第28章 Billing API
Billing API により、共通的な請求プロセスを自動化することができます。
Billing API のすべてのエンドポイントは、管理ポータルの Documentation (?) > 3scale API Docs > Billing API で確認することができます。
Billing API には、以下の要件を満たす有効なアクセストークンが必要です。
- プロバイダーアカウントの管理ユーザーまたは Billing 権限を持つメンバーユーザーのいずれかに属していること
- Billing API スコープが含まれていること
パラメーターとして請求書 ID が必要な場合には、平易な請求書 ID ではなく 請求書 ID を指す点に注意してください。
API エンドポイントの XML レスポンスは見て直ぐに理解でき、請求書のフィールドは Web および PDF 版の情報と同じ内容を示しています。
注意を要するレスポンスのフィールド
- creation_type:manual(手動で作成された請求書の場合) またはbackground(3scale の自動請求プロセスにより作成された請求書の場合) どちらかの値をとります。
- provider: API プロバイダー (管理アカウント) の詳細で、請求書の Issued by セクションに対応します。
- buyer: 開発者アカウントの詳細で、請求書の Issued to セクションに対応します。
XML 版の請求書には、line-items
フィールドに費用項目のリストも含まれます。
一部の費用項目 (特に自動的に作成された項目) では、一般的な名前、説明、量、および費用 (価格) 以外に、以下の項目が表示されます。
type
: 費用項目のタイプで、以下の値を取ります。-
LineItem::PlanCost
: 定額プランの費用項目の場合 -
LineItem::VariableCost
: 変動費の費用項目の場合
-
-
metric_id
: 変動費の費用項目用で、費用が関連付けられているメトリクスの ID -
contract_id
: 費用が関連付けられているサービスまたはアプリケーションの ID