5.8. OpenAPI 定義からの 3scale バックエンドのインポート


toolbox import コマンドを使用して OpenAPI 定義をインポートし、3scale バックエンド API を作成できます。コマンドラインオプション --backend は、この機能を有効にします。3scale は OpenAPI 定義を使用して、バックエンドとそのプライベートベース URL と、そのマッピングルールおよびメソッドを作成し、保存します。

前提条件

  • オンプレミス型 3scale 2.13 インスタンスの管理者権限を持つユーザーアカウント
  • API を定義する OAS ドキュメント

手順

  • 以下の形式を使用し、import コマンドを実行してバックエンドを作成します。

    $ 3scale import openapi -d <remote> --backend <OAS>
  • <remote> は、バックエンドを作成する 3scale インスタンスの URL に置き換えます。http[s]://<authentication>@3scale_domain の形式を使用します。
  • <OAS>/path/to/your/oasdoc.yaml に置き換えます。

    表5.1 追加の OpenAPI 定義オプション
    オプション説明

    -o --output=<value>

    出力フォーマット。JSON または YAML のいずれかを使用できます。

    --override-private-base-url=<value>

    3scale は OpenAPI 定義の servers[0].url フィールドからバックエンドのプライベートエンドポイントを読み取ります。このフィールドの設定をオーバーライドするには、このオプションを指定し、<value> は選択したプライベートベース URL に置き換えます。OpenAPI 定義が servers[0].url フィールドに値を指定しておらず、import コマンドでこのオプションを指定しないと、実行に失敗します。

    --prefix-matching

    OpenAPI 操作から派生するマッピングルールに厳密なマッチングではなく、接頭辞のマッチングを使用します。

    --skip-openapi-validation

    OpenAPI スキーマ検証を省略します。

    -t --target_system_name=<value>

    ターゲットシステム名はテナントの一意のキーです。システム名は OpenAPI 定義から推測できますが、このパラメーターを使用して独自の名前に上書きできます。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.