第7章 MTA によるアプリケーションの評価および分析
Migration Toolkit for Applications (MTA) ユーザーインターフェイスを使用して、アプリケーションの評価と分析を行うことができます。
- Application Inventory を追加または編集すると、MTA がプログラミング言語検出タスクとテクノロジー検出タスクを自動的に生成します。タスクによってアプリケーションに適切なタグが適用されるため、アプリケーションを手動でタグ付けするのにかかる時間が削減されます。
- アプリケーションを評価する際、MTA は、時間、人員、およびその他の要因を含め、アプリケーションのコンテナー化準備に伴うリスクとコストを見積もります。評価の結果を使用して関係者間で議論し、アプリケーションがコンテナー化に適しているかどうかを判断できます。
- アプリケーションを分析する際、MTA はルールを使用して、アプリケーションを移行またはモダナイズする前に、アプリケーションで変更する必要がある特定の行はどれかを判断します。
7.1. Assessment モジュールの機能
Migration Toolkit for Applications (MTA) Assessment モジュールは、次のようなアプリケーションの評価および分析機能を提供します。
- Assessment ハブ
- Assessment ハブは Application inventory と統合されます。
- アセスメント質問集機能の強化
MTA 7.0 では、アセスメント質問集をインポートおよびエクスポートできます。次の機能を含む YAML 構文を使用して、ダウンロード可能なテンプレートによりカスタムの質問集を設計することもできます。
- 条件付き質問: アプリケーションまたはアーキタイプに特定のタグが存在する場合、アプリケーションまたはアーキタイプに基づいて質問を含めたり除外したりできます。
- 回答に基づくアプリケーションの自動タグ付け: 特定の回答が提供された場合に、アプリケーションまたはアーキタイプに適用するタグを定義できます。
- アプリケーションまたはアーキタイプのタグからの自動応答。
詳細は、カスタムのアセスメント質問集 を参照してください。
デフォルトの質問集をカスタマイズして保存できます。詳細は、デフォルトのアセスメント質問集 を参照してください。
- 複数のアセスメント質問集
- Assessment モジュールは、1 つ以上のアプリケーションに関連する複数の質問集をサポートします。
- アーキタイプ
特性がにているアプリケーションをアーキタイプにグループ化できます。これにより、複数のアプリケーションを一度に評価できます。各アーキタイプには、タグ、ステークホルダー、およびステークホルダーグループの共有分類があります。すべてのアプリケーションは、割り当てられたアーキタイプからアセスメントとレビューを継承します。
詳細は、アーキタイプの操作 を参照してください。