Operator
OpenShift Container Platform での Operator の使用
概要
第1章 Operator の概要 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator は OpenShift Container Platform の最も重要なコンポーネントです。Operator はコントロールプレーンでサービスをパッケージ化し、デプロイし、管理するための優先される方法です。Operator の使用は、ユーザーが実行するアプリケーションにも各種の利点があります。
Operator は kubectl や oc コマンドなどの Kubernetes API および CLI ツールと統合します。Operator はアプリケーションの監視、ヘルスチェックの実行、OTA (over-the-air) 更新の管理を実行し、アプリケーションが指定した状態にあることを確認するための手段となります。
どちらも同様の Operator の概念と目標に従いますが、OpenShift Container Platform の Operator は、目的に応じて 2 つの異なるシステムによって管理されます。
- Cluster Version Operator (CVO) によって管理される Cluster Operator は、クラスター機能を実行するためにデフォルトでインストールされます。
- Operator Lifecycle Manager (OLM) によって管理されるオプションのアドオン Operator は、ユーザーがアプリケーションで実行できるようにアクセスできるようにすることができます。
Operator を使用すると、クラスター内で実行中のサービスを監視するアプリケーションを作成できます。Operator は、アプリケーション専用に設計されています。Operator は、インストールや設定などの一般的な Day 1 の操作と、自動スケーリングやバックアップの作成などの Day 2 の操作を実装および自動化します。これらのアクティビティーはすべて、クラスター内で実行されているソフトウェアの一部です。
1.1. 開発者の場合 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
開発者は、次の Operator タスクを実行できます。
1.2. 管理者の場合 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター管理者は、次の Operator タスクを実行できます。
Red Hat が提供する Cluster Operator の詳細は、Cluster Operator リファレンス を参照してください。
1.3. 次のステップ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator の詳細は、Operator とは を参照してください。
第2章 Operator について リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.1. Operators について リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
概念的に言うと、Operators は人間の運用上のナレッジを使用し、これをコンシューマーと簡単に共有できるソフトウェアにエンコードします。
Operator は、ソフトウェアの他の部分を実行する運用上の複雑さを軽減するソフトウェアの特定の部分で設定されます。Operator はソフトウェアベンダーのエンジニアリングチームの拡張機能のように動作し、(OpenShift Container Platform などの) Kubernetes 環境を監視し、その最新状態に基づいてリアルタイムの意思決定を行います。高度な Operator はアップグレードをシームレスに実行し、障害に自動的に対応するように設計されており、時間の節約のためにソフトウェアのバックアッププロセスを省略するなどのショートカットを実行することはありません。
技術的に言うと、Operators は Kubernetes アプリケーションをパッケージ化し、デプロイし、管理する方法です。
Kubernetes アプリケーションは、Kubernetes にデプロイされ、Kubernetes API および kubectl または oc ツールを使用して管理されるアプリケーションです。Kubernetes を最大限に活用するには、Kubernetes 上で実行されるアプリケーションを提供し、管理するために拡張できるように一連の総合的な API が必要です。Operators は、Kubernetes 上でこのタイプのアプリケーションを管理するランタイムと見なすことができます。
2.1.1. Operators を使用する理由 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operators は以下を提供します。
- インストールおよびアップグレードの反復性。
- すべてのシステムコンポーネントの継続的なヘルスチェック。
- OpenShift コンポーネントおよび ISV コンテンツの OTA (Over-the-air) 更新。
- フィールドエンジニアの知識を凝縮し、1 人や 2 人だけでなくすべてのユーザーに広める場所。
- Kubernetes にデプロイする理由
- Kubernetes (延長線上で考えると OpenShift Container Platform も含まれる) には、シークレットの処理、負荷分散、サービスの検出、自動スケーリングなどの、オンプレミスおよびクラウドプロバイダーで機能する、複雑な分散システムをビルドするために必要なすべてのプリミティブが含まれます。
- アプリケーションを Kubernetes API および
kubectlツールで管理する理由 -
これらの API は機能的に充実しており、すべてのプラットフォームのクライアントを持ち、クラスターのアクセス制御/監査機能にプラグインします。Operator は Kubernetes の拡張メカニズム、カスタムリソース定義 (CRD、Custom Resource Definition ) を使用するため、
MongoDBなど のカスタムオブジェクトは、ビルトインされたネイティブ Kubernetes オブジェクトのように表示され、機能します。 - Operators とサービスブローカーとの比較
- サービスブローカーは、アプリケーションのプログラムによる検出およびデプロイメントを行うための 1 つの手段です。ただし、これは長期的に実行されるプロセスではないため、アップグレード、フェイルオーバー、またはスケーリングなどの Day 2 オペレーションを実行できません。カスタマイズおよびチューニング可能なパラメーターはインストール時に提供されるのに対し、Operator はクラスターの最新の状態を常に監視します。クラスター外のサービスを使用する場合は、Operators もこれらのクラスター外のサービスに使用できますが、これらをサービスブローカーで使用できます。
2.1.2. Operator Framework リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Framework は、上記のカスタマーエクスペリエンスに関連して提供されるツールおよび機能のファミリーです。これは、コードを作成するためだけにあるのではなく、Operators のテスト、実行、および更新などの重要な機能を実行します。Operator Framework コンポーネントは、これらの課題に対応するためのオープンソースツールで構成されています。
- Operator SDK
- Operator SDK は Kubernetes API の複雑性を把握していなくても、それぞれの専門知識に基づいて独自の Operator のブートストラップ、ビルド、テストおよびパッケージ化を実行できるよう Operator の作成者を支援します。
- Operator Lifecycle Manager
- Operator Lifecycle Manager (OLM) は、クラスター内の Operators のインストール、アップグレード、ロールベースのアクセス制御 (RBAC) を制御します。OpenShift Container Platform 4.13 ではデフォルトでデプロイされます。
- Operator Registry
- Operator Registry は、クラスターで作成するためのクラスターサービスバージョン (Cluster Service Version、CSV) およびカスタムリソース定義 (CRD) を保存し、パッケージおよびチャネルに関する Operator メタデータを保存します。これは Kubernetes または OpenShift クラスターで実行され、この Operator カタログデータを OLM に指定します。
- OperatorHub
- OperatorHub は、クラスター管理者がクラスター上にインストールする Operator を検出し、選択するための Web コンソールです。OpenShift Container Platform ではデフォルトでデプロイされます。
これらのツールは組み立て可能なツールとして設計されているため、役に立つと思われるツールを使用できます。
2.1.3. Operator 成熟度モデル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator 内にカプセル化されている管理ロジックの複雑さのレベルはさまざまです。また、このロジックは通常 Operator によって表されるサービスのタイプによって大きく変わります。
ただし、大半の Operators に含まれる特定の機能セットは、Operator のカプセル化された操作の成熟度の規模を一般化することができます。このため、以下の Operator 成熟度モデルは、Operator の一般的な Day 2 オペレーションに関する 5 つのフェーズの成熟度を定義しています。
図2.1 Operator 成熟度モデル
上記のモデルでは、これらの機能を Operator SDK の Helm、Go、および Ansible 機能で最適に開発する方法も示します。
2.2. Operator Framework パッケージ形式 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下で、OpenShift Container Platform の Operator Lifecycle Manager (OLM) によってサポートされる Operator のパッケージ形式を説明します。
2.2.1. Bundle Format リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operators の Bundle Format は、Operator Framework によって導入されるパッケージ形式です。スケーラビリティーを向上させ、アップストリームユーザーがより効果的に独自のカタログをホストできるようにするために、Bundle Format 仕様は Operator メタデータのディストリビューションを単純化します。
Operator バンドルは、Operator の単一バージョンを表します。ディスク上の バンドルマニフェスト は、Kubernetes マニフェストおよび Operator メタデータを保存する実行不可能なコンテナーイメージである バンドルイメージ としてコンテナー化され、提供されます。次に、バンドルイメージの保存および配布は、podman、docker、および Quay などのコンテナーレジストリーを使用して管理されます。
Operator メタデータには以下を含めることができます。
- Operator を識別する情報 (名前およびバージョンなど)。
- UI を駆動する追加情報 (アイコンや一部のカスタムリソース (CR) など)。
- 必須および提供される API。
- 関連するイメージ。
マニフェストを Operator Registry データベースに読み込む際に、以下の要件が検証されます。
- バンドルには、アノテーションで定義された 1 つ以上のチャネルが含まれる必要がある。
- すべてのバンドルには、1 つのクラスターサービスバージョン (CSV) がある。
- CSV がクラスターリソース定義 (CRD) を所有する場合、その CRD はバンドルに存在する必要がある。
2.2.1.1. マニフェスト リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
バンドルマニフェストは、Operator のデプロイメントおよび RBAC モデルを定義する Kubernetes マニフェストのセットを指します。
バンドルには、ディレクトリーごとに 1 つの CSV が含まれています。通常、その /manifests ディレクトリーには、CSV が所有する API を定義する CRD が格納されています。
Bundle Format のレイアウトの例
その他のサポート対象のオブジェクト
以下のオブジェクトタイプは、バンドルの /manifests ディレクトリーにオプションとして追加することもできます。
サポート対象のオプションオブジェクトタイプ
-
ClusterRole -
ClusterRoleBinding -
ConfigMap -
ConsoleCLIDownload -
ConsoleLink -
ConsoleQuickStart -
ConsoleYamlSample -
PodDisruptionBudget -
PriorityClass -
PrometheusRule -
Role -
RoleBinding -
Secret -
Service -
ServiceAccount -
ServiceMonitor -
VerticalPodAutoscaler
これらのオプションオブジェクトがバンドルに含まれる場合、Operator Lifecycle Manager (OLM) はバンドルからこれらを作成し、CSV と共にそれらのライフサイクルを管理できます。
オプションオブジェクトのライフサイクル
- CSV が削除されると、OLM はオプションオブジェクトを削除します。
CSV がアップグレードされると、以下を実行します。
- オプションオブジェクトの名前が同じである場合、OLM はこれを更新します。
- オプションオブジェクトの名前がバージョン間で変更された場合、OLM はこれを削除し、再作成します。
2.2.1.2. アノテーション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
バンドルには、/metadata ディレクトリーに annotations.yaml ファイルも含まれています。このファイルは、バンドルをバンドルのインデックスに追加する方法に関する形式およびパッケージ情報の記述に役立つ高レベルの集計データを定義します。
annotations.yaml の例
- 1
- Operator バンドルのメディアタイプまたは形式。
registry+v1形式の場合、これに CSV および関連付けられた Kubernetes オブジェクトが含まれることを意味します。 - 2
- Operator マニフェストが含まれるディレクトリーへのイメージのパス。このラベルは今後使用するために予約され、現時点ではデフォの
manifests/に設定されています。manifests.v1の値は、バンドルに Operator マニフェストが含まれることを示します。 - 3
- バンドルに関するメタデータファイルが含まれるディレクトリーへのイメージのパス。このラベルは今後使用するために予約され、現時点ではデフォの
metadata/に設定されています。metadata.v1の値は、このバンドルに Operator メタデータがあることを意味します。 - 4
- バンドルのパッケージ名。
- 5
- Operator Registry に追加される際にバンドルがサブスクライブするチャネルのリスト。
- 6
- レジストリーからインストールされる場合に Operator がサブスクライブされるデフォルトチャネル。
一致しない場合、annotations.yaml ファイルは、これらのアノテーションに依存するクラスター上の Operator Registry のみがこのファイルにアクセスできるために権威を持つファイルになります。
2.2.1.3. Dependencies リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator の依存関係は、バンドルの metadata/ フォルダー内の dependencies.yaml ファイルに一覧表示されます。このファイルはオプションであり、現時点では明示的な Operator バージョンの依存関係を指定するためにのみ使用されます。
依存関係の一覧には、依存関係の内容を指定するために各項目の type フィールドが含まれます。次のタイプの Operator 依存関係がサポートされています。
olm.package-
このタイプは、特定の Operator バージョンの依存関係であることを意味します。依存関係情報には、パッケージ名とパッケージのバージョンを semver 形式で含める必要があります。たとえば、
0.5.2などの特定バージョンや>0.5.1などのバージョンの範囲を指定することができます。 olm.gvk- このタイプの場合、作成者は CSV の既存の CRD および API ベースの使用方法と同様に group/version/kind (GVK) 情報で依存関係を指定できます。これは、Operator の作成者がすべての依存関係、API または明示的なバージョンを同じ場所に配置できるようにするパスです。
olm.constraint- このタイプは、任意の Operator プロパティーに対するジェネリック制約を宣言します。
以下の例では、依存関係は Prometheus Operator および etcd CRD に指定されます。
dependencies.yaml ファイルの例
2.2.1.4. opm CLI について リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
opm CLI ツールは、Operator Bundle Format で使用するために Operator Framework によって提供されます。このツールを使用して、ソフトウェアリポジトリーに相当する Operator バンドルのリストから Operators のカタログを作成し、維持することができます。結果として、コンテナーイメージをコンテナーレジストリーに保存し、その後にクラスターにインストールできます。
カタログには、コンテナーイメージの実行時に提供される組み込まれた API を使用してクエリーできる、Operator マニフェストコンテンツへのポインターのデータベースが含まれます。OpenShift Container Platform では、Operator Lifecycle Manager (OLM) は、CatalogSource オブジェクトが定義したカタログソース内のイメージ参照できます。これにより、クラスター上にインストールされた Operator への頻度の高い更新を可能にするためにイメージを一定の間隔でポーリングできます。
-
opmCLI のインストール手順は、CLI ツール を参照してください。
2.2.2. ファイルベースのカタログ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ファイルベースのカタログ は、Operator Lifecycle Manager (OLM) の最新バージョンのカタログ形式です。この形式は、プレーンテキストベース (JSON または YAML) であり、以前の SQLite データベース形式の宣言的な設定の進化であり、完全な下位互換性があります。この形式の目標は、Operator のカタログ編集、設定可能性、および拡張性を有効にすることです。
- 編集
ファイルベースのカタログを使用すると、カタログの内容を操作するユーザーは、形式を直接変更し、変更が有効であることを確認できます。この形式はプレーンテキストの JSON または YAML であるため、カタログメンテナーは、一般的に知られている、サポート対象の JSON または YAML ツール (例:
jqCLI) を使用して、手動でカタログメタデータを簡単に操作できます。この編集機能により、以下の機能とユーザー定義の拡張が有効になります。
- 既存のバンドルの新規チャネルへのプロモート
- パッケージのデフォルトチャネルの変更
- アップグレードエッジを追加、更新、および削除するためのカスタムアルゴリズム
- コンポーザービリティー
ファイルベースのカタログは、任意のディレクトリー階層に保管され、カタログの作成が可能になります。たとえば、2 つのファイルベースのカタログディレクトリー (
catalogAおよびcatalogB) を見てみましょう。カタログメンテナーは、新規のディレクトリーcatalogCを作成してcatalogAとcatalogBをそのディレクトリーにコピーし、新しく結合カタログを作成できます。このコンポーザービリティーにより、カタログの分散化が可能になります。この形式により、Operator の作成者は Operator 固有のカタログを維持でき、メンテナーは個別の Operator カタログで構成されるカタログを簡単にビルドできます。ファイルベースのカタログは、他の複数のカタログを組み合わせたり、1 つのカタログのサブセットを抽出したり、またはこれらの両方を組み合わせたりすることで作成できます。
注記パッケージ内でパッケージおよびバンドルを重複できません。
opm validateコマンドは、重複が見つかった場合はエラーを返します。Operator の作成者は Operator、その依存関係およびそのアップグレードの互換性を最も理解しているので、Operator 固有のカタログを独自のカタログに維持し、そのコンテンツを直接制御できます。ファイルベースのカタログの場合に、Operator の作成者はカタログでパッケージをビルドして維持するタスクを所有します。ただし、複合カタログメンテナーは、カタログ内のパッケージのキュレートおよびユーザーにカタログを公開するタスクのみを所有します。
- 拡張性
ファイルベースのカタログ仕様は、カタログの低レベル表現です。これは低レベルの形式で直接保守できますが、カタログメンテナーは、このレベルの上に任意の拡張をビルドして、独自のカスタムツールを使用して任意数の変更を加えることができます。
たとえば、ツールは
(mode=semver)などの高レベルの API を、アップグレードエッジ用に低レベルのファイルベースのカタログ形式に変換できます。または、カタログ保守担当者は、特定の条件を満たすバンドルに新規プロパティーを追加して、すべてのバンドルメタデータをカスタマイズする必要がある場合があります。このような拡張性を使用すると、今後の OpenShift Container Platform リリース向けに、追加の正式なツールを下層の API 上で開発できますが、主な利点として、カタログメンテナーにもこの機能がある点が挙げられます。
OpenShift Container Platform 4.11 の時点で、デフォルトの Red Hat が提供する Operator カタログは、ファイルベースのカタログ形式でリリースされます。OpenShift Container Platform 4.6 から 4.10 までのデフォルトの Red Hat が提供する Operator カタログは、非推奨の SQLite データベース形式でリリースされました。
opm サブコマンド、フラグ、および SQLite データベース形式に関連する機能も非推奨となり、今後のリリースで削除されます。機能は引き続きサポートされており、非推奨の SQLite データベース形式を使用するカタログに使用する必要があります。
opm index prune などの SQLite データベース形式を使用する opm サブコマンドおよびフラグの多くは、ファイルベースのカタログ形式では機能しません。ファイルベースのカタログを使用する方法の詳細は、カスタムカタログの管理 と oc-mirror プラグインを使用した非接続インストールのイメージのミラーリング を参照してください。
2.2.2.1. ディレクトリー構造 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ファイルベースのカタログは、ディレクトリーベースのファイルシステムから保存してロードできます。opm CLI は、root ディレクトリーを元に、サブディレクトリーに再帰してカタログを読み込みます。CLI は、検出されるすべてのファイルの読み込みを試行し、エラーが発生した場合には失敗します。
.gitignore ファイルとパターンと優先順位が同じ .indexignore ファイルを使用して、カタログ以外のファイルを無視できます。
例: .indexignore ファイル
カタログメンテナーは、必要なレイアウトを柔軟に選択できますが、各パッケージのファイルベースのカタログ Blob は別々のサブディレクトリーに保管することを推奨します。個々のファイルは JSON または YAML のいずれかをしようしてください。カタログ内のすべてのファイルが同じ形式を使用する必要はありません。
推奨される基本構造
この推奨の構造には、ディレクトリー階層内の各サブディレクトリーは自己完結型のカタログであるという特性があるので、カタログの作成、検出、およびナビゲーションなどのファイルシステムの操作が簡素化されます。このカタログは、親カタログのルートディレクトリーにコピーして親カタログに追加することもできます。
2.2.2.2. スキーマ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ファイルベースのカタログは、任意のスキーマで拡張できる CUE 言語仕様 に基づく形式を使用します。以下の _Meta CUE スキーマは、すべてのファイルベースのカタログ Blob が順守する必要のある形式を定義します。
_Meta スキーマ
この仕様にリストされている CUE スキーマは網羅されていると見なされます。opm validate コマンドには、CUE で簡潔に記述するのが困難または不可能な追加の検証が含まれます。
Operator Lifecycle Manager(OLM) カタログは、現時点で OLM の既存のパッケージおよびバンドルの概念に対応する 3 つのスキーマ (olm.package、olm.channel および olm.bundle) を使用します。
カタログの各 Operator パッケージには、olm.package Blob が 1 つ (少なくとも olm.channel Blob 1 つ、および 1 つ以上の olm.bundle Blob) が必要です。
olm.* スキーマは OLM 定義スキーマ用に予約されています。カスタムスキーマには、所有しているドメインなど、一意の接頭辞を使用する必要があります。
2.2.2.2.1. olm.package スキーマ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
olm.package スキーマは Operator のパッケージレベルのメタデータを定義します。これには、名前、説明、デフォルトのチャネル、およびアイコンが含まれます。
例2.1 olm.package スキーマ
2.2.2.2.2. olm.channel スキーマ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
olm.channel スキーマは、パッケージ内のチャネル、チャネルのメンバーであるバンドルエントリー、およびそれらのバンドルのアップグレードエッジを定義します。
バンドルは複数の olm.channel Blob のエントリーとして含めることができますが、チャネルごとに設定できるエントリーは 1 つだけです。
このカタログまたは別のカタログで検索できない場合に、エントリーの置換値が別のバンドル名を参照することは有効です。ただし、他のすべてのチャネルの普遍条件に該当する必要があります (チャネルに複数のヘッドがない場合など)。
例2.2 olm.channel スキーマ
skipRange フィールドを使用すると、スキップされた Operator バージョンが更新グラフからプルーニングされるため、ユーザーは Subscription オブジェクトの spec.startingCSV プロパティーを使用してインストールできなくなります。
Operator バージョンを複数の以前のバージョンから直接 (1 バージョンずつ) 更新し、それらの以前のバージョンをユーザーがインストールできるようにしておく場合は、常に stopRange フィールドと replaces フィールドを使用してください。replaces フィールドが当該 Operator バージョンの直前のバージョンを参照していることを確認してください。
2.2.2.2.3. olm.bundle スキーマ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
例2.3 olm.bundle スキーマ
2.2.2.3. プロパティー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
プロパティーは、ファイルベースのカタログスキーマに追加できる任意のメタデータです。type フィールドは、value フィールドのセマンティックおよび構文上の意味を効果的に指定する文字列です。値には任意の JSON または YAML を使用できます。
OLM は、予約済みの olm.* 接頭辞をもう一度使用して、いくつかのプロパティータイプを定義します。
2.2.2.3.1. olm.package プロパティー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
olm.package プロパティーは、パッケージ名とバージョンを定義します。これはバンドルの必須プロパティーであり、これらのプロパティーが 1 つ必要です。packageName フィールドはバンドルのファーストクラス package フィールドと同じでなければならず、version フィールドは有効なセマンティクスバージョンである必要があります。
例2.4 olm.package プロパティー
2.2.2.3.2. olm.gvk プロパティー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
olm.gvk プロパティーは、このバンドルで提供される Kubernetes API の group/version/kind(GVK) を定義します。このプロパティーは、OLM が使用して、必須の API と同じ GVK をリストする他のバンドルの依存関係として、このプロパティーでバンドルを解決します。GVK は Kubernetes GVK の検証に準拠する必要があります。
例2.5 olm.gvk プロパティー
2.2.2.3.3. olm.package.required リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
olm.package.required プロパティーは、このバンドルが必要な別のパッケージのパッケージ名とバージョン範囲を定義します。バンドルにリストされている必要なパッケージプロパティーごとに、OLM は、リストされているパッケージのクラスターに必要なバージョン範囲で Operator がインストールされていることを確認します。versionRange フィールドは有効なセマンティクスバージョン (semver) の範囲である必要があります。
例2.6 olm.package.required プロパティー
2.2.2.3.4. olm.gvk.required リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
olm.gvk.required プロパティーは、このバンドルが必要とする Kubernetes API の group/version/kind(GVK) を定義します。バンドルにリストされている必要な GVK プロパティーごとに、OLM は、提供する Operator がクラスターにインストールされていることを確認します。GVK は Kubernetes GVK の検証に準拠する必要があります。
例2.7 olm.gvk.required プロパティー
2.2.2.4. カタログの例 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ファイルベースのカタログを使用すると、カタログメンテナーは Operator のキュレーションおよび互換性に集中できます。Operator の作成者は Operators 用に Operator 固有のカタログをすでに生成しているので、カタログメンテナーは、各 Operator カタログをカタログのルートディレクトリーのサブディレクトリーにレンダリングしてビルドできます。
ファイルベースのカタログをビルドする方法は多数あります。以下の手順は、単純なアプローチの概要を示しています。
カタログの設定ファイルを 1 つ維持し、カタログ内に Operator ごとにイメージの参照を含めます。
カタログ設定ファイルのサンプル
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 設定ファイルを解析し、その参照から新規カタログを作成するスクリプトを実行します。
スクリプトの例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
2.2.2.5. ガイドライン リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ファイルベースのカタログを維持する場合には、以下のガイドラインを考慮してください。
2.2.2.5.1. イミュータブルなバンドル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager(OLM) に関する一般的なアドバイスとして、バンドルイメージとそのメタデータをイミュータブルとして処理する必要がある点があります。
破損したバンドルがカタログにプッシュされている場合には、少なくとも 1 人のユーザーがそのバンドルにアップグレードしたと想定する必要があります。この仮定に基づいて、破損したバンドルがインストールされたユーザーがアップグレードを受信できるように、破損したバンドルから、アップグレードエッジが含まれる別のバンドルをリリースする必要があります。OLM は、カタログでバンドルの内容が更新された場合に、インストールされたバンドルは再インストールされません。
ただし、カタログメタデータの変更が推奨される場合があります。
-
チャネルプロモーション: バンドルをすでにリリースし、後で別のチャネルに追加することにした場合は、バンドルのエントリーを別の
olm.channelBlob に追加できます。 -
新規アップグレードエッジ:
1.2.zバンドルバージョンを新たにリリースしたが (例:1.2.4)、1.3.0がすでにリリースされている場合は、1.2.4をスキップするように1.3.0のカタログメタデータを更新できます。
2.2.2.5.2. ソース制御 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
カタログメタデータはソースコントロールに保存され、信頼できる情報源として処理される必要があります。以下の手順で、カタログイメージを更新する必要があります。
- ソース制御されたカタログディレクトリーを新規コミットを使用して更新します。
-
カタログイメージをビルドし、プッシュします。ユーザーがカタログが利用可能になり次第更新を受信できるように、一貫性のあるタグ付け (
:latestor:<target_cluster_version>) を使用します。
2.2.2.6. CLI の使用 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
opm CLI を使用してファイルベースのカタログを作成する方法は、カスタムカタログの管理 を参照してください。
ファイルベースのカタログの管理に関連する opm CLI コマンドの参考情報は、CLI ツール を参照してください。
2.2.2.7. 自動化 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator の作成者およびカタログメンテナーは、CI/CD ワークフローを使用してカタログのメンテナンスを自動化することが推奨されます。カタログメンテナーは、GitOps 自動化をビルドして以下のタスクを実行し、これをさらに向上させることができます。
- パッケージのイメージ参照の更新など、プル要求 (PR) の作成者が要求された変更を実行できることを確認します。
-
カタログの更新で
opm validateコマンドが指定されていることを確認します。 - 更新されたバンドルまたはカタログイメージの参照が存在し、カタログイメージがクラスターで正常に実行され、そのパッケージの Operators が正常にインストールされることを確認します。
- 以前のチェックに合格した PR を自動的にマージします。
- カタログイメージを自動的にもう一度ビルドして公開します。
2.2.3. RukPak (テクノロジープレビュー) リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
RukPak はテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
OpenShift Container Platform 4.12 では、プラットフォーム Operator タイプがテクノロジープレビュー機能として導入されています。プラットフォーム Operator メカニズムは、同じく OpenShift Container Platform 4.12 で導入された RukPak コンポーネントと、コンテンツを管理するためのそのリソースに依存しています。
RukPak は、プロビジョナー と呼ばれる一連のコントローラーで設定され、Kubernetes クラスターにコンテンツをインストールして管理します。RukPak は、Bundle と BundleDeployment という 2 つの主要な API も提供します。これらのコンポーネントが連携してコンテンツをクラスターに取り込み、インストールして、クラスター内にリソースを生成します。
プロビジョナーは、プロビジョナーを明示的に参照する Bundle リソースと BundleDeployment リソースの両方にウォッチを配置します。特定のバンドルについて、プロビジョナーは Bundle リソースのコンテンツをクラスターにアンパックします。次に、そのバンドルを参照する BundleDeployment リソースを指定すると、プロビジョナーはバンドルのコンテンツをインストールし、それらのリソースのライフサイクルを管理します。
2 つのプロビジョナーが現在実装され、RukPak にバンドルされています。これらは、plain+v0 バンドルをソースおよびアンパックする プレーンプロビジョナー と、Operator Lifecycle Manager (OLM) registry+v1 バンドルをソースおよびアンパックする レジストリープロビジョナー です。
2.2.3.1. バンドル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
RukPak Bundle オブジェクトは、クラスター内の他のコンシューマーが利用できるようにするコンテンツを表します。Pod が使用を開始するためにコンテナーイメージのコンテンツをプルしてアンパックする必要があるのと同じように、Bundle オブジェクトは、プルしてアンパックする必要がある可能性があるコンテンツを参照するために使用されます。この意味で、バンドルはイメージの概念を一般化したものであり、あらゆるタイプのコンテンツを表すために使用できます。
バンドルは単独では何もできません。プロビジョナーがアンパックしてコンテンツをクラスターで利用できるようにする必要があります。これらは、プロビジョナー Pod にマウントされたディレクトリー内の tar.gz ファイルなど、任意のストレージメディアに解凍できます。各 Bundle オブジェクトには、その特定のバンドルタイプを監視およびアンパックする Provisioner オブジェクトを示す、関連付けられた spec.provisionerClassName フィールドがあります。
プレーンプロビジョナーと連携するように設定された Bundle オブジェクトの例
バンドルは、作成後は不変と見なされます。
2.2.3.1.1. バンドルの不変性 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Bundle オブジェクトが API サーバーによって受け入れられると、そのバンドルは RukPak システムの残りの部分によって不変のアーティファクトと見なされます。この動作により、バンドルはクラスターにソーシングする一意の静的なコンテンツを表すという概念が適用されます。ユーザーは、特定のバンドルが特定の一連のマニフェストを指していて、新しいバンドルを作成しないと更新できないという確信を持つことができます。このプロパティーは、スタンドアロンバンドルと、組み込みの BundleTemplate オブジェクトによって作成された動的バンドルの両方に当てはまります。
バンドルの不変性は、コア RukPak Webhook によって適用されます。この Webhook は Bundle オブジェクトイベントを監視し、バンドルの更新について、既存のバンドルの spec フィールドが提案された更新されたバンドルのそれと意味的に等しいかどうかをチェックします。それらが等しくない場合、更新は Webhook によって拒否されます。metadata や status などの他の Bundle オブジェクトフィールドは、バンドルのライフサイクル中に更新されます。不変と見なされるのは spec フィールドのみです。
Bundle オブジェクトを適用してからその仕様を更新しようとすると失敗するはずです。たとえば、次の例はバンドルを作成します。
出力例
bundle.core.rukpak.io/combo-tag-ref created
bundle.core.rukpak.io/combo-tag-ref created
次に、新しいタグを指すようにバンドルにパッチを適用すると、エラーが返されます。
oc patch bundle combo-tag-ref --type='merge' -p '{"spec":{"source":{"git":{"ref":{"tag":"v0.0.3"}}}}}'
$ oc patch bundle combo-tag-ref --type='merge' -p '{"spec":{"source":{"git":{"ref":{"tag":"v0.0.3"}}}}}'
出力例
Error from server (bundle.spec is immutable): admission webhook "vbundles.core.rukpak.io" denied the request: bundle.spec is immutable
Error from server (bundle.spec is immutable): admission webhook "vbundles.core.rukpak.io" denied the request: bundle.spec is immutable
コアの RukPak 受付 Webhook は、バンドルの仕様が不変であるため、パッチを拒否しました。バンドルのコンテンツを変更するための推奨される方法は、インプレースで更新するのではなく、新しい Bundle オブジェクトを作成することです。
不変性に関するその他の考慮事項
Bundle オブジェクトの spec フィールドは不変ですが、基本となる spec フィールドを変更せずに、BundleDeployment オブジェクトを新しいバージョンのバンドルコンテンツにピボットすることは可能です。この意図しないピボットは、次のシナリオで発生する可能性があります。
-
ユーザーは、イメージタグ、Git ブランチ、または Git タグを
Bundleオブジェクトのspec.sourceフィールドに設定します。 - イメージタグが新しいダイジェストに移動するか、ユーザーが変更を Git ブランチにプッシュするか、ユーザーが別のコミットで Git タグを削除して再プッシュします。
- ユーザーが、アンパック Pod の削除など、バンドルアンパック Pod を再作成するために何らかの操作を行います。
このシナリオが発生した場合、手順 2 の新しいコンテンツは、手順 3 の結果としてアンパックされます。バンドルのデプロイメントにより、変更が検出され、新しいバージョンのコンテンツにピボットされます。
これは、Pod のコンテナーイメージの 1 つがタグを使用し、そのタグが別のダイジェストに移動され、将来のある時点で既存の Pod が別のノードで再スケジュールされる Pod の動作に似ています。その時点で、ノードは新しいダイジェストで新しいイメージをプルし、ユーザーが明示的に要求することなく別の何かを実行します。
基になる Bundle 仕様コンテンツが変更されないことを確信するには、バンドルを作成するときにダイジェストベースのイメージまたは Git コミット参照を使用します。
2.2.3.1.2. プレーンバンドル仕様 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
RukPak のプレーンバンドルは、特定のディレクトリーにある静的で任意の Kubernetes YAML マニフェストのコレクションです。
現在実装されているプレーンバンドル形式は、plain+v0 形式です。バンドル形式の名前 plain+v0 は、バンドルのタイプ (plain) と現在のスキーマバージョン (v0) を組み合わせたものです。
plain+v0 バンドル形式はスキーマバージョン v0 です。これは、変更される可能性がある実験的な形式であることを意味します。
たとえば、以下は、plain+v0 バンドルのファイルツリーを示しています。アプリケーションのデプロイに必要な Kubernetes リソースを含む manifests/ ディレクトリーが必要です。
plain+v0 バンドルファイルツリーの例
静的マニフェストは、プロビジョナーがアンパックできる有効な plain+v0 バンドルになるように、少なくとも 1 つのリソースを含む manifests/ ディレクトリーに配置する必要があります。manifests/ ディレクトリーもフラットである必要があります。すべてのマニフェストは、サブディレクトリーのない最上位にある必要があります。
静的なマニフェストではないプレーンバンドルの manifests/ ディレクトリーにコンテンツを含めないでください。そうしないと、そのバンドルからクラスター上でコンテンツを作成するときにエラーが発生します。oc apply コマンドで正常に適用されないファイルは、エラーになります。マルチオブジェクト YAML または JSON ファイルも有効です。
2.2.3.1.3. レジストリーバンドルの仕様 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
レジストリーバンドル、または registry+v1 バンドルには、従来の Operator Lifecycle Manager (OLM) バンドル形式で編成された一連の静的 Kubernetes YAML マニフェストが含まれています。
2.2.3.2. BundleDeployment リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
BundleDeployment オブジェクトは、オブジェクトのインストールと削除によって Kubernetes クラスターの状態を変更します。インストールされるコンテンツを検証して信頼し、RBAC を使用して BundleDeployment API へのアクセスを、それらのアクセス許可を必要とするユーザーのみに制限することが重要です。
RukPak BundleDeployment API は Bundle オブジェクトを指し、それがアクティブであることを示します。これには、アクティブなバンドルの古いバージョンからのピボットが含まれます。BundleDeployment オブジェクトには、目的のバンドルの組み込み仕様も含まれる場合があります。
Pod がコンテナーイメージのインスタンスを生成するのと同じように、バンドルのデプロイではデプロイされたバージョンのバンドルが生成されます。バンドルのデプロイは、Pod の概念の一般化と見なすことができます。
バンドルのデプロイが参照されたバンドルに基づいてクラスターに変更を加える方法の詳細は、そのバンドルのデプロイを監視するように設定されているプロビジョナーによって定義されます。
プレーンプロビジョナーと連携するように設定された BundleDeployment オブジェクトの例
2.2.3.3. プロビジョナー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
RukPak プロビジョナーは、BundleDeployment および Bundle API を理解し、アクションを実行できるコントローラーです。各プロビジョナーには一意の ID が割り当てられ、特定の ID に一致する spec.provisionerClassName フィールドを使用して Bundle および BundleDeployment オブジェクトを調整します。
たとえば、プレーンプロビジョナーは、指定された plain+v0 バンドルをクラスターにアンパックしてからインスタンス化し、バンドルのコンテンツをクラスターで利用できるようにすることができます。
2.3. 一般的な Operator Framework 用語 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
このトピックでは、パッケージ形式に関する Operator Lifecycle Manager (OLM) および Operator SDK を含む、Operator Framework に関連する一般的な用語の用語集を提供します。
2.3.1. Operator Framework の一般的な用語 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.3.1.1. バンドル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Bundle Format では、バンドル は Operator CSV、マニフェスト、およびメタデータのコレクションです。さらに、それらはクラスターにインストールできる一意のバージョンの Operator を形成します。
2.3.1.2. バンドルイメージ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Bundle Format では、バンドルイメージ は Operator マニフェストからビルドされ、1 つのバンドルが含まれるコンテナーイメージです。バンドルイメージは、Quay.io または DockerHub などの Open Container Initiative (OCI) 仕様コンテナーレジストリーによって保存され、配布されます。
2.3.1.3. カタログソース リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
カタログソース は、OLM が Operators およびそれらの依存関係を検出し、インストールするためにクエリーできるメタデータのストアを表します。
2.3.1.4. チャネル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
チャネル は Operator の更新ストリームを定義し、サブスクライバーの更新をロールアウトするために使用されます。ヘッドはそのチャネルの最新バージョンを参照します。たとえば stable チャネルには、Operator のすべての安定したバージョンが最も古いものから最新のものへと編成されます。
Operator には複数のチャネルを含めることができ、特定のチャネルへのサブスクリプションのバインドはそのチャネル内の更新のみを検索します。
2.3.1.5. チャネルヘッド リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
チャネルヘッド は、特定のチャネル内の最新の既知の更新を指します。
2.3.1.6. クラスターサービスバージョン リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスターサービスバージョン (CSV) は、クラスターでの Operator の実行に使用される Operator メタデータから作成される YAML マニフェストです。これは、ユーザーインターフェイスにロゴ、説明、およびバージョンなどの情報を設定するために使用される Operator コンテナーイメージに伴うメタデータです。
CSV は、Operator が必要とする RBAC ルールやそれが管理したり、依存したりするカスタムリソース (CR) などの Operator の実行に必要な技術情報の情報源でもあります。
2.3.1.7. 依存関係 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator はクラスターに存在する別の Operator への 依存関係 を持つ場合があります。たとえば、Vault Operator にはそのデータ永続層に etcd Operator への依存関係があります。
OLM は、インストールフェーズで指定されたすべてのバージョンの Operators および CRD がクラスターにインストールされていることを確認して依存関係を解決します。この依存関係は、必要な CRD API を満たすカタログの Operator を検索し、インストールすることで解決され、パッケージまたはバンドルには関連しません。
2.3.1.8. インデックスイメージ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Bundle Format で、インデックスイメージ は、すべてのバージョンの CSV および CRD を含む Operator バンドルに関する情報が含まれるデータベースのイメージ (データベーススナップショット) を指します。このインデックスは、クラスターで Operators の履歴をホストでき、opm CLI ツールを使用して Operators を追加または削除することで維持されます。
2.3.1.9. インストール計画 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
インストール計画 は、CSV を自動的にインストールするか、アップグレードするために作成されるリソースの計算された一覧です。
2.3.1.10. マルチテナントへの対応 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform の テナント は、通常は namespace またはプロジェクトによって表される、一連のデプロイされたワークロードに対する共通のアクセスと権限を共有するユーザーまたはユーザーのグループです。テナントを使用して、異なるグループまたはチーム間に一定レベルの分離を提供できます。
クラスターが複数のユーザーまたはグループによって共有されている場合、マルチテナント クラスターと見なされます。
2.3.1.11. Operator グループ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator グループ は、OperatorGroup オブジェクトと同じ namespace にデプロイされたすべての Operators を、namespace のリストまたはクラスター全体でそれらの CR を監視できるように設定します。
2.3.1.12. Package リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Bundle Format で、パッケージ は Operator のリリースされたすべての履歴をそれぞれのバージョンで囲むディレクトリーです。Operator のリリースされたバージョンは、CRD と共に CSV マニフェストに記述されます。
2.3.1.13. レジストリー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
レジストリー は、Operators のバンドルイメージを保存するデータベースで、それぞれにすべてのチャネルの最新バージョンおよび過去のバージョンすべてが含まれます。
2.3.1.14. サブスクリプション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
サブスクリプション は、パッケージのチャネルを追跡して CSV を最新の状態に保ちます。
2.3.1.15. 更新グラフ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
更新グラフ は、他のパッケージ化されたソフトウェアの更新グラフと同様に、CSV の複数のバージョンを 1 つにまとめます。Operators を順番にインストールすることも、特定のバージョンを省略することもできます。更新グラフは、新しいバージョンが追加されている状態でヘッドでのみ拡張することが予想されます。
2.4. Operator Lifecycle Manager (OLM) リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.4.1. Operator Lifecycle Manager の概念およびリソース リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下で、OpenShift Container Platform での Operator Lifecycle Manager (OLM) に関連する概念を説明します。
2.4.1.1. Operator Lifecycle Manager について リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) を使用することにより、ユーザーは Kubernetes ネイティブアプリケーション (Operator) および OpenShift Container Platform クラスター全体で実行される関連サービスにインストール、更新、およびそのライフサイクルの管理を実行できます。これは、Operator を効果的かつ自動化された拡張可能な方法で管理するために設計されたオープンソースツールキットの Operator Framework の一部です。
図2.2 Operator Lifecycle Manager ワークフロー
OLM は OpenShift Container Platform 4.13 でデフォルトで実行されます。これは、クラスター管理者がクラスターで実行されている Operator をインストールし、アップグレードし、アクセスをこれに付与するのに役立ちます。OpenShift Container Platform Web コンソールでは、クラスター管理者が Operator をインストールし、特定のプロジェクトアクセスを付与して、クラスターで利用可能な Operator のカタログを使用するための管理画面を利用できます。
