2.2. 古い 7.x バージョンのアップグレード
2.2.1. ブローカーインスタンスの 7.0.x から 7.0.y へのアップグレード
AMQ Broker を別のバージョン 7.0 にアップグレードする手順は、インストール用の手順と類似しています。カスタマーポータルからアーカイブをダウンロードしてデプロイメントします。
以下のサブセクションでは、異なるオペレーティングシステムの 7.0.x ブローカーをアップグレードする方法を説明します。
2.2.1.1. Linux の 7.0.x から 7.0.y へのアップグレード
ダウンロードするアーカイブの名前は、以下の例で使用されているものとは異なる場合があります。
前提条件
AMQ Broker をアップグレードする前に、ターゲットリリースのリリースノートを確認してください。
このリリースノートでは、ターゲットリリースにおける重要な機能拡張、既知の問題、および動作の変更を説明します。
詳細は、AMQ Broker 7.0 リリースノート を参照してください。
手順
- AMQ Broker アーカイブのダウンロード の手順に従って、Red Hat カスタマーポータルから必要なアーカイブをダウンロードします。
アーカイブの所有者を、AMQ Broker インストールが含まれるのと同じユーザーに変更します。
sudo chown amq-broker:amq-broker jboss-amq-7.x.x.redhat-1.zip
AMQ Broker の元のインストール時に作成されたディレクトリーにアーカイブを移動します。以下の例では、
/opt/redhat
というディレクトリーを使用しています。sudo mv jboss-amq-7.x.x.redhat-1.zip /opt/redhat
ディレクトリーの所有者は、圧縮アーカイブのコンテンツをデプロイメントします。アーカイブは圧縮形式で保持されます。以下の例では、ユーザー
amq-broker
は unzip コマンドを使用してアーカイブをデプロイメントします。su - amq-broker cd /opt/redhat unzip jboss-amq-7.x.x.redhat-1.zip
ブローカーが実行している場合は停止します。
<broker_instance_dir>/bin/artemis stop
現在のユーザーのホームディレクトリーにコピーして、ブローカーのインスタンスディレクトリーをバックアップします。
cp -r <broker_instance_dir> ~/
(オプション) ブローカーの現行バージョンをメモします。ブローカーが停止すると、
<broker_instance_dir>/log/artemis.log
にあるログファイルの最後に、以下のような行が表示されます。INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221002: Apache ActiveMQ Artemis Message Broker version 2.0.0.amq-700005-redhat-1 [4782d50d-47a2-11e7-a160-9801a793ea45] stopped, uptime 28 minutes
<broker_instance_dir>/etc/artemis.profile
設定ファイルを編集して、アーカイブを抽出した際に作成された新しいディレクトリーにARTEMIS_HOME
プロパティーを設定します。ARTEMIS_HOME='/opt/redhat/jboss-amq-7.x.x-redhat-1'
アップグレードされたブローカーを起動します。
<broker_instance_dir>/bin/artemis run
(オプション) ブローカーが実行され、バージョンが変更されたことを確認します。ブローカーの起動後、ログファイル
<broker_instance_dir>/log/artemis.log
を開くと、以下のような 2 行があります。ブローカーの稼働後にログに表示される新しいバージョン番号に注意してください。INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221007: Server is now live ... INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221001: Apache ActiveMQ Artemis Message Broker version 2.1.0.amq-700005-redhat-1 [0.0.0.0, nodeID=4782d50d-47a2-11e7-a160-9801a793ea45]
2.2.1.2. Windows の 7.0.x から 7.0.y へのアップグレード
前提条件
AMQ Broker をアップグレードする前に、ターゲットリリースのリリースノートを確認してください。
このリリースノートでは、ターゲットリリースにおける重要な機能拡張、既知の問題、および動作の変更を説明します。
詳細は、AMQ Broker 7.0 リリースノート を参照してください。
手順
- AMQ Broker アーカイブのダウンロード の手順に従って、Red Hat カスタマーポータルから必要なアーカイブをダウンロードします。
- ファイルマネージャーを使用して、アーカイブを AMQ Broker の最後のインストール時に作成したフォルダーに移動します。
- アーカイブの内容をデプロイメントします。.zip ファイルを右クリックし、Extract All を選択します。
以下のコマンドを入力してブローカーが実行している場合は停止します。
<broker_instance_dir>\bin\artemis-service.exe stop
ファイルマネージャーを使用してブローカーをバックアップします。
-
<broker_instance_dir>
フォルダーを右クリックし、Copy を選択します。 - 同じウィンドウを右クリックし、Paste を選択します。
-
(オプション) ブローカーの現行バージョンをメモします。ブローカーが停止すると、
<broker_instance_dir>\log\artemis.log
にあるログファイルの最後に、以下のような行が表示されます。INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221002: Apache ActiveMQ Artemis Message Broker version 2.0.0.amq-700005-redhat-1 [4782d50d-47a2-11e7-a160-9801a793ea45] stopped, uptime 28 minutes
