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1.5. Cost Management Operator に関する問題のトラブルシューティング

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Cost Management Operator のインストール時に発生する可能性のある問題をトラブルシュートします。

1.5.1. YAML ファイルが適切に設定されていることを確認する

Cost Management Operator が正しく機能していることを確認するには、YAML ファイルが正しく設定されていることを確認してください。

前提条件

手順

  1. Installed Operators タブをクリックします。
  2. インストールされている Operator のリストで、Cost Management Metrics Operator をクリックします。metrics operator ウィンドウが開きます。
  3. CostManagementMetricsConfig タブをクリックして、設定ファイル名のリストを表示します。
  4. ファイル名リストで、確認する設定ファイルをクリックします。デフォルトのインストールでは、ファイル名は costmanagementmetricscfg-sample です。Details ウィンドウが開きます。
  5. YAML をクリックし、次の項目を確認します。

    • prometheus_configuredprometheus_connected は、true に設定する必要があります。

        prometheus:
          last_query_start_time: '2021-01-25T20:59:06Z'
          last_query_success_time: '2021-01-25T20:59:06Z'
          prometheus_configured: true
          prometheus_connected: true
          service_address: 'https://thanos-querier.openshift-monitoring.svc:9091'
          skip_tls_verification: false
    • ingress_pathlast_successful_upload_timelast_upload_statuslast_upload_time にはすべて次の内容が含まれている必要があります。

       upload:
          ingress_path: /api/ingress/v1/upload
          last_successful_upload_time: '2021-01-25T20:59:35Z'
          last_upload_status: 202 Accepted
          last_upload_time: '2021-01-25T20:59:35Z'
          upload: true
          upload_cycle: 360
          upload_wait: 28
          validate_cert: true
注記

データを収集するために、Cost Management では ソースコード 内にある Prometheus クエリーを使用します。

1.5.2. 大規模な OpenShift デプロイメントの問題

デプロイメントが大きいと、デフォルトのリソース要求を使用して、Pod が ``OOMkilled`` メッセージで停止する可能性があります。初期データを取り込むために Pod メモリーを 2GiB 以上に増やします。初期データの取り込みが完了したら、Pod メモリーを削減できます。Pod の正確なメモリー要件は、OpenShift クラスターのサイズによって異なります。

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