開発者の場合は、セルフサービスを使用することで、専門的な知識がなくてもデータベースのインスタンスのプロビジョニングや設定、またモニタリング、ビッグデータサービスなどを実行できます。Operator にそれらに関するナレッジが織り込まれているためです。
2.4.1.2. OLM リソース リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下のカスタムリソース定義 (CRD) は Operator Lifecycle Manager (OLM) によって定義され、管理されます。
| リソース | 短縮名 | 説明 |
|---|---|---|
|
|
| アプリケーションメタデータ:例: 名前、バージョン、アイコン、必須リソース。 |
|
|
| CSV、CRD、およびアプリケーションを定義するパッケージのリポジトリー。 |
|
|
| パッケージのチャネルを追跡して CSV を最新の状態に保ちます。 |
|
|
| CSV を自動的にインストールするか、アップグレードするために作成されるリソースの計算された一覧。 |
|
|
|
|
|
| - |
OLM とそれが管理する Operator との間で通信チャネルを作成します。Operators は |
2.4.1.2.1. クラスターサービスバージョン リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスターサービスバージョン (CSV) は、OpenShift Container Platform クラスター上で実行中の Operator の特定バージョンを表します。これは、クラスターでの Operator Lifecycle Manager (OLM) の Operator の実行に使用される Operator メタデータから作成される YAML マニフェストです。
OLM は Operator に関するこのメタデータを要求し、これがクラスターで安全に実行できるようにし、Operator の新規バージョンが公開される際に更新を適用する方法に関する情報を提供します。これは従来のオペレーティングシステムのソフトウェアのパッケージに似ています。OLM のパッケージ手順を、rpm、deb、または apk バンドルを作成するステージとして捉えることができます。
CSV には、ユーザーインターフェイスに名前、バージョン、説明、ラベル、リポジトリーリンクおよびロゴなどの情報を設定するために使用される Operator コンテナーイメージに伴うメタデータが含まれます。
CSV は、Operator が管理したり、依存したりするカスタムリソース (CR)、RBAC ルール、クラスター要件、およびインストールストラテジーなどの Operator の実行に必要な技術情報の情報源でもあります。この情報は OLM に対して必要なリソースの作成方法と、Operator をデプロイメントとしてセットアップする方法を指示します。
2.4.1.2.2. カタログソース リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
カタログソース は、通常コンテナーレジストリーに保存されている インデックスイメージ を参照してメタデータのストアを表します。Operator Lifecycle Manager(OLM) はカタログソースをクエリーし、Operator およびそれらの依存関係を検出してインストールします。OpenShift Container Platform Web コンソールの OperatorHub は、カタログソースで提供される Operator も表示します。
クラスター管理者は、Web コンソールの Administration → Cluster Settings → Configuration → OperatorHub ページを使用して、クラスターで有効なログソースにより提供される Operator の詳細一覧を表示できます。
CatalogSource オブジェクトの spec は、Pod の構築方法、または Operator Registry gRPC API を提供するサービスとの通信方法を示します。
例2.8 CatalogSource オブジェクトの例
- 1
CatalogSourceオブジェクトの名前。この値は、要求された namespace で作成される、関連の Pod 名の一部としても使用されます。- 2
- カタログを作成する namespace。カタログを全 namespace のクラスター全体で利用可能にするには、この値を
openshift-marketplaceに設定します。Red Hat が提供するデフォルトのカタログソースもopenshift-marketplacenamespace を使用します。それ以外の場合は、値を特定の namespace に設定し、Operator をその namespace でのみ利用可能にします。 - 3
- 任意: クラスターのアップグレードにより、Operator のインストールがサポートされていない状態になったり、更新パスが継続されなかったりする可能性を回避するために、クラスターのアップグレードの一環として、Operator カタログのインデックスイメージのバージョンを自動的に変更するように有効化することができます。
olm.catalogImageTemplateアノテーションをインデックスイメージ名に設定し、イメージタグのテンプレートを作成する際に、1 つ以上の Kubernetes クラスターバージョン変数を使用します。アノテーションは、実行時にspec.imageフィールドを上書きします。詳細は、「カスタムカタログソースのイメージテンプレート」のセクションを参照してください。 - 4
- Web コンソールおよび CLI でのカタログの表示名。
- 5
- カタログのインデックスイメージ。オプションで、
olm.catalogImageTemplateアノテーションを使用して実行時のプル仕様を設定する場合には、省略できます。 - 6
- カタログソースの重み。OLM は重みを使用して依存関係の解決時に優先順位付けします。重みが大きい場合は、カタログが重みの小さいカタログよりも優先されることを示します。
- 7
- ソースタイプには以下が含まれます。
-
image参照のあるgrpc: OLM はイメージをポーリングし、Pod を実行します。これにより、準拠 API が提供されることが予想されます。 -
addressフィールドのあるgrpc: OLM は所定アドレスでの gRPC API へのアクセスを試行します。これはほとんどの場合使用することができません。 -
configmap: OLM は設定マップデータを解析し、gRPC API を提供できる Pod を実行します。
-
- 8
legacyまたはrestrictedの値を指定します。フィールドが設定されていない場合、デフォルト値はlegacyです。今後の OpenShift Container Platform リリースでは、デフォルト値がrestrictedになる予定です。restricted権限でカタログを実行できない場合は、このフィールドを手動でlegacyに設定することを推奨します。- 9
- オプション:
grpcタイプのカタログソースの場合は、spec.imageでコンテンツを提供する Pod のデフォルトのノードセレクターをオーバーライドします (定義されている場合)。 - 10
- オプション:
grpcタイプのカタログソースの場合は、spec.imageでコンテンツを提供する Pod のデフォルトの優先度クラス名をオーバーライドします (定義されている場合)。Kubernetes は、デフォルトで優先度クラスsystem-cluster-criticalおよびsystem-node-criticalを提供します。フィールドを空 ("") に設定すると、Pod にデフォルトの優先度が割り当てられます。他の優先度クラスは、手動で定義できます。 - 11
- オプション:
grpcタイプのカタログソースの場合は、spec.imageでコンテンツを提供する Pod のデフォルトの Toleration をオーバーライドします (定義されている場合)。 - 12
- 最新の状態を維持するために、特定の間隔で新しいバージョンの有無を自動的にチェックします。
- 13
- カタログ接続が最後に監視された状態。以下に例を示します。
-
READY: 接続が正常に確立されました。 -
CONNECTING: 接続が確立中です。 -
TRANSIENT_FAILURE: タイムアウトなど、接続の確立時一時的な問題が発生しました。状態は最終的にCONNECTINGに戻り、再試行されます。
詳細は、gRPC ドキュメントの 接続の状態 を参照してください。
-
- 14
- カタログイメージを保存するコンテナーレジストリーがポーリングされ、イメージが最新の状態であることを確認します。
- 15
- カタログの Operator Registry サービスのステータス情報。
サブスクリプションの CatalogSource オブジェクトの name を参照すると、要求された Operator を検索する場所を、OLM に指示します。
例2.9 カタログソースを参照する Subscription オブジェクトの例
2.4.1.2.2.1. カスタムカタログソースのイメージテンプレート リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
基礎となるクラスターとの Operator との互換性は、さまざまな方法でカタログソースにより表現できます。デフォルトの Red Hat が提供するカタログソースに使用される 1 つの方法として、OpenShift Container Platform 4.13 などの特定のプラットフォームリリース用に特別に作成されるインデックスイメージのイメージタグを特定することです。
クラスターのアップグレード時に、Red Hat が提供するデフォルトのカタログソースのインデックスイメージのタグは、Operator Lifecycle Manager (OLM) が最新版のカタログをプルするように、Cluster Version Operator (CVO) により自動更新されます。たとえば、OpenShift Container Platform 4.12 から 4.13 へのアップグレード時に、redhat-operators カタログの CatalogSource オブジェクトの spec.image フィールドは以下のようになります。
registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:v4.12
registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:v4.12
更新後は次のようになります。
registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:v4.13
registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:v4.13
ただし、CVO ではカスタムカタログのイメージタグは自動更新されません。クラスターのアップグレード後、ユーザーが互換性があり、サポート対象の Operator のインストールを確実に行えるようにするには、カスタムカタログも更新して、更新されたインデックスイメージを参照する必要があります。
OpenShift Container Platform 4.9 以降、クラスター管理者はカスタムカタログの CatalogSource オブジェクトの olm.catalogImageTemplate アノテーションを、テンプレートなどのイメージ参照に追加できます。以下の Kubernetes バージョン変数は、テンプレートで使用できるようにサポートされています。
-
kube_major_version -
kube_minor_version -
kube_patch_version
OpenShift Container Platform クラスターのバージョンはテンプレートに現在しようできないので、このクラスターではなく、Kubernetes クラスターのバージョンを指定する必要があります。
更新された Kubernetes バージョンを指定するタグでインデックスイメージを作成してプッシュしている場合に、このアノテーションを設定すると、カスタムカタログのインデックスイメージのバージョンがクラスターのアップグレード後に自動的に変更されます。アノテーションの値は、CatalogSource オブジェクトの spec.image フィールドでイメージ参照を設定したり、更新したりするために使用されます。こうすることで、サポートなしの状態や、継続する更新パスなしの状態で Operator がインストールされないようにします。
格納されているレジストリーがどれであっても、クラスターのアップグレード時に、クラスターが、更新されたタグを含むインデックスイメージにアクセスできるようにする必要があります。
例2.10 イメージテンプレートを含むカタログソースの例
spec.image フィールドおよび olm.catalogImageTemplate アノテーションの両方が設定されている場合には、spec.image フィールドはアノテーションから解決された値で上書きされます。アノテーションが使用可能なプル仕様に対して解決されない場合は、カタログソースは spec.image 値にフォールバックします。
spec.image フィールドが設定されていない場合に、アノテーションが使用可能なプル仕様に対して解決されない場合は、OLM はカタログソースの調整を停止し、人間が判読できるエラー条件に設定します。
Kubernetes 1.26 を使用する OpenShift Container Platform 4.13 クラスターでは、前述の例の olm.catalogImageTemplate アノテーションは以下のイメージ参照に解決されます。
quay.io/example-org/example-catalog:v1.26
quay.io/example-org/example-catalog:v1.26
OpenShift Container Platform の今後のリリースでは、より新しい OpenShift Container Platform バージョンが使用する、より新しい Kubernetes バージョンを対象とした、カスタムカタログの更新済みインデックスイメージを作成できます。アップグレード前に olm.catalogImageTemplate アノテーションを設定してから、クラスターを新しい OpenShift Container Platform バージョンにアップグレードすると、カタログのインデックスイメージも自動的に更新されます。
2.4.1.2.2.2. カタログの正常性要件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター上の Operator カタログは、インストール解決の観点から相互に置き換え可能です。Subscription オブジェクトは特定のカタログを参照する場合がありますが、依存関係はクラスターのすべてのカタログを使用して解決されます。
たとえば、カタログ A が正常でない場合、カタログ A を参照するサブスクリプションはカタログ B の依存関係を解決する可能性があります。通常、B のカタログ優先度は A よりも低いため、クラスター管理者はこれおを想定していない可能性があります。
その結果、OLM では、特定のグローバル namespace (デフォルトの openshift-marketplace namespace やカスタムグローバル namespace など) を持つすべてのカタログが正常であることが必要になります。カタログが正常でない場合、その共有グローバル namespace 内のすべての Operator のインストールまたは更新操作は、CatalogSourcesUnhealthy 状態で失敗します。正常でない状態でこれらの操作が許可されている場合、OLM はクラスター管理者が想定しない解決やインストールを決定する可能性があります。
クラスター管理者が、カタログが正常でないことを確認し、無効とみなして Operator インストールを再開する必要がある場合は、「カスタムカタログの削除」または「デフォルトの OperatorHub カタログソースの無効化」セクションで、正常でないカタログの削除を確認してください。
2.4.1.2.3. サブスクリプション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
サブスクリプション は、Subscription オブジェクトによって定義され、Operator をインストールする意図を表します。これは、Operator をカタログソースに関連付けるカスタムリソースです。
サブスクリプションは、サブスクライブする Operator パッケージのチャネルや、更新を自動または手動で実行するかどうかを記述します。サブスクリプションが自動に設定された場合、Operator Lifecycle Manager (OLM) が Operator を管理し、アップグレードして、最新バージョンがクラスター内で常に実行されるようにします。
Subscription オブジェクトの例
この Subscription オブジェクトは、Operator の名前と namespace、および Operator データのあるカタログを定義します。alpha、beta、または stable などのチャネルは、カタログソースからインストールする必要のある Operator ストリームを判別するのに役立ちます。
サブスクリプションのチャネルの名前は Operators 間で異なる可能性がありますが、命名スキームは指定された Operator 内の一般的な規則に従う必要があります。たとえば、チャネル名は Operator によって提供されるアプリケーションのマイナーリリース更新ストリーム (1.2、1.3) またはリリース頻度 (stable、fast) に基づく可能性があります。
OpenShift Container Platform Web コンソールから簡単に表示されるだけでなく、関連するサブスクリプションのステータスを確認して、Operator の新規バージョンが利用可能になるタイミングを特定できます。currentCSV フィールドに関連付けられる値は OLM に認識される最新のバージョンであり、installedCSV はクラスターにインストールされるバージョンです。
2.4.1.2.4. インストール計画 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
InstallPlan オブジェクトによって定義される インストール計画 は、Operator Lifecycle Manager(OLM) が特定バージョンの Operator をインストールまたはアップグレードするために作成するリソースのセットを記述します。バージョンはクラスターサービスバージョン (CSV) で定義されます。
Operator、クラスター管理者、または Operator インストールパーミッションが付与されているユーザーをインストールするには、まず Subscription オブジェクトを作成する必要があります。サブスクリプションでは、カタログソースから利用可能なバージョンの Operator のストリームにサブスクライブする意図を表します。次に、サブスクリプションは InstallPlan オブジェクトを作成し、Operator のリソースのインストールを容易にします。
その後、インストール計画は、以下の承認ストラテジーのいずれかをもとに承認される必要があります。
-
サブスクリプションの
spec.installPlanApprovalフィールドがAutomaticに設定されている場合には、インストール計画は自動的に承認されます。 -
サブスクリプションの
spec.installPlanApprovalフィールドがManualに設定されている場合には、インストール計画はクラスター管理者または適切なパーミッションが割り当てられたユーザーによって手動で承認する必要があります。
インストール計画が承認されると、OLM は指定されたリソースを作成し、サブスクリプションで指定された namespace に Operator をインストールします。
例2.11 InstallPlan オブジェクトの例
2.4.1.2.5. Operator グループ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator グループ は、OperatorGroup リソースによって定義され、マルチテナント設定を OLM でインストールされた Operators に提供します。Operator グループは、そのメンバー Operators に必要な RBAC アクセスを生成するために使用するターゲット namespace を選択します。
ターゲット namespace のセットは、クラスターサービスバージョン (CSV) の olm.targetNamespaces アノテーションに保存されるコンマ区切りの文字列によって指定されます。このアノテーションは、メンバー Operators の CSV インスタンスに適用され、それらのデプロインメントに展開されます。
関連情報
2.4.1.2.6. Operator 条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator のライフサイクル管理のロールの一部として、Operator Lifecycle Manager (OLM) は、Operator を定義する Kubernetes リソースの状態から Operator の状態を推測します。このアプローチでは、Operator が特定の状態にあることをある程度保証しますが、推測できない情報を Operator が OLM と通信して提供する必要がある場合も多々あります。続いて、OLM がこの情報を使用して、Operator のライフサイクルをより適切に管理することができます。
OLM は、Operators が OLM に条件を通信できる OperatorCondition というカスタムリソース定義 (CRD) を提供します。OperatorCondition リソースの Spec.Conditions 配列にある場合に、OLM による Operator の管理に影響するサポートされる条件のセットがあります。
デフォルトでは、Spec.Conditions 配列は、ユーザーによって追加されるか、カスタム Operator ロジックの結果として追加されるまで、OperatorCondition オブジェクトに存在しません。
2.4.2. Operator Lifecycle Manager アーキテクチャー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下では、OpenShift Container Platform における Operator Lifecycle Manager (OLM) のコンポーネントのアーキテクチャーを説明します。
2.4.2.1. コンポーネントのロール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) は、OLM Operator および Catalog Operator の 2 つの Operator で構成されています。
これらの Operator はそれぞれ OLM フレームワークのベースとなるカスタムリソース定義 (CRD) を管理します。
| リソース | 短縮名 | 所有者 | 説明 |
|---|---|---|---|
|
|
| OLM | アプリケーションのメタデータ: 名前、バージョン、アイコン、必須リソース、インストールなど。 |
|
|
| Catalog | CSV を自動的にインストールするか、アップグレードするために作成されるリソースの計算された一覧。 |
|
|
| Catalog | CSV、CRD、およびアプリケーションを定義するパッケージのリポジトリー。 |
|
|
| Catalog | パッケージのチャネルを追跡して CSV を最新の状態に保つために使用されます。 |
|
|
| OLM |
|
これらの Operators のそれぞれは以下のリソースの作成も行います。
| リソース | 所有者 |
|---|---|
|
| OLM |
|
| |
|
| |
|
| |
|
| Catalog |
|
|
2.4.2.2. OLM Operator リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OLM Operator は、CSV で指定された必須リソースがクラスター内にあることが確認された後に CSV リソースで定義されるアプリケーションをデプロイします。
OLM Operator は必須リソースの作成には関与せず、ユーザーが CLI またはカタログ Operator を使用してこれらのリソースを手動で作成することを選択できます。このタスクの分離により、アプリケーションに OLM フレームワークをどの程度活用するかに関連してユーザーによる追加機能の購入を可能にします。
OLM Operator は以下のワークフローを使用します。
- namespace でクラスターサービスバージョン (CSV) の有無を確認し、要件を満たしていることを確認します。
要件が満たされている場合、CSV のインストールストラテジーを実行します。
注記CSV は、インストールストラテジーの実行を可能にするために Operator グループのアクティブなメンバーである必要があります。
2.4.2.3. Catalog Operator リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Catalog Operator はクラスターサービスバージョン (CSV) およびそれらが指定する必須リソースを解決し、インストールします。また、カタログソースでチャネル内のパッケージへの更新の有無を確認し、必要な場合はそれらを利用可能な最新バージョンに自動的にアップグレードします。
チャネル内のパッケージを追跡するために、必要なパッケージ、チャネル、および更新のプルに使用する CatalogSource オブジェクトを設定して Subscription オブジェクトを作成できます。更新が見つかると、ユーザーに代わって適切な InstallPlan オブジェクトの namespace への書き込みが行われます。
Catalog Operator は以下のワークフローを使用します。
- クラスターの各カタログソースに接続します。
ユーザーによって作成された未解決のインストール計画の有無を確認し、これがあった場合は以下を実行します。
- 要求される名前に一致する CSV を検索し、これを解決済みリソースとして追加します。
- マネージドまたは必須の CRD のそれぞれについて、これを解決済みリソースとして追加します。
- 必須 CRD のそれぞれについて、これを管理する CSV を検索します。
- 解決済みのインストール計画の有無を確認し、それに関する検出されたすべてのリソースを作成します (ユーザーによって、または自動的に承認される場合)。
- カタログソースおよびサブスクリプションの有無を確認し、それらに基づいてインストール計画を作成します。
2.4.2.4. カタログレジストリー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
カタログレジストリーは、クラスター内での作成用に CSV および CRD を保存し、パッケージおよびチャネルに関するメタデータを保存します。
パッケージマニフェスト は、パッケージアイデンティティーを CSV のセットに関連付けるカタログレジストリー内のエントリーです。パッケージ内で、チャネルは特定の CSV を参照します。CSV は置き換え対象の CSV を明示的に参照するため、パッケージマニフェストは Catalog Operator に対し、CSV をチャネル内の最新バージョンに更新するために必要なすべての情報を提供します (各中間バージョンをステップスルー)。
2.4.3. Operator Lifecycle Manager ワークフロー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下では、OpenShift Container Platform における Operator Lifecycle Manager (OLM) のワークロードを説明します。
2.4.3.1. OLM での Operator のインストールおよびアップグレードのワークフロー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) エコシステムでは、以下のリソースを使用して Operator インストールおよびアップグレードを解決します。
-
ClusterServiceVersion(CSV) -
CatalogSource -
Subscription
CSV で定義される Operator メタデータは、カタログソースというコレクションに保存できます。OLM はカタログソースを使用します。これは Operator Registry API を使用して利用可能な Operators やインストールされた Operators のアップグレードをクエリーします。
図2.3 カタログソースの概要
カタログソース内で、Operator は パッケージ と チャネル という更新のストリームに編成されます。これは、Web ブラウザーのような継続的なリリースサイクルの OpenShift Container Platform や他のソフトウェアで使用される更新パターンです。
図2.4 カタログソースのパッケージおよびチャネル
ユーザーは サブスクリプション の特定のカタログソースの特定のパッケージおよびチャネルを指定できます (例: etcd パッケージおよびその alpha チャネル)。サブスクリプションが namespace にインストールされていないパッケージに対して作成されると、そのパッケージの最新 Operator がインストールされます。
OLM では、バージョンの比較が意図的に避けられます。そのため、所定の catalog → channel → package パスから利用可能な "latest" または "newest" Operator が必ずしも最も高いバージョン番号である必要はありません。これは Git リポジトリーの場合と同様に、チャネルの head リファレンスとして見なされます。
各 CSV には、これが置き換える Operator を示唆する replaces パラメーターがあります。これにより、OLM でクエリー可能な CSV のグラフが作成され、更新がチャネル間で共有されます。チャネルは、更新グラフのエントリーポイントと見なすことができます。
図2.5 利用可能なチャネル更新に関する OLM グラフ
パッケージのチャネルの例
カタログソース、パッケージ、チャネルおよび CSV がある状態で、OLM が更新のクエリーを実行できるようにするには、カタログが入力された CSV の置き換え (replaces) を実行する単一 CSV を明確にかつ確定的に返すことができる必要があります。
2.4.3.1.1. アップグレードパスの例 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
アップグレードシナリオのサンプルについて、CSV バージョン 0.1.1 に対応するインストールされた Operator を見てみましょう。OLM はカタログソースをクエリーし、新規 CSV バージョン 0.1.3 について、サブスクライブされたチャネルのアップグレードを検出します。これは、古いバージョンでインストールされていない CSV バージョン 0.1.2 を置き換えます。その後、さらに古いインストールされた CSV バージョン 0.1.1 を置き換えます。
OLM は、チャネルヘッドから CSV で指定された replaces フィールドで以前のバージョンに戻り、アップグレードパス 0.1.3 → 0.1.2 → 0.1.1 を判別します。矢印の方向は前者が後者を置き換えることを示します。OLM は、チャネルヘッドに到達するまで Operator を 1 バージョンずつアップグレードします。
このシナリオでは、OLM は Operator バージョン 0.1.2 をインストールし、既存の Operator バージョン 0.1.1 を置き換えます。その後、Operator バージョン 0.1.3 をインストールし、直前にインストールされた Operator バージョン 0.1.2 を置き換えます。この時点で、インストールされた Operator のバージョン 0.1.3 はチャネルヘッドに一致し、アップグレードは完了します。
2.4.3.1.2. アップグレードの省略 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OLM のアップグレードの基本パスは以下の通りです。
- カタログソースは Operator への 1 つ以上の更新によって更新されます。
- OLM は、カタログソースに含まれる最新バージョンに到達するまで、Operator のすべてのバージョンを横断します。
ただし、この操作の実行は安全でない場合があります。公開されているバージョンの Operator がクラスターにインストールされていない場合、そのバージョンによって深刻な脆弱性が導入される可能性があるなどの理由で、その Operator をクラスターにインストールできないことがあります。
この場合、OLM は以下の 2 つのクラスターの状態を考慮に入れて、それらの両方に対応する更新グラフを提供する必要があります。
- "問題のある" 中間 Operator がクラスターによって確認され、かつインストールされている。
- "問題のある" 中間 Operator がクラスターにまだインストールされていない。
OLM は、新規カタログを送り、省略された リリースを追加することで、クラスターの状態や問題のある更新が発見されたかどうかにかかわらず、単一の固有の更新を常に取得することができます。
省略されたリリースの CSV 例
古い CatalogSource および 新規 CatalogSource に関する以下の例を見てみましょう。
図2.6 更新のスキップ
このグラフは、以下を示しています。
- 古い CatalogSource の Operator には、新規 CatalogSource の単一の置き換えがある。
- 新規 CatalogSource の Operator には、新規 CatalogSource の単一の置き換えがある。
- 問題のある更新がインストールされていない場合、これがインストールされることはない。
2.4.3.1.3. 複数の Operators の置き換え リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
前述の方法で 新規 CatalogSource を作成するには、ある Operator を置き換えつつ (replace)、複数バージョンをスキップ (skip) できる CSV を公開する必要があります。これは、skipRange アノテーションを使用して実行できます。
olm.skipRange: <semver_range>
olm.skipRange: <semver_range>
ここで <semver_range> には、semver ライブラリー でサポートされるバージョン範囲の形式が使用されます。
カタログで更新を検索する場合、チャネルのヘッドに skipRange アノテーションがあり、現在インストールされている Operator にその範囲内のバージョンフィールドがある場合、OLM はチャネル内の最新エントリーに対して更新されます。
以下は動作が実行される順序になります。
-
サブスクリプションの
sourceNameで指定されるソースのチャネルヘッド (省略する他の条件が満たされている場合)。 -
sourceNameで指定されるソースの現行バージョンを置き換える次の Operator。 - サブスクリプションに表示される別のソースのチャネルヘッド (省略する他の条件が満たされている場合)。
- サブスクリプションに表示されるソースの現行バージョンを置き換える次の Operator。
skipRange を含む CSV の例
2.4.3.1.4. z-stream サポート リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
z-stream またはパッチリリースは、同じマイナーバージョンの以前のすべての z-stream リリースを置き換える必要があります。OLM は、メジャー、マイナーまたはパッチバージョンを考慮せず、カタログ内で正確なグラフのみを作成する必要があります。
つまり、OLM では 古い CatalogSource のようにグラフを使用し、以前と同様に 新規 CatalogSource にあるようなグラフを生成する必要があります。
図2.7 複数 Operators の置き換え
このグラフは、以下を示しています。
- 古い CatalogSource の Operator には、新規 CatalogSource の単一の置き換えがある。
- 新規 CatalogSource の Operator には、新規 CatalogSource の単一の置き換えがある。
- 古い CatalogSource の z-stream リリースは、新規 CatalogSource の最新 z-stream リリースに更新される。
- 使用不可のリリースは "仮想" グラフノードと見なされる。それらのコンテンツは存在する必要がなく、レジストリーはグラフが示すように応答することのみが必要になります。
2.4.4. Operator Lifecycle Manager の依存関係の解決 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下で、OpenShift Container Platform の Operator Lifecycle Manager (OLM) での依存関係の解決およびカスタムリソース定義 (CRD) アップグレードライフサイクルを説明します。
2.4.4.1. 依存関係の解決 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) は、実行中の Operators の依存関係の解決とアップグレードのライフサイクルを管理します。多くの場合、OLM が直面する問題は、yum や rpm などの他のシステムまたは言語パッケージマネージャーと同様です。
ただし、OLM にはあるものの、通常同様のシステムにはない 1 つの制約があります。Operators は常に実行されており、OLM は相互に機能しない Operators のセットの共存を防ごうとします。
その結果、以下のシナリオで OLM を使用しないでください。
- 提供できない API を必要とする Operators のセットのインストール
- Operator と依存関係のあるものに障害を発生させる仕方での Operator の更新
これは、次の 2 種類のデータで可能になります。
| プロパティー | Operator に関する型付きのメタデータ。これは、依存関係のリゾルバーで Operator の公開インターフェイスを構成します。例としては、Operator が提供する API の group/version/kind (GVK) や Operator のセマンティックバージョン (semver) などがあります。 |
| 制約または依存関係 | ターゲットクラスターにすでにインストールされているかどうかに関係なく、他の Operators が満たす必要のある Operator の要件。これらは、使用可能なすべての Operators に対するクエリーまたはフィルターとして機能し、依存関係の解決およびインストール中に選択を制限します。クラスターで特定の API が利用できる状態にする必要がある場合や、特定のバージョンに特定の Operator をインストールする必要がある場合など、例として挙げられます。 |
OLM は、これらのプロパティーと制約をブール式のシステムに変換して SAT ソルバーに渡します。これは、ブールの充足可能性を確立するプログラムであり、インストールする Operators を決定する作業を行います。
2.4.4.2. Operator のプロパティー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
カタログ内の Operators にはすべて、次のプロパティーが含まれます。
olm.package- パッケージの名前と Operator のバージョンを含めます。
olm.gvk- クラスターサービスバージョン (CSV) から提供された API ごとに 1 つのプロパティー
追加のプロパティーは、Operator バンドルの metadata/ ディレクトリーに properties.yaml ファイルを追加して、Operator 作成者が直接宣言することもできます。
任意のプロパティーの例
properties:
- type: olm.kubeversion
value:
version: "1.16.0"
properties:
- type: olm.kubeversion
value:
version: "1.16.0"
2.4.4.2.1. 任意のプロパティー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator の作成者は、Operator バンドルの metadata/ ディレクトリーにある properties.yaml ファイルで任意のプロパティーを宣言できます。これらのプロパティーは、実行時に Operator Lifecycle Manager (OLM) リゾルバーへの入力として使用されるマップデータ構造に変換されます。
これらのプロパティーはリゾルバーには不透明です。リゾルバーはプロパティーを理解しませんが、これらのプロパティーに対する一般的な制約を評価して、プロパティーリストを指定することで制約を満たすことができるかどうかを判断します。
任意のプロパティーの例
この構造を使用して、ジェネリック制約の Common Expression Language (CEL) 式を作成できます。
2.4.4.3. Operator の依存関係 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator の依存関係は、バンドルの metadata/ フォルダー内の dependencies.yaml ファイルに一覧表示されます。このファイルはオプションであり、現時点では明示的な Operator バージョンの依存関係を指定するためにのみ使用されます。
依存関係の一覧には、依存関係の内容を指定するために各項目の type フィールドが含まれます。次のタイプの Operator 依存関係がサポートされています。
olm.package-
このタイプは、特定の Operator バージョンの依存関係であることを意味します。依存関係情報には、パッケージ名とパッケージのバージョンを semver 形式で含める必要があります。たとえば、
0.5.2などの特定バージョンや>0.5.1などのバージョンの範囲を指定することができます。 olm.gvk- このタイプの場合、作成者は CSV の既存の CRD および API ベースの使用方法と同様に group/version/kind (GVK) 情報で依存関係を指定できます。これは、Operator の作成者がすべての依存関係、API または明示的なバージョンを同じ場所に配置できるようにするパスです。
olm.constraint- このタイプは、任意の Operator プロパティーに対するジェネリック制約を宣言します。
以下の例では、依存関係は Prometheus Operator および etcd CRD に指定されます。
dependencies.yaml ファイルの例
2.4.4.4. 一般的な制約 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
olm.constraint プロパティーは、特定のタイプの依存関係制約を宣言し、非制約プロパティーと制約プロパティーを区別します。その value フィールドは、制約メッセージの文字列表現を保持する failureMessage フィールドを含むオブジェクトです。このメッセージは、実行時に制約が満たされない場合に、ユーザーへの参考のコメントとして表示されます。
次のキーは、使用可能な制約タイプを示します。
gvk-
値と解釈が
olm.gvkタイプと同じタイプ package-
値と解釈が
olm.packageタイプと同じタイプ cel- 任意のバンドルプロパティーとクラスター情報に対して Operator Lifecycle Manager (OLM) リゾルバーによって実行時に評価される Common Expression Language (CEL) 式
all、any、not-
gvkやネストされた複合制約など、1 つ以上の具体的な制約を含む、論理積、論理和、否定の制約。
2.4.4.4.1. Common Expression Language (CEL) の制約 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
cel 制約型は、式言語として Common Expression Language (CEL) をサポートしています。cel 構造には、Operator が制約を満たしているかどうかを判断するために、実行時に Operator プロパティーに対して評価される CEL 式文字列を含む rule フィールドがあります。
cel 制約の例
type: olm.constraint
value:
failureMessage: 'require to have "certified"'
cel:
rule: 'properties.exists(p, p.type == "certified")'
type: olm.constraint
value:
failureMessage: 'require to have "certified"'
cel:
rule: 'properties.exists(p, p.type == "certified")'
CEL 構文は、AND や OR などの幅広い論理演算子をサポートします。その結果、単一の CEL 式は、これらの論理演算子で相互にリンクされる複数の条件に対して複数のルールを含めることができます。これらのルールは、バンドルまたは任意のソースからの複数の異なるプロパティーのデータセットに対して評価され、出力は、単一の制約内でこれらのルールのすべてを満たす単一のバンドルまたは Operator に対して解決されます。
複数のルールが指定された cel 制約の例
type: olm.constraint
value:
failureMessage: 'require to have "certified" and "stable" properties'
cel:
rule: 'properties.exists(p, p.type == "certified") && properties.exists(p, p.type == "stable")'
type: olm.constraint
value:
failureMessage: 'require to have "certified" and "stable" properties'
cel:
rule: 'properties.exists(p, p.type == "certified") && properties.exists(p, p.type == "stable")'
2.4.4.4.2. 複合制約 (all, any, not) リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
複合制約タイプは、論理定義に従って評価されます。
以下は、2 つのパッケージと 1 つの GVK の接続制約 (all) の例です。つまり、インストールされたバンドルがすべての制約を満たす必要があります。
all 制約の例
以下は、同じ GVK の 3 つのバージョンの選言的制約 (any) の例です。つまり、インストールされたバンドルが少なくとも 1 つの制約を満たす必要があります。
any 制約の例
以下は、GVK の 1 つのバージョンの否定制約 (not) の例です。つまり、この結果セットのバンドルでは、この GVK を提供できません。
not の制約例
否定のセマンティクスは、not 制約のコンテキストで不明確であるように見える場合があります。つまり、この否定では、特定の GVK、あるバージョンのパッケージを含むソリューション、または結果セットからの子の複合制約を満たすソリューションを削除するように、リゾルバーに対して指示を出しています。
当然の結果として、最初に可能な依存関係のセットを選択せずに否定することは意味がないため、複合では not 制約は all または any 制約内でのみ使用する必要があります。
2.4.4.4.3. ネストされた複合制約 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ネストされた複合制約 (少なくとも 1 つの子複合制約と 0 個以上の単純な制約を含む制約) は、前述の各制約タイプの手順に従って、下から上に評価されます。
以下は、接続詞の論理和の例で、one、the other、または both が制約を満たすことができます。
ネストされた複合制約の例
olm.constraint タイプの最大 raw サイズは 64KB に設定されており、リソース枯渇攻撃を制限しています。
2.4.4.5. 依存関係の設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator の依存関係を同等に満たすオプションが多数ある場合があります。Operator Lifecycle Manager (OLM) の依存関係リゾルバーは、要求された Operator の要件に最も適したオプションを判別します。Operator の作成者またはユーザーとして、依存関係の解決が明確になるようにこれらの選択方法を理解することは重要です。
2.4.4.5.1. カタログの優先順位 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform クラスターでは、OLM はカタログソースを読み取り、インストールに使用できる Operator を確認します。
CatalogSource オブジェクトの例
- 1
legacyまたはrestrictedの値を指定します。フィールドが設定されていない場合、デフォルト値はlegacyです。今後の OpenShift Container Platform リリースでは、デフォルト値がrestrictedになる予定です。注記restricted権限でカタログを実行できない場合は、このフィールドを手動でlegacyに設定することを推奨します。
CatalogSource オブジェクトには priority フィールドがあります。このフィールドは、依存関係のオプションを優先する方法を把握するためにリゾルバーによって使用されます。
カタログ設定を規定する 2 つのルールがあります。
- 優先順位の高いカタログにあるオプションは、優先順位の低いカタログのオプションよりも優先されます。
- 依存オブジェクトと同じカタログにあるオプションは他のカタログよりも優先されます。
2.4.4.5.2. チャネルの順序付け リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
カタログの Operator パッケージは、ユーザーが OpenShift Container Platform クラスターでサブスクライブできる更新チャネルのコレクションです。チャネルは、マイナーリリース (1.2、1.3) またはリリース頻度 (stable、fast) に関する特定の更新ストリームを提供するために使用できます。
同じパッケージの Operators によって依存関係が満たされる可能性がありますが、その場合、異なるチャネルの Operators のバージョンによって満たされる可能性があります。たとえば、Operator のバージョン 1.2 は stable および fast チャネルの両方に存在する可能性があります。
それぞれのパッケージにはデフォルトのチャネルがあり、これは常にデフォルト以外のチャネルよりも優先されます。デフォルトチャネルのオプションが依存関係を満たさない場合には、オプションは、チャネル名の辞書式順序 (lexicographic order) で残りのチャネルから検討されます。
2.4.4.5.3. チャネル内での順序 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ほとんどの場合、単一のチャネル内に依存関係を満たすオプションが複数あります。たとえば、1 つのパッケージおよびチャネルの Operators は同じセットの API を提供します。
ユーザーがサブスクリプションを作成すると、それらはどのチャネルから更新を受け取るかを示唆します。これにより、すぐにその 1 つのチャネルだけに検索が絞られます。ただし、チャネル内では、多くの Operators が依存関係を満たす可能性があります。
チャネル内では、更新グラフでより上位にある新規 Operators が優先されます。チャネルのヘッドが依存関係を満たす場合、これがまず試行されます。
2.4.4.5.4. その他の制約 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OLM には、パッケージの依存関係で指定される制約のほかに、必要なユーザーの状態を表し、常にメンテナンスする必要のある依存関係の解決を適用するための追加の制約が含まれます。
2.4.4.5.4.1. サブスクリプションの制約 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
サブスクリプションの制約は、サブスクリプションを満たすことのできる Operators のセットをフィルターします。サブスクリプションは、依存関係リゾルバーに関するユーザー指定の制約です。それらは、クラスター上にない場合は新規 Operator をインストールすることを宣言するか、既存 Operator の更新された状態を維持することを宣言します。
2.4.4.5.4.2. パッケージの制約 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
namespace 内では、2 つの Operators が同じパッケージから取得されることはありません。
2.4.4.6. CRD のアップグレード リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OLM は、単一のクラスターサービスバージョン (CSV) によって所有されている場合にはカスタムリソース定義 (CRD) をすぐにアップグレードします。CRD が複数の CSV によって所有されている場合、CRD は、以下の後方互換性の条件のすべてを満たす場合にアップグレードされます。
- 現行 CRD の既存の有効にされたバージョンすべてが新規 CRD に存在する。
- 検証が新規 CRD の検証スキーマに対して行われる場合、CRD の提供バージョンに関連付けられる既存インスタンスまたはカスタムリソースすべてが有効である。
2.4.4.7. 依存関係のベストプラクティス リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
依存関係を指定する際には、ベストプラクティスを考慮する必要があります。
- Operators の API または特定のバージョン範囲によって異なります。
-
Operators は API をいつでも追加または削除できます。Operators が必要とする API に
olm.gvk依存関係を常に指定できます。これの例外は、olm.package制約を代わりに指定する場合です。 - 最小バージョンの設定
API の変更に関する Kubernetes ドキュメントでは、Kubernetes 形式の Operators で許可される変更を説明しています。これらのバージョン管理規則により、Operator は API バージョンに後方互換性がある限り、API バージョンに影響を与えずに API を更新することができます。
Operator の依存関係の場合、依存関係の API バージョンを把握するだけでは、依存する Operator が確実に意図された通りに機能することを確認できないことを意味します。
以下に例を示します。
-
TestOperator v1.0.0 は、v1alpha1 API バージョンの
MyObjectリソースを提供します。 -
TestOperator v1.0.1 は新しいフィールド
spec.newfieldをMyObjectに追加しますが、v1alpha1 のままになります。
Operator では、
spec.newfieldをMyObjectリソースに書き込む機能が必要になる場合があります。olm.gvk制約のみでは、OLM で TestOperator v1.0.0 ではなく TestOperator v1.0.1 が必要であると判断することはできません。可能な場合には、API を提供する特定の Operator が事前に分かっている場合、最小値を設定するために追加の
olm.package制約を指定します。-
TestOperator v1.0.0 は、v1alpha1 API バージョンの
- 最大バージョンを省略するか、幅広いバージョンを許可します。
Operators は API サービスや CRD などのクラスタースコープのリソースを提供するため、依存関係に小規模な範囲を指定する Operator は、その依存関係の他のコンシューマーの更新に不要な制約を加える可能性があります。
可能な場合は、最大バージョンを設定しないでください。または、他の Operators との競合を防ぐために、幅広いセマンティクスの範囲を設定します。例:
>1.0.0 <2.0.0従来のパッケージマネージャーとは異なり、Operator の作成者は更新が OLM のチャネルで更新を安全に行われるように Operator を明示的にエンコードします。更新が既存のサブスクリプションで利用可能な場合、Operator の作成者がこれが以前のバージョンから更新できることを示唆していることが想定されます。依存関係の最大バージョンを設定すると、特定の上限で不必要な切り捨てが行われることにより、作成者の更新ストリームが上書きされます。
注記クラスター管理者は、Operator の作成者が設定した依存関係を上書きすることはできません。
ただし、回避する必要がある非互換性があることが分かっている場合は、最大バージョンを設定でき、およびこれを設定する必要があります。バージョン範囲の構文を使用すると、複数の特定のバージョンを省略できます (例:
> 1.0.0 !1.2.1)。
2.4.4.8. 依存関係に関する注意事項 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
依存関係を指定する際には、考慮すべき注意事項があります。
- 複合制約がない (AND)
現時点で、制約の間に AND 関係を指定する方法はありません。つまり、ある Operator が、所定の API を提供し、バージョン
>1.1.0を持つ別の Operator に依存するように指定することはできません。依存関係を指定すると、以下のようになります。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow OLM は EtcdCluster を提供する Operators とバージョン
