14.8. ActionLifecycle および ActionPipelineProcessor の実装


ActionLifecycle または ActionPipelineProcessor インターフェイスのいずれかを実装するクラスの単一インスタンスは、パイプラインごとにインスタンス化され(アクションごとの設定)、スレッドセーフである必要があります。initialise および destroy メソッドを上書きし、アクションがパイプラインの存続期間中リソース管理を実行できるようにすることができます。(例: initialise メソッドで必要なキャッシュリソースで、destroy メソッドでクリーンアップします。)
これらのアクションは、単一の ConfigTree インスタンスをパラメーターとして取るコンストラクターを定義する必要があります。これは、パイプライン内の特定のアクションの設定を表します。
このパイプラインは、アクションが適切なインターフェイスを実装し、メソッド名が設定で上書きされないようにすることで、各メソッドを直接呼び出します。インターフェイスを介して実装されないメソッド呼び出し、またはアクション設定で上書きされたメソッド呼び出しは、リフレクションを使用して呼び出されます。
開発を簡素化するために、コードベースには 2 つの抽象ベースクラスが提供され、それぞれ適切なインターフェイスを実装し、process メソッド以外のすべてのスタブメソッドを提供します。これらは org.jboss.soa.esb.actions.AbstractActionPipelineProcessor および org.jboss.soa.esb.actions.AbstractActionLifecycle です。以下のように使用します。
public class ActionXXXProcessor extends AbstractActionPipelineProcessor {
  public ActionXXXProcessor(final ConfigTree config) {
    // extract configuration
  }
  
  public void initialise() throws ActionLifecycleException {
    // Initialize resources...
  }
  
  public Message process(final Message message) throws ActionProcessingException {
    // Process messages in a stateless fashion...
  }

  public void destroy() throws ActionLifecycleException {
    // Cleanup resources...
  }
}
Copy to Clipboard Toggle word wrap

トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat