行

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この手順では、「Red Hat Virtualization Manager 4.0 へのアップグレード」 で作成した iso_domain.tar.gz バックアップファイルを使用して、ISO ドメインを RHEV-M 3.6 から 4.0 に移行する方法を説明します。
注記
ISO ドメインは Manager 用仮想マシンに置かないでください。
  1. エクスポートディレクトリーを作成し、そのパーミッションを設定します。
    # mkdir -p /var/lib/exports/iso
    # chown -R 36:36 /var/lib/exports/
  2. ISO ドメインのバックアップをこのディレクトリーに展開します。
    # cd /var/lib/exports/iso
    # tar zxf iso_domain.tar.gz
  3. エクスポートディレクトリー内のファイルの SELinux コンテキストを設定します。
    # chcon -R system_u:object_r:public_content_rw_t:s0 /var/lib/exports/iso/
  4. 以下の行で /etc/exports.d/ovirt-engine-iso-domain.exports を作成します。
    /var/lib/exports/iso  *(rw)
  5. /etc/sysconfig/nfs で以下の行を編集します。
    RPCMOUNTDOPTS="-p 892"
    (..snip..)
    STATDARGS="-p 662 -o 2020"
    (..snip..)
    LOCKD_UDPPORT=32769
    LOCKD_UDPPORT=32803
    RPCRQUOTAOPTS="-p 875"
    
  6. nfs サービスを有効にします。
    # systemctl enable nfs
    # systemctl start nfs
    
  7. firewalld でサービスとポートを許可します。
    # firewall-cmd --add-service={nfs,rpc-bind}
    # firewall-cmd --add-service={nfs,rpc-bind} --permanent
    
    # firewall-cmd --add-port={32769/udp,32803/tcp,662/tcp,662/udp,875/tcp,875/udp,892/tcp,892/udp}
    # firewall-cmd --add-port={32769/udp,32803/tcp,662/tcp,662/udp,875/tcp,875/udp,892/tcp,892/udp} --permanent
    
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