>3.1.0を持つ Operators の 2 つの Operators で、上記の依存関係の例の条件を満たすことができる可能性があります。その場合や、または両方の制約を満たす Operator が選択されるかどうかは、選択できる可能性のあるオプションが参照される順序によって変わります。依存関係の設定および順序のオプションは十分に定義され、理にかなったものであると考えられますが、Operators は継続的に特定のメカニズムをベースとする必要があります。- namespace 間の互換性
- OLM は namespace スコープで依存関係の解決を実行します。ある namespace での Operator の更新が別の namespace の Operator の問題となる場合、更新のデッドロックが生じる可能性があります。
2.4.4.9. 依存関係解決のシナリオ例 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下の例で、プロバイダー は CRD または API サービスを "所有" する Operator です。
2.4.4.9.1. 例: 依存 API を非推奨にする リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
A および B は API (CRD):
- A のプロバイダーは B によって異なる。
- B のプロバイダーにはサブスクリプションがある。
- B のプロバイダーは C を提供するように更新するが、B を非推奨にする。
この結果は以下のようになります。
- B にはプロバイダーがなくなる。
- A は機能しなくなる。
これは OLM がアップグレードストラテジーで回避するケースです。
2.4.4.9.2. 例: バージョンのデッドロック リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
A および B は API である:
- A のプロバイダーは B を必要とする。
- B のプロバイダーは A を必要とする。
- A のプロバイダーは (A2 を提供し、B2 を必要とするように) 更新し、A を非推奨にする。
- B のプロバイダーは (B2 を提供し、A2 を必要とするように) 更新し、B を非推奨にする。
OLM が B を同時に更新せずに A を更新しようとする場合や、その逆の場合、OLM は、新しい互換性のあるセットが見つかったとしても Operators の新規バージョンに進むことができません。
これは OLM がアップグレードストラテジーで回避するもう 1 つのケースです。
2.4.5. Operator グループ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下では、OpenShift Container Platform で Operator Lifecycle Manager (OLM) を使用した Operator グループの使用を説明します。
2.4.5.1. Operator グループについて リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator グループ は、OperatorGroup リソースによって定義され、マルチテナント設定を OLM でインストールされた Operators に提供します。Operator グループは、そのメンバー Operators に必要な RBAC アクセスを生成するために使用するターゲット namespace を選択します。
ターゲット namespace のセットは、クラスターサービスバージョン (CSV) の olm.targetNamespaces アノテーションに保存されるコンマ区切りの文字列によって指定されます。このアノテーションは、メンバー Operators の CSV インスタンスに適用され、それらのデプロインメントに展開されます。
2.4.5.2. Operator グループメンバーシップ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator は、以下の条件が true の場合に Operator グループの メンバー とみなされます。
- Operator の CSV が Operator グループと同じ namespace にある。
- Operator の CSV のインストールモードは Operator グループがターゲットに設定する namespace のセットをサポートする。
CSV のインストールモードは InstallModeType フィールドおよびブール値の Supported フィールドで構成されます。CSV の仕様には、4 つの固有の InstallModeTypes のインストールモードのセットを含めることができます。
| InstallModeType | 説明 |
|---|---|
|
| Operator は、独自の namespace を選択する Operator グループのメンバーにすることができます。 |
|
| Operator は 1 つの namespace を選択する Operator グループのメンバーにすることができます。 |
|
| Operator は複数の namespace を選択する Operator グループのメンバーにすることができます。 |
|
|
Operator はすべての namespace を選択する Operator グループのメンバーにすることができます (設定されるターゲット namespace は空の文字列 |
CSV の仕様が InstallModeType のエントリーを省略する場合、そのタイプは暗黙的にこれをサポートする既存エントリーによってサポートが示唆されない限り、サポートされないものとみなされます。
2.4.5.3. ターゲット namespace の選択 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
spec.targetNamespaces パラメーターを使用して Operator グループのターゲット namespace に名前を明示的に指定することができます。
Operator Lifecycle Manager (OLM) は、各 Operator グループに対して次のクラスターロールを作成します。
-
<operatorgroup_name>-admin -
<operatorgroup_name>-edit -
<operatorgroup_name>-view
Operator グループを手動で作成する場合は、既存のクラスターロールまたはクラスター上の他のOperator グループと競合しない一意の名前を指定する必要があります。
または、spec.selector パラメーターでラベルセレクターを使用して namespace を指定することもできます。
spec.targetNamespaces で複数の namespace をリスト表示したり、spec.selector でラベルセレクターを使用したりすることは推奨されません。Operator グループの複数のターゲット namespace のサポートは今後のリリースで取り除かれる可能性があります。
spec.targetNamespaces と spec.selector の両方が定義されている場合、spec.selector は無視されます。または、spec.selector と spec.targetNamespaces の両方を省略し、global Operator グループを指定できます。これにより、すべての namespace が選択されます。
apiVersion: operators.coreos.com/v1 kind: OperatorGroup metadata: name: my-group namespace: my-namespace
apiVersion: operators.coreos.com/v1
kind: OperatorGroup
metadata:
name: my-group
namespace: my-namespace
選択された namespace の解決済みのセットは Operator グループの status.namespaces パラメーターに表示されます。グローバル Operator グループの status.namespace には空の文字列 ("") が含まれます。これは、消費する Operator に対し、すべての namespace を監視するように示唆します。
2.4.5.4. Operator グループの CSV アノテーション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator グループのメンバー CSV には以下のアノテーションがあります。
| アノテーション | 説明 |
|---|---|
|
| Operator グループの名前が含まれます。 |
|
| Operator グループの namespace が含まれます。 |
|
| Operator グループのターゲット namespace 選択をリスト表示するコンマ区切りの文字列が含まれます。 |
olm.targetNamespaces 以外のすべてのアノテーションがコピーされた CSV と共に含まれます。olm.targetNamespaces アノテーションをコピーされた CSV で省略すると、テナント間のターゲット namespace の重複が回避されます。
2.4.5.5. 提供される API アノテーション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
group/version/kind(GVK) は Kubernetes API の一意の識別子です。Operator グループによって提供される GVK に関する情報が olm.providedAPIs アノテーションに表示されます。アノテーションの値は、コンマで区切られた <kind>.<version>.<group> で構成される文字列です。Operator グループのすべてのアクティブメンバーの CSV によって提供される CRD および API サービスの GVK が含まれます。
PackageManifest リースを提供する単一のアクティブメンバー CSV を含む OperatorGroup オブジェクトの以下の例を確認してください。
2.4.5.6. ロールベースのアクセス制御 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator グループの作成時に、3 つのクラスタールールが生成されます。それぞれには、以下に示すようにクラスターロールセレクターがラベルに一致するように設定された単一の集計ルールが含まれます。
| クラスターロール | 一致するラベル |
|---|---|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Operator Lifecycle Manager (OLM) は、各 Operator グループに対して次のクラスターロールを作成します。
-
<operatorgroup_name>-admin -
<operatorgroup_name>-edit -
<operatorgroup_name>-view
Operator グループを手動で作成する場合は、既存のクラスターロールまたはクラスター上の他のOperator グループと競合しない一意の名前を指定する必要があります。
以下の RBAC リソースは、CSV が AllNamespaces インストールモードのあるすべての namespace を監視しており、理由が InterOperatorGroupOwnerConflict の失敗状態にない限り、CSV が Operator グループのアクティブメンバーになる際に生成されます。
- CRD からの各 API リソースのクラスターロール
- API サービスからの各 API リソースのクラスターロール
- 追加のロールおよびロールバインディング
| クラスターロール | 設定 |
|---|---|
|
|
集計ラベル:
|
|
|
集計ラベル:
|
|
|
集計ラベル:
|
|
|
Verbs on
集計ラベル:
|
| クラスターロール | 設定 |
|---|---|
|
|
集計ラベル:
|
|
|
集計ラベル:
|
|
|
集計ラベル:
|
追加のロールおよびロールバインディング
-
CSV が
*が含まれる 1 つのターゲット namespace を定義する場合、クラスターロールと対応するクラスターロールバインディングが CSV のpermissionsフィールドに定義されるパーミッションごとに生成されます。生成されたすべてのリソースにはolm.owner: <csv_name>およびolm.owner.namespace: <csv_namespace>ラベルが付与されます。 -
CSV が
*が含まれる 1 つのターゲット namespace を定義 しない 場合、olm.owner: <csv_name>およびolm.owner.namespace: <csv_namespace>ラベルの付いた Operator namespace にあるすべてのロールおよびロールバインディングがターゲット namespace にコピーされます。
2.4.5.7. コピーされる CSV リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OLM は、それぞれの Operator グループのターゲット namespace の Operator グループのすべてのアクティブな CSV のコピーを作成します。コピーされる CSV の目的は、ユーザーに対して、特定の Operator が作成されるリソースを監視するように設定されたターゲット namespace を通知することにあります。
コピーされる CSV にはステータスの理由 Copied があり、それらのソース CSV のステータスに一致するように更新されます。olm.targetNamespaces アノテーションは、クラスター上でコピーされる CSV が作成される前に取られます。ターゲット namespace 選択を省略すると、テナント間のターゲット namespace の重複が回避されます。
コピーされる CSV はそれらのソース CSV が存在しなくなるか、それらのソース CSV が属する Operator グループが、コピーされた CSV の namespace をターゲットに設定しなくなると削除されます。
デフォルトでは、disableCopiedCSVs フィールドは無効になっています。disableCopiedCSVs フィールドを有効にすると、OLM はクラスター上の既存のコピーされた CSV を削除します。disableCopiedCSVs フィールドが無効になると、OLM はコピーされた CSV を再度追加します。
disableCopiedCSVsフィールドを無効にします。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow disableCopiedCSVsフィールドを有効にします。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
2.4.5.8. 静的 Operator グループ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator グループはその spec.staticProvidedAPIs フィールドが true に設定されると 静的 になります。その結果、OLM は Operator グループの olm.providedAPIs アノテーションを変更しません。つまり、これを事前に設定することができます。これは、ユーザーが Operator グループを使用して namespace のセットでリソースの競合を防ぐ必要がある場合で、それらのリソースの API を提供するアクティブなメンバーの CSV がない場合に役立ちます。
以下は、something.cool.io/cluster-monitoring: "true" アノテーションのあるすべての namespace の Prometheus リソースを保護する Operator グループの例です。
Operator Lifecycle Manager (OLM) は、各 Operator グループに対して次のクラスターロールを作成します。
-
<operatorgroup_name>-admin -
<operatorgroup_name>-edit -
<operatorgroup_name>-view
Operator グループを手動で作成する場合は、既存のクラスターロールまたはクラスター上の他のOperator グループと競合しない一意の名前を指定する必要があります。
2.4.5.9. Operator グループの交差部分 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2 つの Operator グループは、それらのターゲット namespace セットの交差部分が空のセットではなく、olm.providedAPIs アノテーションで定義されるそれらの指定 API セットの交差部分が空のセットではない場合に、交差部分のある指定 API があると見なされます。
これによって生じ得る問題として、交差部分のある指定 API を持つ複数の Operator グループは、一連の交差部分のある namespace で同じリソースに関して競合関係になる可能性があります。
交差ルールを確認すると、Operator グループの namespace は常に選択されたターゲット namespace の一部として組み込まれます。
2.4.5.9.1. 交差のルール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
アクティブメンバーの CSV が同期する際はいつでも、OLM はクラスターで、CSV の Operator グループとそれ以外のすべての間での交差部分のある指定 API のセットをクエリーします。その後、OLM はそのセットが空のセットであるかどうかを確認します。
trueであり、CSV の指定 API が Operator グループのサブセットである場合:- 移行を継続します。
trueであり、CSV の指定 API が Operator グループのサブセット ではない 場合:Operator グループが静的である場合:
- CSV に属するすべてのデプロイメントをクリーンアップします。
-
ステータスの理由
CannotModifyStaticOperatorGroupProvidedAPIsのある失敗状態に CSV を移行します。
Operator グループが静的 ではない 場合:
-
Operator グループの
olm.providedAPIsアノテーションを、それ自体と CSV の指定 API の集合に置き換えます。
-
Operator グループの
falseであり、CSV の指定 API が Operator グループのサブセット ではない 場合:- CSV に属するすべてのデプロイメントをクリーンアップします。
-
ステータスの理由
InterOperatorGroupOwnerConflictのある失敗状態に CSV を移行します。
falseであり、CSV の指定 API が Operator グループのサブセットである場合:Operator グループが静的である場合:
- CSV に属するすべてのデプロイメントをクリーンアップします。
-
ステータスの理由
CannotModifyStaticOperatorGroupProvidedAPIsのある失敗状態に CSV を移行します。
Operator グループが静的 ではない 場合:
-
Operator グループの
olm.providedAPIsアノテーションを、それ自体と CSV の指定 API 間の差異部分に置き換えます。
-
Operator グループの
Operator グループによって生じる失敗状態は非終了状態です。
以下のアクションは、Operator グループが同期するたびに実行されます。
- アクティブメンバーの CSV の指定 API のセットは、クラスターから計算されます。コピーされた CSV は無視されることに注意してください。
-
クラスターセットは
olm.providedAPIsと比較され、olm.providedAPIsに追加の API が含まれる場合は、それらの API がプルーニングされます。 - すべての namespace で同じ API を提供するすべての CSV は再びキューに入れられます。これにより、交差部分のあるグループ間の競合する CSV に対して、それらの競合が競合する CSV のサイズ変更または削除のいずれかによって解決されている可能性があることが通知されます。
2.4.5.10. マルチテナント Operator 管理の制限事項 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform は、異なるバージョンの Operator を同じクラスターに同時にインストールするための限定的なサポートを提供します。Operator Lifecycle Manager (OLM) は、Operator を異なる namespace に複数回インストールします。その 1 つの制約として、Operator の API バージョンは同じである必要があります。
Operators は、Kubernetes のグローバルリソースである CustomResourceDefinition オブジェクト (CRD) を使用するため、コントロールプレーンの拡張機能です。多くの場合、Operator の異なるメジャーバージョンには互換性のない CRD があります。これにより、クラスター上の異なる namespace に同時にインストールするのに互換性がなくなります。
すべてのテナントまたは namespace がクラスターの同じコントロールプレーンを共有します。したがって、マルチテナントクラスター内のテナントはグローバル CRD も共有するため、同じクラスターで同じ Operator の異なるインスタンスを並行して使用できるシナリオが制限されます。
サポートされているシナリオは次のとおりです。
- まったく同じ CRD 定義を提供する異なるバージョンの Operators (バージョン管理された CRD の場合は、まったく同じバージョンのセット)
- CRD を同梱せず、代わりに OperatorHub の別のバンドルで CRD を利用できる異なるバージョンの Operators
他のすべてのシナリオはサポートされていません。これは、異なる Operator バージョンからの複数の競合または重複する CRD が同じクラスター上で調整される場合、クラスターデータの整合性が保証されないためです。
2.4.5.11. Operator グループのトラブルシューティング リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.4.5.11.1. メンバーシップ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
インストールプランの namespace には、Operator グループを 1 つだけ含める必要があります。namespace でクラスターサービスバージョン (CSV) を生成しようとすると、インストールプランでは、以下のシナリオの Operator グループが無効であると見なされます。
- インストールプランの namespace に Operator グループが存在しない。
- インストールプランの namespace に複数の Operator グループが存在する。
- Operator グループに、正しくないサービスアカウント名または存在しないサービスアカウント名が指定されている。
インストールプランで無効な Operator グループが検出された場合には、CSV は生成されず、
InstallPlanリソースは関連するメッセージを出力して、インストールを続行します。たとえば、複数の Operator グループが同じ namespace に存在する場合に以下のメッセージが表示されます。attenuated service account query failed - more than one operator group(s) are managing this namespace count=2
attenuated service account query failed - more than one operator group(s) are managing this namespace count=2Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ここでは、
count=は、namespace 内の Operator グループの数を指します。-
CSV のインストールモードがその namespace で Operator グループのターゲット namespace 選択をサポートしない場合、CSV は
UnsupportedOperatorGroupの理由で失敗状態に切り替わります。この理由で失敗した状態にある CSV は、Operator グループのターゲット namespace の選択がサポートされる設定に変更されるか、CSV のインストールモードがターゲット namespace 選択をサポートするように変更される場合に、保留状態に切り替わります。
2.4.6. マルチテナント対応と Operator のコロケーション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
このガイドでは、Operator Lifecycle Manager (OLM) のマルチテナント対応と Operator のコロケーションを説明します。
2.4.6.1. namespace 内での Operators コロケーション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) は、同じ namespace にインストールされている OLM 管理 Operators を処理します。つまり、それらの Subscription リソースは、関連する Operators として同じ namespace に配置されます。それらが実際には関連していなくても、いずれかが更新されると、OLM はバージョンや更新ポリシーなどの状態を考慮します。
このデフォルトの動作は、次の 2 つの方法で現れます。
-
保留中の更新の
InstallPlanリソースには、同じ namespace にある他のすべての Operators のClusterServiceVersion(CSV) リソースが含まれます。 - 同じ namespace 内のすべての Operators は、同じ更新ポリシーを共有します。たとえば、1 つの Operator が手動更新に設定されている場合は、他のすべての Operators の更新ポリシーも手動に設定されます。
これらのシナリオは、次の問題につながる可能性があります。
- 更新された Operator だけでなく、より多くのリソースが定義されているため、Operator 更新のインストール計画を推論するのは難しくなります。
- ネームスペース内の一部の Operator を自動的に更新し、他の Operator を手動で更新することは不可能になります。これは、クラスター管理者にとって一般的な要望です。
OpenShift Container Platform Web コンソールを使用して Operator をインストールすると、デフォルトの動作により、All namespaces インストールモードをサポートする Operator がデフォルトの openshift-operators グローバル namespace にインストールされるため、これらの問題は通常表面化します。
クラスター管理者は、次のワークフローを使用して、このデフォルトの動作を手動でバイパスできます。
- Operator のインストール用の namespace を作成します。
- すべての namespace を監視する Operator グループである、カスタム グローバル Operator グループ を作成します。この Operator グループを作成した namespace に関連付けることで、インストール namespace がグローバル namespace になり、そこにインストールされた Operators がすべての namespace で使用できるようになります。
- 必要な Operator をインストール namespace にインストールします。
Operator に依存関係がある場合、依存関係は事前に作成された namespace に自動的にインストールされます。その結果、依存関係 Operators が同じ更新ポリシーと共有インストールプランを持つことが有効になります。詳細な手順は、「カスタム namespace へのグローバル Operators のインストール」を参照してください。
2.4.7. Operator 条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下では、Operator Lifecycle Manager (OLM) による Operator 条件の使用方法を説明します。
2.4.7.1. Operator 条件について リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator のライフサイクル管理のロールの一部として、Operator Lifecycle Manager (OLM) は、Operator を定義する Kubernetes リソースの状態から Operator の状態を推測します。このアプローチでは、Operator が特定の状態にあることをある程度保証しますが、推測できない情報を Operator が OLM と通信して提供する必要がある場合も多々あります。続いて、OLM がこの情報を使用して、Operator のライフサイクルをより適切に管理することができます。
OLM は、Operators が OLM に条件を通信できる OperatorCondition というカスタムリソース定義 (CRD) を提供します。OperatorCondition リソースの Spec.Conditions 配列にある場合に、OLM による Operator の管理に影響するサポートされる条件のセットがあります。
デフォルトでは、Spec.Conditions 配列は、ユーザーによって追加されるか、カスタム Operator ロジックの結果として追加されるまで、OperatorCondition オブジェクトに存在しません。
2.4.7.2. サポートされる条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) は、以下の Operator 条件をサポートします。
2.4.7.2.1. アップグレード可能な条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Upgradeable Operator 条件は、既存のクラスターサービスバージョン (CSV) が、新規の CSV バージョンに置き換えられることを阻止します。この条件は、以下の場合に役に立ちます。
- Operator が重要なプロセスを開始するところで、プロセスが完了するまでアップグレードしてはいけない場合
- Operator が、Operator のアップグレードの準備ができる前に完了する必要のあるカスタムリソース (CR) の移行を実行している場合
Upgradeable Operator の条件を False 値に設定しても、Pod の中断は回避できません。Pod が中断されないようにする必要がある場合は、「追加リソース」セクションの「Pod 中断バジェットを使用して稼働させなければならない Pod の数を指定する」と「正常な終了」を参照してください。
Upgradeable Operator 条件の例
2.4.8. Operator Lifecycle Manager メトリクス リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.4.8.1. 公開されるメトリック リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) は、Prometheus ベースの OpenShift Container Platform クラスターモニタリングスタックで使用される特定の OLM 固有のリソースを公開します。
| 名前 | 説明 |
|---|---|
|
| カタログソースの数。 |
|
|
カタログソースの状態。値 |
|
|
クラスターサービスバージョン (CSV) を調整する際に、(インストールされていない場合など) CSV バージョンが |
|
| 正常に登録された CSV の数。 |
|
|
CSV を調整する際に、CSV バージョンが |
|
| CSV アップグレードの単調 (monotonic) カウント。 |
|
| インストール計画の数。 |
|
| インストール計画に含まれる非推奨のリソースなど、リソースによって生成される警告の個数。 |
|
| 依存関係解決の試行期間。 |
|
| サブスクリプションの数。 |
|
|
サブスクリプション同期の単調 (monotonic) カウント。 |
2.4.9. Operator Lifecycle Manager での Webhook の管理 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Webhook により、リソースがオブジェクトストアに保存され、Operator コントローラーによって処理される前に、Operator の作成者はリソースのインターセプト、変更、許可、および拒否を実行することができます。Operator Lifecycle Manager (OLM) は、Operator と共に提供される際にこれらの Webhook のライフサイクルを管理できます。
Operator 開発者が自分の Operator に Webhook を定義する方法の詳細と、OLM で実行する場合の注意事項は、クラスターサービスのバージョン (CSV) を定義する を参照してください。
2.5. OperatorHub について リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.5.1. OperatorHub について リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OperatorHub は OpenShift Container Platform の Web コンソールインターフェイスであり、これを使用してクラスター管理者は Operator を検出し、インストールします。1 回のクリックで、Operator をクラスター外のソースからプルし、クラスター上でインストールおよびサブスクライブして、エンジニアリングチームが Operator Lifecycle Manager (OLM) を使用してデプロイメント環境全体で製品をセルフサービスで管理される状態にすることができます。
クラスター管理者は、以下のカテゴリーにグループ化されたカタログから選択することができます。
| カテゴリー | 説明 |
|---|---|
| Red Hat Operators | Red Hat によってパッケージ化され、出荷される Red Hat 製品。Red Hat によってサポートされます。 |
| 認定 Operators | 大手独立系ソフトウェアベンダー (ISV) の製品。Red Hat は ISV とのパートナーシップにより、パッケージ化および出荷を行います。ISV によってサポートされます。 |
| Red Hat Marketplace | Red Hat Marketplace から購入できる認定ソフトウェア。 |
| コミュニティー Operator | redhat-openshift-ecosystem/community-operators-prod/operators GitHub リポジトリーで関連する担当者によって保守されているオプションで表示可能なソフトウェア。正式なサポートはありません。 |
| カスタム Operators | 各自でクラスターに追加する Operators。カスタム Operators を追加していない場合、カスタム カテゴリーは Web コンソールの OperatorHub 上に表示されません。 |
OperatorHub の Operators は OLM で実行されるようにパッケージ化されます。これには、Operator のインストールおよびセキュアな実行に必要なすべての CRD、RBAC ルール、デプロイメント、およびコンテナーイメージが含まれるクラスターサービスバージョン (CSV) という YAML ファイルが含まれます。また、機能の詳細やサポートされる Kubernetes バージョンなどのユーザーに表示される情報も含まれます。
Operator SDK は、開発者が OLM および OperatorHub で使用するために Operator のパッケージ化することを支援するために使用できます。お客様によるアクセスが可能な商用アプリケーションがある場合、Red Hat Partner Connect ポータル (connect.redhat.com) で提供される認定ワークフローを使用してこれを組み込むようにしてください。
2.5.2. OperatorHub アーキテクチャー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OperatorHub UI コンポーネントは、デフォルトで OpenShift Container Platform の openshift-marketplace namespace で Marketplace Operator によって実行されます。
2.5.2.1. OperatorHub カスタムリソース リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Marketplace Operator は、OperatorHub で提供されるデフォルトの CatalogSource オブジェクトを管理する cluster という名前の OperatorHub カスタムリソース (CR) を管理します。このリソースを変更して、デフォルトのカタログを有効または無効にすることができます。これは、ネットワークが制限された環境で OpenShift Container Platform を設定する際に役立ちます。
OperatorHub カスタムリースの例
2.6. Red Hat が提供する Operator カタログ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat は、デフォルトで OpenShift Container Platform に含まれる複数の Operator カタログを提供します。
OpenShift Container Platform 4.11 の時点で、デフォルトの Red Hat が提供する Operator カタログは、ファイルベースのカタログ形式でリリースされます。OpenShift Container Platform 4.6 から 4.10 までのデフォルトの Red Hat が提供する Operator カタログは、非推奨の SQLite データベース形式でリリースされました。
opm サブコマンド、フラグ、および SQLite データベース形式に関連する機能も非推奨となり、今後のリリースで削除されます。機能は引き続きサポートされており、非推奨の SQLite データベース形式を使用するカタログに使用する必要があります。
opm index prune などの SQLite データベース形式を使用する opm サブコマンドおよびフラグの多くは、ファイルベースのカタログ形式では機能しません。ファイルベースのカタログを使用する方法の詳細は、カスタムカタログの管理、Operator Framework パッケージ形式、および oc-mirror プラグインを使用した非接続インストールのイメージのミラーリング を参照してください。
2.6.1. Operator カタログについて リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator カタログは、Operator Lifecycle Manager (OLM) がクエリーを行い、Operators およびそれらの依存関係をクラスターで検出し、インストールできるメタデータのリポジトリーです。OLM は最新バージョンのカタログから Operators を常にインストールします。
Operator Bundle Format に基づくインデックスイメージは、カタログのコンテナー化されたスナップショットです。これは、Operator マニフェストコンテンツのセットへのポインターのデータベースが含まれるイミュータブルなアーティファクトです。カタログはインデックスイメージを参照し、クラスター上の OLM のコンテンツを調達できます。
カタログが更新されると、Operator の最新バージョンが変更され、それ以前のバージョンが削除または変更される可能性があります。さらに OLM がネットワークが制限された環境の OpenShift Container Platform クラスターで実行される場合、最新のコンテンツをプルするためにインターネットからカタログに直接アクセスすることはできません。
クラスター管理者は、Red Hat が提供するカタログをベースとして使用して、またはゼロから独自のカスタムインデックスイメージを作成できます。これを使用して、クラスターのカタログコンテンツを調達できます。独自のインデックスイメージの作成および更新により、クラスターで利用可能な Operators のセットをカスタマイズする方法が提供され、また前述のネットワークが制限された環境の問題を回避することができます。
Kubernetes は定期的に特定の API を非推奨とし、後続のリリースで削除します。その結果、Operator は API を削除した Kubernetes バージョンを使用する OpenShift Container Platform のバージョン以降、削除された API を使用できなくなります。
クラスターがカスタムカタログを使用している場合に、Operator の作成者がプロジェクトを更新してワークロードの問題や、互換性のないアップグレードを回避できるようにする方法は Operator の互換性の OpenShift Container Platform バージョンへの制御 を参照してください。
レガシー形式をしようしたカスタムのカタログなど、Operator のレガシー パッケージマニフェスト形式 のサポートは、OpenShift Container Platform 4.8 以降で削除されます。
カスタムカタログイメージを作成する場合、OpenShift Container Platform 4 の以前のバージョンでは、複数のリリースで非推奨となった oc adm catalog build コマンドの使用が必要でしたが、これは削除されました。OpenShift Container Platform 4.6 以降で Red Hat が提供するインデックスイメージが利用可能になると、カタログビルダーは opm index コマンドを使用してインデックスイメージを管理する必要があります。
2.6.2. Red Hat が提供する Operator カタログについて リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat が提供するカタログソースは、デフォルトで openshift-marketplace namespace にインストールされます。これにより、すべての namespace でクラスター全体でカタログを利用できるようになります。
以下の Operator カタログは Red Hat によって提供されます。
| Catalog | インデックスイメージ | 説明 |
|---|---|---|
|
|
| Red Hat によってパッケージ化され、出荷される Red Hat 製品。Red Hat によってサポートされます。 |
|
|
| 大手独立系ソフトウェアベンダー (ISV) の製品。Red Hat は ISV とのパートナーシップにより、パッケージ化および出荷を行います。ISV によってサポートされます。 |
|
|
| Red Hat Marketplace から購入できる認定ソフトウェア。 |
|
|
| redhat-openshift-ecosystem/community-operators-prod/operators GitHub リポジトリーで、関連する担当者によって保守されているソフトウェア。正式なサポートはありません。 |
クラスターのアップグレード時に、Red Hat が提供するデフォルトのカタログソースのインデックスイメージのタグは、Operator Lifecycle Manager (OLM) が最新版のカタログをプルするように、Cluster Version Operator (CVO) により自動更新されます。たとえば、OpenShift Container Platform 4.8 から 4.9 にアップグレードする場合には、redhat-operators カタログの CatalogSource オブジェクトの spec.image フィールドは、以下から更新されます。
registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:v4.8
registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:v4.8
更新後は次のようになります。
registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:v4.9
registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:v4.9
2.7. マルチテナントクラスター内の Operators リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) のデフォルトの動作は、Operator のインストール時に簡素化することを目的としています。ただし、この動作は、特にマルチテナントクラスターでは柔軟性に欠ける場合があります。OpenShift Container Platform クラスターの複数のテナントが Operator を使用するために、OLM のデフォルトの動作では、管理者が Operator を All namespaces モードでインストールする必要があります。これは、最小特権の原則に違反していると見なすことができます。
以下のシナリオを考慮して、環境と要件に最適な Operator インストールワークフローを決定してください。
2.7.1. デフォルトの Operator インストールモードと動作 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
管理者として Web コンソールを使用して Operators をインストールする場合、通常、Operators の機能に応じて、インストールモードに 2 つの選択肢があります。
- 単一の namespace
- 選択した単一の namespace に Operator をインストールし、Operator が要求するすべての権限をその namespace で使用できるようにします。
- すべての namespace
-
デフォルトの
openshift-operatorsnamespace で Operator をインストールし、クラスターのすべての namespace を監視し、Operator をこれらの namespace に対して利用可能にします。Operator が要求するすべてのアクセス許可をすべての namespace で使用できるようにします。場合によっては、Operator の作成者はメタデータを定義して、その Operator が提案する namespace の 2 番目のオプションをユーザーに提供できます。
この選択は、影響を受ける namespace のユーザーが、namespace でのロールに応じて、所有するカスタムリソース (CR) を活用できる Operators API にアクセスできることも意味します。
-
namespace-adminおよびnamespace-editロールは、Operator API の読み取り/書き込みが可能です。つまり、Operator API を使用できます。 -
namespace-viewロールは、その Operator の CR オブジェクトを読み取ることができます。
Single namespace モードの場合、Operator 自体が選択した namespace にインストールされるため、その Pod とサービスアカウントもそこに配置されます。All namespaces モードの場合、Operator の権限はすべて自動的にクラスターロールに昇格されます。つまり、Operator はすべての namespace でこれらの権限を持ちます。
2.7.2. マルチテナントクラスターの推奨ソリューション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Multinamespace インストールモードは存在しますが、サポートされている Operators はほとんどありません。標準 All namespaces と Single namespace インストールモードの中間的なソリューションとして、次のワークフローを使用して、テナントごとに 1 つずつ、同じ Operator の複数のインスタンスをインストールできます。
- テナントの namespace とは別のテナント Operator の namespace を作成します。
- テナントの namespace のみを対象とするテナント Operator の Operator グループを作成します。
- テナント Operator namespace に Operator をインストールします。
その結果、Operator はテナントの Operator namespace に存在し、テナントの namespace を監視しますが、Operator の Pod もそのサービスアカウントも、テナントによって表示または使用できません。
このソリューションは、より優れたテナント分離、リソースの使用を犠牲にした最小特権の原則、および制約が確実に満たされるようにするための追加のオーケストレーションを提供します。詳細な手順は、「マルチテナントクラスター用の Operator の複数インスタンスの準備」を参照してください。
制限および考慮事項
このソリューションは、次の制約が満たされている場合にのみ機能します。
- 同じ Operator のすべてのインスタンスは、同じバージョンである必要があります。
- Operator は、他の Operators に依存することはできません。
- Operator は CRD 変換 Webhook を出荷できません。
同じクラスターで同じ Operator の異なるバージョンを使用することはできません。最終的に、Operator の別のインスタンスのインストールは、以下の条件を満たす場合にブロックされます。
- インスタンスは Operator の最新バージョンではありません。
- インスタンスは、クラスターですでに使用されている新しいリビジョンに含まれる情報またはバージョンを欠いている CRD の古いリビジョンを出荷します。
「非クラスター管理者による Operator のインストールの許可」で説明されているように、非クラスター管理者が自給自足で Operator をインストールできるようにする場合は、管理者として注意してください。これらのテナントは、依存関係がないことがわかっている Operator の精選されたカタログにのみアクセスできる必要があります。これらのテナントは、CRD が変更されないようにするために、Operator の同じバージョンラインを使用することを強制する必要もあります。これには、ネームスペーススコープのカタログを使用し、グローバルなデフォルトカタログを無効にする必要があります。
2.7.3. Operator のコロケーションと Operator グループ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) は、同じ namespace にインストールされている OLM 管理 Operators を処理します。つまり、それらの Subscription リソースは、関連する Operators として同じ namespace に配置されます。それらが実際には関連していなくても、いずれかが更新されると、OLM はバージョンや更新ポリシーなどの状態を考慮します。
Operator のコロケーションと Operator グループの効果的な使用の詳細は、Operator Lifecycle Manager (OLM) → マルチテナント対応と Operator のコロケーション を参照してください。
2.8. CRD リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
2.8.1. カスタムリソース定義による Kubernetes API の拡張 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator は Kubernetes の拡張メカニズムであるカスタムリソース定義 (CRD) を使用するため、Operator によって管理されるカスタムオブジェクトは、組み込み済みのネイティブ Kubernetes オブジェクトのように表示され、機能します。以下では、CRD を作成し、管理することで、クラスター管理者が OpenShift Container Platform クラスターをどのように拡張できるかを説明します。
2.8.1.1. カスタムリソース定義 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Kubernetes API では、リソース は特定の種類の API オブジェクトのコレクションを保管するエンドポイントです。たとえば、ビルトインされた Pods リソースには、Pod オブジェクトのコレクションが含まれます。
カスタムリソース定義 (CRD) オブジェクトは、クラスター内に新規の固有オブジェクト kind を定義し、Kubernetes API サーバーにそのライフサイクル全体を処理させます。
カスタムリソース (CR) オブジェクトは、クラスター管理者によってクラスターに追加された CRD から作成され、すべてのクラスターユーザーが新規リソースタイプをプロジェクトに追加できるようにします。
クラスター管理者が新規 CRD をクラスターに追加する際に、Kubernetes API サーバーは、クラスター全体または単一プロジェクト (namespace) によってアクセスできる新規の RESTful リソースパスを作成することによって応答し、指定された CR を提供し始めます。
CRD へのアクセスを他のユーザーに付与する必要のあるクラスター管理者は、クラスターロールの集計を使用して admin、edit、または view のデフォルトクラスターロールを持つユーザーにアクセスを付与できます。また、クラスターロールの集計により、カスタムポリシールールをこれらのクラスターロールに挿入することができます。この動作は、新規リソースを組み込み型のインリソースであるかのようにクラスターの RBAC ポリシーに統合します。
Operator はとりわけ CRD を必要な RBAC ポリシーおよび他のソフトウェア固有のロジックでパッケージ化することで CRD を利用します。またクラスター管理者は、Operator のライフサイクル外にあるクラスターに CRD を手動で追加でき、これらをすべてのユーザーに利用可能にすることができます。
クラスター管理者のみが CRD を作成できる一方で、開発者は CRD への読み取りおよび書き込みパーミッションがある場合には、既存の CRD から CR を作成することができます。
2.8.1.2. カスタムリソース定義の作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
カスタムリソース (CR) オブジェクトを作成するには、クラスター管理者はまずカスタムリソース定義 (CRD) を作成する必要があります。
前提条件
-
cluster-adminユーザー権限を使用した OpenShift Container Platform クラスターへのアクセス
手順
CRD を作成するには、以下を実行します。
以下の例のようなフィールドタイプを含む YAML ファイルを作成します。
CRD の YAML ファイルの例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
apiextensions.k8s.io/v1API を使用します。- 2
- 定義の名前を指定します。これは
groupおよびpluralフィールドの値を使用する<plural-name>.<group>形式である必要があります。 - 3
- API のグループ名を指定します。API グループは、論理的に関連付けられるオブジェクトのコレクションです。たとえば、
JobまたはScheduledJobなどのすべてのバッチオブジェクトはバッチ API グループ (batch.api.example.comなど) である可能性があります。組織の完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用することが奨励されます。 - 4
- URL で使用されるバージョン名を指定します。それぞれの API グループは複数バージョンに存在させることができます (例:
v1alpha、v1beta、v1)。 - 5
- カスタムオブジェクトがクラスター (
Cluster) の 1 つのプロジェクト (Namespaced) またはすべてのプロジェクトで利用可能であるかどうかを指定します。 - 6
- URL で使用される複数形の名前を指定します。
pluralフィールドは API URL のリソースと同じになります。 - 7
- CLI および表示用にエイリアスとして使用される単数形の名前を指定します。
- 8
- 作成できるオブジェクトの種類を指定します。タイプは CamelCase にすることができます。
- 9
- CLI でリソースに一致する短い文字列を指定します。
注記デフォルトで、CRD のスコープはクラスターで設定され、すべてのプロジェクトで利用可能です。
CRD オブジェクトを作成します。
oc create -f <file_name>.yaml
$ oc create -f <file_name>.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 新規の RESTful API エンドポイントは以下のように作成されます。
/apis/<spec:group>/<spec:version>/<scope>/*/<names-plural>/...
/apis/<spec:group>/<spec:version>/<scope>/*/<names-plural>/...Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow たとえば、サンプルファイルを使用すると、以下のエンドポイントが作成されます。
/apis/stable.example.com/v1/namespaces/*/crontabs/...
