第5章 3scale toolbox
3scale toolbox は、コマンドラインから 3scale 製品を管理することのできる Ruby クライアントです。
3scale のドキュメントには、3scale toolbox のインストール、サポートされる toolbox コマンド、サービス、プラン、SSL および TLS に関する問題のトラブルシューティングなどについての情報が掲載されています。詳細は、以下のいずれかのセクションを参照してください。
- toolbox のインストール
- サポートされる toolbox コマンド
- サービスのインポート
- サービスのコピー
- サービス設定のみのコピー
- OpenAPI 認証
- OpenAPI 定義のインポート
- OpenAPI 定義からの 3scale バックエンドのインポート
- リモートアクセスクレデンシャルの管理
- アプリケーションプランの作成
- メトリクスの作成
- メソッドの作成
- サービスの作成
- ActiveDocs の作成
- プロキシー設定の一覧表示
- ポリシーレジストリーのコピー
- アプリケーションの一覧表示
- プロダクトのエクスポート
- プロダクトのインポート
- プロダクトポリシーチェーンのエクスポートおよびインポート
- API バックエンドのコピー
- SSL および TLS に関する問題のトラブルシューティング
5.1. toolbox のインストール
公式にサポートされている 3scale toolbox のインストール方法は、3scale toolbox のコンテナーイメージを使用するものです。
5.1.1. toolbox コンテナーイメージのインストール
本セクションでは、toolbox コンテナーイメージをインストールする方法について説明します。
前提条件
- Red Hat Ecosystem Catalog の 3scale toolbox イメージ を参照する。
- Red Hat レジストリーサービスアカウントがある。
- このトピックの例では、Podman がインストールされていることを前提としている。
手順
Red Hat Ecosystem Catalog にログインします。
$ podman login registry.redhat.io Username: ${REGISTRY-SERVICE-ACCOUNT-USERNAME} Password: ${REGISTRY-SERVICE-ACCOUNT-PASSWORD} Login Succeeded!
toolbox のコンテナーイメージをプルします。
$ podman pull registry.redhat.io/3scale-amp2/toolbox-rhel8:3scale2.13
インストールを確認します。
$ podman run registry.redhat.io/3scale-amp2/toolbox-rhel8:3scale2.13 3scale help
関連情報
- OpenShift、Podman、または Docker を使用してツールボックスイメージをインストールする方法の詳細は、Red Hat Ecosystem Catalog でイメージを取得する手順 を参照してください。
-
Kubernetes での 3scale toolbox インストール手順 も参照してください。OpenShift では、
kubectl
ではなく正しいイメージ名とoc
コマンドを使用する必要があります。