第3章 MTA 7.3.0
MTA 7.3.0 セクションでは、新機能および拡張機能、テクノロジープレビューおよび開発者プレビューの機能、修正された問題、および既知の問題を一覧表示します。
3.1. 新機能 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
このセクションでは、Migration Toolkit for Applications (MTA) 7.3.0 の新機能と改善点を説明します。
アセットの生成は MTA CLI (開発者プレビュー)で利用できます。
MTA 7.3.0 以降では、CLI で discover および generate コマンドを実行できます。
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discoverコマンドは、Cloud Foundry (CF) アプリケーションマニフェストで定義されたプラットフォームとランタイム設定を保持する検出マニフェストを生成します。 -
generateコマンドは、検出マニフェストを使用して、Kubernetes ネイティブ形式のデプロイメントマニフェストを生成し、Red Hat OpenShift Container Platform のデプロイメントを準備します。このコマンドを使用して、Dockerfile などの Kubernetes 以外のマニフェストを生成することもできます。
(MTA-4610)
MTA は、ユーザー認証に Red Hat Build of Keycloak を使用します
MTA 7.3.0 は、ユーザーの認証と承認に Red Hat Build of Keycloak (RHBK) インスタンスを使用します。MTA Operator は RHBK インスタンスを管理し、必要なロールと権限を持つ専用レルムを設定します。RHBK では、シークレットおよび Pod 名が変更されました。RHBK の Pod 名が rhbk-operator に変更されました。(MTA-4540)
アプリケーションのすべての言語を一覧表示する CLI フラグが利用できます(開発者プレビュー)。
MTA 7.3.0 では、CLI の --list-languages フラグを使用して、アプリケーション内のすべての言語をリスト表示できます。表示されている言語のうち、サポート対象のプロバイダーがないものは、カスタムルールセットと --override-provider-settings フラグを使用して分析する必要があります。
(MTA-4798)
Python および Node.js 言語プロバイダーのサポートが利用可能になりました(テクノロジープレビュー)
MTA 7.3.0 のアプリケーション分析では、Java および Go 言語プロバイダーに加えて、Python および Node.js 言語プロバイダーもサポートされるようになりました。その結果、MTA ユーザーインターフェイス (UI) でこれらのプロバイダーに対して次のアクションを実行できるようになります。
- カスタム移行ターゲットを追加する。
- カスタムルールを実行する。
(MTA-4542)