/apis/stable.example.com/v1/namespaces/*/crontabs/...Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow このエンドポイント URL を使用して CR を作成し、管理できます。オブジェクト kind は、作成した CRD オブジェクトの
spec.kindフィールドに基づいています。
2.8.1.3. カスタムリソース定義のクラスターロールの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター管理者は、既存のクラスタースコープのカスタムリソース定義 (CRD) にパーミッションを付与できます。admin、edit、および view のデフォルトクラスターロールを使用する場合、これらのルールについてクラスターロールの集計を利用できます。
これらのロールのいずれかにパーミッションを付与する際は、明示的に付与する必要があります。より多くのパーミッションを持つロールはより少ないパーミッションを持つロールからルールを継承しません。ルールをあるロールに割り当てる場合、より多くのパーミッションを持つロールにもその動詞を割り当てる必要もあります。たとえば、get crontabs パーミッションを表示ロールに付与する場合、これを edit および admin ロールにも付与する必要があります。admin または edit ロールは通常、プロジェクトテンプレートでプロジェクトを作成したユーザーに割り当てられます。
前提条件
- CRD を作成します。
手順
CRD のクラスターロール定義ファイルを作成します。クラスターロール定義は、各クラスターロールに適用されるルールが含まれる YAML ファイルです。OpenShift Container Platform Controller はデフォルトクラスターロールに指定するルールを追加します。
カスタムロール定義の YAML ファイルの例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
rbac.authorization.k8s.io/v1API を使用します。- 2 8
- 定義の名前を指定します。
- 3
- パーミッションを管理のデフォルトロールに付与するためにこのラベルを指定します。
- 4
- パーミッションを編集のデフォルトロールに付与するためにこのラベルを指定します。
- 5 11
- CRD のグループ名を指定します
- 6 12
- これらのルールが適用される CRD の複数形の名前を指定します。
- 7 13
- ロールに付与されるパーミッションを表す動詞を指定します。たとえば、読み取りおよび書き込みパーミッションを
adminおよびeditロールに適用し、読み取り専用パーミッションをviewロールに適用します。 - 9
- このラベルを指定して、パーミッションを
viewデフォルトロールに付与します。 - 10
- このラベルを指定して、パーミッションを
cluster-readerデフォルトロールに付与します。
クラスターロールを作成します。
oc create -f <file_name>.yaml
$ oc create -f <file_name>.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
2.8.1.4. ファイルからのカスタムリソースの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
カスタムリソース定義 (CRD) がクラスターに追加された後に、クラスターリソース (CR) は CR 仕様を使用するファイルを使って CLI で作成できます。
前提条件
- CRD がクラスター管理者によってクラスターに追加されている。
手順
CR の YAML ファイルを作成します。以下の定義例では、
cronSpecとimageのカスタムフィールドがKind: CronTabの CR に設定されます。このKindは、CRD オブジェクトのspec.kindフィールドから取得されます。CR の YAML ファイルサンプル
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ファイルの作成後に、オブジェクトを作成します。
oc create -f <file_name>.yaml
$ oc create -f <file_name>.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
2.8.1.5. カスタムリソースの検査 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
CLI を使用してクラスターに存在するカスタムリソース (CR) オブジェクトを検査できます。
前提条件
- CR オブジェクトがアクセスできる namespace にあること。
手順
CR の特定の kind に関する情報を取得するには、以下を実行します。
oc get <kind>
$ oc get <kind>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下に例を示します。
oc get crontab
$ oc get crontabCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME KIND my-new-cron-object CronTab.v1.stable.example.com
NAME KIND my-new-cron-object CronTab.v1.stable.example.comCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow リソース名では大文字と小文字が区別されず、CRD で定義される単数形または複数形のいずれか、および任意の短縮名を指定できます。以下に例を示します。
oc get crontabs
$ oc get crontabsCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow oc get crontab
$ oc get crontabCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow oc get ct
$ oc get ctCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow CR の未加工の YAML データを確認することもできます。
oc get <kind> -o yaml
$ oc get <kind> -o yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下に例を示します。
oc get ct -o yaml
$ oc get ct -o yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
2.8.2. カスタムリソース定義からのリソースの管理 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下では、開発者がカスタムリソース定義 (CRD) にあるカスタムリソース (CR) をどのように管理できるかを説明します。
2.8.2.1. カスタムリソース定義 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Kubernetes API では、リソース は特定の種類の API オブジェクトのコレクションを保管するエンドポイントです。たとえば、ビルトインされた Pods リソースには、Pod オブジェクトのコレクションが含まれます。
カスタムリソース定義 (CRD) オブジェクトは、クラスター内に新規の固有オブジェクト kind を定義し、Kubernetes API サーバーにそのライフサイクル全体を処理させます。
カスタムリソース (CR) オブジェクトは、クラスター管理者によってクラスターに追加された CRD から作成され、すべてのクラスターユーザーが新規リソースタイプをプロジェクトに追加できるようにします。
Operator はとりわけ CRD を必要な RBAC ポリシーおよび他のソフトウェア固有のロジックでパッケージ化することで CRD を利用します。またクラスター管理者は、Operator のライフサイクル外にあるクラスターに CRD を手動で追加でき、これらをすべてのユーザーに利用可能にすることができます。
クラスター管理者のみが CRD を作成できる一方で、開発者は CRD への読み取りおよび書き込みパーミッションがある場合には、既存の CRD から CR を作成することができます。
2.8.2.2. ファイルからのカスタムリソースの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
カスタムリソース定義 (CRD) がクラスターに追加された後に、クラスターリソース (CR) は CR 仕様を使用するファイルを使って CLI で作成できます。
前提条件
- CRD がクラスター管理者によってクラスターに追加されている。
手順
CR の YAML ファイルを作成します。以下の定義例では、
cronSpecとimageのカスタムフィールドがKind: CronTabの CR に設定されます。このKindは、CRD オブジェクトのspec.kindフィールドから取得されます。CR の YAML ファイルサンプル
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ファイルの作成後に、オブジェクトを作成します。
oc create -f <file_name>.yaml
$ oc create -f <file_name>.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
2.8.2.3. カスタムリソースの検査 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
CLI を使用してクラスターに存在するカスタムリソース (CR) オブジェクトを検査できます。
前提条件
- CR オブジェクトがアクセスできる namespace にあること。
手順
CR の特定の kind に関する情報を取得するには、以下を実行します。
oc get <kind>
$ oc get <kind>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下に例を示します。
oc get crontab
$ oc get crontabCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME KIND my-new-cron-object CronTab.v1.stable.example.com
NAME KIND my-new-cron-object CronTab.v1.stable.example.comCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow リソース名では大文字と小文字が区別されず、CRD で定義される単数形または複数形のいずれか、および任意の短縮名を指定できます。以下に例を示します。
oc get crontabs
$ oc get crontabsCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow oc get crontab
$ oc get crontabCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow oc get ct
$ oc get ctCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow CR の未加工の YAML データを確認することもできます。
oc get <kind> -o yaml
$ oc get <kind> -o yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下に例を示します。
oc get ct -o yaml
$ oc get ct -o yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
第3章 ユーザータスク リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
3.1. インストールされた Operator からのアプリケーションの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下では、開発者を対象に、OpenShift Container Platform Web コンソールを使用して、インストールされた Operator からアプリケーションを作成する例を示します。
3.1.1. Operator を使用した etcd クラスターの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
この手順では、Operator Lifecycle Manager (OLM) で管理される etcd Operator を使用した新規 etcd クラスターの作成を説明します。
前提条件
- OpenShift Container Platform 4.13 クラスターにアクセスできる
- 管理者によってクラスター全体に etcd Operator がすでにインストールされている。
手順
-
この手順を実行するために OpenShift Container Platform Web コンソールで新規プロジェクトを作成します。この例では、
my-etcdというプロジェクトを使用します。 Operators → Installed Operators ページに移動します。クラスター管理者によってクラスターにインストールされ、使用可能にされた Operator がクラスターサービスバージョン (CSV) のリストとしてここに表示されます。CSV は Operator によって提供されるソフトウェアを起動し、管理するために使用されます。
ヒント以下を使用して、CLI でこのリストを取得できます。
oc get csv
$ oc get csvCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Installed Operators ページで、etcd Operator をクリックして詳細情報および選択可能なアクションを表示します。
Provided APIs に表示されているように、この Operator は 3 つの新規リソースタイプを利用可能にします。これには、etcd クラスター (
EtcdClusterリソース) のタイプが含まれます。これらのオブジェクトは、DeploymentまたはReplicaSetなどの組み込み済みのネイティブ Kubernetes オブジェクトと同様に機能しますが、これらには etcd を管理するための固有のロジックが含まれます。新規 etcd クラスターを作成します。
- etcd Cluster API ボックスで、Create instance をクリックします。
-
次のページでは、
EtcdClusterオブジェクト (クラスターのサイズなど) のテンプレートを起動する最小条件を変更できます。ここでは Create をクリックして確定します。これにより、Operator がトリガーされ、Pod、サービス、および新規 etcd クラスターの他のコンポーネントが起動します。
example etcd クラスター、Resources タブの順にクリックし、Operator が自動的に作成および設定した多数のリソースが含まれていることを確認します。
Kubernetes サービスが作成され、プロジェクトの他の Pod からデータベースにアクセスできることを確認します。
所定プロジェクトで
editロールを持つすべてのユーザーは、クラウドサービスのようにセルフサービス方式でプロジェクトにすでに作成されている Operators によって管理されるアプリケーションのインスタンス (この例では etcd クラスター) を作成し、管理し、削除することができます。この機能を持つ追加のユーザーを有効にする必要がある場合、プロジェクト管理者は以下のコマンドを使用してこのロールを追加できます。oc policy add-role-to-user edit <user> -n <target_project>
$ oc policy add-role-to-user edit <user> -n <target_project>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
これで、etcd クラスターは Pod が正常でなくなったり、クラスターのノード間で移行する際の障害に対応し、データのリバランスを行います。最も重要な点として、適切なアクセスを持つクラスター管理者または開発者は独自のアプリケーションでデータベースを簡単に使用できるようになります。
3.2. namespace への Operator のインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター管理者が Operator のインストールパーミッションをお使いのアカウントに委任している場合、セルフサービス方式で Operator をインストールし、これを namespace にサブスクライブできます。
3.2.1. 前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- クラスター管理者は、namespace へのセルフサービス Operator のインストールを許可するために OpenShift Container Platform ユーザーアカウントに特定のパーミッションを追加する必要があります。詳細は、クラスター管理者以外による Operator のインストールの許可 を参照してください。
3.2.2. OperatorHub を使用した Operator のインストールについて リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OperatorHub は Operator を検出するためのユーザーインターフェイスです。これは Operator Lifecycle Manager (OLM) と連携し、クラスター上で Operator をインストールし、管理します。
適切なパーミッションを持つユーザーとして、OpenShift Container Platform Web コンソールまたは CLI を使用して OperatorHub から Operator をインストールできます。
インストール時に、Operator の以下の初期設定を判別する必要があります。
- インストールモード
- Operator をインストールする特定の namespace を選択します。
- 更新チャネル
- Operator が複数のチャネルで利用可能な場合、サブスクライブするチャネルを選択できます。たとえば、(利用可能な場合に) stable チャネルからデプロイするには、これをリストから選択します。
- 承認ストラテジー
自動 (Automatic) または手動 (Manual) のいずれかの更新を選択します。
インストールされた Operator に自動更新を選択する場合、Operator の新規バージョンが選択されたチャネルで利用可能になると、Operator Lifecycle Manager (OLM) は人の介入なしに、Operator の実行中のインスタンスを自動的にアップグレードします。
手動更新を選択する場合、Operator の新規バージョンが利用可能になると、OLM は更新要求を作成します。クラスター管理者は、Operator が新規バージョンに更新されるように更新要求を手動で承認する必要があります。
3.2.3. Web コンソールを使用して OperatorHub からインストールする リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform Web コンソールを使用して OperatorHub から Operator をインストールし、これをサブスクライブできます。
前提条件
- Operator インストールパーミッションを持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。
手順
- Web コンソールで、Operators → OperatorHub ページに移動します。
スクロールするか、キーワードを Filter by keyword ボックスに入力し、必要な Operator を見つけます。たとえば、Advanced Cluster Management for Kubernetes Operator を検索するには
advancedを入力します。また、インフラストラクチャー機能 でオプションをフィルターすることもできます。たとえば、非接続環境 (ネットワークが制限された環境ともしても知られる) で機能する Operators を表示するには、Disconnected を選択します。
Operator を選択して、追加情報を表示します。
注記コミュニティー Operator を選択すると、Red Hat がコミュニティー Operator を認定していないことを警告します。続行する前に警告を確認する必要があります。
- Operator に関する情報を確認してから、Install をクリックします。
Install Operator ページで以下を行います。
- Operator をインストールする特定の単一 namespace を選択します。Operator は監視のみを実行し、この単一 namespace で使用されるように利用可能になります。
- Update channel を選択します (複数を選択できる場合)。
- 前述のように、Automatic または Manual 承認ストラテジーを選択します。
Install をクリックし、Operator をこの OpenShift Container Platform クラスターの選択した namespace で利用可能にします。
手動 の承認ストラテジーを選択している場合、サブスクリプションのアップグレードステータスは、そのインストール計画を確認し、承認するまで Upgrading のままになります。
Install Plan ページでの承認後に、サブスクリプションのアップグレードステータスは Up to date に移行します。
- 自動 の承認ストラテジーを選択している場合、アップグレードステータスは、介入なしに Up to date に解決するはずです。
サブスクリプションのアップグレードステータスが Up to date になった後に、Operators → Installed Operators を選択し、インストールされた Operator のクラスターサービスバージョン (CSV) が表示されることを確認します。その Status は最終的に関連する namespace で InstallSucceeded に解決するはずです。
注記All namespaces… インストールモードの場合、ステータスは
openshift-operatorsnamespace で InstallSucceeded になりますが、他の namespace でチェックする場合、ステータスは Copied になります。上記通りにならない場合、以下を実行します。
-
さらにトラブルシューティングを行うために問題を報告している Workloads → Pods ページで、
openshift-operatorsプロジェクト (または A specific namespace… インストールモードが選択されている場合は他の関連の namespace) の Pod のログを確認します。
-
さらにトラブルシューティングを行うために問題を報告している Workloads → Pods ページで、
3.2.4. CLI を使用して OperatorHub からインストールする リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform Web コンソールを使用する代わりに、CLI を使用して OperatorHub から Operator をインストールできます。oc コマンドを使用して、Subscription オブジェクトを作成または更新します。
前提条件
- Operator インストールパーミッションを持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。
-
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。
手順
OperatorHub からクラスターで利用できる Operators のリストを表示します。
oc get packagemanifests -n openshift-marketplace
$ oc get packagemanifests -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 必要な Operator のカタログをメモします。
必要な Operator を検査して、サポートされるインストールモードおよび利用可能なチャネルを確認します。
oc describe packagemanifests <operator_name> -n openshift-marketplace
$ oc describe packagemanifests <operator_name> -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow OperatorGroupで定義される Operator グループは、Operator グループと同じ namespace 内のすべての Operator に必要な RBAC アクセスを生成するターゲット namespace を選択します。Operator をサブスクライブする namespace には、Operator のインストールモードに一致する Operator グループが必要になります (
AllNamespacesまたはSingleNamespaceモードのいずれか)。インストールする Operator がAllNamespacesモードを使用する場合、openshift-operatorsnamespace には適切なglobal-operatorsOperator グループがすでに配置されています。ただし、Operator が
SingleNamespaceモードを使用し、適切な Operator グループがない場合、それらを作成する必要があります。注記-
この手順の Web コンソールバージョンでは、
SingleNamespaceモードを選択する際に、OperatorGroupおよびSubscriptionオブジェクトの作成を背後で自動的に処理します。 - namespace ごとに Operator グループを 1 つだけ持つことができます。詳細は、「Operator グループ」を参照してください。
OperatorGroupオブジェクト YAML ファイルを作成します (例:operatorgroup.yaml)。OperatorGroupオブジェクトのサンプルCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 警告Operator Lifecycle Manager (OLM) は、各 Operator グループに対して次のクラスターロールを作成します。
-
<operatorgroup_name>-admin -
<operatorgroup_name>-edit -
<operatorgroup_name>-view
Operator グループを手動で作成する場合は、既存のクラスターロールまたはクラスター上の他のOperator グループと競合しない一意の名前を指定する必要があります。
-
OperatorGroupオブジェクトを作成します。oc apply -f operatorgroup.yaml
$ oc apply -f operatorgroup.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
-
この手順の Web コンソールバージョンでは、
Subscriptionオブジェクトの YAML ファイルを作成し、namespace を Operator にサブスクライブします (例:sub.yaml)。Subscriptionオブジェクトの例Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- デフォルトの
AllNamespacesインストールモードの使用は、openshift-operatorsnamespace を指定します。カスタムグローバル namespace を作成している場合はこれを指定できます。それ以外の場合は、SingleNamespaceインストールモードの使用について関連する単一の namespace を指定します。 - 2
- サブスクライブするチャネルの名前。
- 3
- サブスクライブする Operator の名前。
- 4
- Operator を提供するカタログソースの名前。
- 5
- カタログソースの namespace。デフォルトの OperatorHub カタログソースには
openshift-marketplaceを使用します。 - 6
envパラメーターは、OLM によって作成される Pod のすべてのコンテナーに存在する必要がある環境変数の一覧を定義します。- 7
envFromパラメーターは、コンテナーの環境変数に反映するためのソースの一覧を定義します。- 8
volumesパラメーターは、OLM によって作成される Pod に存在する必要があるボリュームの一覧を定義します。- 9
volumeMountsパラメーターは、OLM によって作成される Pod のすべてのコンテナーに存在する必要があるボリュームマウントの一覧を定義します。volumeMountが存在しないボリュームを参照する場合、OLM は Operator のデプロイに失敗します。- 10
tolerationsパラメーターは、OLM によって作成される Pod の toleration の一覧を定義します。- 11
resourcesパラメーターは、OLM によって作成される Pod のすべてのコンテナーのリソース制約を定義します。- 12
nodeSelectorパラメーターは、OLM によって作成される Pod のノードセレクターを定義します。
Subscriptionオブジェクトを作成します。oc apply -f sub.yaml
$ oc apply -f sub.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow この時点で、OLM は選択した Operator を認識します。Operator のクラスターサービスバージョン (CSV) はターゲット namespace に表示され、Operator で指定される API は作成用に利用可能になります。
3.2.5. Operator の特定バージョンのインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Subscription オブジェクトにクラスターサービスバージョン (CSV) を設定して Operator の特定バージョンをインストールできます。
前提条件
- Operator インストールパーミッションを持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。
-
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。
手順
次のコマンドを実行して、インストールする Operator の利用可能なバージョンとチャネルを検索します。
コマンド構文
oc describe packagemanifests <operator_name> -n <catalog_namespace>
$ oc describe packagemanifests <operator_name> -n <catalog_namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow たとえば、次のコマンドは、OperatorHub から Red Hat Quay Operator の利用可能なチャネルとバージョンを出力します。
コマンドの例
oc describe packagemanifests quay-operator -n openshift-marketplace
$ oc describe packagemanifests quay-operator -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 例3.1 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ヒント次のコマンドを実行すると、Operator のバージョンとチャネル情報を YAML 形式で出力できます。
oc get packagemanifests <operator_name> -n <catalog_namespace> -o yaml
$ oc get packagemanifests <operator_name> -n <catalog_namespace> -o yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow namespace に複数のカタログがインストールされている場合は、次のコマンドを実行して、特定のカタログから Operator の使用可能なバージョンとチャネルを検索します。
oc get packagemanifest \ --selector=catalog=<catalogsource_name> \ --field-selector metadata.name=<operator_name> \ -n <catalog_namespace> -o yaml
$ oc get packagemanifest \ --selector=catalog=<catalogsource_name> \ --field-selector metadata.name=<operator_name> \ -n <catalog_namespace> -o yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 重要Operator のカタログを指定しない場合、
oc get packagemanifestおよびoc describe packagemanifestコマンドを実行すると、次の条件が満たされると予期しないカタログからパッケージが返される可能性があります。- 複数のカタログが同じ namespace にインストールされます。
- カタログには、同じ Operator、または同じ名前の Operator が含まれています。
OperatorGroupオブジェクトによって定義される Operator グループは、Operator グループと同じ namespace 内のすべての Operator に必要なロールベースのアクセス制御 (RBAC) アクセスを生成するターゲットの namespace を選択します。Operator をサブスクライブする namespace には、Operator のインストールモードに一致する Operator グループが必要になります (
AllNamespacesまたはSingleNamespaceモードのいずれか)。インストールしようとしている Operator がAllNamespacesモードを使用する場合、openshift-operatorsnamespace にはすでに適切な Operator グループが存在します。ただし、Operator が
SingleNamespaceモードを使用し、適切な Operator グループがない場合、それらを作成する必要があります。OperatorGroupオブジェクト YAML ファイルを作成します (例:operatorgroup.yaml)。OperatorGroupオブジェクトのサンプルCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 警告Operator Lifecycle Manager (OLM) は、各 Operator グループに対して次のクラスターロールを作成します。
-
<operatorgroup_name>-admin -
<operatorgroup_name>-edit -
<operatorgroup_name>-view
Operator グループを手動で作成する場合は、既存のクラスターロールまたはクラスター上の他のOperator グループと競合しない一意の名前を指定する必要があります。
-
OperatorGroupオブジェクトを作成します。oc apply -f operatorgroup.yaml
$ oc apply -f operatorgroup.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
startingCSVフィールドを設定し、特定バージョンの Operator に namespace をサブスクライブするSubscriptionオブジェクト YAML ファイルを作成します。installPlanApprovalフィールドをManualに設定し、Operator の新しいバージョンがカタログに存在する場合に Operator が自動的にアップグレードされないようにします。たとえば、以下の
sub.yamlファイルを使用して、バージョン 3.7.10 に固有の Red Hat Quay Operator をインストールすることができます。最初にインストールする特定の Operator バージョンのあるサブスクリプション
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Subscriptionオブジェクトを作成します。oc apply -f sub.yaml
$ oc apply -f sub.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 保留中のインストール計画を手動で承認し、Operator のインストールを完了します。
第4章 管理者タスク リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
4.1. クラスターへの Operator の追加 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) を使用して、クラスター管理者は OLM ベースの Operator を OpenShift Container Platform クラスターにインストールできます。
OLM が同一 namespace に配置されたインストール済み Operator の更新を処理する方法や、カスタムグローバル Operator グループで Operator をインストールする別の方法は、マルチテナント対応と Operator のコロケーション を参照してください。
4.1.1. OperatorHub を使用した Operator のインストールについて リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OperatorHub は Operator を検出するためのユーザーインターフェイスです。これは Operator Lifecycle Manager (OLM) と連携し、クラスター上で Operator をインストールし、管理します。
適切なパーミッションを持つユーザーとして、OpenShift Container Platform Web コンソールまたは CLI を使用して OperatorHub から Operator をインストールできます。
インストール時に、Operator の以下の初期設定を判別する必要があります。
- インストールモード
- Operator をインストールする特定の namespace を選択します。
- 更新チャネル
- Operator が複数のチャネルで利用可能な場合、サブスクライブするチャネルを選択できます。たとえば、(利用可能な場合に) stable チャネルからデプロイするには、これをリストから選択します。
- 承認ストラテジー
自動 (Automatic) または手動 (Manual) のいずれかの更新を選択します。
インストールされた Operator に自動更新を選択する場合、Operator の新規バージョンが選択されたチャネルで利用可能になると、Operator Lifecycle Manager (OLM) は人の介入なしに、Operator の実行中のインスタンスを自動的にアップグレードします。
手動更新を選択する場合、Operator の新規バージョンが利用可能になると、OLM は更新要求を作成します。クラスター管理者は、Operator が新規バージョンに更新されるように更新要求を手動で承認する必要があります。
4.1.2. Web コンソールを使用して OperatorHub からインストールする リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform Web コンソールを使用して OperatorHub から Operator をインストールし、これをサブスクライブできます。
前提条件
-
cluster-admin権限を持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。 - Operator インストールパーミッションを持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。
手順
- Web コンソールで、Operators → OperatorHub ページに移動します。
スクロールするか、キーワードを Filter by keyword ボックスに入力し、必要な Operator を見つけます。たとえば、Advanced Cluster Management for Kubernetes Operator を検索するには
advancedを入力します。また、インフラストラクチャー機能 でオプションをフィルターすることもできます。たとえば、非接続環境 (ネットワークが制限された環境ともしても知られる) で機能する Operators を表示するには、Disconnected を選択します。
Operator を選択して、追加情報を表示します。
注記コミュニティー Operator を選択すると、Red Hat がコミュニティー Operator を認定していないことを警告します。続行する前に警告を確認する必要があります。
- Operator に関する情報を確認してから、Install をクリックします。
Install Operator ページで以下を行います。
以下のいずれかを選択します。
-
All namespaces on the cluster (default) は、デフォルトの
openshift-operatorsnamespace で Operator をインストールし、クラスターのすべての namespace を監視し、Operator をこれらの namespace に対して利用可能にします。このオプションは常に選択可能です。 - A specific namespace on the cluster では、Operator をインストールする特定の単一 namespace を選択できます。Operator は監視のみを実行し、この単一 namespace で使用されるように利用可能になります。
-
All namespaces on the cluster (default) は、デフォルトの
- Operator をインストールする特定の単一 namespace を選択します。Operator は監視のみを実行し、この単一 namespace で使用されるように利用可能になります。
- Update channel を選択します (複数を選択できる場合)。
- 前述のように、Automatic または Manual 承認ストラテジーを選択します。
Install をクリックし、Operator をこの OpenShift Container Platform クラスターの選択した namespace で利用可能にします。
手動 の承認ストラテジーを選択している場合、サブスクリプションのアップグレードステータスは、そのインストール計画を確認し、承認するまで Upgrading のままになります。
Install Plan ページでの承認後に、サブスクリプションのアップグレードステータスは Up to date に移行します。
- 自動 の承認ストラテジーを選択している場合、アップグレードステータスは、介入なしに Up to date に解決するはずです。
サブスクリプションのアップグレードステータスが Up to date になった後に、Operators → Installed Operators を選択し、インストールされた Operator のクラスターサービスバージョン (CSV) が表示されることを確認します。その Status は最終的に関連する namespace で InstallSucceeded に解決するはずです。
注記All namespaces… インストールモードの場合、ステータスは
openshift-operatorsnamespace で InstallSucceeded になりますが、他の namespace でチェックする場合、ステータスは Copied になります。上記通りにならない場合、以下を実行します。
-
さらにトラブルシューティングを行うために問題を報告している Workloads → Pods ページで、
openshift-operatorsプロジェクト (または A specific namespace… インストールモードが選択されている場合は他の関連の namespace) の Pod のログを確認します。
-
さらにトラブルシューティングを行うために問題を報告している Workloads → Pods ページで、
4.1.3. CLI を使用して OperatorHub からインストールする リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform Web コンソールを使用する代わりに、CLI を使用して OperatorHub から Operator をインストールできます。oc コマンドを使用して、Subscription オブジェクトを作成または更新します。
前提条件
- Operator インストールパーミッションを持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。
-
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。
手順
OperatorHub からクラスターで利用できる Operators のリストを表示します。
oc get packagemanifests -n openshift-marketplace
$ oc get packagemanifests -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 必要な Operator のカタログをメモします。
必要な Operator を検査して、サポートされるインストールモードおよび利用可能なチャネルを確認します。
oc describe packagemanifests <operator_name> -n openshift-marketplace
$ oc describe packagemanifests <operator_name> -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow OperatorGroupで定義される Operator グループは、Operator グループと同じ namespace 内のすべての Operator に必要な RBAC アクセスを生成するターゲット namespace を選択します。Operator をサブスクライブする namespace には、Operator のインストールモードに一致する Operator グループが必要になります (
AllNamespacesまたはSingleNamespaceモードのいずれか)。インストールする Operator がAllNamespacesモードを使用する場合、openshift-operatorsnamespace には適切なglobal-operatorsOperator グループがすでに配置されています。ただし、Operator が
SingleNamespaceモードを使用し、適切な Operator グループがない場合、それらを作成する必要があります。注記-
この手順の Web コンソールバージョンでは、
SingleNamespaceモードを選択する際に、OperatorGroupおよびSubscriptionオブジェクトの作成を背後で自動的に処理します。 - namespace ごとに Operator グループを 1 つだけ持つことができます。詳細は、「Operator グループ」を参照してください。
OperatorGroupオブジェクト YAML ファイルを作成します (例:operatorgroup.yaml)。OperatorGroupオブジェクトのサンプルCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 警告Operator Lifecycle Manager (OLM) は、各 Operator グループに対して次のクラスターロールを作成します。
-
<operatorgroup_name>-admin -
<operatorgroup_name>-edit -
<operatorgroup_name>-view
Operator グループを手動で作成する場合は、既存のクラスターロールまたはクラスター上の他のOperator グループと競合しない一意の名前を指定する必要があります。
-
OperatorGroupオブジェクトを作成します。oc apply -f operatorgroup.yaml
$ oc apply -f operatorgroup.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
-
この手順の Web コンソールバージョンでは、
Subscriptionオブジェクトの YAML ファイルを作成し、namespace を Operator にサブスクライブします (例:sub.yaml)。Subscriptionオブジェクトの例Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- デフォルトの
AllNamespacesインストールモードの使用は、openshift-operatorsnamespace を指定します。カスタムグローバル namespace を作成している場合はこれを指定できます。それ以外の場合は、SingleNamespaceインストールモードの使用について関連する単一の namespace を指定します。 - 2
- サブスクライブするチャネルの名前。
- 3
- サブスクライブする Operator の名前。
- 4
- Operator を提供するカタログソースの名前。
- 5
- カタログソースの namespace。デフォルトの OperatorHub カタログソースには
openshift-marketplaceを使用します。 - 6
envパラメーターは、OLM によって作成される Pod のすべてのコンテナーに存在する必要がある環境変数の一覧を定義します。- 7
envFromパラメーターは、コンテナーの環境変数に反映するためのソースの一覧を定義します。- 8
volumesパラメーターは、OLM によって作成される Pod に存在する必要があるボリュームの一覧を定義します。- 9
volumeMountsパラメーターは、OLM によって作成される Pod のすべてのコンテナーに存在する必要があるボリュームマウントの一覧を定義します。volumeMountが存在しないボリュームを参照する場合、OLM は Operator のデプロイに失敗します。- 10
tolerationsパラメーターは、OLM によって作成される Pod の toleration の一覧を定義します。- 11
resourcesパラメーターは、OLM によって作成される Pod のすべてのコンテナーのリソース制約を定義します。- 12
nodeSelectorパラメーターは、OLM によって作成される Pod のノードセレクターを定義します。
Subscriptionオブジェクトを作成します。oc apply -f sub.yaml
$ oc apply -f sub.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow この時点で、OLM は選択した Operator を認識します。Operator のクラスターサービスバージョン (CSV) はターゲット namespace に表示され、Operator で指定される API は作成用に利用可能になります。
4.1.4. Operator の特定バージョンのインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Subscription オブジェクトにクラスターサービスバージョン (CSV) を設定して Operator の特定バージョンをインストールできます。
前提条件
- Operator インストールパーミッションを持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。
-
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。
手順
次のコマンドを実行して、インストールする Operator の利用可能なバージョンとチャネルを検索します。
コマンド構文
oc describe packagemanifests <operator_name> -n <catalog_namespace>
$ oc describe packagemanifests <operator_name> -n <catalog_namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow たとえば、次のコマンドは、OperatorHub から Red Hat Quay Operator の利用可能なチャネルとバージョンを出力します。
コマンドの例
oc describe packagemanifests quay-operator -n openshift-marketplace
$ oc describe packagemanifests quay-operator -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 例4.1 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ヒント次のコマンドを実行すると、Operator のバージョンとチャネル情報を YAML 形式で出力できます。
oc get packagemanifests <operator_name> -n <catalog_namespace> -o yaml
$ oc get packagemanifests <operator_name> -n <catalog_namespace> -o yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow namespace に複数のカタログがインストールされている場合は、次のコマンドを実行して、特定のカタログから Operator の使用可能なバージョンとチャネルを検索します。
oc get packagemanifest \ --selector=catalog=<catalogsource_name> \ --field-selector metadata.name=<operator_name> \ -n <catalog_namespace> -o yaml
$ oc get packagemanifest \ --selector=catalog=<catalogsource_name> \ --field-selector metadata.name=<operator_name> \ -n <catalog_namespace> -o yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 重要Operator のカタログを指定しない場合、
oc get packagemanifestおよびoc describe packagemanifestコマンドを実行すると、次の条件が満たされると予期しないカタログからパッケージが返される可能性があります。- 複数のカタログが同じ namespace にインストールされます。
- カタログには、同じ Operator、または同じ名前の Operator が含まれています。
OperatorGroupオブジェクトによって定義される Operator グループは、Operator グループと同じ namespace 内のすべての Operator に必要なロールベースのアクセス制御 (RBAC) アクセスを生成するターゲットの namespace を選択します。Operator をサブスクライブする namespace には、Operator のインストールモードに一致する Operator グループが必要になります (
AllNamespacesまたはSingleNamespaceモードのいずれか)。インストールしようとしている Operator がAllNamespacesモードを使用する場合、openshift-operatorsnamespace にはすでに適切な Operator グループが存在します。ただし、Operator が
SingleNamespaceモードを使用し、適切な Operator グループがない場合、それらを作成する必要があります。OperatorGroupオブジェクト YAML ファイルを作成します (例:operatorgroup.yaml)。OperatorGroupオブジェクトのサンプルCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 警告Operator Lifecycle Manager (OLM) は、各 Operator グループに対して次のクラスターロールを作成します。
-
<operatorgroup_name>-admin -
<operatorgroup_name>-edit -
<operatorgroup_name>-view
Operator グループを手動で作成する場合は、既存のクラスターロールまたはクラスター上の他のOperator グループと競合しない一意の名前を指定する必要があります。
-
OperatorGroupオブジェクトを作成します。oc apply -f operatorgroup.yaml
$ oc apply -f operatorgroup.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
startingCSVフィールドを設定し、特定バージョンの Operator に namespace をサブスクライブするSubscriptionオブジェクト YAML ファイルを作成します。installPlanApprovalフィールドをManualに設定し、Operator の新しいバージョンがカタログに存在する場合に Operator が自動的にアップグレードされないようにします。たとえば、以下の
sub.yamlファイルを使用して、バージョン 3.7.10 に固有の Red Hat Quay Operator をインストールすることができます。最初にインストールする特定の Operator バージョンのあるサブスクリプション
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Subscriptionオブジェクトを作成します。oc apply -f sub.yaml
$ oc apply -f sub.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 保留中のインストール計画を手動で承認し、Operator のインストールを完了します。
4.1.5. マルチテナントクラスター用の Operator の複数インスタンスの準備 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター管理者は、マルチテナントクラスターで使用する Operator の複数のインスタンスを追加できます。これは、最小特権の原則に違反していると見なされる標準の All namespaces インストールモード、または広く採用されていない Multinamespace モードのいずれかを使用する代替ソリューションです。詳細は、「マルチテナントクラスター内の Operators」を参照してください。
次の手順では、テナント は、デプロイされた一連のワークロードに対する共通のアクセス権と特権を共有するユーザーまたはユーザーのグループです。テナント Operator は、そのテナントのみによる使用を意図した Operator のインスタンスです。
前提条件
インストールする Operator のすべてのインスタンスは、特定のクラスター全体で同じバージョンである必要があります。
重要この制限およびその他の制限の詳細は、「マルチテナントクラスター内の Operators」を参照してください。
手順
Operator をインストールする前に、テナントの namespace とは別のテナント Operator の namespace を作成します。たとえば、テナントの namespace が
team1の場合、team1-operatornamespace を作成できます。Namespaceリソースを定義し、YAML ファイル (例:team1-operator.yaml) を保存します。apiVersion: v1 kind: Namespace metadata: name: team1-operator
apiVersion: v1 kind: Namespace metadata: name: team1-operatorCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下のコマンドを実行して namespace を作成します。
oc create -f team1-operator.yaml
$ oc create -f team1-operator.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
spec.targetNamespacesリストにその 1 つの namespace エントリーのみを使用して、テナントの namespace をスコープとするテナント Operator の Operator グループを作成します。OperatorGroupリソースを定義し、YAML ファイル (例:team1-operatorgroup.yaml) を保存します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
spec.targetNamespacesリストでテナントの namespace のみを定義します。
以下のコマンドを実行して Operator グループを作成します。
oc create -f team1-operatorgroup.yaml
$ oc create -f team1-operatorgroup.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
次のステップ
テナント Operator namespace に Operator をインストールします。このタスクは、CLI の代わりに Web コンソールで OperatorHub を使用することにより、より簡単に実行できます。詳細な手順は、「Web コンソールを使用した OperatorHub からのインストール」を参照してください。
注記Operator のインストールが完了すると、Operator はテナントの Operator namespace に存在し、テナントの namespace を監視しますが、Operator の Pod もそのサービスアカウントも、テナントによって表示または使用されません。
4.1.6. カスタム namespace にグローバル Operator をインストールする リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform Web コンソールを使用して Operator をインストールする場合、デフォルトの動作により、All namespaces インストールモードをサポートする Operator がデフォルトの openshift-operators グローバル namespace にインストールされます。これにより、namespace 内のすべての Operator 間で共有インストールプランと更新ポリシーに関連する問題が発生する可能性があります。これらの制限の詳細は、「マルチテナント対応と Operator のコロケーション」を参照してください。
クラスター管理者は、カスタムグローバル namespace を作成し、その namespace を使用して、個々のまたは範囲指定された一連の Operator とその依存関係をインストールすることにより、このデフォルトの動作を手動でバイパスできます。
前提条件
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
手順
Operator をインストールする前に、目的の Operator をインストールするための namespace を作成します。このインストール namespace は、カスタムグローバル namespace になります。
Namespaceリソースを定義し、YAML ファイル (例:global-operators.yaml) を保存します。apiVersion: v1 kind: Namespace metadata: name: global-operators
apiVersion: v1 kind: Namespace metadata: name: global-operatorsCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下のコマンドを実行して namespace を作成します。
oc create -f global-operators.yaml
$ oc create -f global-operators.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
すべての namespace を監視する Operator グループである、カスタム global Operator group を作成します。
OperatorGroupリソースを定義し、global-operatorgroup.yamlなどの YAML ファイルを保存します。spec.selectorフィールドとspec.targetNamespacesフィールドの両方を省略して、すべての namespace を選択する global Operator group にします。apiVersion: operators.coreos.com/v1 kind: OperatorGroup metadata: name: global-operatorgroup namespace: global-operators
apiVersion: operators.coreos.com/v1 kind: OperatorGroup metadata: name: global-operatorgroup namespace: global-operatorsCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記作成されたグローバル Operator グループの
status.namespacesには、空の文字列 ("") が含まれています。これは、すべての namespace を監視する必要があることを消費する Operator に通知します。以下のコマンドを実行して Operator グループを作成します。
oc create -f global-operatorgroup.yaml
$ oc create -f global-operatorgroup.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
次のステップ
必要な Operator をカスタムのグローバル namespace にインストールします。Web コンソールでは、Operator のインストール時に、カスタムのグローバル namespace が Installed Namespace メニューに追加されません。そのため、このインストールタスクを実行するには、OpenShift CLI (
oc) を使用する必要があります。詳細なインストール手順は、「CLI を使用して OperatorHub からインストールする」を参照してください。注記Operator のインストールを開始すると、Operator に依存関係がある場合、その依存関係もカスタムグローバル namespace に自動的にインストールされます。その結果、依存関係 Operators が同じ更新ポリシーと共有インストールプランを持つことが有効になります。
4.1.7. Operator ワークロードの Pod の配置 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
デフォルトで、Operator Lifecycle Manager (OLM) は、Operator のインストールまたはオペランドのワークロードのデプロイ時に Pod を任意のワーカーノードに配置します。管理者は、ノードセレクター、taint、および toleration の組み合わせを持つプロジェクトを使用して、Operators およびオペランドの特定のノードへの配置を制御できます。
Operator およびオペランドワークロードの Pod 配置の制御には以下の前提条件があります。
-
要件に応じて Pod のターゲットとするノードまたはノードのセットを判別します。利用可能な場合は、単数または複数のノードを特定する
node-role.kubernetes.io/appなどの既存ラベルをメモします。それ以外の場合は、コンピュートマシンセットを使用するか、ノードを直接編集して、myoperatorなどのラベルを追加します。このラベルは、後のステップでプロジェクトのノードセレクターとして使用します。 -
関連しないワークロードを他のノードに向けつつ、特定のラベルの付いた Pod のみがノードで実行されるようにする必要がある場合、コンピュートマシンセットを使用するか、ノードを直接編集して taint をノードに追加します。taint に一致しない新規 Pod がノードにスケジュールされないようにする effect を使用します。たとえば、
myoperator:NoScheduletaint は、taint に一致しない新規 Pod がノードにスケジュールされないようにしますが、ノードの既存 Pod はそのまま残ります。 - デフォルトのノードセレクターで設定され、taint を追加している場合に一致する toleration を持つプロジェクトを作成します。
この時点で、作成したプロジェクトでは、以下のシナリオの場合に指定されたノードに Pod を導くことができます。
- Operator Pod の場合
-
管理者は、次のセクションで説明するように、プロジェクトに
Subscriptionオブジェクトを作成できます。その結果、Operator Pod は指定されたノードに配置されます。 - オペランド Pod の場合
