3.2. デプロイメントの概要
IBM Z® および IBM® LinuxONE に機密コンテナーをデプロイするには、以下の手順を実行します。
- OpenShift sandboxed containers Operator をインストールします。
- ピア Pod シークレットを作成します。
- 機密コンテナーのフィーチャーゲートを有効にします。
実行時に機密データまたはワークロード固有のデータを使用してピア Pod を初期化するための initdata を作成します。
重要実稼働環境では、デフォルトの permissive の Kata エージェントポリシーを使用しないでください。できれば initdata を作成して、制限的なポリシーを設定する必要があります。
最低限の要件として、クラスター管理者が機密コンテナー Pod で
oc execコマンドを実行して機密データにアクセスするのを防ぐには、ExecProcessRequestを無効にする必要があります。- ピア Pod の config map を作成します。config map に initdata を追加して、ピア Pod のデフォルトのグローバル設定を作成できます。
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KataConfigCR を作成します。 - アテステーションプロセスを確認します。
- Pod マニフェストに initdata を追加して、ピア Podconfig map で設定したグローバル initdata 設定をオーバーライドできます。
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オプション:
registry.access.redhat.comなどのプライベートレジストリーからカスタムピア Pod 仮想マシンイメージを選択する場合は、ピア Pod のプルシークレットを設定する必要があります。 - オプション: カスタムピア Pod 仮想マシンイメージを選択できます。