<broker_instance_dir>\etc\artemis.profile
設定ファイルを編集して、アーカイブを抽出した際に作成された新しいディレクトリーに、ARTEMIS_HOME
プロパティーを設定してください。ARTEMIS_HOME=<install_dir>
アップグレードされたブローカーを起動します。
<broker_instance_dir>\bin\artemis-service.exe start
(オプション) ブローカーが実行され、バージョンが変更されたことを確認します。ブローカーを起動した後、ログファイル
<broker_instance_dir>\log\artemis.log
を開くと、以下のような行があります。ブローカーの稼働後にログに表示される新しいバージョン番号に注意してください。INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221007: Server is now live ... INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221001: Apache ActiveMQ Artemis Message Broker version 2.1.0.amq-700005-redhat-1 [0.0.0.0, nodeID=4782d50d-47a2-11e7-a160-9801a793ea45]
2.2.2. ブローカーインスタンスの 7.0.x から 7.1.0 へのアップグレード
AMQ Broker 7.1.0 には、以前のバージョンに含まれていない設定ファイルおよび設定が含まれています。ブローカーインスタンスを 7.0.x から 7.1.0 にアップグレードするには、これらの新しいファイルおよび設定を既存の 7.0.x ブローカーインスタンスに追加する必要があります。以下のサブセクションでは、異なるオペレーティングシステムの 7.0.x ブローカーインスタンスを 7.1.0 にアップグレードする方法を説明します。
AMQ Broker 7.1.0 以降では、デフォルトでローカルホストからのみ AMQ 管理コンソールにアクセスできます。コンソールにリモートアクセスを設定する方法は、Configuring local and remote access to AMQ Management Console を参照してください。
2.2.2.1. Linux での 7.0.x から 7.1.0 へのアップグレード
7.0.x ブローカーをアップグレードする前に、Red Hat AMQ Broker 7.1.0 をインストールし、一時的なブローカーインスタンスを作成する必要があります。これにより、7.0.x ブローカーのアップグレードに必要な 7.1.0 設定ファイルが生成されます。
前提条件
AMQ Broker をアップグレードする前に、ターゲットリリースのリリースノートを確認してください。
このリリースノートでは、ターゲットリリースにおける重要な機能拡張、既知の問題、および動作の変更を説明します。
詳細は、AMQ Broker 7.1 リリースノート を参照してください。
7.0.x ブローカーをアップグレードする前に、最初にバージョン 7.1 をインストールする必要があります。
Linux に 7.1 をインストールする手順は、Installing AMQ Broker を参照してください。
手順
実行中の場合は、アップグレードする 7.0.x ブローカーを停止します。
$ <broker_instance_dir>/bin/artemis stop
現在のユーザーのホームディレクトリーにコピーして、ブローカーのインスタンスディレクトリーをバックアップします。
cp -r <broker_instance_dir> ~/
7.0.x ブローカーの
<broker_instance_dir>/etc/
ディレクトリーにあるartemis.profile
ファイルを開きます。ARTEMIS_HOME
プロパティーを更新し、その値が AMQ Broker 7.1.0 のインストールディレクトリーを参照するようにします。ARTEMIS_HOME="<7.1.0_install_dir>"
更新した行の 1 つ下の行で、プロパティー
ARTEMIS_INSTANCE_URI
を追加して、7.0.x ブローカーインスタンスディレクトリーを参照する値を割り当てます。ARTEMIS_INSTANCE_URI="file://<7.0.x_broker_instance_dir>"
JAVA_ARGS
プロパティーにjolokia.policyLocation
パラメーターを追加し、以下の値を割り当てて更新します。-Djolokia.policyLocation=${ARTEMIS_INSTANCE_URI}/etc/jolokia-access.xml
7.1.0 ブローカーインスタンスを作成します。作成手順では、7.0.x から 7.1.0 へのアップグレードに必要な設定ファイルが生成されます。以下の例では、インスタンスが
upgrade_tmp
ディレクトリーに作成されることに注意してください。$ <7.1.0_install_dir>/bin/artemis create --allow-anonymous --user admin --password admin upgrade_tmp
一時的な 7.1.0 インスタンスの
etc
ディレクトリーから、7.0.x ブローカーの<broker_instance_dir>/etc/
ディレクトリーに設定ファイルをコピーします。management.xml
ファイルをコピーします。$ cp <temporary_7.1.0_broker_instance_dir>/etc/management.xml <7.0_broker_instance_dir>/etc/
jolokia-access.xml
ファイルをコピーします。$ cp <temporary_7.1.0_broker_instance_dir>/etc/jolokia-access.xml <7.0_broker_instance_dir>/etc/
7.0.x ブローカーの
<broker_instance_dir>/etc/
ディレクトリーにあるbootstrap.xml
ファイルを開きます。以下の 2 つの行をコメントアウトまたは削除します。
<app url="jolokia" war="jolokia.war"/> <app url="hawtio" war="hawtio-no-slf4j.war"/>
