3.2.3. オンプレミス型 3scale 環境の設定


オンプレミス型 3scale 環境の設定は、Hybrid - open と Hybrid - OIDC のサンプル Jenkins CI/CD パイプラインでのみ必要です。

注記

これらの Hybrid サンプルパイプラインを使用する場合は、オンプレミス型 3scale 環境とホスト型 3scale 環境を設定する必要があります。「ホスト型 3scale 環境の設定」も併せて参照してください。

前提条件

  • Linux ワークステーションがある。
  • オンプレミス型 3scale 環境が必要です。テンプレートを使用して OpenShift 上にオンプレミス型 3scale をインストールする方法については、3scale のインストールに関するドキュメント を参照してください。
  • OpenShift 3.11 クラスターが必要です。現在、OpenShift 4 はサポートされていません。
  • OpenShift のドキュメント で説明されているように、必ず OpenShift ルーターでワイルドカードルートを有効にします。

手順

  1. オンプレミス型 3scale 管理ポータルコンソールにログインします。
  2. Account Management API への書き込みアクセス権限を設定して、新しいアクセストークンを生成します。
  3. 後で使用できるように、生成されたアクセストークンを保存します。以下に例を示します。

    export SAAS_ACCESS_TOKEN=123...456
  4. 後で使用できるように、3scale テナントの名前を保存します。

    export ONPREM_ADMIN_PORTAL_HOSTNAME="$(oc get route system-provider-admin -o jsonpath='{.spec.host}')"
  5. ワイルドカードルートを定義します。

    export OPENSHIFT_ROUTER_SUFFIX=app.openshift.test # Replace me!
    
    export APICAST_ONPREM_STAGING_WILDCARD_DOMAIN=onprem-staging.$OPENSHIFT_ROUTER_SUFFIX
    
    export APICAST_ONPREM_PRODUCTION_WILDCARD_DOMAIN=onprem-production.$OPENSHIFT_ROUTER_SUFFIX
    注記

    OPENSHIFT_ROUTER_SUFFIX の値を OpenShift ルーターの接尾辞に設定する必要があります (たとえば、app.openshift.test)。

  6. ワイルドカードルートを既存のオンプレミス型 3scale インスタンスに追加します。

    oc create route edge apicast-wildcard-staging --service=apicast-staging --hostname="wildcard.$APICAST_ONPREM_STAGING_WILDCARD_DOMAIN" --insecure-policy=Allow --wildcard-policy=Subdomain
    
    oc create route edge apicast-wildcard-production --service=apicast-production --hostname="wildcard.$APICAST_ONPREM_PRODUCTION_WILDCARD_DOMAIN" --insecure-policy=Allow --wildcard-policy=Subdomain
  7. 管理ポータルで Audience > Accounts > Listing の順に移動します。
  8. Developer をクリックします。
  9. Developer Account ID を保存します。これは、/buyers/accounts/ に続く URL の最後の部分です。

    export ONPREM_DEVELOPER_ACCOUNT_ID=5
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