3.7. 国際化の有効化
Red Hat build of Keycloak のすべての UI 画面は交際化されています。デフォルトの言語は英語ですが、使用するロケールや、デフォルトのロケールを選択できます。
手順
- メニューで Realm Settings をクリックします。
- Localization タブをクリックします。
- Internationalization を有効にします。
サポートする言語を選択します。
Localization タブ
ユーザーが次回ログインすると、そのユーザーはログインページの言語を選択して、ログイン画面、Account Console、および Admin Console に使用できます。
関連情報
- サーバー開発者ガイド では、追加の言語を提供する方法を説明しています。テーマによって提供されるすべての国際化されたテキストは、ローカライゼーション タブでレルム固有のテキストによって上書きできます。
3.7.1. ユーザーロケールの選択
ロケールセレクタープロバイダーは、利用可能な情報に関する最適なロケールを提案します。ただし、多くの場合は、ユーザーに不明です。このため、以前に認証されたユーザーのロケールは永続化されたクッキーに記憶されます。
ロケールを選択するには、以下の最初の項目を使用します。
- User selected: ドロップダウンロケールセレクターを使用してロケールを選択するとき
- User profile: 認証されたユーザーがあり、ユーザーにロケールセットが推奨されるとき
- Client selected: ui_locales パラメーターなどを使用してクライアントにより渡される
- Cookie: ブラウザーで選択した最後のロケール
- 許可される言語: Accept-Language ヘッダーからのロケール
- レルムのデフォルト
- 上記のいずれでなければ、英語に戻ります。
ユーザーが認証されたとき、アクションがトリガーされ、前述の永続化されたクッキーでロケールを更新します。ユーザーがログインページのロケールセレクターでロケールをアクティブに切り替える場合は、この時点でユーザーロケールも更新されます。
ロケールを選択するロジックを変更する場合は、LocaleSelectorProvider
を作成するオプションがあります。詳細は、サーバー開発者ガイド を参照してください。