以下の行を追加して、直前の手順で削除された 2 つの行を置き換えます。
<app url="console" war="console.war"/>
アップグレードしたブローカーを起動します。
$ <broker_instance_dir>/bin/artemis run
関連情報
ブローカーのインスタンス作成に関する詳細は、ブローカーインスタンスの作成を参照してください。
2.2.2.2. Windows での 7.0.x から 7.1.0 へのアップグレード
7.0.x ブローカーをアップグレードする前に、Red Hat AMQ Broker 7.1.0 をインストールし、一時的なブローカーインスタンスを作成する必要があります。これにより、7.0.x ブローカーのアップグレードに必要な 7.1.0 設定ファイルが生成されます。
前提条件
AMQ Broker をアップグレードする前に、ターゲットリリースのリリースノートを確認してください。
このリリースノートでは、ターゲットリリースにおける重要な機能拡張、既知の問題、および動作の変更を説明します。
詳細は、AMQ Broker 7.1 リリースノート を参照してください。
7.0.x ブローカーをアップグレードする前に、最初にバージョン 7.1 をインストールする必要があります。
Windows に 7.1 をインストールする手順は、Installing AMQ Broker を参照してください。
手順
実行中の場合は、アップグレードする 7.0.x ブローカーを停止します。
> <broker_instance_dir>\bin\artemis-service.exe stop
ファイルマネージャーを使用してブローカーのインスタンスディレクトリーをバックアップします。
-
<broker_instance_dir>
フォルダーを右クリックし、Copy を選択します。 - 同じウィンドウを右クリックし、Paste を選択します。
-
7.0.x ブローカーの
<broker_instance_dir>/etc/
ディレクトリーにあるartemis.profile
ファイルを開きます。ARTEMIS_HOME
プロパティーを更新し、その値が AMQ Broker 7.1.0 のインストールディレクトリーを参照するようにします。ARTEMIS_HOME="<7.1.0_install_dir>"
更新した行の 1 つ下の行で、プロパティー
ARTEMIS_INSTANCE_URI
を追加して、7.0.x ブローカーインスタンスディレクトリーを参照する値を割り当てます。ARTEMIS_INSTANCE_URI="file://<7.0.x_broker_instance_dir>"
JAVA_ARGS
プロパティーにjolokia.policyLocation
パラメーターを追加し、以下の値を割り当てて更新します。-Djolokia.policyLocation=${ARTEMIS_INSTANCE_URI}/etc/jolokia-access.xml
7.1.0 ブローカーインスタンスを作成します。作成手順では、7.0.x から 7.1.0 へのアップグレードに必要な設定ファイルが生成されます。以下の例では、インスタンスが
upgrade_tmp
ディレクトリーに作成されることに注意してください。> <7.1.0_install_dir>/bin/artemis create --allow-anonymous --user admin --password admin upgrade_tmp
一時的な 7.1.0 インスタンスの
etc
ディレクトリーから、7.0.x ブローカーの<broker_instance_dir>/etc/
ディレクトリーに設定ファイルをコピーします。management.xml
ファイルをコピーします。> cp <temporary_7.1.0_broker_instance_dir>/etc/management.xml <7.0_broker_instance_dir>/etc/
jolokia-access.xml
ファイルをコピーします。> cp <temporary_7.1.0_broker_instance_dir>/etc/jolokia-access.xml <7.0_broker_instance_dir>/etc/
7.0.x ブローカーの
<broker_instance_dir>/etc/
ディレクトリーにあるbootstrap.xml
ファイルを開きます。以下の 2 つの行をコメントアウトまたは削除します。
<app url="jolokia" war="jolokia.war"/> <app url="hawtio" war="hawtio-no-slf4j.war"/>
以下の行を追加して、直前の手順で削除された 2 つの行を置き換えます。
<app url="console" war="console.war"/>
アップグレードしたブローカーを起動します。
> <broker_instance_dir>\bin\artemis-service.exe start
関連情報
ブローカーのインスタンス作成に関する詳細は、ブローカーインスタンスの作成を参照してください。
2.2.3. ブローカーインスタンスの 7.1.x から 7.2.0 へのアップグレード
AMQ Broker 7.2.0 には、7.0.x バージョンに含まれていない設定ファイルおよび設定が含まれています。7.0.x インスタンスを実行している場合は、最初にこれらのブローカーインスタンスを 7.0.x から 7.1.0 にアップグレードしてから 7.2.5.0 にアップグレードする必要があります。以下のサブセクションでは、異なるオペレーティングシステムの 7.1.x ブローカーインスタンスを 7.2.0 にアップグレードする方法を説明します。
AMQ Broker 7.1.0 以降では、デフォルトでローカルホストからのみ AMQ 管理コンソールにアクセスできます。コンソールにリモートアクセスを設定する方法は、Configuring local and remote access to AMQ Management Console を参照してください。
2.2.3.1. Linux での 7.1.x から 7.2.0 へのアップグレード
ダウンロードするアーカイブの名前は、以下の例で使用されているものとは異なる場合があります。
手順
- AMQ Broker アーカイブのダウンロード の手順に従って、Red Hat カスタマーポータルから必要なアーカイブをダウンロードします。
アーカイブの所有者を、AMQ Broker インストールが含まれるのと同じユーザーに変更します。
