Red Hat Summit第4章 Active Directory 統合での Samba の使用
Samba は、Red Hat Enterprise Linux にサーバーメッセージブロック (SMB) プロトコルを実装します。SMB プロトコルは、ファイル共有、共有プリンターなど、サーバーのリソースにアクセスするのに使用されます。
Samba を使用して、Active Directory (AD) ドメインユーザーをドメインコントローラー (DC) に認証できます。また、Samba を使用して、プリンターやローカルディレクトリーを、ネットワーク内の他の SMB クライアントと共有できます。
4.1. winbindd を使用したドメインユーザーへの認証
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Samba の
winbindd サービスは、Name Service Switch (NSS) のインターフェイスを提供し、ローカルシステムにログインする際にドメインユーザーが AD に対して認証できるようにします。
winbindd を使用すると、追加のソフトウェアをインストールしなくてもディレクトリーとプリンターを共有する設定が強化されます。詳細は、Red Hat システム管理者のガイドの Samba を参照してください。
4.1.1. AD ドメインの参加
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AD ドメインに参加して
Winbind サービスを使用する場合は、realm join --client-software=winbind domain_name コマンドを使用します。realm ユーティリティーは、Samba、Kerberos、PAM などの設定ファイルを自動的に更新します。
詳細と例については、Red Hat システム管理者のガイド の 『Samba をドメインメンバーとしてセットアップ』 セクションを参照してください。
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