概要
OpenShift Container Platform の紹介
概要
第1章 OpenShift Container Platform 4.13 ドキュメント
これは、OpenShift Container Platform 4.13 の公式ドキュメントで、OpenShift Container Platform とその機能について説明しています。
OpenShift Container Platform 4.13 ドキュメント内では、次のいずれかの方法で移動できます。
- 左側のナビゲーションバーを使用して、ドキュメントを参照します。
- このウェルカムページのコンテンツから、興味のあるタスクを選択します。
まず、アーキテクチャー と セキュリティーとコンプライアンス を確認してください。次に、リリースノート を参照してください。
1.1. クラスターインストーラーのアクティビティー
以下の OpenShift Container Platform インストールタスクを確認してください。
- OpenShift Container Platform インストールの概要: OpenShift Container Platform は、インストーラーによってプロビジョニングされたインフラストラクチャー、またはユーザーによってプロビジョニングされたインフラストラクチャーにインストールできます。OpenShift Container Platform インストールプログラムは、各種プラットフォームに OpenShift Container Platform を柔軟にデプロイできます。
- Alibaba にクラスターをインストールする: インストーラーによってプロビジョニングされたインフラストラクチャー上の Alibaba Cloud に OpenShift Container Platform をインストールできます。これは現在、テクノロジープレビュー機能のみとなっています。
- AWS にクラスターをインストールする: Amazon Web Services (AWS) にクラスターをデプロイする場合は、多くのインストールオプションがあります。デフォルト設定 または カスタム AWS 設定 でクラスターをデプロイできます。自分でプロビジョニングした AWS インフラストラクチャーにクラスターをデプロイすることもできます。必要に応じて、同梱の AWS CloudFormation テンプレート を変更できます。
- Azure にクラスターをインストールする: デフォルトの設定、カスタム Azure 設定、または Microsoft Azure の カスタムネットワーク設定 でクラスターをデプロイできます。また、OpenShift Container Platform を Azure Virtual Network にプロビジョニングしたり、Azure Resource Manager テンプレート を使用して独自のインフラストラクチャーをプロビジョニングしたりすることもできます。
- Azure Stack Hub にクラスターをインストールする: インストーラーによってプロビジョニングされたインフラストラクチャーの Azure Stack Hub に OpenShift Container Platform をインストールできます。
- GCP にクラスターをインストールする: デフォルト設定 または カスタム GCP 設定 でクラスターを Google Cloud Platform (GCP) にデプロイできます。独自のインフラストラクチャーをプロビジョニングする GCP インストールを実行することもできます。
- IBM Cloud にクラスターをインストールする: OpenShift Container Platform on IBM Cloud VPC をインストーラーによってプロビジョニングされたインフラストラクチャーにインストールできます。
- IBM Power Virtual Server にクラスターをインストールする: インストーラーによりプロビジョニングされたインフラストラクチャー上の IBM Power Virtual Server に OpenShift Container Platform をインストールできます。
- IBM Power にクラスターをインストールする: user-provisioned infrastructure 上の IBM Power に OpenShift Container Platform をインストールできます。
- VMware vSphere にクラスターをインストールする: OpenShift Container Platform をサポートされているバージョンの vSphere にインストールできます。
- VMware Cloud にクラスターをインストールする: サポートされているバージョンの VMware Cloud (VMC) on AWS に OpenShift Container Platform をインストールできます。
- z/VM on IBM Z および IBM® LinuxONE を使用してクラスターをインストールする: z/VM on IBM Z と IBM® LinuxONE を使用し、ユーザーがプロビジョニングしたインフラストラクチャーに OpenShift Container Platform をインストールできます。
- RHEL KVM on IBM Z および IBM® LinuxONE を使用してクラスターをインストールする: RHEL KVM on IBM Z と IBM® LinuxONE を使用し、ユーザーがプロビジョニングしたインフラストラクチャーに OpenShift Container Platform をインストールできます。
- インストーラーによってプロビジョニングされたクラスターをベアメタルにインストールする: インストーラーによってプロビジョニングされたアーキテクチャーを使用して、OpenShift Container Platform をベアメタルにインストールできます。
- ユーザーがプロビジョニングしたクラスターをベアメタルにインストールする: 利用可能なプラットフォームおよびクラウドプロバイダーのデプロイメントオプションがいずれの要件も満たさない場合は、ユーザーがプロビジョニングしたベアメタルインフラストラクチャーに OpenShift Container Platform をインストールできます。
Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) にクラスターをインストールする: ネットワークのカスタマイズ を行った カスタマイズありの RHOSP、またはインストーラーによってプロビジョニングされたインフラストラクチャーで 制限付きネットワーク にクラスターをインストールできます。
ユーザーがプロビジョニングしたインフラストラクチャー上の カスタマイズありの RHOSP、ネットワークカスタマイズありの RHOSP にクラスターをインストールできます。
- Red Hat Virtualization (RHV) にクラスターをインストールする: Red Hat Virtualization (RHV) にクラスターをデプロイするには、クイックインストール または カスタマイズありのインストール を使用します。
制限付きのネットワークにクラスターをインストールする: AWS、GCP、vSphere、IBM Z および IBM® LinuxONE with z/VM、IBM Z および IBM® LinuxONE with RHEL KVM、IBM Power、または ベアメタル 上のユーザーがプロビジョニングしたインフラストラクチャーを使用するクラスターがインターネットに完全にアクセスできない場合は、OpenShift Container Platform インストールイメージをミラーリングして、制限されたネットワークにクラスターをインストールします。
