第6章 トークン


本チュートリアルでは、トークンとは何か、その仕組み、作成方法など、3scale トークンについて説明します。

3scale には、アクセストークン (ユーザーにより作成される) および サービストークン (3scale で新規サービスを作成する際に自動的に作成される) の 2 種類のトークンがあります。

6.1. アクセストークン

アクセストークンにより、API プロバイダーの管理者およびメンバーは、3scale API (Billing、Account Management、および Analytics) に対する認証を行うことができます。トークンは、ActiveDocs (インタラクティブドキュメント) 内から使用します。

アクセストークンにより、読み取り/書き込みアクセス権限、または読み取り専用アクセス権限のいずれかが許可されます。

考慮すべき重要なことは、メンバーの権限に応じてアクセストークンの機能する仕組みが変わるという点です。管理者は、3 つすべての 3scale API に対する認証を行うためのトークンを作成することができます。メンバーの場合には、アクセス権限を持つ管理ポータル機能によって作成できるトークンが制限されます。たとえば、請求機能に対するアクセス権限を持たないメンバーは、Billing API に対する認証を行うためのトークンを作成することができません。

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