6.3. 留意事項
永続データのバックアップおよび復元手順は、使用するストレージタイプによって異なります。バックアップと復元とでデータの一貫性を維持するためには、データベースのベースとなる PV をバックアップするだけでは不十分です。部分書き込みや部分トランザクションだけを取得するべきではないからです。PV をバックアップするのではなく、データベースのバックアップメカニズムを使用してください。
また、データの一部は、異なるコンポーネント間で同期されます。あるコピーは、データセットの 信頼できるソース とみなされ、他は、ローカルでは変更されないが 信頼できるソース から同期されるコピーです。このような場合は、復元にあたり、信頼できるソース を復元し、その後その他のコンポーネントのコピーをそこから同期する必要があります。