10.3. グローバル制限の設定


グローバルポリシーを作成して、ルーターの着信接続およびメッセージのサイズ制限を設定できます。

手順

  • /etc/qpid-dispatch/qdrouterd.conf 設定ファイルで、policy セクションを追加し、制限を設定します。

    この例では、着信接続の制限およびメッセージサイズを設定します。

    policy {
        maxConnections: 10000
        maxMessageSize: 2000000
    }
    maxConnections
    このルーターで開くことのできる同時クライアント接続の合計数。この制限は、他のポリシー設定が定義されていない場合でも常に適用されます。この制限は、リモートホスト、認証されたユーザー、またはターゲット vhost に関係なく、すべての受信接続に適用されます。デフォルトの (および最大値) 値は 65535 です。
    maxMessageSize
    メッセージにルーターネットワークに入るため、このルーターで許可される AMQP メッセージ転送の最大サイズ (バイト単位)。この制限は、ユーザー接続を転送し、エッジルーターから他のルーターに転送するために適用されます。この制限は、interior-to-interior ルーター接続には適用されません。この制限は、vhost または vhost ユーザーグループの設定で上書きされる可能性があります。値が 0 の場合は、この制限が無効になります。管理者は、エッジルーター管理要求や応答がブロックされるため、ルーターの最大メッセージサイズを設定しないことを推奨します。管理者は、割り当てられた相互 ior ルーターの最大サイズよりも低いエッジルーターの最大メッセージサイズを設定することも推奨されています。
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