- インストールされた Operator を使用して、ユーザーはプロジェクトにアプリケーションを作成できます。これにより、Operator が所有するカスタムリソース (CR) がプロジェクトに置かれます。その結果、Operator が他の namespace にクラスター全体のオブジェクトまたはリソースをデプロイしない限り、オペランド Pod は指定されたノードに配置されます。この場合、このカスタマイズされた Pod の配置は適用されません。
4.1.8. Operator のインストール場所の制御 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
デフォルトでは、Operator をインストールすると、OpenShift Container Platform は Operator Pod をワーカーノードの 1 つにランダムにインストールします。ただし、特定のノードまたはノードのセットでその Pod をスケジュールする必要がある場合があります。
以下の例では、Operator Pod を特定のノードまたはノードのセットにスケジュールする状況を説明します。
-
Operator が
amd64やarm64などの特定のプラットフォームを必要とする場合 - オペレータが Linux や Windows などの特定のオペレーティングシステムを必要とする場合
- 同じホストまたは同じラックに配置されたホストでスケジュールされた一緒に動作する Operator が必要な場合
- ネットワークまたはハードウェアの問題によるダウンタイムを回避するために、Operators をインフラストラクチャー全体に分散させたい場合
Operator の Subscription オブジェクトにノードアフィニティー、Pod アフィニティー、または Pod 非アフィニティー制約を追加することで、Operator Pod がインストールされる場所を制御できます。ノードアフィニティーは、Pod の配置場所を判別するためにスケジューラーによって使用されるルールのセットです。Pod アフィニティーを使用すると、関連する Pod が同じノードにスケジュールされていることを確認できます。Pod 非アフィニティーを使用すると、ノードで Pod がスケジュールされないようにすることができます。
次の例は、ノードアフィニティーまたは Pod 非アフィニティーを使用して、Custom Metrics Autoscaler Operator のインスタンスをクラスター内の特定のノードにインストールする方法を示しています。
Operator Pod を特定のノードに配置するノードアフィニティーの例
- 1
- Operator の Pod を
ip-10-0-163-94.us-west-2.compute.internalという名前のノードでスケジュールする必要があるノードアフィニティー。
Operator Pod を特定のプラットフォームのノードに配置するノードアフィニティーの例
- 1
- Operator の Pod を
kubernetes.io/arch=arm64およびkubernetes.io/os=linuxラベルを持つノードでスケジュールする必要があるノードアフィニティー。
Operator Pod を 1 つ以上の特定のノードに配置する Pod アフィニティーの例
- 1
app=testラベルを持つ Pod を持つノードに Operator の Pod を配置する Pod アフィニティー。
Operator Pod が 1 つ以上の特定のノードからアクセスできないようにする Pod アンチアフィニティーの例
- 1
- Operator の Pod が
cpu=highラベルの Pod を持つノードでスケジュールされないようにする Pod アンチアフィニティー。
手順
Operator Pod の配置を制御するには、次の手順を実行します。
- 通常どおり Operator をインストールします。
- 必要に応じて、ノードがアフィニティーに適切に応答するようにラベル付けされていることを確認してください。
Operator
Subscriptionオブジェクトを編集してアフィニティーを追加します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
nodeAffinity、podAffinity、またはpodAntiAffinityを追加します。アフィニティーの作成は、以下のその他のリソースセクションを参照してください。
検証
Pod が特定のノードにデプロイされていることを確認するには、次のコマンドを実行します。
$ oc get pods -o wide
$ oc get pods -o wideCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME READY STATUS RESTARTS AGE IP NODE NOMINATED NODE READINESS GATES custom-metrics-autoscaler-operator-5dcc45d656-bhshg 1/1 Running 0 50s 10.131.0.20 ip-10-0-185-229.ec2.internal <none> <none>
NAME READY STATUS RESTARTS AGE IP NODE NOMINATED NODE READINESS GATES custom-metrics-autoscaler-operator-5dcc45d656-bhshg 1/1 Running 0 50s 10.131.0.20 ip-10-0-185-229.ec2.internal <none> <none>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
4.2. インストール済み Operator の更新 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター管理者は、OpenShift Container Platform クラスターで Operator Lifecycle Manager (OLM) を使用し、以前にインストールされた Operator を更新できます。
OLM が同一 namespace に配置されたインストール済み Operator の更新を処理する方法や、カスタムグローバル Operator グループで Operator をインストールする別の方法は、マルチテナント対応と Operator のコロケーション を参照してください。
4.2.1. Operator 更新の準備 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
インストールされた Operator のサブスクリプションは、Operator の更新を追跡および受信する更新チャネルを指定します。更新チャネルを変更して、新しいチャネルからの更新の追跡と受信を開始できます。
サブスクリプションの更新チャネルの名前は Operators 間で異なる可能性がありますが、命名スキーム通常、特定の Operators 内の共通の規則に従います。たとえば、チャネル名は Operator によって提供されるアプリケーションのマイナーリリース更新ストリーム (1.2、1.3) またはリリース頻度 (stable、fast) に基づく可能性があります。
インストールされた Operators は、現在のチャネルよりも古いチャネルに切り換えることはできません。
Red Hat Customer Portal Labs には、管理者が Operators の更新を準備するのに役立つ以下のアプリケーションが含まれています。
このアプリケーションを使用して、Operator Lifecycle Manager ベースの Operator を検索し、OpenShift Container Platform の異なるバージョン間で更新チャネルごとに利用可能な Operator バージョンを確認できます。Cluster Version Operator ベースの Operator は含まれません。
4.2.2. Operator の更新チャネルの変更 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform Web コンソールを使用して、Operator の更新チャネルを変更できます。
サブスクリプションの承認ストラテジーが Automatic に設定されている場合、アップグレードプロセスは、選択したチャネルで新規 Operator バージョンが利用可能になるとすぐに開始します。承認ストラテジーが Manual に設定されている場合は、保留中のアップグレードを手動で承認する必要があります。
前提条件
- Operator Lifecycle Manager (OLM) を使用して以前にインストールされている Operator。
手順
- Web コンソールの Administrator パースペクティブで、Operators → Installed Operators に移動します。
- 更新チャネルを変更する Operator の名前をクリックします。
- Subscription タブをクリックします。
- Update channel の下にある更新チャネルの名前をクリックします。
- 変更する新しい更新チャネルをクリックし、Save をクリックします。
Automatic 承認ストラテジーのあるサブスクリプションの場合、更新は自動的に開始します。Operators → Installed Operators ページに戻り、更新の進捗をモニターします。完了時に、ステータスは Succeeded および Up to date に変更されます。
Manual 承認ストラテジーのあるサブスクリプションの場合、Subscription タブから更新を手動で承認できます。
4.2.3. 保留中の Operator 更新の手動による承認 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
インストールされた Operator のサブスクリプションの承認ストラテジーが Manual に設定されている場合、新規の更新が現在の更新チャネルにリリースされると、インストールを開始する前に更新を手動で承認する必要があります。
前提条件
- Operator Lifecycle Manager (OLM) を使用して以前にインストールされている Operator。
手順
- OpenShift Container Platform Web コンソールの Administrator パースペクティブで、Operators → Installed Operators に移動します。
- 更新が保留中の Operator は Upgrade available のステータスを表示します。更新する Operator の名前をクリックします。
- Subscription タブをクリックします。承認が必要な更新は、Upgrade status の横に表示されます。たとえば、1 requires approval が表示される可能性があります。
- 1 requires approval をクリックしてから、Preview Install Plan をクリックします。
- 更新に利用可能なリソースとして一覧表示されているリソースを確認します。問題がなければ、Approve をクリックします。
- Operators → Installed Operators ページに戻り、更新の進捗をモニターします。完了時に、ステータスは Succeeded および Up to date に変更されます。
4.3. クラスターからの Operator の削除 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下では、OpenShift Container Platform クラスター上で Operator Lifecycle Manager (OLM) を使用して以前にインストールされた Operator を削除またはアンインストールする方法を説明します。
同じ Operator の再インストールを試行する前に、Operator を正常かつ完全にアンインストールする必要があります。Operator を適切かつ完全にアンインストールできていない場合、プロジェクトや namespace などのリソースが "Terminating" ステータスでスタックし、Operator を再インストールしようとすると "error resolving resource" メッセージが表示される可能性があります。詳細は、アンインストール失敗後の Operator の再インストール を参照してください。
4.3.1. Web コンソールの使用によるクラスターからの Operator の削除 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター管理者は Web コンソールを使用して、選択した namespace からインストールされた Operators を削除できます。
前提条件
-
cluster-adminパーミッションを持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスター Web コンソールにアクセスできる。
手順
- Operators → Installed Operators ページに移動します。
- スクロールするか、キーワードを Filter by name フィールドに入力して、削除する Operator を見つけます。次に、それをクリックします。
Operator Details ページの右側で、Actions 一覧から Uninstall Operator を選択します。
Uninstall Operator? ダイアログボックスが表示されます。
Uninstall を選択し、Operator、Operator デプロイメント、および Pod を削除します。このアクションの後には、Operator は実行を停止し、更新を受信しなくなります。
注記このアクションは、カスタムリソース定義 (CRD) およびカスタムリソース (CR) など、Operator が管理するリソースは削除されません。Web コンソールおよび継続して実行されるクラスター外のリソースによって有効にされるダッシュボードおよびナビゲーションアイテムには、手動でのクリーンアップが必要になる場合があります。Operator のアンインストール後にこれらを削除するには、Operator CRD を手動で削除する必要があります。
4.3.2. CLI の使用によるクラスターからの Operators の削除 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター管理者は CLI を使用して、選択した namespace からインストールされた Operators を削除できます。
前提条件
-
cluster-adminパーミッションを持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。 -
OpenShift CLI (
oc) がワークステーションにインストールされている。
手順
サブスクライブした Operator の最新バージョン (
serverless-operatorなど) が、currentCSVフィールドで識別されていることを確認します。oc get subscription.operators.coreos.com serverless-operator -n openshift-serverless -o yaml | grep currentCSV
$ oc get subscription.operators.coreos.com serverless-operator -n openshift-serverless -o yaml | grep currentCSVCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
currentCSV: serverless-operator.v1.28.0
currentCSV: serverless-operator.v1.28.0Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow サブスクリプション (
serverless-operatorなど) を削除します。oc delete subscription.operators.coreos.com serverless-operator -n openshift-serverless
$ oc delete subscription.operators.coreos.com serverless-operator -n openshift-serverlessCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
subscription.operators.coreos.com "serverless-operator" deleted
subscription.operators.coreos.com "serverless-operator" deletedCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 直前の手順で
currentCSV値を使用し、ターゲット namespace の Operator の CSV を削除します。oc delete clusterserviceversion serverless-operator.v1.28.0 -n openshift-serverless
$ oc delete clusterserviceversion serverless-operator.v1.28.0 -n openshift-serverlessCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
clusterserviceversion.operators.coreos.com "serverless-operator.v1.28.0" deleted
clusterserviceversion.operators.coreos.com "serverless-operator.v1.28.0" deletedCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
4.3.3. 障害のあるサブスクリプションの更新 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) で、ネットワークでアクセスできないイメージを参照する Operator をサブスクライブする場合、以下のエラーを出して失敗した openshift-marketplace namespace でジョブを見つけることができます。
出力例
ImagePullBackOff for Back-off pulling image "example.com/openshift4/ose-elasticsearch-operator-bundle@sha256:6d2587129c846ec28d384540322b40b05833e7e00b25cca584e004af9a1d292e"
ImagePullBackOff for
Back-off pulling image "example.com/openshift4/ose-elasticsearch-operator-bundle@sha256:6d2587129c846ec28d384540322b40b05833e7e00b25cca584e004af9a1d292e"
出力例
rpc error: code = Unknown desc = error pinging docker registry example.com: Get "https://example.com/v2/": dial tcp: lookup example.com on 10.0.0.1:53: no such host
rpc error: code = Unknown desc = error pinging docker registry example.com: Get "https://example.com/v2/": dial tcp: lookup example.com on 10.0.0.1:53: no such host
その結果、サブスクリプションはこの障害のある状態のままとなり、Operator はインストールまたはアップグレードを実行できません。
サブスクリプション、クラスターサービスバージョン (CSV) その他の関連オブジェクトを削除して、障害のあるサブスクリプションを更新できます。サブスクリプションを再作成した後に、OLM は Operator の正しいバージョンを再インストールします。
前提条件
- アクセス不可能なバンドルイメージをプルできない障害のあるサブスクリプションがある。
- 正しいバンドルイメージにアクセスできることを確認している。
手順
Operator がインストールされている namespace から
SubscriptionおよびClusterServiceVersionオブジェクトの名前を取得します。oc get sub,csv -n <namespace>
$ oc get sub,csv -n <namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME PACKAGE SOURCE CHANNEL subscription.operators.coreos.com/elasticsearch-operator elasticsearch-operator redhat-operators 5.0 NAME DISPLAY VERSION REPLACES PHASE clusterserviceversion.operators.coreos.com/elasticsearch-operator.5.0.0-65 OpenShift Elasticsearch Operator 5.0.0-65 Succeeded
NAME PACKAGE SOURCE CHANNEL subscription.operators.coreos.com/elasticsearch-operator elasticsearch-operator redhat-operators 5.0 NAME DISPLAY VERSION REPLACES PHASE clusterserviceversion.operators.coreos.com/elasticsearch-operator.5.0.0-65 OpenShift Elasticsearch Operator 5.0.0-65 SucceededCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow サブスクリプションを削除します。
oc delete subscription <subscription_name> -n <namespace>
$ oc delete subscription <subscription_name> -n <namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow クラスターサービスバージョンを削除します。
oc delete csv <csv_name> -n <namespace>
$ oc delete csv <csv_name> -n <namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow openshift-marketplacenamespace の失敗したジョブおよび関連する config map の名前を取得します。oc get job,configmap -n openshift-marketplace
$ oc get job,configmap -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME COMPLETIONS DURATION AGE job.batch/1de9443b6324e629ddf31fed0a853a121275806170e34c926d69e53a7fcbccb 1/1 26s 9m30s NAME DATA AGE configmap/1de9443b6324e629ddf31fed0a853a121275806170e34c926d69e53a7fcbccb 3 9m30s
NAME COMPLETIONS DURATION AGE job.batch/1de9443b6324e629ddf31fed0a853a121275806170e34c926d69e53a7fcbccb 1/1 26s 9m30s NAME DATA AGE configmap/1de9443b6324e629ddf31fed0a853a121275806170e34c926d69e53a7fcbccb 3 9m30sCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ジョブを削除します。
oc delete job <job_name> -n openshift-marketplace
$ oc delete job <job_name> -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow これにより、アクセスできないイメージのプルを試行する Pod は再作成されなくなります。
設定マップを削除します。
oc delete configmap <configmap_name> -n openshift-marketplace
$ oc delete configmap <configmap_name> -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - Web コンソールの OperatorHub を使用した Operator の再インストール
検証
Operator が正常に再インストールされていることを確認します。
oc get sub,csv,installplan -n <namespace>
$ oc get sub,csv,installplan -n <namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
4.4. Operator Lifecycle Manager 機能の設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) コントローラーは、cluster という名前の OLMConfig カスタムリソース (CR) で設定されます。クラスター管理者は、このリソースを変更して、特定の機能を有効または無効にすることができます。
このドキュメントでは、OLMConfig リソースによって設定されている OLM で現在サポートされている機能を概説します。
4.4.1. コピーした CSV の無効化 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator が Operator Lifecycle Manager (OLM) によってインストールされると、そのクラスターサービスバージョン (CSV) の簡易コピーが、Operator が監視するように設定されているすべての namespace にデフォルトで作成されます。これらの CSV は、コピーされた CSV と呼ばれ、特定の namespace でリソースイベントをアクティブに調整しているコントローラーをユーザーに通知します。
Operator が AllNamespaces インストールモードを使用するように設定されている場合、単一または指定された一連の namespace をターゲットとするのではなく、Operator のコピーされた CSV がクラスター上のすべての namespace に作成されます。特に大規模なクラスターでは、namespace およびインストールされた Operator が数百または数千の場合に、コピーされた CSV は OLM のメモリー使用量、クラスター etcd 制限、およびネットワークなどのリソースを有効にしない量を消費する可能性があります。
これらの大規模なクラスターをサポートするために、クラスター管理者は、AllNamespaces モードでグローバルにインストールされた Operator のコピーされた CSV を無効にすることができます。
コピーされた CSV を無効にすると、AllNamespaces モードでインストールされた Operator の CSV は、クラスター上のすべての namespace ではなく、openshift namespace にのみコピーされます。無効なコピー CSV モードでは、Web コンソールと CLI で動作が異なります。
-
Web コンソールでは、CSV が実際にすべての namespace にコピーされない場合でも、
openshiftnamespace からコピーされた CSV をすべての namespace に表示するようにデフォルトの動作が変更されます。これにより、通常のユーザーは引き続き namespace でこれらの Operator の詳細を表示し、関連するカスタムリソース (CR) を作成できます。 OpenShift CLI (
oc) では、通常のユーザーはoc get csvsコマンドを使用して、ユーザーの namespace に直接インストールされた Operator を表示できます。しかし、openshiftnamespace からコピーされた CSV は、ユーザーの namespace には表示されません。この制限の影響を受ける Operator は引き続き利用でき、ユーザーの namespace でイベントの調整を継続します。Web コンソールの動作と同様に、インストールされているグローバル Operator の完全なリストを表示するには、認証されたすべてのユーザーが次のコマンドを実行できます。
oc get csvs -n openshift
$ oc get csvs -n openshiftCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
手順
clusterという名前のOLMConfigオブジェクトを編集し、spec.features.disableCopiedCSVsフィールドをtrueに設定します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
AllNamespacesインストールモード Operator 向けのコピーされた CSV を無効にしました。
検証
コピーされた CSV が無効になっている場合には、OLM は Operator の namespace のイベントでこの情報をキャプチャします。
oc get events
$ oc get eventsCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
LAST SEEN TYPE REASON OBJECT MESSAGE 85s Warning DisabledCopiedCSVs clusterserviceversion/my-csv.v1.0.0 CSV copying disabled for operators/my-csv.v1.0.0
LAST SEEN TYPE REASON OBJECT MESSAGE 85s Warning DisabledCopiedCSVs clusterserviceversion/my-csv.v1.0.0 CSV copying disabled for operators/my-csv.v1.0.0Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow spec.features.disableCopiedCSVsフィールドが欠落しているか、falseに設定されている場合に、OLM はAllNamespacesモードでインストールされた全 Operator 向けのコピーされた CSV を再作成し、前述のイベントを削除します。
関連情報
4.5. Operator Lifecycle Manager でのプロキシーサポートの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
グローバルプロキシーが OpenShift Container Platform クラスターで設定されている場合、Operator Lifecycle Manager (OLM) はクラスター全体のプロキシーで管理する Operator を自動的に設定します。ただし、インストールされた Operator をグローバルプロキシーを上書きするか、カスタム CA 証明書を挿入するように設定することもできます。
- カスタム PKI の設定 (カスタム CA 証明書)
- Go、Ansible、および Helm のプロキシー設定をサポートする Operator の開発
4.5.1. Operator のプロキシー設定の上書き リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター全体の egress プロキシーが設定されている場合、Operator Lifecycle Manager (OLM) を使用して実行する Operator は、デプロイメントでクラスター全体のプロキシー設定を継承します。クラスター管理者は、Operator のサブスクリプションを設定してこれらのプロキシー設定を上書きすることもできます。
Operator は、マネージドオペランドの Pod でのプロキシー設定の環境変数の設定を処理する必要があります。
前提条件
-
cluster-admin権限を持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。
手順
- Web コンソールで、Operators → OperatorHub ページに移動します。
- Operator を選択し、Install をクリックします。
Install Operator ページで、
Subscriptionオブジェクトを変更して以下の 1 つ以上の環境変数をspecセクションに組み込みます。-
HTTP_PROXY -
HTTPS_PROXY -
NO_PROXY
以下に例を示します。
プロキシー設定の上書きのある
SubscriptionオブジェクトCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記これらの環境変数では、以前に設定されたクラスター全体またはカスタムプロキシーの設定を削除するために空の値を使用してそれらの設定を解除することもできます。
OLM はこれらの環境変数を単位として処理します。それらの環境変数が 1 つ以上設定されている場合、それらはすべて上書きされているものと見なされ、クラスター全体のデフォルト値はサブスクライブされた Operator のデプロイメントには使用されません。
-
- Install をクリックし、Operator を選択された namespace で利用可能にします。
Operator の CSV が関連する namespace に表示されると、カスタムプロキシーの環境変数がデプロイメントに設定されていることを確認できます。たとえば、CLI を使用します。
oc get deployment -n openshift-operators \ etcd-operator -o yaml \ | grep -i "PROXY" -A 2$ oc get deployment -n openshift-operators \ etcd-operator -o yaml \ | grep -i "PROXY" -A 2Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
4.5.2. カスタム CA 証明書の挿入 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター管理者が設定マップを使用してカスタム CA 証明書をクラスターに追加すると、Cluster Network Operator はユーザーによってプロビジョニングされる証明書およびシステム CA 証明書を単一バンドルにマージします。このマージされたバンドルを Operator Lifecycle Manager (OLM) で実行されている Operator に挿入することができます。これは、man-in-the-middle HTTPS プロキシーがある場合に役立ちます。
前提条件
-
cluster-admin権限を持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。 - 設定マップを使用してクラスターに追加されたカスタム CA 証明書。
- 必要な Operator が OLM にインストールされ、実行される。
手順
Operator のサブスクリプションがある namespace に空の設定マップを作成し、以下のラベルを組み込みます。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow この設定マップの作成後すぐに、設定マップにはマージされたバンドルの証明書の内容が設定されます。
Subscriptionオブジェクトを更新し、trusted-ca設定マップをカスタム CA を必要とする Pod 内の各コンテナーにボリュームとしてマウントするspec.configセクションを追加します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記Operator のデプロイメントは認証局の検証に失敗し、
x509 certificate signed by unknown authorityエラーが表示される可能性があります。このエラーは、Operator のサブスクリプションの使用時にカスタム CA を挿入した後でも発生する可能性があります。この場合、Operator のサブスクリプションを使用して、trusted-ca のmountPathを/etc/ssl/certsとして設定できます。
4.6. Operator ステータスの表示 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) のシステムの状態を理解することは、インストールされた Operators に関する問題について意思決定を行い、デバッグを行う上で重要です。OLM は、サブスクリプションおよびそれに関連するカタログソースリソースの状態および実行されたアクションに関する知見を提供します。これは、それぞれの Operators の正常性を把握するのに役立ちます。
4.6.1. Operator サブスクリプションの状態のタイプ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
サブスクリプションは状態に関する以下のタイプを報告します。
| 状態 | 説明 |
|---|---|
|
| 解決に使用される一部のまたはすべてのカタログソースは正常ではありません。 |
|
| サブスクリプションのインストール計画がありません。 |
|
| サブスクリプションのインストール計画はインストールの保留中です。 |
|
| サブスクリプションのインストール計画が失敗しました。 |
|
| サブスクリプションの依存関係の解決に失敗しました。 |
デフォルトの OpenShift Container Platform Cluster Operator は Cluster Version Operator (CVO) によって管理され、これらの Operator には Subscription オブジェクトがありません。アプリケーション Operator は Operator Lifecycle Manager (OLM) によって管理され、それらには Subscription オブジェクトがあります。
4.6.2. CLI を使用した Operator サブスクリプションステータスの表示 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
CLI を使用して Operator サブスクリプションステータスを表示できます。
前提条件
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 -
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。
手順
Operator サブスクリプションをリスト表示します。
oc get subs -n <operator_namespace>
$ oc get subs -n <operator_namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow oc describeコマンドを使用して、Subscriptionリソースを検査します。oc describe sub <subscription_name> -n <operator_namespace>
$ oc describe sub <subscription_name> -n <operator_namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow コマンド出力で、
Conditionsセクションで Operator サブスクリプションの状態タイプのステータスを確認します。以下の例では、利用可能なすべてのカタログソースが正常であるため、CatalogSourcesUnhealthy状態タイプのステータスはfalseになります。出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
デフォルトの OpenShift Container Platform Cluster Operator は Cluster Version Operator (CVO) によって管理され、これらの Operator には Subscription オブジェクトがありません。アプリケーション Operator は Operator Lifecycle Manager (OLM) によって管理され、それらには Subscription オブジェクトがあります。
4.6.3. CLI を使用した Operator カタログソースのステータス表示 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator カタログソースのステータスは、CLI を使用して確認できます。
前提条件
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 -
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。
手順
namespace のカタログソースをリスト表示します。たとえば、クラスター全体のカタログソースに使用されている
openshift-marketplacenamespace を確認することができます。oc get catalogsources -n openshift-marketplace
$ oc get catalogsources -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow カタログソースの詳細やステータスを確認するには、
oc describeコマンドを使用します。oc describe catalogsource example-catalog -n openshift-marketplace
$ oc describe catalogsource example-catalog -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 前述の出力例では、最後に観測された状態が
TRANSIENT_FAILUREとなっています。この状態は、カタログソースの接続確立に問題があることを示しています。カタログソースが作成された namespace の Pod をリストアップします。
oc get pods -n openshift-marketplace
$ oc get pods -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow namespace にカタログソースを作成すると、その namespace にカタログソース用の Pod が作成されます。前述の出力例では、
example-catalog-bwt8zPod のステータスがImagePullBackOffになっています。このステータスは、カタログソースのインデックスイメージのプルに問題があることを示しています。oc describeコマンドを使用して、より詳細な情報を得るために Pod を検査します。oc describe pod example-catalog-bwt8z -n openshift-marketplace
$ oc describe pod example-catalog-bwt8z -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 前述の出力例では、エラーメッセージは、カタログソースのインデックスイメージが承認問題のために正常にプルできないことを示しています。例えば、インデックスイメージがログイン認証情報を必要とするレジストリーに保存されている場合があります。
4.7. Operator 条件の管理 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター管理者は、Operator Lifecycle Manager (OLM) を使用して Operator 条件を管理できます。
4.7.1. Operator 条件の上書き リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター管理者には、Operator が報告するサポートされている Operator 条件を無視することを推奨します。Operator 条件が存在する場合、Spec.Overrides 配列の Operator 条件は Spec.Conditions 配列の条件を上書きし、これによりクラスター管理者は、Operator が Operator Lifecycle Manager (OLM) に状態を誤って報告する状況に対応することができます。
デフォルトでは、Spec.Overrides 配列は、クラスター管理者によって追加されるまで、OperatorCondition オブジェクトには存在しません。Spec.Conditions 配列も、ユーザーが追加するか、カスタム Operator ロジックの結果として追加されるまで存在しません。
たとえば、アップグレードできないことを常に通信する Operator の既知のバージョンを考えてみましょう。この場合、Operator がアップグレードできないと通信していますが、Operator をアップグレードすることを推奨します。これは、条件の type および status を OperatorCondition オブジェクトの Spec.Overrides 配列に追加して Operator 条件をオーバーライドすることによって実行できます。
前提条件
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 -
OperatorConditionオブジェクトを持つ Operator が OLM を使用してインストールされている。
手順
Operator の
OperatorConditionオブジェクトを編集します。oc edit operatorcondition <name>
$ oc edit operatorcondition <name>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Spec.Overrides配列をオブジェクトに追加します。Operator 条件の上書きの例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- クラスター管理者は、アップグレードの準備状態を
Trueに変更できます。
4.7.2. Operator 条件を使用するための Operator の更新 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) は、調整する ClusterServiceVersion リソースごとに OperatorCondition リソースを自動的に作成します。CSV のすべてのサービスアカウントには、Operator が所有する OperatorCondition と対話するための RBAC が付与されます。
Operator の作成者は、Operator が OLM によってデプロイされた後に、独自の条件を設定できるように Operator を開発し、operator-lib ライブラリーを使用することができます。Operator 作成者として Operator 条件を設定する方法の詳細は、Operator 条件の有効化 ページを参照してください。
4.7.2.1. デフォルトの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
後方互換性を維持するために、OLM は OperatorCondition リソースがない状態を条件からのオプトアウトとして扱います。そのため、Operator 条件の使用にオプトインする Operator は、Pod の ready プローブが true に設定される前に、デフォルトの条件を設定する必要があります。これにより、Operator には、条件を正しい状態に更新するための猶予期間が与えられます。
4.8. クラスター管理者以外のユーザーによる Operator のインストールの許可 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター管理者は、Operator グループ を使用して、通常のユーザーが Operator をインストールできるようにすることができます。
4.8.1. Operator インストールポリシーについて リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator の実行には幅広い権限が必要になる可能性があり、必要な権限はバージョン間で異なる場合があります。Operator Lifecycle Manager (OLM) は、cluster-admin 権限で実行されます。デフォルトで、Operator の作成者はクラスターサービスバージョン (CSV) で任意のパーミッションのセットを指定でき、OLM はこれを Operator に付与します。
Operator がクラスタースコープの権限を取得できず、ユーザーが OLM を使用して権限を昇格できないようにするために、クラスター管理者は Operator をクラスターに追加する前に手動で監査できます。また、クラスター管理者には、サービスアカウントを使用した Operator のインストールまたはアップグレード時に許可されるアクションを判別し、制限するための各種ツールが提供されます。
クラスター管理者は、一連の権限が付与されたサービスアカウントに Operator グループを関連付けることができます。サービスアカウントは、ロールベースのアクセス制御 (RBAC) ルールを使用して、事前に定義された境界内でのみ実行されるように、Operator にポリシーを設定します。その結果、Operator は、それらのルールによって明示的に許可されていないことはいずれも実行できません。
Operator グループを採用することで、十分な権限を持つユーザーは、限られた範囲で Operator をインストールできます。その結果、より多くの Operator Framework ツールをより多くのユーザーが安全に利用できるようになり、Operator を使用してアプリケーションを構築するためのより豊かなエクスペリエンスが提供されます。
Subscription オブジェクトのロールベースのアクセス制御 (RBAC) は、namespace で edit または admin のロールを持つすべてのユーザーに自動的に付与されます。ただし、RBAC は OperatorGroup オブジェクトには存在しません。この不在が、通常のユーザーが Operator をインストールできない理由です。Operator グループを事前にインストールすることで、実質的にインストール権限が付与されます。
Operator グループをサービスアカウントに関連付ける際は、次の点に注意してください。
-
APIServiceおよびCustomResourceDefinitionリソースは、cluster-adminロールを使用して OLM によって常に作成されます。Operator グループに関連付けられたサービスアカウントには、これらのリソースを作成するための権限を付与できません。 - この Operator グループに関連付けられる Operator は、指定されたサービスアカウントに付与されるパーミッションに制限されるようになりました。Operator がサービスアカウントの範囲外のアクセス許可を要求した場合、インストールは適切なエラーで失敗するため、クラスター管理者は問題をトラブルシューティングして解決できます。
4.8.1.1. インストールシナリオ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator をクラスターでインストールまたはアップグレードできるかどうかを決定する際に、Operator Lifecycle Manager (OLM) は以下のシナリオを検討します。
- クラスター管理者は新規の Operator グループプを作成し、サービスアカウントを指定します。この Operator グループに関連付けられるすべての Operator がサービスアカウントに付与される権限に基づいてインストールされ、実行されます。
- クラスター管理者は新規の Operator グループを作成し、サービスアカウントを指定しません。OpenShift Container Platform は後方互換性を維持します。そのため、デフォルト動作はそのまま残り、Operator のインストールおよびアップグレードは許可されます。
- サービスアカウントを指定しない既存の Operator グループの場合、デフォルトの動作は残り、Operator のインストールおよびアップグレードは許可されます。
- クラスター管理者は既存の Operator グループを更新し、サービスアカウントを指定します。OLM により、既存の Operator は現在の権限で継続して実行されます。このような既存 Operator がアップグレードされる場合、これは再インストールされ、新規 Operator のようにサービスアカウントに付与される権限に基づいて実行されます。
- Operator グループで指定されるサービスアカウントは、パーミッションの追加または削除によって変更されるか、既存のサービスアカウントは新しいサービスアカウントに切り替わります。既存の Operator がアップグレードされる場合、これは再インストールされ、新規 Operator のように更新されたサービスアカウントに付与される権限に基づいて実行されます。
- クラスター管理者は、サービスアカウントを Operator グループから削除します。デフォルトの動作は残り、Operator のインストールおよびアップグレードは許可されます。
4.8.1.2. インストールワークフロー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator グループがサービスアカウントに関連付けられ、Operator がインストールまたはアップグレードされると、Operator Lifecycle Manager (OLM) は以下のワークフローを使用します。
-
指定された
Subscriptionオブジェクトは OLM によって選択されます。 - OLM はこのサブスクリプションに関連する Operator グループをフェッチします。
- OLM は Operator グループにサービスアカウントが指定されていることを判別します。
- OLM はサービスアカウントにスコープが設定されたクライアントを作成し、スコープ設定されたクライアントを使用して Operator をインストールします。これにより、Operator で要求されるパーミッションは常に Operator グループのそのサービスアカウントのパーミッションに制限されるようになります。
- OLM は CSV で指定されたパーミッションセットを使用して新規サービスアカウントを作成し、これを Operator に割り当てます。Operator は割り当てられたサービスアカウントで実行されます。
4.8.2. Operator インストールのスコープ設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator の Operator Lifecycle Manager (OLM) での Operator のインストールおよびアップグレードに関するスコープ設定ルールを提供するには、サービスアカウントを Operator グループに関連付けます。
この例では、クラスター管理者は一連の Operator を指定された namespace に制限できます。
前提条件
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 -
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。
手順
新規の namespace を作成します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Operator を制限する必要のあるパーミッションを割り当てます。これには、新規サービスアカウント、関連するロール、およびロールバインディングの作成が必要になります。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下の例では、単純化するために、サービスアカウントに対し、指定される namespace ですべてのことを実行できるパーミッションを付与します。実稼働環境では、より粒度の細かいパーミッションセットを作成する必要があります。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 指定された namespace に
OperatorGroupオブジェクトを作成します。この Operator グループは指定された namespace をターゲットにし、そのテナンシーがこれに制限されるようにします。さらに、Operator グループはユーザーがサービスアカウントを指定できるようにします。直前の手順で作成したサービスアカウントを指定します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 指定された namespace にインストールされる Operator はこの Operator グループに関連付けられ、指定されるサービスアカウントに関連付けられます。
警告Operator Lifecycle Manager (OLM) は、各 Operator グループに対して次のクラスターロールを作成します。
-
<operatorgroup_name>-admin -
<operatorgroup_name>-edit -
<operatorgroup_name>-view
Operator グループを手動で作成する場合は、既存のクラスターロールまたはクラスター上の他のOperator グループと競合しない一意の名前を指定する必要があります。
-
指定された namespace で
Subscriptionオブジェクトを作成し、Operator をインストールします。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow この Operator グループに関連付けられる Operator は、指定されたサービスアカウントに付与されるパーミッションに制限されます。Operator がサービスアカウントの範囲外のパーミッションを要求する場合、インストールは関連するエラーを出して失敗します。
4.8.2.1. 粒度の細かいパーミッション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) は Operator グループで指定されたサービスアカウントを使用して、インストールされる Operator に関連する以下のリソースを作成または更新します。
-
ClusterServiceVersion -
Subscription -
Secret -
ServiceAccount -
Service -
ClusterRoleおよびClusterRoleBinding -
RoleおよびRoleBinding
Operator を指定された namespace に制限するため、クラスター管理者は以下のパーミッションをサービスアカウントに付与して起動できます。
以下のロールは一般的なサンプルであり、特定の Operator に基づいて追加のルールが必要になる可能性があります。
さらに、Operator がプルシークレットを指定する場合、以下のパーミッションも追加する必要があります。
- 1
- シークレットを OLM namespace から取得するために必要です。
4.8.3. Operator カタログのアクセス制御 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator カタログがグローバルカタログ namespace openshift-marketplace で作成されると、カタログの Operator がクラスター全体ですべての namespace で使用できるようになります。他の namespace で作成されたカタログは、カタログの同じ namespace でのみ Operator を使用できるようにします。
クラスター管理者以外のユーザーに Operator のインストール権限が委任されているクラスターでは、クラスター管理者は、それらのユーザーがインストールできる Operator のセットをさらに制御または制限しないといけない場合があります。これは、次のアクションで実現できます。
- デフォルトのグローバルカタログをすべて無効にします。
- 関連する Operator グループがプリインストールされているのと同じ namespace で、キュレートされたカスタムカタログを有効にします。
4.8.4. パーミッションに関する失敗のトラブルシューティング リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
パーミッションがないために Operator のインストールが失敗する場合は、以下の手順を使用してエラーを特定します。
手順
Subscriptionオブジェクトを確認します。このステータスには、Operator の必要な[Cluster]Role[Binding]オブジェクトの作成を試行したInstallPlanオブジェクトをポイントするオブジェクト参照installPlanRefがあります。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow InstallPlanオブジェクトのステータスでエラーの有無を確認します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow エラーメッセージは、以下を示しています。
-
リソースの API グループを含む、作成に失敗したリソースのタイプ。この場合、これは
rbac.authorization.k8s.ioグループのclusterrolesです。 - リソースの名前。
-
エラーのタイプ:
is forbiddenは、ユーザーに操作を実行するための十分なパーミッションがないことを示します。 - リソースの作成または更新を試みたユーザーの名前。この場合、これは Operator グループで指定されたサービスアカウントを参照します。
操作の範囲が
cluster scopeかどうか。ユーザーは、不足しているパーミッションをサービスアカウントに追加してから、繰り返すことができます。
注記現時点で、Operator Lifecycle Manager (OLM) は最初の試行でエラーの詳細のリストを提供しません。
-
リソースの API グループを含む、作成に失敗したリソースのタイプ。この場合、これは
4.9. カスタムカタログの管理 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター管理者および Operator カタログメンテナーは、OpenShift Container Platform で Operator Lifecycle Manager (OLM) の Bundle Format を使用してパッケージ化されたカスタムカタログを作成し、管理できます。
Kubernetes は定期的に特定の API を非推奨とし、後続のリリースで削除します。その結果、Operator は API を削除した Kubernetes バージョンを使用する OpenShift Container Platform のバージョン以降、削除された API を使用できなくなります。
クラスターがカスタムカタログを使用している場合に、Operator の作成者がプロジェクトを更新してワークロードの問題や、互換性のないアップグレードを回避できるようにする方法は Operator の互換性の OpenShift Container Platform バージョンへの制御 を参照してください。
4.9.1. 前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
-
opmCLI がインストールされている。
4.9.2. ファイルベースのカタログ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ファイルベースのカタログ は、Operator Lifecycle Manager (OLM) の最新バージョンのカタログ形式です。この形式は、プレーンテキストベース (JSON または YAML) であり、以前の SQLite データベース形式の宣言的な設定の進化であり、完全な下位互換性があります。
OpenShift Container Platform 4.11 の時点で、デフォルトの Red Hat が提供する Operator カタログは、ファイルベースのカタログ形式でリリースされます。OpenShift Container Platform 4.6 から 4.10 までのデフォルトの Red Hat が提供する Operator カタログは、非推奨の SQLite データベース形式でリリースされました。
opm サブコマンド、フラグ、および SQLite データベース形式に関連する機能も非推奨となり、今後のリリースで削除されます。機能は引き続きサポートされており、非推奨の SQLite データベース形式を使用するカタログに使用する必要があります。
opm index prune などの SQLite データベース形式を使用する opm サブコマンドおよびフラグの多くは、ファイルベースのカタログ形式では機能しません。ファイルベースのカタログを使用する方法の詳細は、Operator Framework パッケージ形式 および oc-mirror プラグインを使用した非接続インストールのイメージのミラーリング を参照してください。
4.9.2.1. ファイルベースのカタログイメージの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
opm CLI を使用して、非推奨の SQLite データベース形式を置き換えるプレーンテキストの ファイルベースのカタログ 形式 (JSON または YAML) を使用するカタログイメージを作成できます。
前提条件
-
opmCLI がインストールされている。 -
podmanバージョン 1.9.3 以降がある。 - バンドルイメージがビルドされ、Docker v2-2 をサポートするレジストリーにプッシュされている。
手順
カタログを初期化します。
次のコマンドを実行して、カタログ用のディレクトリーを作成します。
mkdir <catalog_dir>
$ mkdir <catalog_dir>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow opm generate dockerfileコマンドを実行して、カタログイメージを構築できる Dockerfile を生成します。opm generate dockerfile <catalog_dir> \ -i registry.redhat.io/openshift4/ose-operator-registry:v4.13 -i registry.redhat.io/openshift4/ose-operator-registry:v4.13$ opm generate dockerfile <catalog_dir> \ -i registry.redhat.io/openshift4/ose-operator-registry:v4.131 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
-iフラグを使用して公式の Red Hat ベースイメージを指定します。それ以外の場合、Dockerfile はデフォルトのアップストリームイメージを使用します。
Dockerfile は、直前の手順で作成したカタログディレクトリーと同じ親ディレクトリーに存在する必要があります。
ディレクトリー構造の例
. ├── <catalog_dir> └── <catalog_dir>.Dockerfile
.1 ├── <catalog_dir>2 └── <catalog_dir>.Dockerfile3 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow opm initコマンドを実行して、カタログに Operator のパッケージ定義を追加します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow このコマンドは、指定されたカタログ設定ファイルに
olm.package宣言型設定 blob を生成します。
opm renderコマンドを実行して、バンドルをカタログに追加します。opm render <registry>/<namespace>/<bundle_image_name>:<tag> \ --output=yaml \ >> <catalog_dir>/index.yaml$ opm render <registry>/<namespace>/<bundle_image_name>:<tag> \1 --output=yaml \ >> <catalog_dir>/index.yaml2 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記チャネルには、1 つ以上のバンドルが含まれる必要があります。
バンドルのチャネルエントリーを追加します。たとえば、次の例を仕様に合わせて変更し、
<catalog_dir>/index.yamlファイルに追加します。チャネルエントリーの例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
<operator_name>の後、かつ、バージョンのvの前に、ピリオド (.) を追加するようにしてください。それ以外の場合、エントリーがopm validateコマンドに合格できません。
ファイルベースのカタログを検証します。
カタログディレクトリーに対して
opm validateコマンドを実行します。opm validate <catalog_dir>
$ opm validate <catalog_dir>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow エラーコードが
0であることを確認します。echo $?
