7.4. アプリケーションの評価
アプリケーションのアセスメントを実行することで、コンテナー化に向けたアプリケーションの準備に伴うリスクとコストを見積もることができます。Assessment モジュールを使用して、アプリケーションを評価し、現在保存されているアセスメントを表示できます。
Migration Toolkit for Applications (MTA) は、依存関係など、アプリケーションに関連する一連の質問に基づいてアプリケーションを評価します。
アプリケーションを評価するには、デフォルトの Legacy Pathfinder MTA 質問集を使用するか、カスタム 質問集をインポートできます。
一度に評価できるアプリケーションは 1 つだけです。
前提条件
- MTA サーバーにログイン済みである。
手順
- MTA ユーザーインターフェイスで、Migration ビューを選択します。
- 左側のメニューバーで Application inventory をクリックします。使用可能なアプリケーションのリストがメインペインに表示されます。
- 評価するアプリケーションを選択します。
- 行末の Options メニュー ( ) をクリックし、ドロップダウンメニューから Assess を選択します。
- 利用可能な質問集のリストから、目的の質問集の Take をクリックします。
リストから Stakeholders と Stakeholder groups を選択して、後で参照できるように誰がアセスメントに貢献したかをトラッキングします。
注記Migration ビューの Controls ペインで Stakeholder Groups または Stakeholders を追加することもできます。詳細は、インスタンスのシード値設定 を参照してください。
- Next をクリックします。
- Application assessment の各質問に答えて、Next をクリックします。
- Save をクリックしてアセスメントを確認し、アプリケーションのレビュー の手順に進みます。
アプリケーションで完全に解決できない誤検出が発生しても、それはまったく予想外のことではありません。
その理由は、呼び出されるクラスを MTA が検出できないためです。したがって、MTA は該当する一致が妥当なものかどうかを判定できません。
このような場合、MTA はデフォルトでより多くの情報を公開します。
このような状況では、次の解決策をお勧めします。
- Maven 設定がすべての依存関係を取得できることを確認します。
- アプリケーションが完全にコンパイルできることを確認します。