- 既存のネットワークにクラスターをインストールする: AWS または GCP で既存の Virtual Private Cloud (VPC) を使用する場合、または Azure で既存の VNet を使用する場合は、クラスターをインストールできます。クラスターは、GCP 上のクラスターを共有 VPC にインストールする を参照して、インストールできます。
- プライベートクラスターをインストールする: クラスターに外部インターネットアクセスが必要ない場合は、プライベートクラスターを AWS、Azure、GCP、または IBM Cloud VPC にインストールできます。クラウド API とインストールメディアにアクセスするには、引き続きインターネットアクセスが必要です。
- インストールログを確認する: インストールログにアクセスして、OpenShift Container Platform のインストール中に発生する問題を評価します。
- OpenShift Container Platform にアクセスする: インストールプロセスの最後に出力された認証情報を使用して、コマンドラインまたは Web コンソールから OpenShift Container Platform クラスターにログインします。
- Red Hat OpenShift Data Foundation をインストールする: Red Hat OpenShift Data Foundation を Operator としてインストールして、コンテナーに対して高度に統合され簡素化された永続ストレージ管理を提供できます。
- Nutanix にクラスターをインストールする: インストーラーによってプロビジョニングされたインフラストラクチャーを使用する Nutanix インスタンスにクラスターをインストールできます。このタイプのインストールでは、インストールプログラムがプロビジョニングしてクラスターが管理するインフラストラクチャーに、インストールプログラムを使用してクラスターをデプロイできます。
- Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージを階層化する: ベース RHCOS イメージの上に新しいイメージを追加できます。この階層化は、RHCOS の基本イメージを変更しません。代わりに、階層化により、すべての RHCOS 機能を含むカスタムの階層化イメージが作成され、クラスター内の特定のノードに機能が追加されます。
1.2. 開発者のアクティビティー
OpenShift Container Platform を使用して、コンテナー化されたアプリケーションを開発し、デプロイできます。OpenShift Container Platform は、コンテナー化されたアプリケーションを開発し、デプロイするためのプラットフォームです。OpenShift Container Platform のドキュメントは、次の点で活用できます。
- OpenShift Container Platform での開発を理解する: 単純なコンテナーから高度な Kubernetes デプロイメントや Operator に至るまで、コンテナー化された各種アプリケーションを説明します。
-
プロジェクトを使用する: OpenShift Container Platform Web コンソールまたは OpenShift CLI (
oc
) からプロジェクトを作成し、開発するソフトウェアを整理し共有します。 - アプリケーションの操作:
- OpenShift Container Platform Web コンソールの Developer パースペクティブ を使用して、アプリケーションを作成およびデプロイ します。
- Topology ビュー を使用して、アプリケーションの表示、ステータスの監視、コンポーネントの接続とグループ化、コードベースの変更を行います。
- ワークロードをバッキングサービスに接続する: Service Binding Operator を使用すると、アプリケーション開発者は、ワークロードのバインディングデータを自動的に収集して共有することで、Operator が管理するバッキングサービスにワークロードをバインドできます。Service Binding Operator は、クラスター環境での不一致をなくす、一貫性のある宣言型のサービスバインディングメソッドを使用し、開発ライフサイクルを改善します。
- CI/CD パイプラインを作成する: パイプラインは、分離されたコンテナーで実行されるサーバーレス、クラウドネイティブ、継続的インテグレーション、および継続的デプロイメントシステムです。パイプラインは、標準の Tekton カスタムリソースを使用してデプロイメントを自動化し、マイクロサービスベースのアーキテクチャーで機能する分散型チーム向けに設計されています。
- インフラストラクチャーとアプリケーションの設定を管理する: GitOps は、クラウドネイティブアプリケーションの継続的デプロイメントを実装するための宣言的な方法です。GitOps は、インフラストラクチャーおよびアプリケーションの定義をコードとして定義します。GitOps は、このコードを使用して複数のワークスペースおよびクラスターを管理し、インフラストラクチャーおよびアプリケーション設定の作成を単純化します。また、GitOps は複雑なデプロイメントを高速で処理および自動化するため、デプロイメントおよびリリースサイクル中の時間を節約できます。
- Helm チャートをデプロイする: Helm は、アプリケーションやサービスの OpenShift Container Platform クラスターへのデプロイメントを単純化するソフトウェアパッケージマネージャーです。Helm は charts というパッケージ形式を使用します。Helm チャートは、OpenShift Container Platform リソースを記述するファイルのコレクションです。
- イメージビルドを理解する: Git リポジトリー、ローカルバイナリー入力、外部アーティファクトなど、各種のソースマテリアルを内包できるさまざまなビルドストラテジー (Docker、S2I、カスタム、パイプライン) から選択します。基本的なビルドから高度なビルドに至るまで、各種ビルドタイプの例を使用できます。
- コンテナーイメージを作成する: コンテナーイメージは、OpenShift Container Platform および Kubernetes アプリケーションで最も基本的なビルディングブロックです。イメージストリームを定義すると、イメージストリームの開発を継続しながら、イメージの複数のバージョンを 1 か所に集めることができます。S2I コンテナーを使用すると、ソースコードをベースコンテナーに挿入できます。基本コンテナーは、Ruby、Node.js、Python などの特定のタイプのコードを実行するように設定されています。
-
デプロイメントを作成する:
Deployment
およびDeploymentConfig
オブジェクトを使用して、アプリケーションの詳細な管理を行います。Workloads ページまたは OpenShift CLI (oc) を使用して、デプロイメントを管理 します。ローリング、再作成およびカスタム のデプロイメントストラテジーを説明しています。 - テンプレートを作成する: 既存のテンプレートを使用するか、アプリケーションのビルドまたはデプロイ方法を記述する独自のテンプレートを作成します。テンプレートは、イメージと説明、パラメーター、レプリカ、公開されたポートおよびアプリケーションの実行またはビルド方法を定義するその他のコンテンツを組み合わせることができます。
- Operator について理解する: Operator は、OpenShift Container Platform 4.17 で推奨される、クラスター上でのアプリケーションの作成方法です。Operator Framework について、またインストールされた Operator を使用してアプリケーションをプロジェクトにデプロイする方法について説明します。
