3.5. 既知の問題
このセクションでは、Migration Toolkit for Applications (MTA) バージョン 7.3.0 の重要な既知の問題を説明します。
MTA CLI で .NET Framework アプリケーション分析が失敗します
MTA CLI を使用して Windows コンテナー内の .NET Framework アプリケーションを分析すると、次の環境変数に対して分析が失敗します。
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DOTNET_PROVIDER_IMG:quay.io/konveyor/dotnet-external-provider:release-0.7 -
RUNNER_IMG:quay.io/konveyor/kantra:latest -
PODMAN_BIN:C:\Program Files\Docker\Docker\resources\bin\docker.exe
回避策: set DOTNET_PROVIDER_IMG=quay.io/konveyor/dotnet-external-provider:v0.5.0 のバージョンの Dotnet プロバイダーイメージを使用します。
Java 以外のアプリケーションは MTA CLI のコンテナーレスモードで分析されます。
Java 以外のアプリケーションを分析する場合、MTA はコンテナーレスモードで分析を開始します。
回避策: Java 以外のアプリケーションを分析するには --run-local=false フラグを設定します。(MTA-5068)
アプリケーション分析で、MTA UI で Node.js の依存関係リストを取得できません
MTA ユーザーインターフェイス (UI) を使用して Node.js 言語プロバイダーのアプリケーション分析を実行すると、分析が完了し、分析ログに次のエラーが表示されます。
level=error msg="failed to get list of dependencies for provider" error="dependency provider path not set" provider=nodejs'
level=error msg="failed to get list of dependencies for provider" error="dependency provider path not set" provider=nodejs'
回避策: Analysis Mode 設定を source-only に設定します。
Node.js プロバイダーには依存機能がありません。したがって、依存関係リストを生成できません。Python プロバイダーも同様です。
(MTA-5070)
分析のカスタムルールファイルの依存関係ルールが実行されない
カスタム依存関係ルールは実行されず、関連する移行の問題は見つかりません。(MTA-3863)
リソースに対する複数ユーザーのアクセス制限がない
アナライザータスクには、リソースに対するマルチユーザーアクセス制限がありません。たとえば、あるユーザーが作成したアナライザータスクを別のユーザーがキャンセルできます。(MTA-3819)