3.3. 自動化メッシュの利点
Red Hat Ansible Automation Platform の自動化メッシュコンポーネントは、マルチサイトのデプロイメント全体に自動化を分散するプロセスを簡素化します。IT 環境が複数に分離されている企業の場合、自動化メッシュは、ピアツーピアメッシュ通信ネットワークを使用して実行ノード全体に自動化をデプロイしてスケールアップするための一貫性があり、信頼性の高い方法を提供します。
Ansible Automation Platform のバージョン 1.x から最新バージョンにアップグレードする場合は、レガシーの分離ノードから自動化メッシュに必要な実行ノードにデータを移行する必要があります。ハイブリッドノードとコントロールノードのネットワークを計画して、Ansible Automation Platform インストーラーにあるインベントリーファイルを編集して、メッシュ関連の値を各実行ノードに割り当てることで、自動化メッシュを実装できます。
関連情報
- 分離ノードから実行ノードに移行する方法は、Red Hat Ansible Automation Platform のアップグレードおよび移行ガイド を参照してください。
自動化メッシュと、環境に合わせて自動化メッシュを設計するさまざまな方法については、以下を参照してください。
- 仮想マシンベースのインストールは、仮想マシンベースのインストールに関する Red Hat Ansible Automation Platform 自動化メッシュガイド を参照してください。
- Operator ベースのインストールは、Operator ベースのインストール用の Red Hat Ansible Automation Platform 自動化メッシュ を参照してください。