- Operator を開発する: Operator は、OpenShift Container Platform 4.17 で推奨される、クラスター上でのアプリケーションの作成方法です。Operator の構築、テスト、およびデプロイのワークフローについて説明します。その後、Ansible または Helm をベースにして独自の Operator を作成したり、Operator SDK を使用して ビルトイン Prometheus モニタリング を設定したりできます。
- REST API リファレンス: OpenShift Container Platform アプリケーションプログラミングインターフェイスのエンドポイントを説明します。
1.3. クラスター管理者のアクティビティー
マシンの管理、ユーザーへのサービス提供、監視およびログのレポートの追跡を行います。このドキュメントは次の点で活用できます。
- OpenShift Container Platform の管理を理解する: OpenShift Container Platform 4.17 コントロールプレーンのコンポーネントを説明します。OpenShift Container Platform コントロールプレーンおよびコンピュートノードが、マシン API および Operator によりどのように管理、更新されるかを確認してください。
- インストール前に無効化されたクラスター機能の有効化: クラスター管理者は、インストール前に無効化されたクラスター機能を有効化できます。詳細は、クラスター機能の有効化 を参照してください。
1.3.1. クラスターコンポーネントの管理
- マシンの管理: 健全性チェックをデプロイ し、オートスケーリングを適用 することで、マシンセットを使用してクラスター内の コンピュート および コントロールプレーン マシンを管理します。
- コンテナーレジストリーを管理する: 各 OpenShift Container Platform クラスターには、そのイメージを保存するための組み込みのコンテナーレジストリーが含まれています。OpenShift Container Platform で使用する別の Red Hat Quay レジストリーを設定することもできます。Quay.io Web サイトは、OpenShift Container Platform コンテナーと Operator を保存するパブリックコンテナーレジストリーを提供します。
- ユーザーとグループを管理する: クラスターを使用または変更するための、さまざまなレベルの権限を持つユーザーとグループを追加します。
- 認証を管理する: OpenShift Container Platform で、ユーザー、グループ、および API 認証がどのように機能するかを確認します。OpenShift Container Platform は、複数のアイデンティティープロバイダー をサポートします。
- ingress、API サーバー、および サービス 証明書を管理する: OpenShift Container Platform は、Ingress Operator、API サーバー、および暗号化を必要とする複雑なミドルウェアアプリケーションが必要とするサービスに対して、デフォルトで証明書を作成します。これらの証明書を変更、追加、またはローテーションする必要がある場合があります。
- ネットワークを管理する: OpenShift Container Platform のクラスターネットワークは、Cluster Network Operator (CNO) によって管理されます。CNO は、kube-proxy の iptables ルールを使用して、ノードとそれらのノード上で実行されている Pod 間のトラフィックを転送します。Multus Container Network Interface は、複数のネットワークインターフェイス を Pod に割り当てる機能を追加します。ネットワークポリシー 機能を使用すると、Pod を分離したり、選択したトラフィックを許可したりできます。
- ストレージを管理する: OpenShift Container Platform を使用すると、クラスター管理者は Red Hat OpenShift Data Foundation、AWS Elastic Block Store、NFS、iSCSI、Container Storage Interface (CSI) などを使用して永続ストレージを設定できます。永続ボリュームを拡張 し、動的プロビジョニング を設定して、CSI を使用した永続ストレージの スナップショット の 設定、クローンの作成、および使用が可能です。
- Operator を管理する: クラスター管理者は Red Hat、ISV、コミュニティーの Operator リストを確認できます。このリストは、クラスターにインストール できます。インストール後に、クラスターで Operator を 実行、アップグレード、バックアップ、または管理できます。
- Windows コンテナーワークロードについてRed Hat OpenShift の Windows コンテナー機能のサポートを使用して、OpenShift Container Platform クラスターで Windows コンピュートノードを実行できます。これは、Red Hat Windows Machine Config Operator (WMCO) を使用して Windows ノードをインストールし、管理することで実行できます。
1.3.2. クラスターコンポーネントの変更
- カスタムリソース定義 (CRD) を使用してクラスターを変更する: Operator で実装されたクラスター機能は、CRD で変更できます。CRD を作成 し、CRD からリソースを管理する 方法を説明します。
- リソースクォータを設定する: CPU、メモリー、その他のシステムリソースから選択し、クォータを設定 します。
- リソースをプルーニングおよび回収する: 不要な Operator、グループ、デプロイメント、ビルド、イメージ、レジストリー、および cron ジョブをプルーニングして領域を回収します。
- クラスターの スケーリング および チューニング を行う: クラスター制限の設定、ノードのチューニング、クラスターモニタリングのスケーリング、ならびに環境に合わせたネットワーク設定、ストレージおよびルートの最適化を行います。
- クラスターを更新する: Cluster Version Operator (CVO) を使用して、OpenShift Container Platform クラスターをアップグレードします。OpenShift Update Service (OSUS) から更新が利用可能な場合、OpenShift Container Platform Web コンソール または OpenShift CLI (oc) からそのクラスター更新を適用します。
- OpenShift Update Service を理解する: 非接続環境で OpenShift Container Platform の更新を推奨する、ローカルの OpenShift Update Service のインストールおよび管理について確認します。
- ワーカーレイテンシープロファイルを使用して、高レイテンシー環境でクラスターの安定性を向上する: ネットワークにレイテンシーの問題がある場合、3 つのワーカーレイテンシープロファイルのいずれかを使用して、ワーカーノードに到達できない場合にコントロールプレーンが Pod を誤って退避しないようにできます。プロファイルは、クラスターの存続期間中いつでも設定または変更できます。
1.3.3. クラスターの監視
- OpenShift Logging を使用する: OpenShift Logging について確認し、Elasticsearch、Fluentd、Kibana など各種の OpenShift Logging タイプを設定します。
- Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム: 分散システム、マイクロサービスのスタック全体、高負荷環境を通過する大量のリクエストを保存して視覚化します。分散トレースプラットフォームは、分散トランザクションの監視、インストルメント化されたサービスに関する詳細情報の収集、ネットワークプロファイリング、パフォーマンスとレイテンシーの最適化、根本原因の分析、クラウドネイティブマイクロサービスベースの最新アプリケーションに含まれるコンポーネント間の相互作用のトラブルシューティングに使用します。
