4.3. AMQ 管理コンソールへのアクセス
このセクションの手順では、以下の方法を説明します。
- ローカルブローカーからの AMQ 管理コンソールを開く
- ローカルブローカーのコンソールセッション内から他のブローカーに接続する
- ローカルブローカーの外部からアクセスできる IP アドレスを使用して、リモートホストからローカルブローカーのコンソールインスタンスを開きます。
前提条件
- コンソールへのローカルおよびリモートアクセスがすでに設定されている必要があります。詳細は、「AMQ 管理コンソールへのローカルおよびリモートアクセスの設定」 を参照してください。
手順
Web ブラウザーで、ローカルブローカーのコンソールアドレスに移動します。
コンソールのアドレスは
http://<host:port>/console/login
です。デフォルトのアドレスを使用している場合は、http://localhost:8161/console/login に移動します。それ以外の場合は、<broker_instance_dir>/etc/bootstrap.xml
設定ファイルのweb
要素のbind
属性に定義されているホストおよびポートの値を使用します。図4.1 コンソールのログインページ
- ブローカーの作成時に作成したデフォルトのユーザー名とパスワードを使用して、AMQ 管理コンソールにログインします。
別のリモートブローカーに接続するには、ローカルブローカーのコンソールセッションからリモートブローカーに接続します。
- 左側のメニューで、Connect タブをクリックします。
- メインペインで、Remote タブの Add connection ボタンをクリックします。
Add Connection ダイアログボックスで、次の詳細を指定します。
- 名前
-
my_other_broker
のようなリモート接続の名前。 - スキーム
-
リモート接続に使用するプロトコル。非セキュアな接続の場合は
http
を、セキュアな接続の場合はhttps
を選択してください。 - Host
- リモートブローカーの IP アドレス。このリモートブローカーのコンソールアクセスがすでに設定されている必要があります。
- ポート
-
リモート接続に使用するローカルブローカーのポート。
<broker_instance_dir>/etc/bootstrap.xml
設定ファイルのweb
要素のbind
属性に定義されているポート値を指定してください。デフォルト値は8161
です。 - Path
-
コンソールアクセスに使用するパス。
console/jolokia
を指定します。
接続をテストするには、Test Connection ボタンをクリックします。
接続テストに成功した場合は、Add ボタンをクリックします。接続テストに失敗した場合は、必要に応じて接続の詳細を確認し、変更します。接続を再度テストします。
Remote ページで、追加した接続の Connect ボタンをクリックします。
リモートブローカーのコンソールインスタンスに対して、新しい Web ブラウザータブが開きます。
Log In ダイアログボックスで、リモートブローカーのユーザー名とパスワードを入力します。Log In をクリックします。
リモートブローカーのコンソールインスタンスが開きます。
リモートホストからローカルブローカーのコンソールに接続するには、Web ブラウザーでローカルブローカーの Jolokia エンドポイントを指定します。このエンドポイントには、リモートコンソールアクセスの設定時にローカルブローカーに指定した外部からアクセスできる IP アドレスが含まれます。以下に例を示します。
http://192.168.0.49/console/jolokia