1.3. 既知の問題
このセクションでは、Migration Toolkit for Applications (MTA) バージョン 7.3.2 の重要な既知の問題を説明します。
分析後に依存関係をラベルで並べ替えると、MTA ユーザーインターフェイスの接続が切断される
MTA ユーザーインターフェイスでアプリケーションを分析した後、依存関係をラベルで並べ替えると、ユーザーインターフェイスにデータの取得に関するエラーが表示されます。現在、使用可能な回避策はありません。(MTA-5981)
非接続環境や Maven Central が利用できない場合、分析のパフォーマンスが低下することがある
Maven Central にアクセスできず、Maven 検索インデックスが無効でない (--disable-maven-search=false) ホスト上で MTA を使用して分析を実行すると、MTA がアクセスを試行するため、分析のパフォーマンスが低下する可能性があります。
回避策として、Maven 検索を無効にできます。CLI での分析の場合は、手動で --disable-maven-search=true を設定できます。ユーザーインターフェイスでの分析の場合は、MTA Operator の Tackle カスタムリソースで disable_maven_search: true を設定できます。(MTA-6045)
Maven の認証情報が欠落している場合、アプリケーション分析に時間がかかる
Maven 認証情報を必要とするアプリケーションに手動で割り当てない場合、またはこれらの認証情報をデフォルトとして設定しない場合は、アプリケーション分析の時間が長くなる可能性があります。さらに、アナライザーとテクノロジー検出の手順は、次のエラーで完了します。
error: 'unable to ask for Konveyor rule entry'
error: 'unable to ask for Konveyor rule entry'
この問題を回避するには、アプリケーション分析を実行する前に、Maven 認証情報をアプリケーションに割り当てるか、これらの認証情報をデフォルトとして設定します。