- Red Hat build of OpenTelemetry: テレメトリートレース、メトリクス、ログを計測、生成、収集、エクスポートして、ソフトウェアのパフォーマンスと動作を分析して把握します。Tempo や Prometheus などのオープンソースバックエンドを使用するか、商用製品を使用します。1 つの API と規則のセットについて確認し、生成したデータを所有できます。
- ネットワーク可観測性: eBPF テクノロジーを使用してネットワークフローを作成し拡充することで、OpenShift Container Platform クラスターのネットワークトラフィックを観測します。さらに洞察を深めてトラブルシューティングを行うために、ダッシュボードの表示とアラートのカスタマイズ、および ネットワークフロー情報の分析 が可能です。
- クラスター内モニタリング: モニタリングスタックの設定 を説明します。モニタリングの設定後、Web コンソールを使用して モニタリングダッシュボード にアクセスします。インフラストラクチャーメトリクスに加え、独自サービスのメトリクスも収集して表示できます。
- リモートヘルスモニタリング: OpenShift Container Platform はクラスターに関する匿名の集計情報を収集します。Telemetry および Insights Operator を使用すると、このデータは Red Hat によって受信され、OpenShift Container Platform を改善するために使用されます。リモートヘルスモニタリングによって収集されたデータ を表示できます。
第2章 OpenShift Container Platform について
以下のセクションには、OpenShift Container Platform およびその使用に関する有用な情報を記載しています。
2.1. アーキテクト
OpenShift Container Platform について | OpenShift Container Platform デプロイメントの計画 | 関連情報 |
---|---|---|
2.2. クラスター管理者
OpenShift Container Platform について | OpenShift Container Platform のデプロイ | OpenShift Container Platform の管理 | 関連情報 |
---|---|---|---|
2.3. アプリケーションサイトリライアビリティーエンジニア (App SRE)
OpenShift Container Platform について | アプリケーションのデプロイと管理 | 関連情報 |
---|---|---|
2.4. 開発者
OpenShift Container Platform でのアプリケーション開発について | アプリケーションのデプロイ |
---|---|
Getting Started with OpenShift for Developers (インタラクティブチュートリアル) | |
Red Hat OpenShift Dev Spaces (旧 Red Hat CodeReady Workspaces) | |
第3章 OpenShift Kubernetes Engine の概要
2020 年 4 月 27 日、Red Hat は、製品が提供する価値を適切に伝えることを目的として、Red Hat OpenShift Container Engine の名前を Red Hat OpenShift Kubernetes Engine に変更しました。
Red Hat OpenShift Kubernetes Engine は、Red Hat が提供する製品です。これを使用すると、エンタープライズクラスの Kubernetes プラットフォームを、コンテナーを起動するための実稼働プラットフォームとして使用できるようになります。OpenShift Kubernetes Engine は、OpenShift Container Platform と同じバイナリーディストリビューションであるため、同じ方法でダウンロードしてインストールできますが、OpenShift Kubernetes Engine では、OpenShift Container Platform が提供する機能のサブセットも提供されます。
3.1. 類似点と相違点
以下の表で、OpenShift Kubernetes Engine と OpenShift Container Platform の類似点と相違点を確認できます。
OpenShift Kubernetes Engine | OpenShift Container Platform | ||
---|---|---|---|
完全に自動化されたインストーラー | はい | はい | |
無線によるスマートアップグレード | はい | はい | |
Enterprise Secured Kubernetes | はい | はい | |
Kubectl と oc の自動化されたコマンドライン | はい | はい | |
Operator Lifecycle Manager (OLM) | はい | はい | |
管理者用 Web コンソール | はい | はい | |
OpenShift Virtualization | はい | はい | |
ユーザーワークロードの監視 | はい | ||
クラスターのモニタリング | はい | はい | |
コスト管理 SaaS サービス | はい | はい | |
プラットフォームのロギング | はい | ||
開発者用 Web コンソール | はい | ||
開発者アプリケーションカタログ | はい | ||
ソースからイメージおよびビルダーの自動化 (Tekton) | はい | ||
OpenShift Service Mesh (Maistra、Kiali、Jaeger) | はい | ||
OpenShift distributed tracing (Jaeger) | はい | ||
OpenShift Serverless (Knative) | はい | ||
OpenShift パイプライン (Jenkins、Tekton) | ◯ | ||
IBM Cloud Pak および RHT MW バンドルの組み込みコンポーネント | ◯ | ||
OpenShift サンドボックスコンテナー | はい |
3.1.1. コア Kubernetes とコンテナーオーケストレーション
OpenShift Kubernetes Engine は、インストールが簡単なエンタープライズ対応 Kubernetes 環境への完全なアクセスを提供し、データセンターで使用される多くのソフトウェア要素を内包する広範な互換性テストマトリクスを提供します。
OpenShift Kubernetes Engine は、OpenShift Container Platform と同じサービスレベルアグリーメント、バグ修正を提供し、一般的な脆弱性やエラーから保護します。OpenShift Kubernetes Engine には、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) Virtual Datacenter と Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) のエンタイトルメントが含まれており、同じテクノロジープロバイダーのコンテナーランタイムを備えた統合 Linux オペレーティングシステムを使用できます。
OpenShift Kubernetes Engine サブスクリプションは、Red Hat OpenShift support for Windows Containers サブスクリプションと互換性があります。
3.1.2. エンタープライズ対応の設定
