3.2. デプロイメントの概要


IBM Z® および IBM® LinuxONE に機密コンテナーをデプロイするには、以下の手順を実行します。

  1. OpenShift sandboxed containers Operator をインストールします。
  2. ピア Pod シークレットを作成します。
  3. 機密コンテナーのフィーチャーゲートを有効にします。
  4. 実行時に機密データまたはワークロード固有のデータを使用してピア Pod を初期化するための initdata を作成します。

    重要

    実稼働環境では、デフォルトの permissive の Kata エージェントポリシーを使用しないでください。できれば initdata を作成して、制限的なポリシーを設定する必要があります。

    最低限の要件として、クラスター管理者が機密コンテナー Pod で oc exec コマンドを実行して機密データにアクセスするのを防ぐには、ExecProcessRequest を無効にする必要があります。

  5. ピア Pod の config map を作成します。config map に initdata を追加して、ピア Pod のデフォルトのグローバル設定を作成できます。
  6. KataConfig CR を作成します。
  7. アテステーションプロセスを確認します。
  8. Pod マニフェストに initdata を追加して、ピア Podconfig map で設定したグローバル initdata 設定をオーバーライドできます。
  9. オプション: registry.access.redhat.com などのプライベートレジストリーからカスタムピア Pod 仮想マシンイメージを選択する場合は、ピア Pod のプルシークレットを設定する必要があります。
  10. オプション: カスタムピア Pod 仮想マシンイメージを選択できます。
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