sudo chown amq-broker:amq-broker amq-7.x.x.redhat-1.zip
AMQ Broker の元のインストール時に作成されたディレクトリーにアーカイブを移動します。以下の例では、
/opt/redhat
というディレクトリーを使用しています。sudo mv amq-7.x.x.redhat-1.zip /opt/redhat
ディレクトリーの所有者は、圧縮アーカイブのコンテンツをデプロイメントします。以下の例では、ユーザー
amq-broker
は unzip コマンドを使用してアーカイブをデプロイメントします。su - amq-broker cd /opt/redhat unzip jboss-amq-7.x.x.redhat-1.zip
ブローカーが実行している場合は停止します。
<broker_instance_dir>/bin/artemis stop
現在のユーザーのホームディレクトリーにコピーして、ブローカーのインスタンスディレクトリーをバックアップします。
cp -r <broker_instance_dir> ~/
(オプション) ブローカーの現行バージョンをメモします。ブローカーが停止すると、
<broker_instance_dir>/log/artemis.log
にあるログファイルの最後に、以下のような行が表示されます。INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221001: Apache ActiveMQ Artemis Message Broker version 2.5.0.amq-720001-redhat-1 [0.0.0.0, nodeID=554cce00-63d9-11e8-9808-54ee759954c4]
<broker_instance_dir>/etc/artemis.profile
設定ファイルを編集して、アーカイブを抽出した際に作成された新しいディレクトリーにARTEMIS_HOME
プロパティーを設定します。ARTEMIS_HOME='/opt/redhat/amq-7.x.x-redhat-1'
アップグレードされたブローカーを起動します。
<broker_instance_dir>/bin/artemis run
(オプション) ブローカーが実行され、バージョンが変更されたことを確認します。ブローカーの起動後、ログファイル
<broker_instance_dir>/log/artemis.log
を開くと、以下のような 2 行があります。ブローカーの稼働後にログに表示される新しいバージョン番号に注意してください。INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221007: Server is now live ... INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221001: Apache ActiveMQ Artemis Message Broker version 2.5.0.amq-720001-redhat-1 [0.0.0.0, nodeID=554cce00-63d9-11e8-9808-54ee759954c4]
関連情報
- ブローカーのインスタンス作成に関する詳細は、ブローカーインスタンスの作成を参照してください。
-
ブローカーインスタンスの設定ファイルおよびデータを、ブローカーインスタンスのディレクトリー外の場所を含む、カスタムディレクトリーに格納できるようになりました。
<broker_instance_dir>/etc/artemis.profile
ファイルで、ブローカーインスタンスの作成後のカスタムディレクトリーの場所を指定し、ARTEMIS_INSTANCE_ETC_URI
プロパティーを更新します。以前のバージョンでは、これらの設定ファイルとデータは、ブローカーインスタンスのディレクトリー内のetc/
ディレクトリーおよびdata/
ディレクトリーにのみ保存できました。
2.2.3.2. Windows での 7.1.x から 7.2.0 へのアップグレード
手順
- AMQ Broker アーカイブのダウンロード の手順に従って、Red Hat カスタマーポータルから必要なアーカイブをダウンロードします。
- ファイルマネージャーを使用して、アーカイブを AMQ Broker の最後のインストール時に作成したフォルダーに移動します。
- アーカイブの内容をデプロイメントします。.zip ファイルを右クリックし、Extract All を選択します。
以下のコマンドを入力してブローカーが実行している場合は停止します。
<broker_instance_dir>\bin\artemis-service.exe stop
ファイルマネージャーを使用してブローカーをバックアップします。
-
<broker_instance_dir>
フォルダーを右クリックし、Copy を選択します。 - 同じウィンドウを右クリックし、Paste を選択します。
-
(オプション) ブローカーの現行バージョンをメモします。ブローカーが停止すると、
<broker_instance_dir>\log\artemis.log
にあるログファイルの最後に、以下のような行が表示されます。INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221002: Apache ActiveMQ Artemis Message Broker version 2.0.0.amq-700005-redhat-1 [4782d50d-47a2-11e7-a160-9801a793ea45] stopped, uptime 28 minutes
<broker_instance_dir>\etc\artemis.profile.cmd
および<broker_instance_dir>\bin\artemis-service.xml
設定ファイルを編集して、アーカイブを抽出した際に作成された新しいディレクトリーに、ARTEMIS_HOME
プロパティーを設定します。ARTEMIS_HOME=
<install_dir>
アップグレードされたブローカーを起動します。
<broker_instance_dir>\bin\artemis-service.exe start
(オプション) ブローカーが実行され、バージョンが変更されたことを確認します。ブローカーを起動した後、ログファイル
<broker_instance_dir>\log\artemis.log