OpenShift Kubernetes Engine は、OpenShift Container Platform と同じセキュリティーオプションとデフォルト設定を使用します。OpenShift Kubernetes Engine では、OpenShift Container Platform が提供するデフォルトのセキュリティーコンテキスト制約、Pod セキュリティーポリシー、ベストプラクティスのネットワークおよびストレージ設定、サービスアカウント設定、SELinux 統合、HAproxy エッジルーティング設定、その他すべての標準的な保護を利用できます。OpenShift Kubernetes Engine は、OpenShift Container Platform が使用するすべての統合モニタリングソリューションにアクセスできます。このソリューションは、Prometheus をベースにしており、一般的な Kubernetes の問題に幅広く対応し、さらにアラートも提供します。
OpenShift Kubernetes Engine は、OpenShift Container Platform と同じインストールおよびアップグレードの自動化を使用します。
3.1.3. 標準インフラストラクチャーサービス
OpenShift Kubernetes Engine サブスクリプションを使用すると、OpenShift Container Platform がサポートするすべてのストレージプラグインのサポートを受けることができます。
ネットワークについては、OpenShift Kubernetes Engine は Kubernetes Container Network Interface (CNI) にサポート付きでアクセスでき、その結果として OpenShift Container Platform をサポートするサードパーティーの SDN を使用できます。また、付属の Open vSwitch ソフトウェア定義ネットワークを最大限に使用することもできます。OpenShift Kubernetes Engine を使用すると、OpenShift Container Platform でサポートされている OVN Kubernetes オーバーレイ、Multus、および Multus プラグインを最大限に活用できます。OpenShift Kubernetes Engine を使用すると、Kubernetes ネットワークポリシーを使用して、クラスターにデプロイされたアプリケーションサービス間にマイクロセグメンテーションを作成できます。
また、OpenShift Container Platform にある Route
API オブジェクトも使用できます。これには、すぐに使える Kubernetes Ingress コントローラーとしての HAproxy エッジルーティングレイヤーとの高度な統合が含まれます。
3.1.4. コアユーザーエクスペリエンス
OpenShift Kubernetes Engine ユーザーには、Kubernetes Operators、Pod デプロイメントストラテジー、Helm、および OpenShift Container Platform テンプレートに対する完全なアクセス権があります。OpenShift Kubernetes Engine ユーザーは、oc
および kubectl
のコマンドラインインターフェイスを両方使用できます。OpenShift Kubernetes Engine には、管理者 Web ベースのコンソールも含まれており、デプロイされたコンテナーサービスのすべての機能が表示され、container-as-a-service として使用できます。OpenShift Kubernetes Engine を使用すると Operator Life Cycle Manager にアクセスでき、これは、クラスター上のコンテンツと、使用するライフサイクル Operator 対応サービスへのアクセスを制御するために役立ちます。OpenShift Kubernetes Engine サブスクリプションを使用すると、Kubernetes namespace、OpenShift Project
API オブジェクト、クラスターレベルの Prometheus モニタリングメトリクスとイベントにアクセスできます。
3.1.5. 管理および厳選されたコンテンツ
OpenShift Kubernetes Engine サブスクリプションを使用すると、Red Hat Ecosystem Catalog および Red Hat Connect ISV マーケットプレイスから OpenShift Container Platform コンテンツにアクセスできます。OpenShift Container Platform エコシステムが提供する、管理および厳選されたすべてのコンテンツにアクセスできます。
3.1.6. OpenShift Data Foundation の互換性
OpenShift Kubernetes Engine は、OpenShift Data Foundation との互換性があり、購入するとサポートされます。
3.1.7. Red Hat ミドルウェアの互換性
OpenShift Kubernetes Engine は、個々の Red Hat Middleware 製品ソリューションと互換性があり、サポートされています。OpenShift が組み込まれた Red Hat Middleware Bundle には、OpenShift Container Platform のみが含まれます。
3.1.8. OpenShift Serverless
OpenShift Kubernetes Engine には、OpenShift Serverless サポートは含まれていません。サポートが必要な場合は OpenShift Container Platform を使用してください。
3.1.9. Quay インテグレーション対応
OpenShift Kubernetes Engine は Red Hat Quay と互換性があり、購入するとサポートされます。
3.1.10. OpenShift Virtualization
OpenShift Kubernetes Engine には、kubevirt.io オープンソースプロジェクトから派生した Red Hat 製品オファリングのサポートが含まれています。
3.1.11. 高度なクラスター管理
OpenShift Kubernetes Engine は、Red Hat Advanced Cluster Management (RHACM) for Kubernetes の追加購入にも対応しています。OpenShift Kubernetes Engine サブスクリプションでは、クラスター全体のログ集約ソリューションは提供されず、Elasticsearch、Fluentd、または Kibana ベースのロギングソリューションもサポートされません。OpenShift Container Platform 上のコンテナー化されたサービス向けの OpenTracing 可観測性機能を提供するオープンソースプロジェクトである istio.io および kiali.io プロジェクトから派生した Red Hat OpenShift Service Mesh 機能は、OpenShift Kubernetes Engine ではサポートされません。
3.1.12. 高度なネットワーキング
