1.20.2. 問題の解決: MultiClusterObservability リソースの状態が停止する
この問題が発生した場合は、以下の手順を実行します。
可観測性コンポーネントがインストールされていることを確認します。
multicluster-observability-operator
を確認するには、以下のコマンドを実行します。kubectl get pods -n open-cluster-management|grep observability
適切な CRD が存在することを確認するには、以下のコマンドを実行します。
kubectl get crd|grep observ
以下の CRD が表示されるまで、コンポーネントを有効化しないでください。
multiclusterobservabilities.observability.open-cluster-management.io observabilityaddons.observability.open-cluster-management.io observatoria.core.observatorium.io
- Bare Metal クラスター用に独自の storageClass を作成する場合は、「How to create an NFS provisioner in the cluster or out of the cluster」を参照してください。
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可観測性コンポーネントがデフォルトの storageClass を検索できるようにするには、
multicluster-observability-operator
CRD のstorageClass
パラメーターを更新します。パラメーターは、以下のような値になります。
storageclass.kubernetes.io/is-default-class: "true"
インストールが完了すると、可観測性コンポーネントのステータスが Ready に更新されます。インストールの完了に失敗すると、ステータスが Fail と表示されます。