を開くと、以下のような行があります。ブローカーの稼働後にログに表示される新しいバージョン番号に注意してください。INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221007: Server is now live ... INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221001: Apache ActiveMQ Artemis Message Broker version 2.5.0.amq-720001-redhat-1 [0.0.0.0, nodeID=554cce00-63d9-11e8-9808-54ee759954c4]
関連情報
- ブローカーのインスタンス作成に関する詳細は、ブローカーインスタンスの作成を参照してください。
-
ブローカーインスタンスの設定ファイルおよびデータを、ブローカーインスタンスのディレクトリー外の場所を含む、カスタムディレクトリーに格納できるようになりました。In the
<broker_instance_dir>\etc\artemis.profile
ファイルで、ブローカーインスタンスの作成後にカスタムディレクトリーの場所を指定し、ARTEMIS_INSTANCE_ETC_URI
プロパティーを更新します。以前のバージョンでは、これらの設定ファイルとデータは、ブローカーインスタンスのディレクトリー内の\etc
ディレクトリーおよび\data
ディレクトリーにのみ保存できました。
2.2.4. ブローカーインスタンスの 7.2.x から 7.3.0 へのアップグレード
以下のサブセクションでは、異なるオペレーティングシステムの 7.2.x ブローカーインスタンスを 7.3.0 にアップグレードする方法を説明します。
2.2.4.1. 非推奨のディスパッチコンソールによる例外の解決
7.3.0 以降、AMQ Broker には Hawtio ディスパッチコンソールプラグインである dispatch-hawtio-console.war
は同梱されなくなりました。以前のバージョンでは、AMQ Interconnect の管理にディスパッチコンソールを使用していました。ただし、AMQ Interconnect は独自のスタンドアロン Web コンソールを使用するようになりました。この変更は、以降のセクションのアップグレード手順に影響します。
ブローカーインスタンスを 7.3.0 にアップグレードする前に追加のアクションを実行すると、アップグレードプロセスにより以下のような例外が生成されます。
2019-04-11 18:00:41,334 WARN [org.eclipse.jetty.webapp.WebAppContext] Failed startup of context o.e.j.w.WebAppContext@1ef3efa8{/dispatch-hawtio-console,null,null}{/opt/amqbroker/amq-broker-7.3.0/web/dispatch-hawtio-console.war}: java.io.FileNotFoundException: /opt/amqbroker/amq-broker-7.3.0/web/dispatch-hawtio-console.war.
アップグレードの成功に影響を及ぼすことなく、前述の例外を無視しても問題ありません。
ただし、アップグレード中にこの例外が表示されないようにする場合は、最初に既存のブローカーインスタンスの bootstrap.xml
ファイルで Hawtio ディスパッチコンソールプラグインへの参照を削除する必要があります。bootstrap.xml
ファイルは、ブローカーインスタンスの {instance_directory}/etc/
ディレクトリーにあります。以下の例は、AMQ Broker 7.2.4 インスタンスの bootstrap.xml
ファイルの内容の一部を示しています。
<broker xmlns="http://activemq.org/schema"> .... <!-- The web server is only bound to localhost by default --> <web bind="http://localhost:8161" path="web"> <app url="redhat-branding" war="redhat-branding.war"/> <app url="artemis-plugin" war="artemis-plugin.war"/> <app url="dispatch-hawtio-console" war="dispatch-hawtio-console.war"/> <app url="console" war="console.war"/> </web> </broker>
AMQ Broker をバージョン 7.3.0 にアップグレードする際に例外を回避するには、前述の例のように <app url="dispatch-hawtio-console" war="dispatch-hawtio-console.war"/>
の行を削除します。次に、後続のセクションで説明されているように、変更したブートストラップファイルを保存し、アップグレードプロセスを開始します。
AMQ Broker 7.1.0 以降では、デフォルトでローカルホストからのみ AMQ 管理コンソールにアクセスできます。コンソールにリモートアクセスを設定する方法は、Configuring local and remote access to AMQ Management Console を参照してください。
2.2.4.2. Linux での 7.2.x から 7.3.0 へのアップグレード
ダウンロードするアーカイブの名前は、以下の例で使用されているものとは異なる場合があります。
手順
- AMQ Broker アーカイブのダウンロード の手順に従って、Red Hat カスタマーポータルから必要なアーカイブをダウンロードします。
アーカイブの所有者を、AMQ Broker インストールが含まれるのと同じユーザーに変更します。
sudo chown amq-broker:amq-broker amq-7.x.x.redhat-1.zip
AMQ Broker の元のインストール時に作成されたディレクトリーにアーカイブを移動します。以下の例では、
/opt/redhat
というディレクトリーを使用しています。sudo mv amq-7.x.x.redhat-1.zip /opt/redhat
ディレクトリーの所有者は、圧縮アーカイブのコンテンツをデプロイメントします。以下の例では、ユーザー
amq-broker