OpenShift Container Platform の標準ネットワークソリューションは、OpenShift Kubernetes Engine サブスクリプションでサポートされています。OpenShift Container Platform プロジェクト間のマルチテナントネットワークセグメンテーションの自動化に使用する OpenShift Container Platform の Kubernetes CNI プラグインは、OpenShift Kubernetes Engine で使用する権利があります。OpenShift Kubernetes Engine は、クラスター上のアプリケーションサービスによって使用されるソース IP アドレスをきめ細かく制御できます。これらの egress IP アドレス制御は、OpenShift Kubernetes Engine で使用する権利があります。OpenShift Container Platform は、OpenShift Container Platform にある VIP Pod 経由でパブリッククラウドプロバイダーが使用されていない場合に、標準以外のポートを使用するクラスターサービスへの Ingress ルーティングを行います。この Ingress ソリューションは、OpenShift Kubernetes Engine でサポートされています。OpenShift Kubernetes Engine ユーザーは、パブリッククラウドプロバイダーとの統合を提供する Kubernetes Ingress コントロールオブジェクトでサポートされます。istio.io オープンソースプロジェクトから派生した Red Hat Service Mesh は、OpenShift Kubernetes Engine ではサポートされていません。また、OpenShift Serverless にある Kourier Ingress コントローラーは、OpenShift Kubernetes Engine ではサポートされていません。
3.1.13. OpenShift サンドボックスコンテナー
OpenShift Kubernetes Engine には、OpenShift サンドボックス化されたコンテナーは含まれません。サポートが必要な場合は OpenShift Container Platform を使用してください。
3.1.14. 開発者エクスペリエンス
OpenShift Kubernetes Engine では、次の機能はサポートされていません。
- Red Hat OpenShift Dev Spaces などの OpenShift Container Platform 開発者エクスペリエンスユーティリティーとツール。
- 合理化された Kubernetes 対応の Jenkins および Tekton エクスペリエンスをユーザーのプロジェクト空間に統合する OpenShift Container Platform のパイプライン機能。
- クラスター全体にソースコード、dockerfile、またはコンテナーイメージを簡単にデプロイできる OpenShift Container Platform source-to-image 機能。
- エンドユーザーコンテナーデプロイ用の構築ストラテジー、ビルダー Pod、または Tekton。
-
odo
開発者コマンドライン。 - OpenShift Container Platform Web コンソールの開発者ペルソナ。
3.1.15. 機能の概要
以下の表は、OpenShift Kubernetes Engine および OpenShift Container Platform で利用できる機能の概要です。該当する場合は、機能を有効にする Operator の名前が含まれます。
機能 | OpenShift Kubernetes Engine | OpenShift Container Platform | Operator 名 |
---|---|---|---|
完全自動インストーラー (IPI) | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
カスタマイズ可能なインストーラー (UPI) | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
非接続インストール | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) または Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) entitlement | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
既存の RHEL クラスターへの手動アタッチ (BYO) | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
CRIO ランタイム | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
Over the Air Smart Upgrade とオペレーティングシステム (RHCOS) の管理 | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
Enterprise Secured Kubernetes | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
Kubectl と | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
認証統合、RBAC、SCC、マルチテナンシーアドミッションコントローラー | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
Operator Lifecycle Manager (OLM) | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
管理者用 Web コンソール | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
OpenShift Virtualization | 同梱 | 同梱 | OpenShift Virtualization Operator |
Red Hat が提供する Compliance Operator | 同梱 | 同梱 | Compliance Operator |
File Integrity Operator | 同梱 | 同梱 | File Integrity Operator |
Gatekeeper Operator | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | Gatekeeper Operator |
Klusterlet | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 該当なし |
Red Hat が提供する Kube Descheduler Operator | 同梱 | 同梱 | Kube Descheduler Operator |
Red Hat が提供するローカルストレージ | 同梱 | 同梱 | Local Storage Operator |
Red Hat が提供する Node Feature Discovery | 同梱 | 同梱 | Node Feature Discovery Operator |
パフォーマンスプロファイルコントローラー | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
Red Hat が提供する PTP Operator | 同梱 | 同梱 | PTP Operator |
Red Hat が提供する Service Telemetry Operator | 同梱なし | 同梱 | Service Telemetry Operator |
SR-IOV Network Operator | 同梱 | 同梱 | SR-IOV Network Operator |
Vertical Pod Autoscaler | 同梱 | 同梱 | Vertical Pod Autoscaler |
クラスター監視 (Prometheus) | 同梱 | 同梱 | クラスターのモニタリング |
デバイスマネージャー (GPU など) | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
ログ転送 | 同梱 | 同梱 | Red Hat OpenShift Logging Operator |