$ echo $?Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
0
0Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
podman buildコマンドを実行して、カタログイメージをビルドします。podman build . \ -f <catalog_dir>.Dockerfile \ -t <registry>/<namespace>/<catalog_image_name>:<tag>$ podman build . \ -f <catalog_dir>.Dockerfile \ -t <registry>/<namespace>/<catalog_image_name>:<tag>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow カタログイメージをレジストリーにプッシュします。
必要に応じて、
podman loginコマンドを実行してターゲットレジストリーで認証します。podman login <registry>
$ podman login <registry>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow podman pushコマンドを実行して、カタログイメージをプッシュします。podman push <registry>/<namespace>/<catalog_image_name>:<tag>
$ podman push <registry>/<namespace>/<catalog_image_name>:<tag>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
4.9.2.2. ファイルベースのカタログイメージの更新またはフィルタリング リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
opm CLI を使用して、ファイルベースのカタログ形式を使用するカタログイメージを更新またはフィルタリング (プルーンとも呼ばれます) できます。既存のカタログイメージのコンテンツを展開して変更することにより、カタログから 1 つ以上の Operator パッケージエントリーを更新、追加、または削除できます。その後、イメージをカタログの更新バージョンとして再構築できます。
または、ミラーレジストリーにカタログイメージがすでにある場合は、oc-mirror CLI プラグインを使用して、ターゲットレジストリーにミラーリングする際に、そのカタログイメージの更新されたソースバージョンから削除されたイメージを自動的にプルーニングできます。
oc-mirror プラグインとこのユースケースの詳細は、「ミラーレジストリーのコンテンツを最新の状態に維持」セクション、および「oc-mirror プラグインを使用した非接続インストールのイメージのミラーリング」の「イメージのプルーニング」サブセクションを参照してください。
前提条件
ワークステーションに以下が含まれている。
-
opmCLI。 -
podmanversion 1.9.3+。 - ファイルベースのカタログイメージ。
このカタログに関連するワークステーションで最近初期化されたカタログディレクトリー構造。
初期化されたカタログディレクトリーがない場合は、ディレクトリーを作成し、Dockerfile を生成します。詳細は、「ファイルベースのカタログイメージの作成」手順の「カタログの初期化」手順を参照してください。
-
手順
カタログイメージのコンテンツを YAML 形式でカタログディレクトリーの
index.yamlファイルに展開します。opm render <registry>/<namespace>/<catalog_image_name>:<tag> \ -o yaml > <catalog_dir>/index.yaml -o yaml > <catalog_dir>/index.yaml$ opm render <registry>/<namespace>/<catalog_image_name>:<tag> \ -o yaml > <catalog_dir>/index.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記または、
-o jsonフラグを使用して JSON 形式で出力することもできます。1 つ以上の Operator パッケージエントリーを更新、追加、または削除して、結果として得られる
index.yamlファイルの内容を仕様に合わせて変更します。重要バンドルがカタログに公開されたら、いずれかのユーザーがバンドルをインストールしていると想定します。カタログ内で以前に公開されたすべてのバンドルに、現在または新しいチャネルヘッドへの更新パスが設定されていることを確認し、そのバージョンがインストールされているユーザーが立ち往生するのを防ぎます。
たとえば、Operator パッケージを削除する場合、次の例では、カタログからパッケージの削除のため、削除する必要がある
olm.package、olm.channel、およびolm.bundleBLOB のセットをリスト表示します。例4.2 削除されたエントリーの例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow -
変更を
index.yamlファイルに保存します。 カタログを検証します。
opm validate <catalog_dir>
$ opm validate <catalog_dir>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow カタログを再構築します。
podman build . \ -f <catalog_dir>.Dockerfile \ -t <registry>/<namespace>/<catalog_image_name>:<tag>$ podman build . \ -f <catalog_dir>.Dockerfile \ -t <registry>/<namespace>/<catalog_image_name>:<tag>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 更新されたカタログイメージをレジストリーにプッシュします。
podman push <registry>/<namespace>/<catalog_image_name>:<tag>
$ podman push <registry>/<namespace>/<catalog_image_name>:<tag>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
検証
- Web コンソールで、Administration → Cluster Settings → Configuration ページで OperatorHub 設定リソースに移動します。
カタログソースを追加するか、既存のカタログソースを更新して、更新されたカタログイメージのプル仕様を使用します。
詳細は、このセクションの「関連情報」にある「クラスターへのカタログソースの追加」を参照してください。
- カタログソースが READY 状態になったら、Operators → OperatorHub ページに移動し、加えた変更が Operator のリストに反映されていることを確認します。
4.9.3. SQLite ベースのカタログ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator カタログの SQLite データベース形式は非推奨の機能です。非推奨の機能は依然として OpenShift Container Platform に含まれており、引き続きサポートされますが、この製品の今後のリリースで削除されるため、新規デプロイメントでの使用は推奨されません。
OpenShift Container Platform で非推奨となったか、削除された主な機能の最新の一覧は、OpenShift Container Platform リリースノートの 非推奨および削除された機能 セクションを参照してください。
4.9.3.1. SQLite ベースのインデックスイメージの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
opm CLI を使用して、SQLite データベース形式に基づいてインデックスイメージを作成できます。
前提条件
-
opmCLI がインストールされている。 -
podmanバージョン 1.9.3 以降がある。 - バンドルイメージがビルドされ、Docker v2-2 をサポートするレジストリーにプッシュされている。
手順
新しいインデックスを開始します。
opm index add \ --bundles <registry>/<namespace>/<bundle_image_name>:<tag> \ --tag <registry>/<namespace>/<index_image_name>:<tag> \ [--binary-image <registry_base_image>]$ opm index add \ --bundles <registry>/<namespace>/<bundle_image_name>:<tag> \1 --tag <registry>/<namespace>/<index_image_name>:<tag> \2 [--binary-image <registry_base_image>]3 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow インデックスイメージをレジストリーにプッシュします。
必要な場合は、ターゲットレジストリーで認証します。
podman login <registry>
$ podman login <registry>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow インデックスイメージをプッシュします。
podman push <registry>/<namespace>/<index_image_name>:<tag>
$ podman push <registry>/<namespace>/<index_image_name>:<tag>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
4.9.3.2. SQLite ベースのインデックスイメージの更新 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
カスタムインデックスイメージを参照するカタログソースを使用するように OperatorHub を設定した後に、クラスター管理者はバンドルイメージをインデックスイメージに追加して、クラスターで利用可能な Operator を最新の状態に維持することができます。
opm index add コマンドを使用して既存インデックスイメージを更新できます。
前提条件
-
opmCLI がインストールされている。 -
podmanバージョン 1.9.3 以降がある。 - インデックスイメージがビルドされ、レジストリーにプッシュされている。
- インデックスイメージを参照する既存のカタログソースがある。
手順
バンドルイメージを追加して、既存のインデックスを更新します。
opm index add \ --bundles <registry>/<namespace>/<new_bundle_image>@sha256:<digest> \ --from-index <registry>/<namespace>/<existing_index_image>:<existing_tag> \ --tag <registry>/<namespace>/<existing_index_image>:<updated_tag> \ --pull-tool podman$ opm index add \ --bundles <registry>/<namespace>/<new_bundle_image>@sha256:<digest> \1 --from-index <registry>/<namespace>/<existing_index_image>:<existing_tag> \2 --tag <registry>/<namespace>/<existing_index_image>:<updated_tag> \3 --pull-tool podman4 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ここでは、以下のようになります。
<registry>-
quay.ioやmirror.example.comなどのレジストリーのホスト名を指定します。 <namespace>-
ocs-devやabcなど、レジストリーの namespace を指定します。 <new_bundle_image>-
ocs-operatorなど、レジストリーに追加する新しいバンドルイメージを指定します。 <digest>-
c7f11097a628f092d8bad148406aa0e0951094a03445fd4bc0775431ef683a41などのバンドルイメージの SHA イメージ ID またはダイジェストを指定します。 <existing_index_image>-
abc-redhat-operator-indexなど、以前にプッシュされたイメージを指定します。 <existing_tag>-
4.13など、以前にプッシュされたイメージタグを指定します。 <updated_tag>-
4.13.1など、更新されたインデックスイメージに適用するイメージタグを指定します。
コマンドの例
opm index add \ --bundles quay.io/ocs-dev/ocs-operator@sha256:c7f11097a628f092d8bad148406aa0e0951094a03445fd4bc0775431ef683a41 \ --from-index mirror.example.com/abc/abc-redhat-operator-index:4.13 \ --tag mirror.example.com/abc/abc-redhat-operator-index:4.13.1 \ --pull-tool podman$ opm index add \ --bundles quay.io/ocs-dev/ocs-operator@sha256:c7f11097a628f092d8bad148406aa0e0951094a03445fd4bc0775431ef683a41 \ --from-index mirror.example.com/abc/abc-redhat-operator-index:4.13 \ --tag mirror.example.com/abc/abc-redhat-operator-index:4.13.1 \ --pull-tool podmanCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 更新されたインデックスイメージをプッシュします。
podman push <registry>/<namespace>/<existing_index_image>:<updated_tag>
$ podman push <registry>/<namespace>/<existing_index_image>:<updated_tag>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Operator Lifecycle Manager (OLM) がカタログソースで参照されるインデックスイメージを一定間隔で自動的にポーリングした後に、新規パッケージが正常に追加されたことを確認します。
oc get packagemanifests -n openshift-marketplace
$ oc get packagemanifests -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
4.9.3.3. SQLite ベースのインデックスイメージのフィルタリング リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Bundle Format に基づくインデックスイメージは、Operator カタログのコンテナー化されたスナップショットです。パッケージの指定された一覧以外のすべてのインデックスを プルーニング できます。これにより、必要な Operators のみが含まれるソースインデックスのコピーを作成できます。
前提条件
-
podmanバージョン 1.9.3 以降がある。 -
grpcurl(サードパーティーのコマンドラインツール) がある。 -
opmCLI がインストールされている。 - Docker v2-2 をサポートするレジストリーにアクセスできる。
手順
ターゲットレジストリーで認証します。
podman login <target_registry>
$ podman login <target_registry>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow プルーニングされたインデックスに追加するパッケージのリストを判別します。
コンテナーでプルーニングするソースインデックスイメージを実行します。以下に例を示します。
podman run -p50051:50051 \ -it registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:v4.13$ podman run -p50051:50051 \ -it registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:v4.13Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Trying to pull registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:v4.13... Getting image source signatures Copying blob ae8a0c23f5b1 done ... INFO[0000] serving registry database=/database/index.db port=50051
Trying to pull registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:v4.13... Getting image source signatures Copying blob ae8a0c23f5b1 done ... INFO[0000] serving registry database=/database/index.db port=50051Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 別のターミナルセッションで、
grpcurlコマンドを使用して、インデックスが提供するパッケージのリストを取得します。grpcurl -plaintext localhost:50051 api.Registry/ListPackages > packages.out
$ grpcurl -plaintext localhost:50051 api.Registry/ListPackages > packages.outCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow packages.outファイルを検査し、プルーニングされたインデックスに保持したいパッケージ名をこのリストから特定します。以下に例を示します。パッケージリストのスニペットの例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow -
podman runコマンドを実行したターミナルセッションで、Ctrl と C を押してコンテナープロセスを停止します。
以下のコマンドを実行して、指定したパッケージ以外のすべてのパッケージのソースインデックスをプルーニングします。
opm index prune \ -f registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:v4.13 \ -p advanced-cluster-management,jaeger-product,quay-operator \ [-i registry.redhat.io/openshift4/ose-operator-registry:v4.9] \ -t <target_registry>:<port>/<namespace>/redhat-operator-index:v4.13$ opm index prune \ -f registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:v4.13 \1 -p advanced-cluster-management,jaeger-product,quay-operator \2 [-i registry.redhat.io/openshift4/ose-operator-registry:v4.9] \3 -t <target_registry>:<port>/<namespace>/redhat-operator-index:v4.134 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下のコマンドを実行して、新規インデックスイメージをターゲットレジストリーにプッシュします。
podman push <target_registry>:<port>/<namespace>/redhat-operator-index:v4.13
$ podman push <target_registry>:<port>/<namespace>/redhat-operator-index:v4.13Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ここで、
<namespace>はレジストリー上の既存の namespace になります。
4.9.4. カタログソースと Pod セキュリティー受付 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Pod セキュリティー基準を確保するために、OpenShift Container Platform 4.11 で Pod セキュリティー受付 が導入されました。SQLite ベースのカタログ形式と、OpenShift Container Platform 4.11 より前にリリースされたバージョンの opm CLI ツールを使用してビルドされたカタログソースは、制限付き Pod セキュリティーの適用下では実行できません。
OpenShift Container Platform 4.13 では、デフォルトで namespace には制限付き Pod セキュリティーが適用されず、カタログソースのデフォルトセキュリティーモードは legacy に設定されています。
すべての namespace に対するデフォルトの制限付き適用は、将来の OpenShift Container Platform リリースに含まれる予定です。制限付き適用が発生した場合、カタログソース Pod の Pod 仕様のセキュリティーコンテキストは、制限付き Pod のセキュリティー標準に一致する必要があります。カタログソースイメージで別の Pod セキュリティー標準が必要な場合は、namespace の Pod セキュリティーアドミッションラベルを明示的に設定する必要があります。
SQLite ベースのカタログソース Pod を制限付きで実行したくない場合は、OpenShift Container Platform 4.13 でカタログソースを更新する必要はありません。
ただし、制限付きの Pod セキュリティー適用下でカタログソースが確実に実行されるように、今すぐ対策を講じることを推奨します。制限された Pod セキュリティー適用下でカタログソースが確実に実行されるように対策を講じないと、将来の OpenShift Container Platform リリースでカタログソースが実行されなくなる可能性があります。
カタログの作成者は、次のいずれかのアクションを実行することで、制限付き Pod セキュリティー適用との互換性を有効にすることができます。
- カタログをファイルベースのカタログ形式に移行します。
-
OpenShift Container Platform 4.11 以降でリリースされたバージョンの
opmCLI ツールでカタログイメージを更新します。
SQLite データベースカタログ形式は非推奨ですが、Red Hat では引き続きサポートされています。将来のリリースでは、SQLite データベース形式はサポートされなくなり、カタログはファイルベースのカタログ形式に移行する必要があります。OpenShift Container Platform 4.11 の時点で、デフォルトの Red Hat が提供する Operator カタログは、ファイルベースのカタログ形式でリリースされています。ファイルベースのカタログは、制限付き Pod セキュリティー適用と互換性があります。
SQLite データベースカタログイメージを更新したり、カタログをファイルベースのカタログ形式に移行したりしたくない場合は、昇格されたアクセス許可で実行するようにカタログを設定できます。
4.9.4.1. SQLite データベースカタログをファイルベースのカタログ形式に移行する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
非推奨の SQLite データベース形式のカタログをファイルベースのカタログ形式に更新できます。
前提条件
- SQLite データベースカタログソースがある。
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 -
ワークステーションに、OpenShift Container Platform 4.13 とともにリリースされた
opmCLI ツールの最新バージョンがインストールされている。
手順
次のコマンドを実行して、SQLite データベースカタログをファイルベースのカタログに移行します。
opm migrate <registry_image> <fbc_directory>
$ opm migrate <registry_image> <fbc_directory>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 次のコマンドを実行して、ファイルベースのカタログ用の Dockerfile を生成します。
opm generate dockerfile <fbc_directory> \ --binary-image \ registry.redhat.io/openshift4/ose-operator-registry:v4.13
$ opm generate dockerfile <fbc_directory> \ --binary-image \ registry.redhat.io/openshift4/ose-operator-registry:v4.13Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
次のステップ
- 生成された Dockerfile をビルドしてタグ付けし、レジストリーにプッシュできます。
4.9.4.2. SQLite データベースカタログイメージの再構築 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
お使いのバージョンの OpenShift Container Platform でリリースされている最新バージョンの opm CLI ツールを使用して、SQLite データベースカタログイメージを再構築できます。
前提条件
- SQLite データベースカタログソースがある。
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 -
ワークステーションに、OpenShift Container Platform 4.13 とともにリリースされた
opmCLI ツールの最新バージョンがインストールされている。
手順
次のコマンドを実行して、最新バージョンの
opmCLI ツールでカタログを再構築します。opm index add --binary-image \ registry.redhat.io/openshift4/ose-operator-registry:v4.13 \ --from-index <your_registry_image> \ --bundles "" -t \<your_registry_image>
$ opm index add --binary-image \ registry.redhat.io/openshift4/ose-operator-registry:v4.13 \ --from-index <your_registry_image> \ --bundles "" -t \<your_registry_image>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
4.9.4.3. 昇格された権限で実行するためのカタログの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
SQLite データベースカタログイメージを更新したり、カタログをファイルベースのカタログ形式に移行したりしたくない場合は、次のアクションを実行して、デフォルトの Pod セキュリティー適用が制限付きに変更されたときにカタログソースが確実に実行されるようにすることができます。
- カタログソース定義でカタログセキュリティーモードをレガシーに手動で設定します。このアクションにより、デフォルトのカタログセキュリティーモードが制限付きに変更された場合でも、カタログが従来のアクセス許可で実行されることが保証されます。
- ベースラインまたは特権付き Pod のセキュリティー適用のために、カタログソースの namespace にラベルを付けます。
SQLite データベースカタログ形式は非推奨ですが、Red Hat では引き続きサポートされています。将来のリリースでは、SQLite データベース形式はサポートされなくなり、カタログはファイルベースのカタログ形式に移行する必要があります。ファイルベースのカタログは、制限付き Pod セキュリティー適用と互換性があります。
前提条件
- SQLite データベースカタログソースがある。
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 -
Pod Security Admission 標準が
baselineまたはprivilegedに昇格された実行中の Pod をサポートするターゲット namespace がある。
手順
次の例に示すように、
spec.grpcPodConfig.securityContextConfigラベルをlegacyに設定して、CatalogSource定義を編集します。CatalogSource定義の例Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ヒントOpenShift Container Platform 4.13 では、
spec.grpcPodConfig.securityContextConfigフィールドはデフォルトでlegacyに設定されます。OpenShift Container Platform の将来のリリースでは、デフォルト設定がrestrictedに変更される予定です。カタログを制限付き適用で実行できない場合は、このフィールドを手動でlegacyに設定することを推奨します。次の例に示すように、
<namespace>.yamlファイルを編集して、上位の Pod Security Admission 標準をカタログソース namespace に追加します。<namespace>.yamlファイルの例Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
4.9.5. クラスターへのカタログソースの追加 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
カタログソースを OpenShift Container Platform クラスターに追加すると、ユーザーの Operator の検出およびインストールが可能になります。クラスター管理者は、インデックスイメージを参照する CatalogSource オブジェクトを作成できます。OperatorHub はカタログソースを使用してユーザーインターフェイスを設定します。
または、Web コンソールを使用してカタログソースを管理できます。Administration → Cluster Settings → Configuration → OperatorHub ページから、Sources タブをクリックして、個別のソースを作成、更新、削除、無効化、有効化できます。
前提条件
- インデックスイメージをビルドしてレジストリーにプッシュしている。
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
手順
インデックスイメージを参照する
CatalogSourceオブジェクトを作成します。仕様を以下のように変更し、これを
catalogSource.yamlファイルとして保存します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- カタログソースを全 namespace のユーザーがグローバルに利用できるようにする場合は、
openshift-marketplacenamespace を指定します。それ以外の場合は、そのカタログの別の namespace を対象とし、その namespace のみが利用できるように指定できます。 - 2
- 任意:
olm.catalogImageTemplateアノテーションをカタログイメージ名に設定し、イメージタグのテンプレートを作成する際に、1 つ以上の Kubernetes クラスターバージョン変数を使用します。 - 3
legacyまたはrestrictedの値を指定します。フィールドが設定されていない場合、デフォルト値はlegacyです。今後の OpenShift Container Platform リリースでは、デフォルト値がrestrictedになる予定です。注記restricted権限でカタログを実行できない場合は、このフィールドを手動でlegacyに設定することを推奨します。- 4
- インデックスイメージを指定します。イメージ名の後にタグを指定した場合 (
:v4.13など)、カタログソース Pod はAlwaysのイメージプルポリシーを使用します。これは、Pod が常にコンテナーを開始する前にイメージをプルすることを意味します。@sha256:<id>などのダイジェストを指定した場合、イメージプルポリシーはIfNotPresentになります。これは、イメージがノード上にまだ存在しない場合にのみ、Pod がイメージをプルすることを意味します。 - 5
- カタログを公開する名前または組織名を指定します。
- 6
- カタログソースは新規バージョンの有無を自動的にチェックし、最新の状態を維持します。
このファイルを使用して
CatalogSourceオブジェクトを作成します。oc apply -f catalogSource.yaml
$ oc apply -f catalogSource.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
以下のリソースが正常に作成されていることを確認します。
Pod を確認します。
oc get pods -n openshift-marketplace
$ oc get pods -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME READY STATUS RESTARTS AGE my-operator-catalog-6njx6 1/1 Running 0 28s marketplace-operator-d9f549946-96sgr 1/1 Running 0 26h
NAME READY STATUS RESTARTS AGE my-operator-catalog-6njx6 1/1 Running 0 28s marketplace-operator-d9f549946-96sgr 1/1 Running 0 26hCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow カタログソースを確認します。
oc get catalogsource -n openshift-marketplace
$ oc get catalogsource -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME DISPLAY TYPE PUBLISHER AGE my-operator-catalog My Operator Catalog grpc 5s
NAME DISPLAY TYPE PUBLISHER AGE my-operator-catalog My Operator Catalog grpc 5sCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow パッケージマニフェストを確認します。
oc get packagemanifest -n openshift-marketplace
$ oc get packagemanifest -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME CATALOG AGE jaeger-product My Operator Catalog 93s
NAME CATALOG AGE jaeger-product My Operator Catalog 93sCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
OpenShift Container Platform Web コンソールで、OperatorHub ページから Operator をインストールできるようになりました。
4.9.6. プライベートレジストリーからの Operator のイメージへのアクセス リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) によって管理される Operator に関連する特定のイメージが、認証コンテナーイメージレジストリー (別名プライベートレジストリー) でホストされる場合、OLM および OperatorHub はデフォルトではイメージをプルできません。アクセスを有効にするために、レジストリーの認証情報が含まれるプルシークレットを作成できます。カタログソースの 1 つ以上のプルシークレットを参照することで、OLM はシークレットの配置を Operator およびカタログ namespace で処理し、インストールを可能にします。
Operator またはそのオペランドで必要な他のイメージでも、プライベートレジストリーへのアクセスが必要になる場合があります。OLM は、このシナリオのターゲットテナント namespace ではシークレットの配置を処理しませんが、認証情報をグローバルクラスタープルシークレットまたは個別の namespace サービスアカウントに追加して、必要なアクセスを有効にできます。
OLM によって管理される Operator に適切なプルアクセスがあるかどうかを判別する際に、以下のタイプのイメージを考慮する必要があります。
- インデックスイメージ
-
CatalogSourceオブジェクトは、インデックスイメージを参照できます。このイメージは、Operator のバンドル形式を使用し、イメージレジストリーでホストされるコンテナーイメージとしてパッケージ化されるカタログソースです。インデックスイメージがプライベートレジストリーでホストされる場合、シークレットを使用してプルアクセスを有効にすることができます。 - バンドルイメージ
- Operator バンドルイメージは、Operator の一意のバージョンを表すコンテナーイメージとしてパッケージ化されるメタデータおよびマニフェストです。カタログソースで参照されるバンドルイメージが 1 つ以上のプライベートレジストリーでホストされる場合、シークレットを使用してプルアクセスを有効にすることができます。
- Operator イメージおよびオペランドイメージ
カタログソースからインストールされた Operator が、(Operator イメージ自体に、または監視するオペランドイメージの 1 つに) プライベートイメージを使用する場合、デプロイメントは必要なレジストリー認証にアクセスできないため、Operator はインストールに失敗します。カタログソースのシークレットを参照することで、OLM はオペランドがインストールされているターゲットテナント namespace にシークレットを配置することはできません。
代わりに、認証情報を
openshift-confignamespace のグローバルクラスタープルシークレットに追加できます。これにより、クラスターのすべての namespace へのアクセスが提供されます。または、クラスター全体へのアクセスの提供が許容されない場合、プルシークレットをターゲットテナント namespace のdefaultのサービスアカウントに追加できます。
前提条件
プライベートレジストリーで、以下を 1 つ以上ホストしている。
- インデックスイメージまたはカタログイメージ。
- Operator のバンドルイメージ
- Operator またはオペランドのイメージ。
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
手順
必要な各プライベートレジストリーのシークレットを作成します。
プライベートレジストリーにログインして、レジストリー認証情報ファイルを作成または更新します。
podman login <registry>:<port>
$ podman login <registry>:<port>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記レジストリー認証情報のファイルパスは、レジストリーへのログインに使用されるコンテナーツールによって異なります。
podmanCLI の場合、デフォルトの場所は${XDG_RUNTIME_DIR}/containers/auth.jsonです。dockerCLI の場合、デフォルトの場所は/root/.docker/config.jsonです。シークレットごとに 1 つのレジストリーに対してのみ認証情報を追加し、別のシークレットで複数のレジストリーの認証情報を管理することが推奨されます。これ以降の手順で、複数のシークレットを
CatalogSourceオブジェクトに含めることができ、OpenShift Container Platform はイメージのプル時に使用する単一の仮想認証情報ファイルにシークレットをマージします。レジストリー認証情報ファイルは、デフォルトで複数のレジストリーまたはリポジトリーの詳細を 1 つのレジストリーに保存できます。ファイルの現在の内容を確認します。以下に例を示します。
複数のレジストリーの認証情報を保存するファイル
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow これ以降の手順で、シークレットの作成にこのファイルが使用されるため、保存できる詳細は 1 つのファイルにつき 1 つのレジストリーのみであることを確認してください。これには、以下の方法の 1 つを使用します。
-
podman logout <registry>コマンドを使用して、必要な 1 つのレジストリーのみになるまで、追加のレジストリーの認証情報を削除します。 レジストリー認証情報ファイルを編集し、レジストリーの詳細を分離して、複数のファイルに保存します。以下に例を示します。
1 つのレジストリーの認証情報を保存するファイル
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 別のレジストリーの認証情報を保存するファイル
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
-
プライベートレジストリーの認証情報が含まれるシークレットを
openshift-marketplacenamespace に作成します。oc create secret generic <secret_name> \ -n openshift-marketplace \ --from-file=.dockerconfigjson=<path/to/registry/credentials> \ --type=kubernetes.io/dockerconfigjson$ oc create secret generic <secret_name> \ -n openshift-marketplace \ --from-file=.dockerconfigjson=<path/to/registry/credentials> \ --type=kubernetes.io/dockerconfigjsonCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow この手順を繰り返して、他の必要なプライベートレジストリーの追加シークレットを作成し、
--from-fileフラグを更新して別のレジストリー認証情報ファイルのパスを指定します。
1 つ以上のシークレットを参照するように既存の
CatalogSourceオブジェクトを作成または更新します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow サブスクライブされた Operator によって参照される Operator イメージまたはオペランドイメージにプライベートレジストリーへのアクセスが必要な場合は、クラスター内のすべての namespace または個々のターゲットテナント namespace のいずれかにアクセスを提供できます。
クラスター内のすべての namespace へアクセスを提供するには、認証情報を
openshift-confignamespace のグローバルクラスタープルシークレットに追加します。警告クラスターリソースは新規のグローバルプルシークレットに合わせて調整する必要がありますが、これにより、クラスターのユーザービリティーが一時的に制限される可能性があります。
グローバルプルシークレットから
.dockerconfigjsonファイルを展開します。oc extract secret/pull-secret -n openshift-config --confirm
$ oc extract secret/pull-secret -n openshift-config --confirmCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow .dockerconfigjsonファイルを、必要なプライベートレジストリーまたはレジストリーの認証情報で更新し、これを新規ファイルとして保存します。cat .dockerconfigjson | \ jq --compact-output '.auths["<registry>:<port>/<namespace>/"] |= . + {"auth":"<token>"}' \ jq --compact-output '.auths["<registry>:<port>/<namespace>/"] |= . + {"auth":"<token>"}' \ > new_dockerconfigjson > new_dockerconfigjson$ cat .dockerconfigjson | \ jq --compact-output '.auths["<registry>:<port>/<namespace>/"] |= . + {"auth":"<token>"}' \1 > new_dockerconfigjsonCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
<registry>:<port>/<namespace>をプライベートレジストリーの詳細に置き換え、<token>を認証情報に置き換えます。
新規ファイルでグローバルプルシークレットを更新します。
oc set data secret/pull-secret -n openshift-config \ --from-file=.dockerconfigjson=new_dockerconfigjson$ oc set data secret/pull-secret -n openshift-config \ --from-file=.dockerconfigjson=new_dockerconfigjsonCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
個別の namespace を更新するには、ターゲットテナント namespace でアクセスが必要な Operator のサービスアカウントにプルシークレットを追加します。
テナント namespace で
openshift-marketplace用に作成したシークレットを再作成します。oc create secret generic <secret_name> \ -n <tenant_namespace> \ --from-file=.dockerconfigjson=<path/to/registry/credentials> \ --type=kubernetes.io/dockerconfigjson$ oc create secret generic <secret_name> \ -n <tenant_namespace> \ --from-file=.dockerconfigjson=<path/to/registry/credentials> \ --type=kubernetes.io/dockerconfigjsonCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow テナント namespace を検索して、Operator のサービスアカウントの名前を確認します。
oc get sa -n <tenant_namespace>
$ oc get sa -n <tenant_namespace>1 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- Operator が個別の namespace にインストールされていた場合、その namespace を検索します。Operator がすべての namespace にインストールされていた場合、
openshift-operatorsnamespace を検索します。
出力例
NAME SECRETS AGE builder 2 6m1s default 2 6m1s deployer 2 6m1s etcd-operator 2 5m18s
NAME SECRETS AGE builder 2 6m1s default 2 6m1s deployer 2 6m1s etcd-operator 2 5m18s1 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- インストールされた etcd Operator のサービスアカウント。
シークレットを Operator のサービスアカウントにリンクします。
oc secrets link <operator_sa> \ -n <tenant_namespace> \ <secret_name> \ --for=pull$ oc secrets link <operator_sa> \ -n <tenant_namespace> \ <secret_name> \ --for=pullCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
4.9.7. デフォルトの OperatorHub カタログソースの無効化 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat によって提供されるコンテンツを調達する Operator カタログおよびコミュニティープロジェクトは、OpenShift Container Platform のインストール時にデフォルトで OperatorHub に設定されます。クラスター管理者は、デフォルトカタログのセットを無効にすることができます。
手順
disableAllDefaultSources: trueをOperatorHubオブジェクトに追加して、デフォルトカタログのソースを無効にします。oc patch OperatorHub cluster --type json \ -p '[{"op": "add", "path": "/spec/disableAllDefaultSources", "value": true}]'$ oc patch OperatorHub cluster --type json \ -p '[{"op": "add", "path": "/spec/disableAllDefaultSources", "value": true}]'Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
または、Web コンソールを使用してカタログソースを管理できます。Administration → Cluster Settings → Configuration → OperatorHub ページから、Sources タブをクリックして、個別のソースを作成、更新、削除、無効化、有効化できます。
4.9.8. カスタムカタログの削除 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター管理者は、関連するカタログソースを削除して、以前にクラスターに追加されたカスタム Operator カタログを削除できます。
前提条件
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
手順
- Web コンソールの Administrator パースペクティブで、Administration → Cluster Settings に移動します。
- Configuration タブをクリックしてから、OperatorHub をクリックします。
- Sources タブをクリックします。
-
削除するカタログの Options メニュー
を選択し、Delete CatalogSource をクリックします。
4.10. ネットワークが制限された環境での Operator Lifecycle Manager の使用 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ネットワークが制限された環境 ( 非接続クラスター としても知られる) にインストールされている OpenShift Container Platform クラスターの場合、デフォルトで Operator Lifecycle Manager (OLM) はリモートレジストリーでホストされる Red Hat が提供する OperatorHub ソースにアクセスできません。それらのリモートソースには完全なインターネット接続が必要であるためです。
ただし、クラスター管理者は、完全なインターネットアクセスのあるワークステーションがある場合には、クラスターがネットワークが制限された環境で OLM を使用できるようにできます。ワークステーションは、リモートソースのローカルミラーを準備するために使用され、コンテンツをミラーレジストリーにプッシュしますが、これにはリモートの OperatorHub コンテンツをプルするのに完全なインターネットアクセスが必要になります。
ミラーレジストリーは bastion ホストに配置することができます。bastion ホストには、ワークステーションと非接続クラスターの両方への接続、または完全に切断されたクラスター、またはミラーリングされたコンテンツを非接続環境に物理的に移動するためにリムーバブルメディアが必要な エアギャップ ホストへの接続が必要です。
以下では、ネットワークが制限された環境で OLM を有効にするために必要な以下のプロセスを説明します。
- OLM のデフォルトのリモート OperatorHub ソースを無効にします。
- 完全なインターネットアクセスのあるワークステーションを使用して、OperatorHub コンテンツのローカルミラーを作成し、これをミラーレジストリーにプッシュします。
- OLM を、デフォルトのリモートソースからではなくミラーレジストリーのローカルソースから Operator をインストールし、管理するように設定します。
ネットワークが制限された環境で OLM を有効にした後も、引き続き制限のないワークステーションを使用して、Operator の新しいバージョンが更新されるとローカルの OperatorHub ソースを更新された状態に維持することができます。
OLM はローカルソースから Operator を管理できますが、特定の Operator がネットワークが制限された環境で正常に実行されるかどうかは、Operator 自体が次の基準を満たすかどうかに依存します。
-
関連するイメージ、または Operator がそれらの機能を実行するために必要となる可能性のある他のコンテナーイメージを
ClusterServiceVersion(CSV) オブジェクトのrelatedImagesパラメーターでリスト表示します。 - 指定されたすべてのイメージを、タグではなくダイジェスト (SHA) で参照します。
Red Hat エコシステムカタログ でソフトウェアを検索して、以下の選択肢でフィルタリングすることにより、非接続モードでの実行をサポートする Red Hat Operator のリストを見つけることができます。
| 型 | コンテナー化されたアプリケーション |
| デプロイメント方法 | Operator |
| インフラストラクチャー機能 | Disconnected |
4.10.1. 前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
-
cluster-admin権限を持つユーザーとして OpenShift Container Platform クラスターにログインします。
IBM Z のネットワークが制限された環境で OLM を使用している場合は、レジストリーを配置するディレクトリーに 12 GB 以上を割り当てる必要があります。
4.10.2. デフォルトの OperatorHub カタログソースの無効化 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat によって提供されるコンテンツを調達する Operator カタログおよびコミュニティープロジェクトは、OpenShift Container Platform のインストール時にデフォルトで OperatorHub に設定されます。ネットワークが制限された環境では、クラスター管理者としてデフォルトのカタログを無効にする必要があります。その後、OperatorHub をローカルカタログソースを使用するように設定できます。
手順
disableAllDefaultSources: trueをOperatorHubオブジェクトに追加して、デフォルトカタログのソースを無効にします。oc patch OperatorHub cluster --type json \ -p '[{"op": "add", "path": "/spec/disableAllDefaultSources", "value": true}]'$ oc patch OperatorHub cluster --type json \ -p '[{"op": "add", "path": "/spec/disableAllDefaultSources", "value": true}]'Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
または、Web コンソールを使用してカタログソースを管理できます。Administration → Cluster Settings → Configuration → OperatorHub ページから、Sources タブをクリックして、個別のソースを作成、更新、削除、無効化、有効化できます。
4.10.3. Operator カタログのミラーリング リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
非接続クラスターで使用する Operator カタログをミラーリングする方法は、インストール → 非接続インストールのイメージのミラーリング を参照してください。
OpenShift Container Platform 4.11 の時点で、デフォルトの Red Hat が提供する Operator カタログは、ファイルベースのカタログ形式でリリースされます。OpenShift Container Platform 4.6 から 4.10 までのデフォルトの Red Hat が提供する Operator カタログは、非推奨の SQLite データベース形式でリリースされました。
opm サブコマンド、フラグ、および SQLite データベース形式に関連する機能も非推奨となり、今後のリリースで削除されます。機能は引き続きサポートされており、非推奨の SQLite データベース形式を使用するカタログに使用する必要があります。
opm index prune などの SQLite データベース形式を使用する opm サブコマンドおよびフラグの多くは、ファイルベースのカタログ形式では機能しません。ファイルベースのカタログ使用の詳細は、Operator Framework パッケージ形式、カスタムカタログの管理、および oc-mirror プラグインを使用した非接続インストールのイメージのミラーリング を参照してください。
4.10.4. クラスターへのカタログソースの追加 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
カタログソースを OpenShift Container Platform クラスターに追加すると、ユーザーの Operator の検出およびインストールが可能になります。クラスター管理者は、インデックスイメージを参照する CatalogSource オブジェクトを作成できます。OperatorHub はカタログソースを使用してユーザーインターフェイスを設定します。
または、Web コンソールを使用してカタログソースを管理できます。Administration → Cluster Settings → Configuration → OperatorHub ページから、Sources タブをクリックして、個別のソースを作成、更新、削除、無効化、有効化できます。
前提条件
- インデックスイメージをビルドしてレジストリーにプッシュしている。
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
手順
インデックスイメージを参照する
CatalogSourceオブジェクトを作成します。oc adm catalog mirrorコマンドを使用してカタログをターゲットレジストリーにミラーリングする場合、manifests ディレクトリーに生成されるcatalogSource.yamlファイルを開始点としてそのまま使用することができます。仕様を以下のように変更し、これを
catalogSource.yamlファイルとして保存します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- レジストリーにアップロードする前にローカルファイルにコンテンツをミラーリングする場合は、
metadata.nameフィールドからバックスラッシュ (/) 文字を削除し、オブジェクトの作成時に "invalid resource name" エラーを回避します。 - 2
- カタログソースを全 namespace のユーザーがグローバルに利用できるようにする場合は、
openshift-marketplacenamespace を指定します。それ以外の場合は、そのカタログの別の namespace を対象とし、その namespace のみが利用できるように指定できます。 - 3
legacyまたはrestrictedの値を指定します。フィールドが設定されていない場合、デフォルト値はlegacyです。今後の OpenShift Container Platform リリースでは、デフォルト値がrestrictedになる予定です。注記restricted権限でカタログを実行できない場合は、このフィールドを手動でlegacyに設定することを推奨します。- 4
- インデックスイメージを指定します。イメージ名の後にタグを指定した場合 (
:v4.13など)、カタログソース Pod はAlwaysのイメージプルポリシーを使用します。これは、Pod が常にコンテナーを開始する前にイメージをプルすることを意味します。@sha256:<id>などのダイジェストを指定した場合、イメージプルポリシーはIfNotPresentになります。これは、イメージがノード上にまだ存在しない場合にのみ、Pod がイメージをプルすることを意味します。 - 5
- カタログを公開する名前または組織名を指定します。
- 6
- カタログソースは新規バージョンの有無を自動的にチェックし、最新の状態を維持します。
このファイルを使用して
CatalogSourceオブジェクトを作成します。oc apply -f catalogSource.yaml
$ oc apply -f catalogSource.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
以下のリソースが正常に作成されていることを確認します。
Pod を確認します。
oc get pods -n openshift-marketplace
$ oc get pods -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME READY STATUS RESTARTS AGE my-operator-catalog-6njx6 1/1 Running 0 28s marketplace-operator-d9f549946-96sgr 1/1 Running 0 26h
NAME READY STATUS RESTARTS AGE my-operator-catalog-6njx6 1/1 Running 0 28s marketplace-operator-d9f549946-96sgr 1/1 Running 0 26hCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow カタログソースを確認します。
oc get catalogsource -n openshift-marketplace
$ oc get catalogsource -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME DISPLAY TYPE PUBLISHER AGE my-operator-catalog My Operator Catalog grpc 5s
NAME DISPLAY TYPE PUBLISHER AGE my-operator-catalog My Operator Catalog grpc 5sCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow パッケージマニフェストを確認します。
oc get packagemanifest -n openshift-marketplace
$ oc get packagemanifest -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME CATALOG AGE jaeger-product My Operator Catalog 93s
NAME CATALOG AGE jaeger-product My Operator Catalog 93sCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
OpenShift Container Platform Web コンソールで、OperatorHub ページから Operator をインストールできるようになりました。
4.11. カタログソース Pod のスケジューリング リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ソースタイプ grpc の Operator Lifecycle Manager (OLM) カタログソースが spec.image を定義すると、Catalog Operator は、定義されたイメージコンテンツを提供する Pod を作成します。デフォルトでは、この Pod は、その仕様で以下を定義します。
-
kubernetes.io/os=linuxノードセレクターのみ -
デフォルトの優先クラス名:
system-cluster-critical。 - toleration なし
管理者は、CatalogSource オブジェクトのオプションの spec.grpcPodConfig セクションのフィールドを変更すると、これらの値をオーバーライドできます。
Marketplace Operator の openshift-marketplace は、デフォルトの OperatorHub カスタムリソース (CR) を管理します。この CR は CatalogSource オブジェクトを管理します。CatalogSource オブジェクトの spec.grpcPodConfig セクションのフィールドを変更しようとすると、Marketplace Operator はこれらの変更を自動的に元に戻します。デフォルトでは、CatalogSource オブジェクトの spec.grpcPodConfig セクションのフィールドを変更すると、Marketplace Operator はこれらの変更を自動的に元に戻します。
CatalogSource オブジェクトに永続的な変更を適用するには、まずデフォルトの CatalogSource オブジェクトを無効にする必要があります。
4.11.1. ローカルレベルでのデフォルト CatalogSource オブジェクトの無効化 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
デフォルトの CatalogSource オブジェクトを無効にすることで、カタログソース Pod などの永続的な変更をローカルレベルで CatalogSource オブジェクトに適用できます。デフォルトの CatalogSource オブジェクトの設定が組織のニーズを満たさない場合は、デフォルト設定を検討してください。デフォルトでは、CatalogSource オブジェクトの spec.grpcPodConfig セクションのフィールドを変更すると、Marketplace Operator によってその変更が自動的に元に戻されます。
Marketplace Operator の openshift-marketplace は、OperatorHub のデフォルトのカスタムリソース (CR) を管理します。OperatorHub は CatalogSource オブジェクトを管理します。
CatalogSource オブジェクトに永続的な変更を適用するには、まずデフォルトの CatalogSource オブジェクトを無効にする必要があります。
手順
すべてのデフォルトの
CatalogSourceオブジェクトをローカルレベルで無効にするには、次のコマンドを入力します。oc patch operatorhub cluster -p '{"spec": {"disableAllDefaultSources": true}}' --type=merge$ oc patch operatorhub cluster -p '{"spec": {"disableAllDefaultSources": true}}' --type=mergeCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記また、デフォルトの
OperatorHubCR を設定して、すべてのCatalogSourceオブジェクトを無効にするか、または特定のオブジェクトを無効にすることもできます。
4.11.2. カタログソース Pod のノードセレクターのオーバーライド リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
前提条件
-
spec.imageを持つソースタイプgrpcのCatalogSourceオブジェクトが定義されている。
手順
CatalogSourceオブジェクトを編集し、spec.grpcPodConfigセクションを追加または変更して、以下を含めます。grpcPodConfig: nodeSelector: custom_label: <label>grpcPodConfig: nodeSelector: custom_label: <label>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow <label>は、カタログソース Pod がスケジュールに使用するノードセレクターのラベルです。
4.11.3. カタログソース Pod の優先度クラス名のオーバーライド リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
前提条件
-
spec.imageを持つソースタイプgrpcのCatalogSourceオブジェクトが定義されている。
手順
CatalogSourceオブジェクトを編集し、spec.grpcPodConfigセクションを追加または変更して、以下を含めます。grpcPodConfig: priorityClassName: <priority_class>grpcPodConfig: priorityClassName: <priority_class>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow <priority_class>は次のいずれかです。-
Kubernetes によって提供されるデフォルトの優先度クラスの 1 つ:
system-cluster-criticalまたはsystem-node-critical -
デフォルトの優先度を割り当てる空のセット (
"") - 既存およびカスタム定義の優先度クラス
-
Kubernetes によって提供されるデフォルトの優先度クラスの 1 つ:
以前は、オーバーライドできる唯一の Pod スケジューリングパラメーターは priorityClassName でした。これは、operatorframework.io/priorityclass アノテーションを CatalogSource オブジェクトに追加することによって行われました。以下に例を示します。
CatalogSource オブジェクトがアノテーションと spec.grpcPodConfig.priorityClassName の両方を定義する場合、アノテーションは設定パラメーターよりも優先されます。
4.11.4. カタログソース Pod の toleration のオーバーライド リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
前提条件
-
spec.imageを持つソースタイプgrpcのCatalogSourceオブジェクトが定義されている。
手順
CatalogSourceオブジェクトを編集し、spec.grpcPodConfigセクションを追加または変更して、以下を含めます。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
4.12. Platform Operator の管理 (テクノロジープレビュー) リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Platform Operator は OLM ベースの Operator であり、OpenShift Container Platform クラスターの Day 0 操作中または操作後にインストールでき、クラスターのライフサイクルに参加します。クラスター管理者は、PlatformOperator API を使用して Platform Operator を管理できます。
Platform Operator タイプはテクノロジープレビュー機能のみです。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品サポートのサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではない場合があります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
4.12.1. Platform Operator について リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) は、Platform Operator と呼ばれる新しいタイプの Operator を導入します。Platform Operator は OLM ベースの Operator であり、OpenShift Container Platform クラスターの Day 0 操作中または操作後にインストールでき、クラスターのライフサイクルに参加します。クラスター管理者は、Platform Operator を使用して OpenShift Container Platform インストールをさらにカスタマイズし、要件とユースケースを満たすことができます。
クラスター管理者は、OpenShift Container Platform の既存のクラスター機能機能を使用して、クラスターのインストール前に、初期ペイロードに必須ではないと見なされる Cluster Version Operator ベース (CVO) コンポーネントのサブセットを無効にすることができます。Platform Operator は、追加のカスタマイズオプションを提供することで、このモデルを反復します。RukPak コンポーネントからのリソースに依存する Platform Operator メカニズムを通じて、OLM ベースの Operator をクラスターのインストール時にインストールできるようになり、Operator が正常にインストールに失敗した場合はクラスターのロールアウトをブロックできます。
OpenShift Container Platform 4.12 では、このテクノロジープレビューリリースは基本的な Platform Operator メカニズムに焦点を当て、今後のリリースで概念を拡張するための基盤を構築します。クラスター全体の PlatformOperator API を使用して、TechPreviewNoUpgrade 機能セットが有効になっているクラスターでクラスターを作成する前または後に Operator を設定できます。
4.12.1.1. Platform Operator のテクノロジープレビューの制限事項 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform 4.12 の Platform Operator 機能のテクノロジープレビューリリース中、以下の制限により、Platform Operator メカニズムを介して Operator をインストールできるかどうかが決まります。
-
Kubernetes マニフェストは、Operator Lifecycle Manager (OLM)
registry+v1バンドル形式を使用してパッケージ化する必要があります。 - Operator は、パッケージまたはグループ/バージョン/種類 (GVK) の依存関係を宣言できません。
-
Operator は、
AllNamespaces以外のクラスターサービスバージョン (CSV) インストールモードを指定できません。 -
Operator は
WebhookおよびAPIService定義を指定できません。 -
すべてのパッケージバンドルは、
redhat-operatorsカタログソースに含まれている必要があります。
これらの制限を考慮した後、次の Operator を正常にインストールできます。
| 3scale-operator | amq-broker-rhel8 |
| amq-online | amq-streams |
| ansible-cloud-addons-operator | apicast-operator |
| container-security-operator | eap |
| file-integrity-operator | gatekeeper-operator-product |
| integration-operator | jws-operator |
| kiali-ossm | node-healthcheck-operator |
| odf-csi-addons-operator | odr-hub-operator |
| openshift-custom-metrics-autoscaler-operator | openshift-gitops-operator |
| openshift-pipelines-operator-rh | quay-operator |
| red-hat-camel-k | rhpam-kogito-operator |
| service-registry-operator | servicemeshoperator |
| skupper-operator |
次の機能は、このテクノロジープレビューリリースでは利用できません。