は unzip コマンドを使用してアーカイブをデプロイメントします。su - amq-broker cd /opt/redhat unzip jboss-amq-7.x.x.redhat-1.zip
ブローカーが実行している場合は停止します。
<broker_instance_dir>/bin/artemis stop
現在のユーザーのホームディレクトリーにコピーして、ブローカーのインスタンスディレクトリーをバックアップします。
cp -r <broker_instance_dir> ~/
(オプション) ブローカーの現行バージョンをメモします。ブローカーが停止すると、
<broker_instance_dir>/log/artemis.log
にあるログファイルの最後に、以下のような行が表示されます。INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221001: Apache ActiveMQ Artemis Message Broker version 2.6.3.amq-720001-redhat-1 [0.0.0.0, nodeID=554cce00-63d9-11e8-9808-54ee759954c4]
<broker_instance_dir>/etc/artemis.profile
設定ファイルを編集して、アーカイブを抽出した際に作成された新しいディレクトリーにARTEMIS_HOME
プロパティーを設定します。ARTEMIS_HOME='/opt/redhat/amq-7.x.x-redhat-1'
アップグレードされたブローカーを起動します。
<broker_instance_dir>/bin/artemis run
(オプション) ブローカーが実行され、バージョンが変更されたことを確認します。ブローカーの起動後、ログファイル
<broker_instance_dir>/log/artemis.log
を開くと、以下のような 2 行があります。ブローカーの稼働後にログに表示される新しいバージョン番号に注意してください。INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221007: Server is now live ... INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221001: Apache ActiveMQ Artemis Message Broker version 2.7.0.redhat-00054 [0.0.0.0, nodeID=554cce00-63d9-11e8-9808-54ee759954c4]
関連情報
- ブローカーのインスタンス作成に関する詳細は、ブローカーインスタンスの作成を参照してください。
-
ブローカーインスタンスの設定ファイルおよびデータを、ブローカーインスタンスのディレクトリー外の場所を含む、カスタムディレクトリーに格納できるようになりました。
<broker_instance_dir>/etc/artemis.profile
ファイルで、ブローカーインスタンスの作成後のカスタムディレクトリーの場所を指定し、ARTEMIS_INSTANCE_ETC_URI
プロパティーを更新します。以前のバージョンでは、これらの設定ファイルとデータは、ブローカーインスタンスのディレクトリー内のetc/
ディレクトリーおよびdata/
ディレクトリーにのみ保存できました。
2.2.4.3. Windows での 7.2.x から 7.3.0 へのアップグレード
手順
- AMQ Broker アーカイブのダウンロード の手順に従って、Red Hat カスタマーポータルから必要なアーカイブをダウンロードします。
- ファイルマネージャーを使用して、アーカイブを AMQ Broker の最後のインストール時に作成したフォルダーに移動します。
- アーカイブの内容をデプロイメントします。.zip ファイルを右クリックし、Extract All を選択します。
以下のコマンドを入力してブローカーが実行している場合は停止します。
<broker_instance_dir>\bin\artemis-service.exe stop
ファイルマネージャーを使用してブローカーをバックアップします。
-
<broker_instance_dir>
フォルダーを右クリックし、Copy を選択します。 - 同じウィンドウを右クリックし、Paste を選択します。
-
(オプション) ブローカーの現行バージョンをメモします。ブローカーが停止すると、
<broker_instance_dir>\log\artemis.log
にあるログファイルの最後に、以下のような行が表示されます。INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221002: Apache ActiveMQ Artemis Message Broker version 2.6.3.amq-720001-redhat-1 [4782d50d-47a2-11e7-a160-9801a793ea45] stopped, uptime 28 minutes
<broker_instance_dir>\etc\artemis.profile.cmd
および<broker_instance_dir>\bin\artemis-service.xml
設定ファイルを編集して、アーカイブを抽出した際に作成された新しいディレクトリーに、ARTEMIS_HOME
プロパティーを設定します。ARTEMIS_HOME=
<install_dir>
<broker_instance_dir>\etc\artemis.profile.cmd
設定ファイルを編集し、適切なログマネージャーのバージョンを参照するように JAVA_ARGS 環境を設定します。JAVA_ARGS=
<install_dir>\lib\jboss-logmanager-2.0.3.Final-redhat-1.jar
<broker_instance_dir>\bin\artemis-service.xml
設定ファイルを編集し、適切なログマネージャーバージョンを参照するようにブートストラップクラスパスの開始引数を設定します。<startargument>Xbootclasspath/a:%ARTEMIS_HOME%\lib\jboss-logmanager-2.0.3.Final-redhat-1.jar</startargument>
アップグレードされたブローカーを起動します。
<broker_instance_dir>\bin\artemis-service.exe start