Telemeter と Insights のコネクテッドエクスペリエンス | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
機能 | OpenShift Kubernetes Engine | OpenShift Container Platform | Operator 名 |
OpenShift Cloud Manager SaaS Service | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
OVS および OVN SDN | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
MetalLB | 同梱 | 同梱 | MetalLB Operator |
HAProxy Ingress コントローラー | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) Kuryr Integration | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
Ingress クラスター全体のファイアウォール | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
Egress Pod と Namespace の詳細な制御 | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
標準以外の Ingress ポート | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
Multus と利用可能な Multus プラグイン | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
ネットワークポリシー | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
IPv6 シングルおよびデュアルスタック | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
CNI プラグイン ISV の互換性 | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
CSI プラグイン ISV の互換性 | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
RHT および IBM ミドルウェアの単品購入 (OpenShift Container Platform または OpenShift Kubernetes Engine には同梱なし) | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
ISV またはパートナー Operator とコンテナーの互換性 (OpenShift Container Platform または OpenShift Kubernetes Engine には同梱なし) | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
組み込み OperatorHub | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
組み込みマーケットプレイス | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
Quay の互換性 (同梱なし) | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
RHEL Software Collections および RHT SSO Common Service (同梱あり) | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
組み込みレジストリー | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
Helm | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
ユーザーワークロードの監視 | 同梱なし | 同梱 | 該当なし |
コスト管理 SaaS サービス | 同梱 | 同梱 | Cost Management Metrics Operator |
プラットフォームのロギング | 同梱なし | 同梱 | Red Hat OpenShift Logging Operator |
OpenShift Elasticsearch Operator provided by Red Hat | 同梱なし | スタンドアロンで実行できません | 該当なし |
開発者用 Web コンソール | 同梱なし | 同梱 | 該当なし |
開発者アプリケーションカタログ | 同梱なし | 同梱 | 該当なし |
ソースからイメージおよびビルダーの自動化 (Tekton) | 同梱なし | 同梱 | 該当なし |
OpenShift Service Mesh | 同梱なし | 同梱 | OpenShift Service Mesh Operator |
Service Binding Operator | 同梱なし | 同梱 | Service Binding Operator |
機能 | OpenShift Kubernetes Engine | OpenShift Container Platform | Operator 名 |
Red Hat OpenShift Serverless | 同梱なし | 同梱 | OpenShift Serverless Operator |
Red Hat が提供する Web ターミナル | 同梱なし | 同梱 | Web Terminal Operator |
Red Hat OpenShift Pipelines Operator | 同梱なし | 同梱 | OpenShift Pipelines Operator |
IBM Cloud Pak および RHT MW バンドルの組み込みコンポーネント | 同梱なし | 同梱 | 該当なし |
Red Hat OpenShift GitOps | 同梱なし | 同梱 | OpenShift GitOps |
Red Hat OpenShift Dev Spaces | 同梱なし | 同梱 | Red Hat OpenShift Dev Spaces |
Red Hat OpenShift Local | 同梱なし | 同梱 | 該当なし |
Red Hat が提供する Quay Bridge Operator | 同梱なし | 同梱 | Quay Bridge Operator |
Red Hat が提供する Quay Container Security | 同梱なし | 同梱 | Quay Operator |
Red Hat OpenShift 分散トレースプラットフォーム | 同梱なし | 同梱 | Red Hat OpenShift distributed tracing platform Operator |
Red Hat OpenShift Kiali | 同梱なし | 同梱 | Kiali Operator |
Red Hat が提供するメータリング (非推奨) | 同梱なし | 同梱 | 該当なし |
Migration Toolkit for Containers Operator | 同梱なし | 同梱 | Migration Toolkit for Containers Operator |
OpenShift のコスト管理 | 同梱なし | 同梱 | 該当なし |
JBoss Web Server provided by Red Hat | 同梱なし | 同梱 | JWS Operator |
Red Hat Build of Quarkus | 同梱なし | 同梱 | 該当なし |
Kourier Ingress コントローラー | 同梱なし | 同梱 | 該当なし |
