第1章 概要
AMQ C++ は、メッセージングアプリケーションを開発するためのライブラリーです。AMQP メッセージを送受信する C++ アプリケーションを作成できます。
AMQ C++ は、複数の言語やプラットフォームをサポートするメッセージングライブラリースイートである AMQ Clients の一部です。クライアントの概要は、「AMQ Clients の概要」を参照してください。本リリースに関する詳細は、『AMQ Clients 2.10 リリースノート』を参照してください。
AMQ C++ は、Apache Qpid の Proton API をベースとしています。詳細な API ドキュメントは、AMQ C++ API リファレンス を参照してください。
1.1. 主な特長
- 既存のアプリケーションとの統合を簡素化するイベント駆動型の API
- セキュアな通信用の SSL/TLS
- 柔軟な SASL 認証
- 自動再接続およびフェイルオーバー
- AMQP と言語ネイティブデータ型間のシームレスな変換
- AMQP 1.0 のすべての機能と機能へのアクセス