8.24. メッセージの再配信
エンドポイント参照のリストに何も含まれないものの、期限切れの EPRs が含まれる場合、ServiceInvoker は以下のいずれかのことを実行できます。
- メッセージを同期的に配信しようとすると、デフォルトで DLQ MessageStore に保存され、呼び出し元にフェイルバックする DeadLetterService にメッセージを送信します。処理は停止します。JMS キューに移動する場合や、通知を受け取る場合は、jbossesb.esb で DeadLetterService を設定することができます。
- メッセージを非同期(推奨)に配信しようとすると、そのメッセージを DeadLetterService に送信しますが、メッセージは RDLVR MessageStore に保存されます。再配信サービス(jbossesb.esb)は、再配信の最大試行回数を超えるとメッセージの送信を再試行します。この場合、メッセージは DLQ MessageStore に保存され、処理が停止します。
注記
DeadLetterService はデフォルトでオンになっていますが、jbossesb-properties.xml では org.jboss.soa.esb.dls.redeliver を false に設定して使用をオフにすることができます。メッセージごとにこれを制御する場合は、それに応じて特定の Message プロパティーに org.jboss.soa.esb.dls.redeliver プロパティーを設定します。Message プロパティーは、グローバル設定よりも優先して使用されます。デフォルトでは、設定ファイルに設定された値が使用されます。