(オプション) ブローカーが実行され、バージョンが変更されたことを確認します。ブローカーを起動した後、ログファイル
<broker_instance_dir>\log\artemis.log
を開くと、以下のような行があります。ブローカーの稼働後にログに表示される新しいバージョン番号に注意してください。INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221007: Server is now live ... INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221001: Apache ActiveMQ Artemis Message Broker version 2.7.0.redhat-00054 [0.0.0.0, nodeID=554cce00-63d9-11e8-9808-54ee759954c4]
関連情報
- ブローカーのインスタンス作成に関する詳細は、ブローカーインスタンスの作成を参照してください。
-
ブローカーインスタンスの設定ファイルおよびデータを、ブローカーインスタンスのディレクトリー外の場所を含む、カスタムディレクトリーに格納できるようになりました。In the
<broker_instance_dir>\etc\artemis.profile
ファイルで、ブローカーインスタンスの作成後にカスタムディレクトリーの場所を指定し、ARTEMIS_INSTANCE_ETC_URI
プロパティーを更新します。以前のバージョンでは、これらの設定ファイルとデータは、ブローカーインスタンスのディレクトリー内の\etc
ディレクトリーおよび\data
ディレクトリーにのみ保存できました。
2.2.5. ブローカーインスタンスの 7.3.0 から 7.4.0 へのアップグレード
以下のサブセクションでは、異なるオペレーティングシステムの 7.3.0 ブローカーインスタンスを 7.4.0 にアップグレードする方法を説明します。
AMQ Broker 7.1.0 以降では、デフォルトでローカルホストからのみ AMQ 管理コンソールにアクセスできます。コンソールにリモートアクセスを設定する方法は、Configuring local and remote access to AMQ Management Console を参照してください。
2.2.5.1. Linux での 7.3.0 から 7.4.0 へのアップグレード
ダウンロードするアーカイブの名前は、以下の例で使用されているものとは異なる場合があります。
手順
- Red Hat カスタマーポータルから必要なアーカイブをダウンロードします。AMQ Broker アーカイブのダウンロード に記載されている手順に従います。
アーカイブの所有者を、AMQ Broker インストールが含まれるのと同じユーザーに変更します。以下の例では、
amq-broker
というユーザーを設定しています。sudo chown amq-broker:amq-broker amq-broker-7.x.x.redhat-1.zip
AMQ Broker の元のインストール時に作成されたディレクトリーにアーカイブを移動します。以下の例では、
/opt/redhat
を使用しています。sudo mv amq-broker-7.x.x.redhat-1.zip /opt/redhat
ディレクトリーの所有者は、圧縮アーカイブのコンテンツをデプロイメントします。以下の例では、ユーザー
amq-broker
はunzip
コマンドを使用してアーカイブをデプロイメントします。su - amq-broker cd /opt/redhat unzip amq-broker-7.x.x.redhat-1.zip
ブローカーが実行されている場合は停止します。
<broker_instance_dir>/bin/artemis stop
現在のユーザーのホームディレクトリーにコピーして、ブローカーのインスタンスディレクトリーをバックアップします。
cp -r <broker_instance_dir> ~/
(オプション) ブローカーの現行バージョンをメモします。ブローカーが停止すると、
<broker_instance_dir>/log/artemis.log
ファイルの最後に以下のような行が表示されます。INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221001: Apache ActiveMQ Artemis Message Broker version 2.7.0.redhat-00054 [0.0.0.0, nodeID=554cce00-63d9-11e8-9808-54ee759954c4]
<broker_instance_dir>/etc/artemis.profile
設定ファイルを編集してください。アーカイブの抽出時に作成された新しいディレクトリーに
ARTEMIS_HOME
プロパティーを設定します。ARTEMIS_HOME='/opt/redhat/amq-broker-7.x.x-redhat-1'
JAVA_ARGS
プロパティーを編集します。ログマネージャーに依存するファイルを参照するブートストラップクラスパス引数を追加します。-Xbootclasspath/a:$ARTEMIS_HOME/lib/wildfly-common-1.5.1.Final-redhat-00001.jar
<broker_instance_dir>/etc/bootstrap.xml
設定ファイルを編集します。<web>
設定要素で、AMQ Broker の metrics プラグインファイルへの参照を追加します。<app url="metrics" war="metrics.war"/>
アップグレードされたブローカーを起動します。
<broker_instance_dir>/bin/artemis run
(オプション) ブローカーが実行され、バージョンが変更されたことを確認します。ブローカーを起動したら、
<broker_instance_dir>/log/artemis.log
ファイルを開きます。以下のような 2 つの行を見つけます。ブローカーの稼働時にログに表示される新しいバージョン番号に注意してください。INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221007: Server is now live ... INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221001: Apache ActiveMQ Artemis Message Broker version 2.9.0.redhat-00001 [0.0.0.0, nodeID=554cce00-63d9-11e8-9808-54ee759954c4]