- クラスターのロールアウト後に Platform Operator パッケージを自動的にアップグレードする
- オプションの CVO ベースのコンポーネントをサポートするように Platform Operator メカニズムを拡張する
4.12.2. 前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
-
cluster-admin権限を持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。 クラスターで有効になっている
TechPreviewNoUpgrade機能セット。警告TechPreviewNoUpgrade機能セットを有効にすると元に戻すことができなくなり、マイナーバージョンの更新ができなくなります。これらの機能セットは、実稼働クラスターでは推奨されません。-
クラスターで有効になっている
redhat-operatorsカタログソースのみ。これは、テクノロジープレビューリリース中の制限です。 -
ワークステーションにインストールされた
ocコマンド。
4.12.3. クラスター作成時の Platform Operator のインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター管理者は、クラスターの作成中に FeatureGate および PlatformOperator マニフェストを提供することにより、Platform Operator をインストールできます。
手順
- サポートされている OLM ベースの Operator のセットから Platform Operator を選択します。このセットのリストと現在の制限の詳細は、"Platform Operator のテクノロジープレビューの制限" を参照してください。
-
クラスターのインストール方法を選択し、指示に従って
install-config.yamlファイルを作成します。クラスターインストールの準備の詳細は、「クラスターインストール方法の選択とユーザー用の準備」を参照してください。 install-config.yamlファイルを作成して変更を完了したら、インストールプログラムを含むディレクトリーに移動し、マニフェストを作成します。./openshift-install create manifests --dir <installation_directory>
$ ./openshift-install create manifests --dir <installation_directory>1 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
<installation_directory>には、クラスターのinstall-config.yamlファイルが含まれるディレクトリーの名前を指定します。
<installation_directory>/manifests/ディレクトリーに、TechPreviewNoUpgrade機能セットを有効にするFeatureGateオブジェクト YAML ファイル (feature-gate.yamlファイルなど) を作成します。feature-gate.yamlファイルの例Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
TechPreviewNoUpgrade機能セットを有効にします。
選択した Platform Operator の
PlatformOperatorオブジェクト YAML ファイルを<installation_directory>/manifests/ディレクトリーに作成します。たとえば、Red Hat OpenShift Service Mesh Operator のservice-mesh-po.yamlファイルです。service-mesh-po.yamlファイルの例Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow クラスターのインストールを完了する準備ができたら、選択したインストール方法を参照し、
openshift-install create clusterコマンドの実行を続行します。クラスターの作成中に、提供されたマニフェストを使用して
TechPreviewNoUpgrade機能セットを有効にし、選択した Platform Operator をインストールします。重要Platform Operator が正常にインストールされないと、クラスターのインストールプロセスがブロックされます。
検証
次のコマンドを実行して、
service-mesh-poPlatform Operator のステータスを確認します。oc get platformoperator service-mesh-po -o yaml
$ oc get platformoperator service-mesh-po -o yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
Installedステータス条件がTrueを報告するまで待ちます。
platform-operators-aggregatedCluster Operator がAvailable=Trueステータスを報告していることを確認します。oc get clusteroperator platform-operators-aggregated -o yaml
$ oc get clusteroperator platform-operators-aggregated -o yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
4.12.4. クラスター作成後の Platform Operator のインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター管理者は、クラスター全体の PlatformOperator API を使用して TechPreviewNoUpgrade 機能セットを有効にしたクラスターにクラスターを作成した後、Platform Operator をインストールできます。
手順
- サポートされている OLM ベースの Operator のセットから Platform Operator を選択します。このセットのリストと現在の制限の詳細は、"Platform Operator のテクノロジープレビューの制限" を参照してください。
選択した Platform Operator の
PlatformOperatorオブジェクト YAML ファイルを作成します。たとえば、Red Hat OpenShift Service Mesh Operator のservice-mesh-po.yamlファイルです。sevice-mesh-po.yamlファイルの例Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 次のコマンドを実行して、
PlatformOperatorオブジェクトを作成します。oc apply -f service-mesh-po.yaml
$ oc apply -f service-mesh-po.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記クラスターで
TechPreviewNoUpgrade機能セットが有効になっていない場合、オブジェクトの作成は次のメッセージで失敗します。error: resource mapping not found for name: "service-mesh-po" namespace: "" from "service-mesh-po.yaml": no matches for kind "PlatformOperator" in version "platform.openshift.io/v1alpha1" ensure CRDs are installed first
error: resource mapping not found for name: "service-mesh-po" namespace: "" from "service-mesh-po.yaml": no matches for kind "PlatformOperator" in version "platform.openshift.io/v1alpha1" ensure CRDs are installed firstCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
検証
次のコマンドを実行して、
service-mesh-poPlatform Operator のステータスを確認します。oc get platformoperator service-mesh-po -o yaml
$ oc get platformoperator service-mesh-po -o yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
Installedステータス条件がTrueを報告するまで待ちます。
platform-operators-aggregatedCluster Operator がAvailable=Trueステータスを報告していることを確認します。oc get clusteroperator platform-operators-aggregated -o yaml
$ oc get clusteroperator platform-operators-aggregated -o yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
4.12.5. Platform Operator の削除 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター管理者は、既存の Platform Operator を削除できます。Operator Lifecycle Manager (OLM) はカスケード削除を実行します。最初に、OLM は Platform Operator のバンドルデプロイメントを削除します。次に、registry+v1 タイプのバンドルで参照されているすべてのオブジェクトを削除します。
Platform Operator マネージャーとバンドルデプロイメントプロビジョナーは、バンドルで参照されるオブジェクトのみを管理しますが、バンドルワークロード自体によって後でデプロイされるオブジェクトは管理しません。たとえば、バンドルワークロードが namespace を作成し、Operator が削除される前にそれをクリーンアップするように Operator が設定されていない場合、Platform Operator の削除中にnamespaceを削除することは OLM の範囲外です。
手順
インストールされている Platform Operator のリストを取得し、削除する Operator の名前を見つけます。
oc get platformoperator
$ oc get platformoperatorCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 選択した Operator (Quay Operator など) の
PlatformOperatorリソースを削除します。oc delete platformoperator quay-operator
$ oc delete platformoperator quay-operatorCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
platformoperator.platform.openshift.io "quay-operator" deleted
platformoperator.platform.openshift.io "quay-operator" deletedCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
検証
Platform Operator の namespace が最終的に削除されることを確認します (たとえば、Quay Operator の場合)。
oc get ns quay-operator-system
$ oc get ns quay-operator-systemCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Error from server (NotFound): namespaces "quay-operator-system" not found
Error from server (NotFound): namespaces "quay-operator-system" not foundCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow platform-operators-aggregatedCluster Operator が引き続きAvailable=Trueステータスを報告することを確認します。oc get co platform-operators-aggregated
$ oc get co platform-operators-aggregatedCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME VERSION AVAILABLE PROGRESSING DEGRADED SINCE MESSAGE platform-operators-aggregated 4.13.0-0 True False False 70s
NAME VERSION AVAILABLE PROGRESSING DEGRADED SINCE MESSAGE platform-operators-aggregated 4.13.0-0 True False False 70sCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
4.13. Operator 関連の問題のトラブルシューティング リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator に問題が発生した場合には、Operator Subscription のステータスを確認します。クラスター全体で Operator Pod の正常性を確認し、診断用に Operator ログを収集します。
4.13.1. Operator サブスクリプションの状態のタイプ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
サブスクリプションは状態に関する以下のタイプを報告します。
| 状態 | 説明 |
|---|---|
|
| 解決に使用される一部のまたはすべてのカタログソースは正常ではありません。 |
|
| サブスクリプションのインストール計画がありません。 |
|
| サブスクリプションのインストール計画はインストールの保留中です。 |
|
| サブスクリプションのインストール計画が失敗しました。 |
|
| サブスクリプションの依存関係の解決に失敗しました。 |
デフォルトの OpenShift Container Platform Cluster Operator は Cluster Version Operator (CVO) によって管理され、これらの Operator には Subscription オブジェクトがありません。アプリケーション Operator は Operator Lifecycle Manager (OLM) によって管理され、それらには Subscription オブジェクトがあります。
4.13.2. CLI を使用した Operator サブスクリプションステータスの表示 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
CLI を使用して Operator サブスクリプションステータスを表示できます。
前提条件
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 -
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。
手順
Operator サブスクリプションをリスト表示します。
oc get subs -n <operator_namespace>
$ oc get subs -n <operator_namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow oc describeコマンドを使用して、Subscriptionリソースを検査します。oc describe sub <subscription_name> -n <operator_namespace>
$ oc describe sub <subscription_name> -n <operator_namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow コマンド出力で、
Conditionsセクションで Operator サブスクリプションの状態タイプのステータスを確認します。以下の例では、利用可能なすべてのカタログソースが正常であるため、CatalogSourcesUnhealthy状態タイプのステータスはfalseになります。出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
デフォルトの OpenShift Container Platform Cluster Operator は Cluster Version Operator (CVO) によって管理され、これらの Operator には Subscription オブジェクトがありません。アプリケーション Operator は Operator Lifecycle Manager (OLM) によって管理され、それらには Subscription オブジェクトがあります。
4.13.3. CLI を使用した Operator カタログソースのステータス表示 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator カタログソースのステータスは、CLI を使用して確認できます。
前提条件
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 -
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。
手順
namespace のカタログソースをリスト表示します。たとえば、クラスター全体のカタログソースに使用されている
openshift-marketplacenamespace を確認することができます。oc get catalogsources -n openshift-marketplace
$ oc get catalogsources -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow カタログソースの詳細やステータスを確認するには、
oc describeコマンドを使用します。oc describe catalogsource example-catalog -n openshift-marketplace
$ oc describe catalogsource example-catalog -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 前述の出力例では、最後に観測された状態が
TRANSIENT_FAILUREとなっています。この状態は、カタログソースの接続確立に問題があることを示しています。カタログソースが作成された namespace の Pod をリストアップします。
oc get pods -n openshift-marketplace
$ oc get pods -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow namespace にカタログソースを作成すると、その namespace にカタログソース用の Pod が作成されます。前述の出力例では、
example-catalog-bwt8zPod のステータスがImagePullBackOffになっています。このステータスは、カタログソースのインデックスイメージのプルに問題があることを示しています。oc describeコマンドを使用して、より詳細な情報を得るために Pod を検査します。oc describe pod example-catalog-bwt8z -n openshift-marketplace
$ oc describe pod example-catalog-bwt8z -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 前述の出力例では、エラーメッセージは、カタログソースのインデックスイメージが承認問題のために正常にプルできないことを示しています。例えば、インデックスイメージがログイン認証情報を必要とするレジストリーに保存されている場合があります。
4.13.4. Operator Pod ステータスのクエリー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター内の Operator Pod およびそれらのステータスをリスト表示できます。詳細な Operator Pod の要約を収集することもできます。
前提条件
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 - API サービスが機能している。
-
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。
手順
クラスターで実行されている Operators をリスト表示します。出力には、Operator バージョン、可用性、およびアップタイムの情報が含まれます。
oc get clusteroperators
$ oc get clusteroperatorsCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Operator の namespace で実行されている Operator Pod をリスト表示し、Pod のステータス、再起動、および経過時間をリスト表示します。
oc get pod -n <operator_namespace>
$ oc get pod -n <operator_namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 詳細な Operator Pod の要約を出力します。
oc describe pod <operator_pod_name> -n <operator_namespace>
$ oc describe pod <operator_pod_name> -n <operator_namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Operator の問題がノード固有の問題である場合、クエリーを実行してそのノードの Operator コンテナーのステータスを取得します。
ノードのデバッグ Pod を起動します。
oc debug node/my-node
$ oc debug node/my-nodeCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow /hostをデバッグシェル内の root ディレクトリーとして設定します。デバッグ Pod は、Pod 内の/hostにホストの root ファイルシステムをマウントします。root ディレクトリーを/hostに変更すると、ホストの実行パスに含まれるバイナリーを実行できます。chroot /host
# chroot /hostCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) を実行する OpenShift Container Platform 4.13 クラスターノードは変更できず、Operator を使用してクラスターの変更を適用します。SSH を使用したクラスターノードへのアクセスは推奨されません。ただし、OpenShift Container Platform API が利用できない場合や、kubelet がターゲットノードで適切に機能しない場合、
oc操作がその影響を受けます。この場合は、代わりにssh core@<node>.<cluster_name>.<base_domain>を使用してノードにアクセスできます。状態および関連付けられた Pod ID を含む、ノードのコンテナーの詳細をリスト表示します。
crictl ps
# crictl psCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ノード上の特定の Operator コンテナーに関する情報をリスト表示します。以下の例では、
network-operatorコンテナーに関する情報をリスト表示します。crictl ps --name network-operator
# crictl ps --name network-operatorCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - デバッグシェルを終了します。
4.13.5. Operator ログの収集 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator の問題が発生した場合、Operator Pod ログから詳細な診断情報を収集できます。
前提条件
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 - API サービスが機能している。
-
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。 - コントロールプレーンまたはコントロールプレーンマシンの完全修飾ドメイン名がある。
手順
Operator の namespace で実行されている Operator Pod、Pod のステータス、再起動、および経過時間をリスト表示します。
oc get pods -n <operator_namespace>
$ oc get pods -n <operator_namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Operator Pod のログを確認します。
oc logs pod/<pod_name> -n <operator_namespace>
$ oc logs pod/<pod_name> -n <operator_namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Operator Pod に複数のコンテナーがある場合、前述のコマンドにより各コンテナーの名前が含まれるエラーが生成されます。個別のコンテナーに対して、ログのクエリーを実行します。
oc logs pod/<operator_pod_name> -c <container_name> -n <operator_namespace>
$ oc logs pod/<operator_pod_name> -c <container_name> -n <operator_namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow API が機能しない場合には、代わりに SSH を使用して各コントロールプレーンノードで Operator Pod およびコンテナーログを確認します。
<master-node>.<cluster_name>.<base_domain>を適切な値に置き換えます。各コントロールプレーンノードの Pod をリスト表示します。
ssh core@<master-node>.<cluster_name>.<base_domain> sudo crictl pods
$ ssh core@<master-node>.<cluster_name>.<base_domain> sudo crictl podsCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Operator Pod で
Readyステータスが表示されない場合は、Pod のステータスを詳細に検査します。<operator_pod_id>を直前のコマンドの出力にリスト表示されている Operator Pod の ID に置き換えます。ssh core@<master-node>.<cluster_name>.<base_domain> sudo crictl inspectp <operator_pod_id>
$ ssh core@<master-node>.<cluster_name>.<base_domain> sudo crictl inspectp <operator_pod_id>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Operator Pod に関連するコンテナーをリスト表示します。
ssh core@<master-node>.<cluster_name>.<base_domain> sudo crictl ps --pod=<operator_pod_id>
$ ssh core@<master-node>.<cluster_name>.<base_domain> sudo crictl ps --pod=<operator_pod_id>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Readyステータスが Operator コンテナーに表示されない場合は、コンテナーのステータスを詳細に検査します。<container_id>を前述のコマンドの出力に一覧表示されているコンテナー ID に置き換えます。ssh core@<master-node>.<cluster_name>.<base_domain> sudo crictl inspect <container_id>
$ ssh core@<master-node>.<cluster_name>.<base_domain> sudo crictl inspect <container_id>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Readyステータスが表示されない Operator コンテナーのログを確認します。<container_id>を前述のコマンドの出力に一覧表示されているコンテナー ID に置き換えます。ssh core@<master-node>.<cluster_name>.<base_domain> sudo crictl logs -f <container_id>
$ ssh core@<master-node>.<cluster_name>.<base_domain> sudo crictl logs -f <container_id>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) を実行する OpenShift Container Platform 4.13 クラスターノードは変更できず、Operator を使用してクラスターの変更を適用します。SSH を使用したクラスターノードへのアクセスは推奨されません。SSH 経由で診断データの収集を試行する前に、
oc adm must gatherおよびその他のocコマンドを実行して収集されるデータが十分であるかどうかを確認してください。ただし、OpenShift Container Platform API が利用できない場合や、kubelet がターゲットノードで適切に機能しない場合、oc操作がその影響を受けます。この場合は、代わりにssh core@<node>.<cluster_name>.<base_domain>を使用してノードにアクセスできます。
4.13.6. Machine Config Operator の自動再起動の無効化 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
設定変更が Machine Config Operator (MCO) によって行われる場合、Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) を再起動して変更を反映する必要があります。設定の変更が自動または手動であるかどうかにかかわらず、RHCOS ノードは、一時停止されない限り自動的に再起動します。
MCO が以下の変更のいずれかを検出すると、ノードのドレインまたは再起動を行わずに更新を適用します。
-
マシン設定の
spec.config.passwd.users.sshAuthorizedKeysパラメーターの SSH キーの変更。 -
openshift-confignamespace でのグローバルプルシークレットまたはプルシークレットへの変更。 -
Kubernetes API Server Operator による
/etc/kubernetes/kubelet-ca.crt認証局 (CA) の自動ローテーション。
-
マシン設定の
MCO は、
ImageDigestMirrorSet、ImageTagMirrorSet、ImageContentSourcePolicyオブジェクトの編集など、/etc/containers/registries.confファイルへの変更を検出すると、対応するノードをドレインし、変更を適用し、ノードの遮断を解除します。次の変更ではノードのドレインは発生しません。-
pull-from-mirror = "digest-only"パラメーターがミラーごとに設定されたレジストリーの追加。 -
pull-from-mirror = "digest-only"パラメーターがレジストリーに設定されたミラーの追加。 -
unqualified-search-registriesへのアイテムの追加。
-
不要な中断を防ぐために、マシン設定プール (MCP) を変更して、Operator がマシン設定を変更した後に自動再起動を防ぐことができます。
MCP を一時停止にすると、MCO が関連付けられたノードに設定変更を適用できなくなります。MCP を一時停止することにより、kube-apiserver-to-kubelet-signer CA 証明書の自動ローテーションを含め、自動的にローテーションされる証明書が関連付けられたノードにプッシュされないようにします。
kube-apiserver-to-kubelet-signer CA 証明書の有効期限が切れたときに MCP が一時停止され、MCO が証明書を自動的に更新しようとすると、MCO は新しくローテーションされた証明書をそれらのノードにプッシュできません。これにより、クラスターが劣化し、oc debug、oc logs、oc exec、oc attach などの複数の oc コマンドで障害が発生します。証明書がローテーションされたときに MCP が一時停止された場合、OpenShift Container Platform コンソールのアラート UI でアラートを受け取ります。
MCP の一時停止は、kube-apiserver-to-kubelet-signer CA 証明書の有効期限を慎重に考慮して、短期間のみ行う必要があります。
新しい CA 証明書は、インストール日から 292 日後に生成され、その日から 365 日で削除されます。次回の CA 証明書の自動ローテーションを決定するには、Understand CA cert auto renewal in Red Hat OpenShift 4 を参照してください。
4.13.6.1. コンソールの使用による Machine Config Operator の自動再起動の無効化 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Machine Config Operator (MCO) の変更から不要な中断を防ぐには、OpenShift Container Platform Web コンソールを使用してマシン設定プール (MCP) を変更し、MCO がそのプール内のノードに変更を加えられないようにすることができます。これにより、通常 MCO 更新プロセスの一部として実行される再起動ができなくなります。
Machine Config Operator の自動再起動の無効化 で、2 つ目の 注記 を参照してください。
前提条件
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
手順
自動 MCO 更新の再起動の一時停止または一時停止を解除するには、以下を実行します。
自動再起動プロセスを一時停止します。
-
cluster-adminロールを持つユーザーとして OpenShift Container Platform Web コンソールにログインします。 - Compute → MachineConfigPools をクリックします。
- MachineConfigPools ページで、再起動を一時停止するノードに合わせて master または worker のいずれかをクリックします。
- master または worker ページで、YAML をクリックします。
YAML で、
spec.pausedフィールドをtrueに更新します。MachineConfigPool オブジェクトのサンプル
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
spec.pausedフィールドをtrueに更新し、再起動を一時停止します。
MCP が一時停止されていることを確認するには、MachineConfigPools ページに戻ります。
MachineConfigPools ページの Paused 列では、変更した MCP に対して True が報告されます。
MCP が一時停止中に保留中の変更がある場合は、Updated 列は False であり、Updating は False になります。Updated が True であり、Updating が False の場合、保留中の変更はありません。
重要保留中の変更がある場合 (Updated および Updating 列の両方が False の場合)、できるだけ早期に再起動のメンテナンス期間をスケジュールすることが推奨されます。自動再起動プロセスの一時停止を解除して、最後に再起動してからキューに追加された変更を適用するには、以下の手順に従います。
-
自動再起動プロセスの一時停止を解除するには、以下を実行します。
-
cluster-adminロールを持つユーザーとして OpenShift Container Platform Web コンソールにログインします。 - Compute → MachineConfigPools をクリックします。
- MachineConfigPools ページで、再起動を一時停止するノードに合わせて master または worker のいずれかをクリックします。
- master または worker ページで、YAML をクリックします。
YAML で、
spec.pausedフィールドをfalseに更新します。MachineConfigPool オブジェクトのサンプル
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
spec.pausedフィールドをfalseに更新し、再起動を許可します。
注記MCP の一時停止を解除すると、MCO は一時停止したすべての変更を適用し、必要に応じて Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) を再起動します。
MCP が一時停止されていることを確認するには、MachineConfigPools ページに戻ります。
MachineConfigPools ページの Paused 列では、変更した MCP に対して False が報告されます。
MCP が保留中の変更を適用する場合、Updated 列は False になり、Updating 列は True になります。Updated が True であり、Updating が False の場合、追加の変更は加えられません。
-
4.13.6.2. CLI の使用による Machine Config Operator の自動再起動の無効化 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Machine Config Operator (MCO) によって加えられる変更から生じる不要な中断を防ぐには、OpenShift CLI (oc) を使用してマシン設定プール (MCP) を変更し、MCO がそのプール内のノードに変更を加えられないようにすることができます。これにより、通常 MCO 更新プロセスの一部として実行される再起動ができなくなります。
Machine Config Operator の自動再起動の無効化 で、2 つ目の 注記 を参照してください。
前提条件
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 -
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。
手順
自動 MCO 更新の再起動の一時停止または一時停止を解除するには、以下を実行します。
自動再起動プロセスを一時停止します。
MachineConfigPoolカスタムリソースを、spec.pausedフィールドをtrueに設定するように更新します。コントロールプレーン (マスター) ノード
oc patch --type=merge --patch='{"spec":{"paused":true}}' machineconfigpool/master$ oc patch --type=merge --patch='{"spec":{"paused":true}}' machineconfigpool/masterCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ワーカーノード
oc patch --type=merge --patch='{"spec":{"paused":true}}' machineconfigpool/worker$ oc patch --type=merge --patch='{"spec":{"paused":true}}' machineconfigpool/workerCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow MCP が一時停止されていることを確認します。
コントロールプレーン (マスター) ノード
oc get machineconfigpool/master --template='{{.spec.paused}}'$ oc get machineconfigpool/master --template='{{.spec.paused}}'Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ワーカーノード
oc get machineconfigpool/worker --template='{{.spec.paused}}'$ oc get machineconfigpool/worker --template='{{.spec.paused}}'Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
true
trueCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow spec.pausedフィールドはtrueであり、MCP は一時停止されます。MCP に保留中の変更があるかどうかを判別します。
oc get machineconfigpool
# oc get machineconfigpoolCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME CONFIG UPDATED UPDATING master rendered-master-33cf0a1254318755d7b48002c597bf91 True False worker rendered-worker-e405a5bdb0db1295acea08bcca33fa60 False False
NAME CONFIG UPDATED UPDATING master rendered-master-33cf0a1254318755d7b48002c597bf91 True False worker rendered-worker-e405a5bdb0db1295acea08bcca33fa60 False FalseCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow UPDATED 列が False であり、UPDATING が False の場合は、保留中の変更があります。UPDATED が True であり、UPDATING が False の場合、保留中の変更はありません。この例では、ワーカーノードに保留中の変更があります。コントロールプレーンノードには保留中の変更がありません。
重要保留中の変更がある場合 (Updated および Updating 列の両方が False の場合)、できるだけ早期に再起動のメンテナンス期間をスケジュールすることが推奨されます。自動再起動プロセスの一時停止を解除して、最後に再起動してからキューに追加された変更を適用するには、以下の手順に従います。
自動再起動プロセスの一時停止を解除するには、以下を実行します。
MachineConfigPoolカスタムリソースを、spec.pausedフィールドをfalseに設定するように更新します。コントロールプレーン (マスター) ノード
oc patch --type=merge --patch='{"spec":{"paused":false}}' machineconfigpool/master$ oc patch --type=merge --patch='{"spec":{"paused":false}}' machineconfigpool/masterCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ワーカーノード
oc patch --type=merge --patch='{"spec":{"paused":false}}' machineconfigpool/worker$ oc patch --type=merge --patch='{"spec":{"paused":false}}' machineconfigpool/workerCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記MCP の一時停止を解除すると、MCO は一時停止したすべての変更を適用し、必要に応じて Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) を再起動します。
MCP の一時停止が解除されていることを確認します。
コントロールプレーン (マスター) ノード
oc get machineconfigpool/master --template='{{.spec.paused}}'$ oc get machineconfigpool/master --template='{{.spec.paused}}'Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ワーカーノード
oc get machineconfigpool/worker --template='{{.spec.paused}}'$ oc get machineconfigpool/worker --template='{{.spec.paused}}'Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
false
falseCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow spec.pausedフィールドはfalseであり、マシン設定プールの一時停止は解除されます。MCP に保留中の変更があるかどうかを判別します。
oc get machineconfigpool
$ oc get machineconfigpoolCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME CONFIG UPDATED UPDATING master rendered-master-546383f80705bd5aeaba93 True False worker rendered-worker-b4c51bb33ccaae6fc4a6a5 False True
NAME CONFIG UPDATED UPDATING master rendered-master-546383f80705bd5aeaba93 True False worker rendered-worker-b4c51bb33ccaae6fc4a6a5 False TrueCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow MCP が保留中の変更を適用する場合、UPDATED 列は False で、UPDATING 列は True になります。UPDATED が True であり、UPDATING が False の場合、追加の変更は加えられません。直前の例では、MCO はワーカーノードを更新しています。
4.13.7. 障害のあるサブスクリプションの更新 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) で、ネットワークでアクセスできないイメージを参照する Operator をサブスクライブする場合、以下のエラーを出して失敗した openshift-marketplace namespace でジョブを見つけることができます。
出力例
ImagePullBackOff for Back-off pulling image "example.com/openshift4/ose-elasticsearch-operator-bundle@sha256:6d2587129c846ec28d384540322b40b05833e7e00b25cca584e004af9a1d292e"
ImagePullBackOff for
Back-off pulling image "example.com/openshift4/ose-elasticsearch-operator-bundle@sha256:6d2587129c846ec28d384540322b40b05833e7e00b25cca584e004af9a1d292e"
出力例
rpc error: code = Unknown desc = error pinging docker registry example.com: Get "https://example.com/v2/": dial tcp: lookup example.com on 10.0.0.1:53: no such host
rpc error: code = Unknown desc = error pinging docker registry example.com: Get "https://example.com/v2/": dial tcp: lookup example.com on 10.0.0.1:53: no such host
その結果、サブスクリプションはこの障害のある状態のままとなり、Operator はインストールまたはアップグレードを実行できません。
サブスクリプション、クラスターサービスバージョン (CSV) その他の関連オブジェクトを削除して、障害のあるサブスクリプションを更新できます。サブスクリプションを再作成した後に、OLM は Operator の正しいバージョンを再インストールします。
前提条件
- アクセス不可能なバンドルイメージをプルできない障害のあるサブスクリプションがある。
- 正しいバンドルイメージにアクセスできることを確認している。
手順
Operator がインストールされている namespace から
SubscriptionおよびClusterServiceVersionオブジェクトの名前を取得します。oc get sub,csv -n <namespace>
$ oc get sub,csv -n <namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME PACKAGE SOURCE CHANNEL subscription.operators.coreos.com/elasticsearch-operator elasticsearch-operator redhat-operators 5.0 NAME DISPLAY VERSION REPLACES PHASE clusterserviceversion.operators.coreos.com/elasticsearch-operator.5.0.0-65 OpenShift Elasticsearch Operator 5.0.0-65 Succeeded
NAME PACKAGE SOURCE CHANNEL subscription.operators.coreos.com/elasticsearch-operator elasticsearch-operator redhat-operators 5.0 NAME DISPLAY VERSION REPLACES PHASE clusterserviceversion.operators.coreos.com/elasticsearch-operator.5.0.0-65 OpenShift Elasticsearch Operator 5.0.0-65 SucceededCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow サブスクリプションを削除します。
oc delete subscription <subscription_name> -n <namespace>
$ oc delete subscription <subscription_name> -n <namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow クラスターサービスバージョンを削除します。
oc delete csv <csv_name> -n <namespace>
$ oc delete csv <csv_name> -n <namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow openshift-marketplacenamespace の失敗したジョブおよび関連する config map の名前を取得します。oc get job,configmap -n openshift-marketplace
$ oc get job,configmap -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME COMPLETIONS DURATION AGE job.batch/1de9443b6324e629ddf31fed0a853a121275806170e34c926d69e53a7fcbccb 1/1 26s 9m30s NAME DATA AGE configmap/1de9443b6324e629ddf31fed0a853a121275806170e34c926d69e53a7fcbccb 3 9m30s
NAME COMPLETIONS DURATION AGE job.batch/1de9443b6324e629ddf31fed0a853a121275806170e34c926d69e53a7fcbccb 1/1 26s 9m30s NAME DATA AGE configmap/1de9443b6324e629ddf31fed0a853a121275806170e34c926d69e53a7fcbccb 3 9m30sCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ジョブを削除します。
oc delete job <job_name> -n openshift-marketplace
$ oc delete job <job_name> -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow これにより、アクセスできないイメージのプルを試行する Pod は再作成されなくなります。
設定マップを削除します。
oc delete configmap <configmap_name> -n openshift-marketplace
$ oc delete configmap <configmap_name> -n openshift-marketplaceCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - Web コンソールの OperatorHub を使用した Operator の再インストール
検証
Operator が正常に再インストールされていることを確認します。
oc get sub,csv,installplan -n <namespace>
$ oc get sub,csv,installplan -n <namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
4.13.8. アンインストール失敗後の Operator の再インストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
同じ Operator の再インストールを試行する前に、Operator を正常かつ完全にアンインストールする必要があります。Operator を適切かつ完全にアンインストールできていない場合、プロジェクトや namespace などのリソースが "Terminating" ステータスでスタックし、"error resolving resource" メッセージが表示されます。以下に例を示します。
Project リソースの説明例
...
message: 'Failed to delete all resource types, 1 remaining: Internal error occurred:
error resolving resource'
...
...
message: 'Failed to delete all resource types, 1 remaining: Internal error occurred:
error resolving resource'
...
これらのタイプの問題は、Operator の正常な再インストールを妨げる可能性があります。
namespace を強制的に削除しても、"Terminating" 状態の問題が解決される可能性は低く、クラスターの動作が不安定または予測不能になる可能性があるため、namespace の削除を妨げている可能性のある関連リソースの特定に注力することが推奨されます。詳細は、Red Hat Knowledgebase Solution #4165791 を参照し、特に注意と警告に注目してください。
次の手順では、以前インストールされた Operator からの既存カスタムリソース定義 (CRD) が原因で関連する namespace が正常に削除されないために Operator を再インストールできない場合のトラブルシューティングを示します。
手順
"Terminating" 状態のままになっている Operator に関連する namespace があるかどうかを確認します。
oc get namespaces
$ oc get namespacesCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
operator-ns-1 Terminating
operator-ns-1 TerminatingCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow アンインストールの失敗後も Operator に関連する CRD があるか確認します。
oc get crds
$ oc get crdsCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記CRD はグローバルクラスター定義です。CRD に関連する実際のカスタムリソース (CR) インスタンスは、他の namespace にあるか、グローバルクラスターインスタンスである可能性があります。
Operator によって提供または管理されている CRD があり、その CRD をアンインストール後に削除する必要がある場合は、CRD を削除します。
oc delete crd <crd_name>
$ oc delete crd <crd_name>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow アンインストールした後も Operator に関連する CR インスタンスが残っているか確認し、残っている場合は CR を削除します。
アンインストール後は、検索する CR のタイプの判断が困難になり、Operator が管理する CRD を把握している必要がある場合もあります。たとえば、
EtcdClusterCRD を提供する etcd Operator のアンインストールをトラブルシューティングする場合、namespace で残りのEtcdClusterCR を検索できます。oc get EtcdCluster -n <namespace_name>
$ oc get EtcdCluster -n <namespace_name>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow もしくは、すべての namespace で検索できます。
oc get EtcdCluster --all-namespaces
$ oc get EtcdCluster --all-namespacesCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 削除する必要のある CR が残っている場合は、インスタンスを削除します。
oc delete <cr_name> <cr_instance_name> -n <namespace_name>
$ oc delete <cr_name> <cr_instance_name> -n <namespace_name>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
namespace の削除が正常に解決されたことを確認します。
oc get namespace <namespace_name>
$ oc get namespace <namespace_name>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 重要namespace やその他の Operator リソースが正常にアンインストールされていない場合は、Red Hat サポートにお問い合わせください。
- Web コンソールの OperatorHub を使用した Operator の再インストール
検証
Operator が正常に再インストールされていることを確認します。
oc get sub,csv,installplan -n <namespace>
$ oc get sub,csv,installplan -n <namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
第5章 Operator の開発 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
5.1. Operator SDK について リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Framework は Operator と呼ばれる Kubernetes ネイティブアプリケーションを効果的かつ自動化された拡張性のある方法で管理するためのオープンソースツールキットです。Operator は Kubernetes の拡張性を利用して、プロビジョニング、スケーリング、バックアップおよび復元などのクラウドサービスの自動化の利点を提供し、同時に Kubernetes が実行される場所であればどこでも実行することができます。
Operator により、Kubernetes の上部の複雑で、ステートフルなアプリケーションを管理することが容易になります。ただし、現時点での Operator の作成は、低レベルの API の使用、ボイラープレートの作成、モジュール化の欠如による重複の発生などの課題があるため、困難になる場合があります。
Operator Framework のコンポーネントである Operator SDK は、Operator 開発者が Operator のビルド、テストおよびデプロイに使用できるコマンドラインインターフェイス (CLI) ツールを提供します。
Operator SDK を使用する理由
Operator SDK は、詳細なアプリケーション固有の運用上の知識を必要とする可能性のあるプロセスである、Kubernetes ネイティブアプリケーションのビルドを容易にします。Operator SDK はこの障壁を低くするだけでなく、メータリングやモニタリングなどの数多くの一般的な管理機能に必要なボイラープレートコードの量を減らします。
Operator SDK は、controller-runtime ライブラリーを使用して、以下の機能を提供することで Operator を容易に作成するフレームワークです。
- 運用ロジックをより直感的に作成するための高レベルの API および抽象化
- 新規プロジェクトを迅速にブートストラップするためのスキャフォールディングツールおよびコード生成ツール
- Operator Lifecycle Manager (OLM) との統合による、クラスターでの Operator のパッケージング、インストール、および実行の単純化
- 共通する Operator ユースケースに対応する拡張機能
- 生成された Go ベースの Operator でメトリクスを自動的に設定し、Prometheus Operator がデプロイされているクラスターで使用
Kubernetes ベースのクラスター (OpenShift Container Platform など) へのクラスター管理者のアクセスのある Operator の作成者は、Operator SDK CLI を使用して Go、Ansible、Java、または Helm をベースに独自の Operator を開発できます。Kubebuilder は Go ベースの Operator のスキャフォールディングソリューションとして Operator SDK に組み込まれます。つまり、既存の Kubebuilder プロジェクトは Operator SDK でそのまま使用でき、引き続き機能します。
OpenShift Container Platform 4.13 は Operator SDK 1.28.0 をサポートします。
5.1.1. Operators について リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
基本的な Operator の概念および用語の概要は、Operator について を参照してください。
5.1.2. 開発ワークフロー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator SDK は、新規 Operator を開発するために以下のワークフローを提供します。
- Operator SDK コマンドラインインターフェイス (CLI) を使用した Operator プロジェクトの作成。
- カスタムリソース定義 (CRD) を追加することによる新規リソース API の定義。
- Operator SDK API を使用した監視対象リソースの指定。
- 指定されたハンドラーでの Operator 調整 (reconciliation) ロジックの定義、およびリソースと対話するための Operator SDK API の使用。
- Operator Deployment マニフェストをビルドし、生成するための Operator SDK CLI の使用。
図5.1 Operator SDK ワークフロー
高次元では、Operator SDK を使用する Operator は Operator の作成者が定義するハンドラーで監視対象のリソースに関するイベントを処理し、アプリケーションの状態を調整するための動作を実行します。
5.2. Operator SDK CLI のインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator SDK は、Operator 開発者が Operator のビルド、テストおよびデプロイに使用できるコマンドラインインターフェイス (CLI) ツールを提供します。ワークステーションに Operator SDK CLI をインストールして、独自の Operator のオーサリングを開始する準備を整えることができます。
Kubernetes ベースのクラスター (OpenShift Container Platform など) へのクラスター管理者のアクセスのある Operator の作成者は、Operator SDK CLI を使用して Go、Ansible、Java、または Helm をベースに独自の Operator を開発できます。Kubebuilder は Go ベースの Operator のスキャフォールディングソリューションとして Operator SDK に組み込まれます。つまり、既存の Kubebuilder プロジェクトは Operator SDK でそのまま使用でき、引き続き機能します。
OpenShift Container Platform 4.13 は Operator SDK 1.28.0 をサポートします。
5.2.1. Linux での Operator SDK CLI のインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift SDK CLI ツールは Linux にインストールできます。
前提条件
- Go v1.19 以降
-
dockerv17.03+、podmanv1.9.3+、またはbuildahv1.7+
手順
- OpenShift ミラーサイト に移動します。
- 最新の 4.13 ディレクトリーから、Linux 用の最新バージョンの tarball をダウンロードします。
アーカイブを展開します。
tar xvf operator-sdk-v1.28.0-ocp-linux-x86_64.tar.gz
$ tar xvf operator-sdk-v1.28.0-ocp-linux-x86_64.tar.gzCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ファイルを実行可能にします。
chmod +x operator-sdk
$ chmod +x operator-sdkCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow デプロイメントされた
operator-sdkバイナリーをPATHにあるディレクトリーに移動します。ヒントPATHを確認するには、以下を実行します。echo $PATH
$ echo $PATHCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow sudo mv ./operator-sdk /usr/local/bin/operator-sdk
$ sudo mv ./operator-sdk /usr/local/bin/operator-sdkCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
検証
Operator SDK CLI のインストール後に、これが利用可能であることを確認します。
operator-sdk version
$ operator-sdk versionCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
operator-sdk version: "v1.28.0-ocp", ...
operator-sdk version: "v1.28.0-ocp", ...Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
5.2.2. macOS への Operator SDK CLI のインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
macOS に OpenShift SDK CLI ツールをインストールできます。
前提条件
- Go v1.19 以降
-
dockerv17.03+、podmanv1.9.3+、またはbuildahv1.7+
手順
-
amd64およびarm64アーキテクチャーの場合は、amd64アーキテクチャーの OpenShift ミラーサイト およびarm64アーキテクチャーの OpenShift ミラーサイト にそれぞれ移動します。 - 最新の 4.13 ディレクトリーから、macOS 用の最新バージョンの tarball をダウンロードします。
以下のコマンドを実行して、
amd64アーキテクチャー用の Operator SDK アーカイブを解凍します。tar xvf operator-sdk-v1.28.0-ocp-darwin-x86_64.tar.gz
$ tar xvf operator-sdk-v1.28.0-ocp-darwin-x86_64.tar.gzCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下のコマンドを実行して、
arm64アーキテクチャー用の Operator SDK アーカイブを解凍します。tar xvf operator-sdk-v1.28.0-ocp-darwin-aarch64.tar.gz
$ tar xvf operator-sdk-v1.28.0-ocp-darwin-aarch64.tar.gzCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 次のコマンドを実行して、ファイルを実行可能にします。
chmod +x operator-sdk
$ chmod +x operator-sdkCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 次のコマンドを実行して、抽出した
operator-sdkバイナリーをPATH上のディレクトリーに移動します。ヒント次のコマンドを実行して、
PATHを確認します。echo $PATH
$ echo $PATHCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow sudo mv ./operator-sdk /usr/local/bin/operator-sdk
$ sudo mv ./operator-sdk /usr/local/bin/operator-sdkCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
検証
Operator SDK CLI をインストールしたら、次のコマンドを実行して、それが使用可能であることを確認します。
operator-sdk version
$ operator-sdk versionCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
operator-sdk version: "v1.28.0-ocp", ...
operator-sdk version: "v1.28.0-ocp", ...Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
5.3. Go ベースの Operator リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
5.3.1. Go ベースの Operator の Operator SDK の使用を開始する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator SDK によって提供されるツールおよびライブラリーを使用して Go ベースの Operator をセットアップし、実行することに関連した基本内容を示すには、Operator 開発者は Go ベースの Memcached の Operator のサンプル、分散キー/値のストアをビルドして、クラスターへデプロイすることができます。
5.3.1.1. 前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- Operator SDK CLI がインストールされている。
-
OpenShift CLI (
oc) v4.13 以降がインストールされている - Go v1.19 以降
-
cluster-adminパーミッションを持つアカウントを使用して、ocで OpenShift Container Platform 4.13 クラスターにログインしている - クラスターがイメージをプルできるように、イメージをプッシュするリポジトリーを public として設定するか、イメージプルシークレットを設定している。
5.3.1.2. Go ベースの Operator の作成およびデプロイ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator SDK を使用して Memcached の単純な Go ベースの Operator をビルドし、デプロイできます。
手順
プロジェクトを作成します。
プロジェクトディレクトリーを作成します。
mkdir memcached-operator
$ mkdir memcached-operatorCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow プロジェクトディレクトリーに移動します。
cd memcached-operator
$ cd memcached-operatorCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow operator-sdk initコマンドを実行してプロジェクトを初期化します。operator-sdk init \ --domain=example.com \ --repo=github.com/example-inc/memcached-operator$ operator-sdk init \ --domain=example.com \ --repo=github.com/example-inc/memcached-operatorCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow このコマンドは、デフォルトで Go プラグインを使用します。
API を作成します。
単純な Memcached API を作成します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Operator イメージをビルドし、プッシュします。
デフォルトの
Makefileターゲットを使用して Operator をビルドし、プッシュします。プッシュ先となるレジストリーを使用するイメージのプル仕様を使用してIMGを設定します。make docker-build docker-push IMG=<registry>/<user>/<image_name>:<tag>
$ make docker-build docker-push IMG=<registry>/<user>/<image_name>:<tag>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Operator を実行します。
CRD をインストールします。
make install
$ make installCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow プロジェクトをクラスターにデプロイします。
IMGをプッシュしたイメージに設定します。make deploy IMG=<registry>/<user>/<image_name>:<tag>
$ make deploy IMG=<registry>/<user>/<image_name>:<tag>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
サンプルカスタムリソース (CR) を作成します。
サンプル CR を作成します。
oc apply -f config/samples/cache_v1_memcached.yaml \ -n memcached-operator-system$ oc apply -f config/samples/cache_v1_memcached.yaml \ -n memcached-operator-systemCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Operator を調整する CR を確認します。
oc logs deployment.apps/memcached-operator-controller-manager \ -c manager \ -n memcached-operator-system$ oc logs deployment.apps/memcached-operator-controller-manager \ -c manager \ -n memcached-operator-systemCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
Delete a CR.