RHT Middleware Bundles Sub Compatibility (OpenShift Container Platform には同梱なし) | 同梱なし | 同梱 | 該当なし |
IBM Cloud Pak Sub Compatibility (OpenShift Container Platform には同梱なし) | 同梱なし | 同梱 | 該当なし |
OpenShift Do ( | 同梱なし | 同梱 | 該当なし |
Source to Image および Tekton Builder | 同梱なし | 同梱 | 該当なし |
OpenShift Serverless FaaS | 同梱なし | 同梱 | 該当なし |
IDE 統合 | 同梱なし | 同梱 | 該当なし |
OpenShift サンドボックスコンテナー | 同梱なし | 同梱なし | OpenShift sandboxed containers Operator |
Windows Machine Config Operator | Community Windows Machine Config Operator を同梱: サブスクリプションは不要です | Red Hat Windows Machine Config Operator を同梱: 別途サブスクリプションが必要です | Windows Machine Config Operator |
Red Hat Quay | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | Quay Operator |
Red Hat Advanced Cluster Management | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | Advanced Cluster Management for Kubernetes |
Red Hat Advanced Cluster Security | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 該当なし |
OpenShift Data Foundation | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | OpenShift Data Foundation |
機能 | OpenShift Kubernetes Engine | OpenShift Container Platform | Operator 名 |
Ansible Automation Platform Resource Operator | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | Ansible Automation Platform Resource Operator |
Red Hat が提供するビジネスの自動化 | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | Business Automation Operator |
Red Hat が提供する Data Grid | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | Data Grid Operator |
Red Hat が提供する Red Hat Integration | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | Red Hat Integration Operator |
Red Hat Integration - Red Hat が提供する 3Scale | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 3scale |
Red Hat Integration - Red Hat が提供する 3Scale APICast ゲートウェイ | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 3scale APIcast |
Red Hat Integration - AMQ Broker | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | AMQ Broker |
Red Hat Integration - AMQ Broker LTS | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | |
Red Hat Integration - AMQ Interconnect | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | AMQ Interconnect |
Red Hat Integration - AMQ Online | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | |
Red Hat Integration - AMQ Streams | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | AMQ Streams |
Red Hat Integration - Camel K | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | Camel K |
Red Hat Integration- Fuse コンソール | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | Fuse Console |
Red Hat Integration- Fuse Online | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | Fuse Online |
Red Hat Integration- Service Registry Operator | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | Service Registry |
Red Hat が提供する API Designer | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | API Designer |
Red Hat が提供する JBoss EAP | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | JBoss EAP |
Smart Gateway Operator | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | 同梱なし: 別のサブスクリプションが必要です | Smart Gateway Operator |
Kubernetes NMState Operator | 同梱 | 同梱 | 該当なし |
3.2. サブスクリプションの制限
OpenShift Kubernetes Engine は、OpenShift Container Platform に限定されたサポート対象機能セットを低価格で提供するサブスクリプションサービスです。OpenShift Kubernetes Engine と OpenShift Container Platform は同じ製品であるため、すべてのソフトウェアと機能が両方で提供されます。ダウンロードは、OpenShift Container Platform の 1 つだけです。このため、OpenShift Kubernetes Engine は、OpenShift Container Platform のドキュメント、サポートサービス、およびバグのエラータを使用します。
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