関連情報
- ブローカーのインスタンス作成に関する詳細は、ブローカーインスタンスの作成を参照してください。
-
ブローカーインスタンスの設定ファイルおよびデータを、ブローカーインスタンスのディレクトリー外の場所を含む、カスタムディレクトリーに格納できるようになりました。
<broker_instance_dir>/etc/artemis.profile
ファイルで、ブローカーインスタンスの作成後のカスタムディレクトリーの場所を指定し、ARTEMIS_INSTANCE_ETC_URI
プロパティーを更新します。以前のバージョンでは、これらの設定ファイルとデータは、ブローカーインスタンスのディレクトリー内のetc/
ディレクトリーおよびdata/
ディレクトリーにのみ保存できました。
2.2.5.2. Windows での 7.3.0 から 7.4.0 へのアップグレード
手順
- Red Hat カスタマーポータルから必要なアーカイブをダウンロードします。AMQ Broker アーカイブのダウンロード に記載されている手順に従います。
- ファイルマネージャーを使用して、アーカイブを AMQ Broker の最後のインストール時に作成したフォルダーに移動します。
- アーカイブの内容をデプロイメントします。.zip ファイルを右クリックし、Extract All を選択します。
ブローカーが実行されている場合は停止します。
<broker_instance_dir>\bin\artemis-service.exe stop
ファイルマネージャーを使用してブローカーをバックアップします。
-
<broker_instance_dir>
フォルダーを右クリックし、Copy を選択します。 - 同じウィンドウを右クリックし、Paste を選択します。
-
(オプション) ブローカーの現行バージョンをメモします。ブローカーが停止すると、
<broker_instance_dir>\log\artemis.log
の末尾に以下のような行が表示されます。INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221002: Apache ActiveMQ Artemis Message Broker version 2.7.0.redhat-00054 [4782d50d-47a2-11e7-a160-9801a793ea45] stopped, uptime 28 minutes
<broker_instance_dir>\etc\artemis.profile.cmd
および<broker_instance_dir>\bin\artemis-service.xml
設定ファイルを編集してください。アーカイブの抽出時に作成された新しいディレクトリーにARTEMIS_HOME
プロパティーを設定します。ARTEMIS_HOME=
<install_dir>
<broker_instance_dir>\etc\artemis.profile.cmd
設定ファイルを編集します。適切なログマネージャーバージョンと依存するファイルを参照するように JAVA_ARGS 環境変数を設定します。JAVA_ARGS=
-Xbootclasspath/%ARTEMIS_HOME%\lib\jboss-logmanager-2.1.10.Final-redhat-00001.jar;%ARTEMIS_HOME%\lib\wildfly-common-1.5.1.Final-redhat-00001.jar
<broker_instance_dir>\bin\artemis-service.xml
設定ファイルを編集します。正しいログマネージャーバージョンと依存するファイルを参照するように、ブートストラップクラスパスの開始引数を設定します。<startargument>-Xbootclasspath/a:%ARTEMIS_HOME%\lib\jboss-logmanager-2.1.10.Final-redhat-00001.jar;%ARTEMIS_HOME%\lib\wildfly-common-1.5.1.Final-redhat-00001.jar</startargument>
<broker_instance_dir>\etc\bootstrap.xml
設定ファイルを編集します。<web>
設定要素で、AMQ Broker の metrics プラグインファイルへの参照を追加します。<app url="metrics" war="metrics.war"/>
アップグレードされたブローカーを起動します。
<broker_instance_dir>\bin\artemis-service.exe start
(オプション) ブローカーが実行され、バージョンが変更されたことを確認します。ブローカーを起動した後、
<broker_instance_dir>\log\artemis.log
ファイルを開きます。以下のような 2 つの行を見つけます。ブローカーの稼働時にログに表示される新しいバージョン番号に注意してください。INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221007: Server is now live ... INFO [org.apache.activemq.artemis.core.server] AMQ221001: Apache ActiveMQ Artemis Message Broker version 2.9.0.redhat-00001 [0.0.0.0, nodeID=554cce00-63d9-11e8-9808-54ee759954c4]
関連情報
- ブローカーのインスタンス作成に関する詳細は、ブローカーインスタンスの作成を参照してください。
-
ブローカーインスタンスの設定ファイルおよびデータを、ブローカーインスタンスのディレクトリー外の場所を含む、カスタムディレクトリーに格納できるようになりました。In the
<broker_instance_dir>\etc\artemis.profile
ファイルで、ブローカーインスタンスの作成後にカスタムディレクトリーの場所を指定し、ARTEMIS_INSTANCE_ETC_URI
プロパティーを更新します。以前のバージョンでは、これらの設定ファイルとデータは、ブローカーインスタンスのディレクトリー内の\etc
ディレクトリーおよび\data
ディレクトリーにのみ保存できました。