次のコマンドを実行して CR を削除します。
oc delete -f config/samples/cache_v1_memcached.yaml -n memcached-operator-system
$ oc delete -f config/samples/cache_v1_memcached.yaml -n memcached-operator-systemCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow クリーンアップします。
以下のコマンドを実行して、この手順の一部として作成されたリソースをクリーンアップします。
make undeploy
$ make undeployCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
5.3.1.3. 次のステップ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- Go ベースの Operator のビルドに関する詳細な手順は、Go ベースの Operator の Operator SDK チュートリアル を参照してください。
5.3.2. Go ベースの Operator の Operator SDK チュートリアル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator 開発者は、Operator SDK での Go プログラミング言語のサポートを利用して、Go ベースの Memcached の Operator のサンプルをビルドして、分散キー/値のストアを作成し、そのライフサイクルを管理することができます。
このプロセスは、Operator Framework の 2 つの重要な設定要素を使用して実行されます。
- Operator SDK
-
operator-sdkCLI ツールおよびcontroller-runtimeライブラリー API - Operator Lifecycle Manager (OLM)
- クラスター上の Operator のインストール、アップグレード、ロールベースのアクセス制御 (RBAC)
このチュートリアルでは、Go ベースの Operator の Operator SDK の使用を開始する よりも詳細に説明します。
5.3.2.1. 前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- Operator SDK CLI がインストールされている。
-
OpenShift CLI (
oc) v4.13 以降がインストールされている - Go v1.19 以降
-
cluster-adminパーミッションを持つアカウントを使用して、ocで OpenShift Container Platform 4.13 クラスターにログインしている - クラスターがイメージをプルできるように、イメージをプッシュするリポジトリーを public として設定するか、イメージプルシークレットを設定している。
5.3.2.2. プロジェクトの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator SDK CLI を使用して memcached-operator というプロジェクトを作成します。
手順
プロジェクトのディレクトリーを作成します。
mkdir -p $HOME/projects/memcached-operator
$ mkdir -p $HOME/projects/memcached-operatorCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ディレクトリーに切り替えます。
cd $HOME/projects/memcached-operator
$ cd $HOME/projects/memcached-operatorCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Go モジュールのサポートをアクティブにします。
export GO111MODULE=on
$ export GO111MODULE=onCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow operator-sdk initコマンドを実行してプロジェクトを初期化します。operator-sdk init \ --domain=example.com \ --repo=github.com/example-inc/memcached-operator$ operator-sdk init \ --domain=example.com \ --repo=github.com/example-inc/memcached-operatorCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記operator-sdk initコマンドは、デフォルトで Go プラグインを使用します。operator-sdk initコマンドは、Go モジュール と使用するgo.modファイルを生成します。生成されるファイルには有効なモジュールパスが必要であるため、$GOPATH/src/外のプロジェクトを作成する場合は、--repoフラグが必要です。
5.3.2.2.1. PROJECT ファイル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
operator-sdk init コマンドで生成されるファイルの 1 つに、Kubebuilder の PROJECT ファイルがあります。プロジェクトルートから実行される後続の operator-sdk コマンドおよび help 出力は、このファイルを読み取り、プロジェクトタイプが Go であることを認識しています。以下に例を示します。
5.3.2.2.2. Manager について リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator の主なプログラムは、Manager を初期化して実行する main.go ファイルです。Manager はすべてのカスタムリソース (CR) API 定義の Scheme を自動的に登録し、コントローラーおよび Webhook を設定して実行します。
Manager は、すべてのコントローラーがリソースの監視をする namespace を制限できます。
mgr, err := ctrl.NewManager(cfg, manager.Options{Namespace: namespace})
mgr, err := ctrl.NewManager(cfg, manager.Options{Namespace: namespace})
デフォルトで、Manager は Operator が実行される namespace を監視します。すべての namespace を確認するには、namespace オプションを空のままにすることができます。
mgr, err := ctrl.NewManager(cfg, manager.Options{Namespace: ""})
mgr, err := ctrl.NewManager(cfg, manager.Options{Namespace: ""})
MultiNamespacedCacheBuilder 関数を使用して、特定の namespace セットを監視することもできます。
var namespaces []string
mgr, err := ctrl.NewManager(cfg, manager.Options{
NewCache: cache.MultiNamespacedCacheBuilder(namespaces),
})
var namespaces []string
mgr, err := ctrl.NewManager(cfg, manager.Options{
NewCache: cache.MultiNamespacedCacheBuilder(namespaces),
})
5.3.2.2.3. 複数グループ API について リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
API およびコントローラーを作成する前に、Operator に複数の API グループが必要かどうかを検討してください。このチュートリアルでは、単一グループ API のデフォルトケースを説明しますが、複数グループ API をサポートするようにプロジェクトのレイアウトを変更するには、以下のコマンドを実行します。
operator-sdk edit --multigroup=true
$ operator-sdk edit --multigroup=true
このコマンドにより、PROJECT ファイルが更新されます。このファイルは、以下の例のようになります。
domain: example.com layout: go.kubebuilder.io/v3 multigroup: true ...
domain: example.com
layout: go.kubebuilder.io/v3
multigroup: true
...
複数グループプロジェクトの場合、API Go タイプのファイルが apis/<group>/<version>/ ディレクトリーに作成され、コントローラーは controllers/<group>/ ディレクトリーに作成されます。続いて、Dockerfile が適宜更新されます。
追加リソース
- 複数グループのプロジェクトへの移行に関する詳細は、Kubebuilder のドキュメント を参照してください。
5.3.2.3. API およびコントローラーの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator SDK CLI を使用してカスタムリソース定義 (CRD) API およびコントローラーを作成します。
手順
以下のコマンドを実行して、グループ
cache、バージョン、v1、および種類Memcachedを指定して API を作成します。operator-sdk create api \ --group=cache \ --version=v1 \ --kind=Memcached$ operator-sdk create api \ --group=cache \ --version=v1 \ --kind=MemcachedCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow プロンプトが表示されたら
yを入力し、リソースとコントローラーの両方を作成します。Create Resource [y/n] y Create Controller [y/n] y
Create Resource [y/n] y Create Controller [y/n] yCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Writing scaffold for you to edit... api/v1/memcached_types.go controllers/memcached_controller.go ...
Writing scaffold for you to edit... api/v1/memcached_types.go controllers/memcached_controller.go ...Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
このプロセスでは、api/v1/memcached_types.go で Memcached リソース API が生成され、controllers/memcached_controller.go でコントローラーが生成されます。
5.3.2.3.1. API の定義 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Memcached カスタムリソース (CR) の API を定義します。
手順
api/v1/memcached_types.goで Go タイプの定義を変更し、以下のspecおよびstatusを追加します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow リソースタイプ用に生成されたコードを更新します。
make generate
$ make generateCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ヒント*_types.goファイルの変更後は、make generateコマンドを実行し、該当するリソースタイプ用に生成されたコードを更新する必要があります。上記の Makefile ターゲットは
controller-genユーティリティーを呼び出して、api/v1/zz_generated.deepcopy.goファイルを更新します。これにより、API Go タイプの定義は、すべての Kind タイプが実装する必要のあるruntime.Objectインターフェイスを実装します。
5.3.2.3.2. CRD マニフェストの生成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
API が spec フィールドと status フィールドおよびカスタムリソース定義 (CRD) 検証マーカーで定義された後に、CRD マニフェストを生成できます。
手順
以下のコマンドを実行し、CRD マニフェストを生成して更新します。
make manifests
$ make manifestsCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow この Makefile ターゲットは
controller-genユーティリティーを呼び出し、config/crd/bases/cache.example.com_memcacheds.yamlファイルに CRD マニフェストを生成します。
5.3.2.3.2.1. OpenAPI 検証 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenAPIv3 スキーマは、マニフェストの生成時に spec.validation ブロックの CRD マニフェストに追加されます。この検証ブロックにより、Kubernetes が作成または更新時に Memcached CR のプロパティーを検証できます。
API の検証を設定するには、マーカーまたはアノテーションを使用できます。これらのマーカーには、+kubebuilder:validation 接頭辞が常にあります。
5.3.2.4. コントローラーの実装 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
新規 API およびコントローラーの作成後に、コントローラーロジックを実装することができます。
手順
この例では、生成されたコントローラーファイル
controllers/memcached_controller.goを以下の実装例に置き換えます。例5.1
memcached_controller.goの例Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow コントローラーのサンプルは、それぞれの
Memcachedカスタムリソース (CR) について以下の調整 (reconciliation) ロジックを実行します。- Memcached デプロイメントを作成します (ない場合)。
-
デプロイメントのサイズが、
MemcachedCR 仕様で指定されたものと同じであることを確認します。 -
MemcachedCR ステータスをmemcachedPod の名前に置き換えます。
次のサブセクションでは、実装例のコントローラーがリソースを監視する方法と reconcile ループがトリガーされる方法を説明しています。これらのサブセクションを省略し、直接 Operator の実行 に進むことができます。
5.3.2.4.1. コントローラーによって監視されるリソース リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
controllers/memcached_controller.go の SetupWithManager() 関数は、CR およびコントローラーによって所有され、管理される他のリソースを監視するようにコントローラーがビルドされる方法を指定します。
NewControllerManagedBy() は、さまざまなコントローラー設定を可能にするコントローラービルダーを提供します。
For(&cachev1.Memcached{}) は、監視するプライマリーリソースとして Memcached タイプを指定します。Memcached タイプのそれぞれの Add、Update、または Delete イベントの場合、reconcile ループに Memcached オブジェクトの (namespace および name キーで構成される) reconcile Request 引数が送られます。
Owns(&appsv1.Deployment{}) は、監視するセカンダリーリソースとして Deployment タイプを指定します。Add、Update、または Delete イベントの各 Deployment タイプの場合、イベントハンドラーは各イベントを、デプロイメントのオーナーの reconcile request にマップします。この場合、デプロイメントが作成された Memcached オブジェクトがオーナーです。
5.3.2.4.2. コントローラーの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
多くの他の便利な設定を使用すると、コントローラーを初期化できます。以下に例を示します。
MaxConcurrentReconcilesオプションを使用して、コントローラーの同時調整の最大数を設定します。デフォルトは1です。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 述語を使用した監視イベントをフィルタリングします。
-
EventHandler のタイプを選択し、監視イベントが reconcile ループの reconcile request に変換する方法を変更します。プライマリーリソースおよびセカンダリーリソースよりも複雑な Operator 関係の場合は、
EnqueueRequestsFromMapFuncハンドラーを使用して、監視イベントを任意の reconcile request のセットに変換することができます。
これらの設定およびその他の設定に関する詳細は、アップストリームの Builder および Controller の GoDocs を参照してください。
5.3.2.4.3. reconcile ループ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
すべてのコントローラーには、reconcile ループを実装する Reconcile() メソッドのある reconciler オブジェクトがあります。この reconcile ループには、キャッシュからプライマリーリソースオブジェクトの Memcached を検索するために使用される namespace および name キーである Request 引数が渡されます。
返り値、結果、およびエラーに基づいて、Request は再度キューに入れられ、reconcile ループが再びトリガーされる可能性があります。
Result.RequeueAfter を設定して、猶予期間後にも要求を再びキューに入れることができます。
import "time"
// Reconcile for any reason other than an error after 5 seconds
return ctrl.Result{RequeueAfter: time.Second*5}, nil
import "time"
// Reconcile for any reason other than an error after 5 seconds
return ctrl.Result{RequeueAfter: time.Second*5}, nil
RequeueAfter を定期的な CR の調整に設定している Result を返すことができます。
reconciler、クライアント、およびリソースイベントとの対話に関する詳細は、Controller Runtime Client API のドキュメントを参照してください。
5.3.2.4.4. パーミッションおよび RBAC マニフェスト リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
コントローラーには、管理しているリソースと対話するために特定の RBAC パーミッションが必要です。これらは、以下のような RBAC マーカーを使用して指定されます。
config/rbac/role.yaml の ClusterRole オブジェクトマニフェストは、make manifests コマンドが実行されるたびに controller-gen ユーティリティーを使用して、以前のマーカーから生成されます。
5.3.2.5. プロキシーサポートの有効化 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator の作成者は、ネットワークプロキシーをサポートする Operator を開発できるようになりました。クラスター管理者は、Operator Lifecycle Manager (OLM) によって処理される環境変数のプロキシーサポートを設定します。Operator は以下の標準プロキシー変数の環境を検査し、値をオペランドに渡して、プロキシーされたクラスターをサポートする必要があります。
-
HTTP_PROXY -
HTTPS_PROXY -
NO_PROXY
このチュートリアルでは、HTTP_PROXY を環境変数の例として使用します。
前提条件
- クラスター全体の egress プロキシーが有効にされているクラスター。
手順
controllers/memcached_controller.goファイルを編集し、以下のパラメーターを追加します。operator-libライブラリーからproxyパッケージをインポートします。import ( ... "github.com/operator-framework/operator-lib/proxy" )
import ( ... "github.com/operator-framework/operator-lib/proxy" )Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow proxy.ReadProxyVarsFromEnvhelper 関数を調整ループに、結果をオペランド環境に追加します。for i, container := range dep.Spec.Template.Spec.Containers { dep.Spec.Template.Spec.Containers[i].Env = append(container.Env, proxy.ReadProxyVarsFromEnv()...) } ...for i, container := range dep.Spec.Template.Spec.Containers { dep.Spec.Template.Spec.Containers[i].Env = append(container.Env, proxy.ReadProxyVarsFromEnv()...) } ...Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
以下を
config/manager/manager.yamlファイルに追加して、Operator デプロイメントに環境変数を設定します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
5.3.2.6. Operator の実行 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator SDK CLI を使用して Operator をビルドし、実行する方法は 3 つあります。
- クラスター外で Go プログラムとしてローカルに実行します。
- クラスター上のデプロイメントとして実行します。
- Operator をバンドルし、Operator Lifecycle Manager (OLM) を使用してクラスター上にデプロイします。
Go ベースの Operator を OpenShift Container Platform でのデプロイメントとして、または OLM を使用するバンドルとして実行する前に、プロジェクトがサポートされているイメージを使用するように更新されていることを確認します。
5.3.2.6.1. クラスター外でローカルに実行する。 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator プロジェクトをクラスター外の Go プログラムとして実行できます。これは、デプロイメントとテストを迅速化するという開発目的において便利です。
手順
以下のコマンドを実行して、
~/.kube/configファイルに設定されたクラスターにカスタムリソース定義 (CRD) をインストールし、Operator をローカルで実行します。make install run
$ make install runCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
5.3.2.6.2. クラスター上でのデプロイメントとしての実行 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator プロジェクトは、クラスター上でデプロイメントとして実行できます。
前提条件
- プロジェクトを更新してサポートされるイメージを使用することで、OpenShift Container Platform で実行する Go ベースの Operator が準備済みである。
手順
以下の
makeコマンドを実行して Operator イメージをビルドし、プッシュします。以下の手順のIMG引数を変更して、アクセス可能なリポジトリーを参照します。Quay.io などのリポジトリーサイトにコンテナーを保存するためのアカウントを取得できます。イメージをビルドします。
make docker-build IMG=<registry>/<user>/<image_name>:<tag>
$ make docker-build IMG=<registry>/<user>/<image_name>:<tag>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記Operator の SDK によって生成される Dockerfile は、
go buildに関するGOARCH=amd64を明示的に参照します。これは、AMD64 アーキテクチャー以外の場合はGOARCH=$TARGETARCHに修正できます。Docker は、-platformで指定された値に環境変数を自動的に設定します。Buildah では、そのために-build-argを使用する必要があります。詳細は、Multiple Architectures を参照してください。イメージをリポジトリーにプッシュします。
make docker-push IMG=<registry>/<user>/<image_name>:<tag>
$ make docker-push IMG=<registry>/<user>/<image_name>:<tag>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記両方のコマンドのイメージの名前とタグ (例:
IMG=<registry>/<user>/<image_name>:<tag>) を Makefile に設定することもできます。IMG ?= controller:latestの値を変更して、デフォルトのイメージ名を設定します。
以下のコマンドを実行して Operator をデプロイします。
make deploy IMG=<registry>/<user>/<image_name>:<tag>
$ make deploy IMG=<registry>/<user>/<image_name>:<tag>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow デフォルトで、このコマンドは
<project_name>-systemの形式で Operator プロジェクトの名前で namespace を作成し、デプロイメントに使用します。このコマンドは、config/rbacから RBAC マニフェストもインストールします。以下のコマンドを実行して、Operator が実行されていることを確認します。
oc get deployment -n <project_name>-system
$ oc get deployment -n <project_name>-systemCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME READY UP-TO-DATE AVAILABLE AGE <project_name>-controller-manager 1/1 1 1 8m
NAME READY UP-TO-DATE AVAILABLE AGE <project_name>-controller-manager 1/1 1 1 8mCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
5.3.2.6.3. Operator のバンドルおよび Operator Lifecycle Manager を使用したデプロイ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
5.3.2.6.3.1. Operator のバンドル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Bundle Format は、Operator SDK および Operator Lifecycle Manager (OLM) のデフォルトパッケージ方法です。Operator SDK を使用して OLM に対して Operator を準備し、バンドルイメージとして Operator プロジェクトをビルドしてプッシュできます。
前提条件
- 開発ワークステーションに Operator SDK CLI がインストールされている。
-
OpenShift CLI (
oc) v4.13 以降がインストールされている - Operator プロジェクトが Operator SDK を使用して初期化されている。
- Operator が Go ベースの場合、プロジェクトを更新して OpenShift Container Platform での実行をサポートするイメージを使用する必要がある。
手順
以下の
makeコマンドを Operator プロジェクトディレクトリーで実行し、Operator イメージをビルドし、プッシュします。以下の手順のIMG引数を変更して、アクセス可能なリポジトリーを参照します。Quay.io などのリポジトリーサイトにコンテナーを保存するためのアカウントを取得できます。イメージをビルドします。
make docker-build IMG=<registry>/<user>/<operator_image_name>:<tag>
$ make docker-build IMG=<registry>/<user>/<operator_image_name>:<tag>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記Operator の SDK によって生成される Dockerfile は、
go buildに関するGOARCH=amd64を明示的に参照します。これは、AMD64 アーキテクチャー以外の場合はGOARCH=$TARGETARCHに修正できます。Docker は、-platformで指定された値に環境変数を自動的に設定します。Buildah では、そのために-build-argを使用する必要があります。詳細は、Multiple Architectures を参照してください。イメージをリポジトリーにプッシュします。
make docker-push IMG=<registry>/<user>/<operator_image_name>:<tag>
$ make docker-push IMG=<registry>/<user>/<operator_image_name>:<tag>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
Operator SDK
generate bundleおよびbundle validateのサブコマンドを含む複数のコマンドを呼び出すmake bundleコマンドを実行し、Operator バンドルマニフェストを作成します。make bundle IMG=<registry>/<user>/<operator_image_name>:<tag>
$ make bundle IMG=<registry>/<user>/<operator_image_name>:<tag>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Operator のバンドルマニフェストは、アプリケーションを表示し、作成し、管理する方法を説明します。
make bundleコマンドは、以下のファイルおよびディレクトリーを Operator プロジェクトに作成します。-
ClusterServiceVersionオブジェクトを含むbundle/manifestsという名前のバンドルマニフェストディレクトリー -
bundle/metadataという名前のバンドルメタデータディレクトリー -
config/crdディレクトリー内のすべてのカスタムリソース定義 (CRD) -
Dockerfile
bundle.Dockerfile
続いて、これらのファイルは
operator-sdk bundle validateを使用して自動的に検証され、ディスク上のバンドル表現が正しいことを確認します。-
以下のコマンドを実行し、バンドルイメージをビルドしてプッシュします。OLM は、1 つ以上のバンドルイメージを参照するインデックスイメージを使用して Operator バンドルを使用します。
バンドルイメージをビルドします。イメージをプッシュしようとするレジストリー、ユーザー namespace、およびイメージタグの詳細で
BUNDLE_IMGを設定します。make bundle-build BUNDLE_IMG=<registry>/<user>/<bundle_image_name>:<tag>
$ make bundle-build BUNDLE_IMG=<registry>/<user>/<bundle_image_name>:<tag>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow バンドルイメージをプッシュします。
docker push <registry>/<user>/<bundle_image_name>:<tag>
$ docker push <registry>/<user>/<bundle_image_name>:<tag>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
5.3.2.6.3.2. Operator Lifecycle Manager を使用した Operator のデプロイ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator Lifecycle Manager (OLM) は、Kubernetes クラスターで Operator (およびそれらの関連サービス) をインストールし、更新し、ライフサイクルを管理するのに役立ちます。OLM はデフォルトで OpenShift Container Platform にインストールされ、Kubernetes 拡張として実行されるため、追加のツールなしにすべての Operator のライフサイクル管理機能に Web コンソールおよび OpenShift CLI (oc) を使用できます。
Operator Bundle Format は、Operator SDK および OLM のデフォルトパッケージ方法です。Operator SDK を使用して OLM でバンドルイメージを迅速に実行し、適切に実行されるようにできます。
前提条件
- 開発ワークステーションに Operator SDK CLI がインストールされている。
- Operator バンドルイメージがビルドされ、レジストリーにプッシュされている。
-
(OpenShift Container Platform 4.13 など、
apiextensions.k8s.io/v1CRD を使用する場合は v1.16.0 以降の) Kubernetes ベースのクラスターに OLM がインストールされていること。 -
cluster-admin権限を持つアカウントを使用してocでクラスターにログインしている。 - Operator が Go ベースの場合、プロジェクトを更新して OpenShift Container Platform での実行をサポートするイメージを使用する必要がある。
手順
以下のコマンドを入力してクラスターで Operator を実行します。
operator-sdk run bundle \ -n <namespace> \ <registry>/<user>/<bundle_image_name>:<tag>$ operator-sdk run bundle \1 -n <namespace> \2 <registry>/<user>/<bundle_image_name>:<tag>3 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
run bundleコマンドは、有効なファイルベースのカタログを作成し、OLM を使用して Operator バンドルをクラスターにインストールします。- 2
- オプション: デフォルトで、このコマンドは
~/.kube/configファイルの現在アクティブなプロジェクトに Operator をインストールします。-nフラグを追加して、インストールに異なる namespace スコープを設定できます。 - 3
- イメージを指定しない場合、コマンドは
quay.io/operator-framework/opm:latestをデフォルトのインデックスイメージとして使用します。イメージを指定した場合は、コマンドはバンドルイメージ自体をインデックスイメージとして使用します。
重要OpenShift Container Platform 4.11 の時点で、Operator カタログに関して、
run bundleコマンドはデフォルトでファイルベースのカタログ形式をサポートします。Operator カタログに関して、非推奨の SQLite データベース形式は引き続きサポートされますが、今後のリリースで削除される予定です。Operator の作成者はワークフローをファイルベースのカタログ形式に移行することが推奨されます。このコマンドにより、以下のアクションが行われます。
- バンドルイメージをインジェクトしてインデックスイメージを作成します。インデックスイメージは不透明で一時的なものですが、バンドルを実稼働環境でカタログに追加する方法を正確に反映します。
- 新規インデックスイメージを参照するカタログソースを作成します。これにより、OperatorHub が Operator を検出できるようになります。
-
OperatorGroup、Subscription、InstallPlan、および RBAC を含むその他の必要なリソースすべてを作成して、Operator をクラスターにデプロイします。
5.3.2.7. カスタムリソースの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator のインストール後に、Operator によってクラスターに提供されるカスタムリソース (CR) を作成して、これをテストできます。
前提条件
-
クラスターにインストールされている
MemcachedCR を提供する Memcached Operator の例
手順
Operator がインストールされている namespace へ変更します。たとえば、
make deployコマンドを使用して Operator をデプロイした場合は、以下のようになります。oc project memcached-operator-system
$ oc project memcached-operator-systemCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow config/samples/cache_v1_memcached.yamlでMemcachedCR マニフェストのサンプルを編集し、以下の仕様が含まれるようにします。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow CR を作成します。
oc apply -f config/samples/cache_v1_memcached.yaml
$ oc apply -f config/samples/cache_v1_memcached.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow MemcachedOperator が、正しいサイズで CR サンプルのデプロイメントを作成することを確認します。oc get deployments
$ oc get deploymentsCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME READY UP-TO-DATE AVAILABLE AGE memcached-operator-controller-manager 1/1 1 1 8m memcached-sample 3/3 3 3 1m
NAME READY UP-TO-DATE AVAILABLE AGE memcached-operator-controller-manager 1/1 1 1 8m memcached-sample 3/3 3 3 1mCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ステータスが Memcached Pod 名で更新されていることを確認するために、Pod および CR ステータスを確認します。
Pod を確認します。
oc get pods
$ oc get podsCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME READY STATUS RESTARTS AGE memcached-sample-6fd7c98d8-7dqdr 1/1 Running 0 1m memcached-sample-6fd7c98d8-g5k7v 1/1 Running 0 1m memcached-sample-6fd7c98d8-m7vn7 1/1 Running 0 1m
NAME READY STATUS RESTARTS AGE memcached-sample-6fd7c98d8-7dqdr 1/1 Running 0 1m memcached-sample-6fd7c98d8-g5k7v 1/1 Running 0 1m memcached-sample-6fd7c98d8-m7vn7 1/1 Running 0 1mCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow CR ステータスを確認します。
oc get memcached/memcached-sample -o yaml
$ oc get memcached/memcached-sample -o yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
デプロイメントサイズを更新します。
config/samples/cache_v1_memcached.yamlファイルを更新し、MemcachedCR のspec.sizeフィールドを3から5に変更します。oc patch memcached memcached-sample \ -p '{"spec":{"size": 5}}' \ --type=merge$ oc patch memcached memcached-sample \ -p '{"spec":{"size": 5}}' \ --type=mergeCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Operator がデプロイメントサイズを変更することを確認します。
oc get deployments
$ oc get deploymentsCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME READY UP-TO-DATE AVAILABLE AGE memcached-operator-controller-manager 1/1 1 1 10m memcached-sample 5/5 5 5 3m
NAME READY UP-TO-DATE AVAILABLE AGE memcached-operator-controller-manager 1/1 1 1 10m memcached-sample 5/5 5 5 3mCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
次のコマンドを実行して CR を削除します。
oc delete -f config/samples/cache_v1_memcached.yaml
$ oc delete -f config/samples/cache_v1_memcached.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow このチュートリアルの一環として作成したリソースをクリーンアップします。
Operator のテストに
make deployコマンドを使用した場合は、以下のコマンドを実行します。make undeploy
$ make undeployCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Operator のテストに
operator-sdk run bundleコマンドを使用した場合は、以下のコマンドを実行します。operator-sdk cleanup <project_name>
$ operator-sdk cleanup <project_name>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
5.3.3. Go ベースの Operator のプロジェクトレイアウト リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
operator-sdk CLI は、各 Operator プロジェクトに多数のパッケージおよびファイルを生成、または スキャフォールディング することができます。
5.3.3.1. Go ベースのプロジェクトレイアウト リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
operator-sdk init コマンドを使用して生成される Go ベースの Operator プロジェクト (デフォルトタイプ) には、以下のディレクトリーおよびファイルが含まれます。
| ファイルまたはディレクトリー | 目的 |
|---|---|
|
|
Operator のメインプログラム。これは、 |
|
|
CRD の API を定義するディレクトリーツリー。 |
|
|
コントローラーの実装。 |
|
| クラスターにコントローラーをデプロイするために使用される Kubernetes マニフェスト (CRD、RBAC、および証明書を含む)。 |
|
| コントローラーのビルドおよびデプロイに使用するターゲット。 |
|
| コンテナーエンジンが Operator をビルドするために使用する手順。 |
|
| CRD の登録、RBAC のセットアップ、およびデプロイメントとして Operator のデプロイをする Kubernetes マニフェスト。 |
5.3.4. Go ベースの Operator プロジェクトを新しい Operator SDK バージョン用に更新する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform 4.13 は Operator SDK 1.28.0 をサポートします。ワークステーションにすでに 1.36.1 CLI がインストールされている場合は、最新バージョンをインストール して CLI を 1.38.0 に更新できます。
ただし、既存の Operator プロジェクトが Operator SDK 1.28.0 との互換性を維持するには、1.25.4 以降に導入された関連する重大な変更に対し、更新手順を実行する必要があります。アップグレードの手順は、以前は 1.25.4 で作成または維持されている Operator プロジェクトのいずれかで手動で実行する必要があります。
5.3.4.1. Operator SDK 1.28.0 の Go ベースの Operator プロジェクトの更新 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
次の手順では、1.28.0 との互換性を確保するため、既存の Go ベースの Operator プロジェクトを更新します。
前提条件
- Operator SDK 1.28.0 がインストールされている
- Operator SDK 1.25.4 で作成または保守されている Operator プロジェクト
手順
次のファイルで
ose-kube-rbac-proxyプル仕様を見つけて、イメージタグをv4.13に更新します。-
config/default/manager_auth_proxy_patch.yaml -
bundle/manifests/memcached-operator.clusterserviceversion.yaml
… containers: - name: kube-rbac-proxy image: registry.redhat.io/openshift4/ose-kube-rbac-proxy:v4.13 …… containers: - name: kube-rbac-proxy image: registry.redhat.io/openshift4/ose-kube-rbac-proxy:v4.131 …Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- タグバージョンを
v4.12からv4.13に更新します。
-
go.modファイルを変更して、次の依存関係と更新されたバージョンを含めます。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 次のコマンドを実行して、最新の依存関係をダウンロードします。
go mod tidy
$ go mod tidyCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Makefile を次のように変更します。
-
ENVTEST_K8S_VERSIONフィールドを1.25から1.26に変更します。 buildターゲットをgenerate fmt vetからmanifests generated fmt vetに変更します。- build: generate fmt vet ## Build manager binary. + build: manifests generate fmt vet ## Build manager binary.- build: generate fmt vet ## Build manager binary. + build: manifests generate fmt vet ## Build manager binary.Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
-
5.4. Ansible ベースの Operator リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
5.4.1. Ansible ベースの Operator の Operator SDK の使用を開始する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator プロジェクトを生成するための Operator SDK には、Go コードを作成せずに Kubernetes リソースを統一されたアプリケーションとしてデプロイするために、既存の Ansible Playbook およびモジュールを使用するオプションがあります。
Operator SDK によって提供されるツールおよびライブラリーを使用して Ansible ベースの Operator をセットアップし、実行するための基本を示すには、Operator 開発者は Memcached の Ansible ベースの Operator のサンプルをビルドして、分散キー/値のストアを作成し、クラスターへデプロイすることができます。
5.4.1.1. 前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- Operator SDK CLI がインストールされている。
-
OpenShift CLI (
oc) v4.13 以降がインストールされている - Ansible v2.9.0
- Ansible Runner v2.0.2+
- Ansible Runner HTTP Event Emitter プラグイン v1.0.0+
- Python 3.8.6 以降
- OpenShift Python クライアント v0.12.0 以降
-
cluster-adminパーミッションを持つアカウントを使用して、ocで OpenShift Container Platform 4.13 クラスターにログインしている - クラスターがイメージをプルできるように、イメージをプッシュするリポジトリーを public として設定するか、イメージプルシークレットを設定している。
5.4.1.2. Ansible ベース Operator の作成およびデプロイ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator SDK を使用して、単純な Memcached の Ansible ベースの Operator をビルドし、デプロイできます。
手順
プロジェクトを作成します。
プロジェクトディレクトリーを作成します。
mkdir memcached-operator
$ mkdir memcached-operatorCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow プロジェクトディレクトリーに移動します。
cd memcached-operator
$ cd memcached-operatorCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ansibleプラグインを指定してoperator-sdk initコマンドを実行し、プロジェクトを初期化します。operator-sdk init \ --plugins=ansible \ --domain=example.com$ operator-sdk init \ --plugins=ansible \ --domain=example.comCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
API を作成します。
単純な Memcached API を作成します。
operator-sdk create api \ --group cache \ --version v1 \ --kind Memcached \ --generate-role$ operator-sdk create api \ --group cache \ --version v1 \ --kind Memcached \ --generate-role1 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- API の Ansible ロールを生成します。
Operator イメージをビルドし、プッシュします。
デフォルトの
Makefileターゲットを使用して Operator をビルドし、プッシュします。プッシュ先となるレジストリーを使用するイメージのプル仕様を使用してIMGを設定します。make docker-build docker-push IMG=<registry>/<user>/<image_name>:<tag>
$ make docker-build docker-push IMG=<registry>/<user>/<image_name>:<tag>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Operator を実行します。
CRD をインストールします。
make install
$ make installCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow プロジェクトをクラスターにデプロイします。
IMGをプッシュしたイメージに設定します。make deploy IMG=<registry>/<user>/<image_name>:<tag>
$ make deploy IMG=<registry>/<user>/<image_name>:<tag>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
サンプルカスタムリソース (CR) を作成します。
サンプル CR を作成します。
oc apply -f config/samples/cache_v1_memcached.yaml \ -n memcached-operator-system$ oc apply -f config/samples/cache_v1_memcached.yaml \ -n memcached-operator-systemCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Operator を調整する CR を確認します。
oc logs deployment.apps/memcached-operator-controller-manager \ -c manager \ -n memcached-operator-system$ oc logs deployment.apps/memcached-operator-controller-manager \ -c manager \ -n memcached-operator-systemCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
Delete a CR.
次のコマンドを実行して CR を削除します。
oc delete -f config/samples/cache_v1_memcached.yaml -n memcached-operator-system
$ oc delete -f config/samples/cache_v1_memcached.yaml -n memcached-operator-systemCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow クリーンアップします。
以下のコマンドを実行して、この手順の一部として作成されたリソースをクリーンアップします。
make undeploy
$ make undeployCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
5.4.1.3. 次のステップ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- Ansible ベースの Operator のビルドに関する詳細な手順は、Ansible ベースの Operator の Operator SDK チュートリアル を参照してください。
5.4.2. Ansible ベースの Operator の Operator SDK チュートリアル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator 開発者は、Operator SDK での Ansible のサポートを利用して、Memcached の Ansible ベースの Operator のサンプルをビルドして、分散キー/値のストアを作成し、そのライフサイクルを管理することができます。このチュートリアルでは、以下のプロセスを説明します。
- Memcached デプロイメントを作成します。
-
デプロイメントのサイズが、
Memcachedカスタムリソース (CR) 仕様で指定されたものと同じであることを確認します。 -
ステータスライターを使用して、
MemcachedCR ステータスをmemcachedPod の名前で更新します。
このプロセスは、Operator Framework の 2 つの重要な設定要素を使用して実行されます。
- Operator SDK
-
operator-sdkCLI ツールおよびcontroller-runtimeライブラリー API - Operator Lifecycle Manager (OLM)
- クラスター上の Operator のインストール、アップグレード、ロールベースのアクセス制御 (RBAC)
このチュートリアルでは、Ansible ベースの Operator の Operator SDK の使用を開始する よりも詳細に説明します。
5.4.2.1. 前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- Operator SDK CLI がインストールされている。
-
OpenShift CLI (
oc) v4.13 以降がインストールされている - Ansible v2.9.0
- Ansible Runner v2.0.2+
- Ansible Runner HTTP Event Emitter プラグイン v1.0.0+
- Python 3.8.6 以降
- OpenShift Python クライアント v0.12.0 以降
-
cluster-adminパーミッションを持つアカウントを使用して、ocで OpenShift Container Platform 4.13 クラスターにログインしている - クラスターがイメージをプルできるように、イメージをプッシュするリポジトリーを public として設定するか、イメージプルシークレットを設定している。
5.4.2.2. プロジェクトの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Operator SDK CLI を使用して memcached-operator というプロジェクトを作成します。
手順
プロジェクトのディレクトリーを作成します。
mkdir -p $HOME/projects/memcached-operator
$ mkdir -p $HOME/projects/memcached-operatorCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ディレクトリーに切り替えます。
cd $HOME/projects/memcached-operator
$ cd $HOME/projects/memcached-operatorCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap