6.3. トレースする情報
6.3.1. スパン リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat build of Keycloak は次のアクティビティーのスパンを作成します。
- 受信 HTTP リクエスト
- 送信データベース (データベース接続の取得を含む)
- 送信 LDAP リクエスト (LDAP サーバーへの接続を含む)
- 送信 HTTP リクエスト (IdP 仲介を含む)
6.3.2. タグ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat build of Keycloak は、リクエストの種類に応じてトレースにタグを追加します。すべてのタグには kc.
という接頭辞が付きます。
以下はタグの例です。
kc.clientId
- クライアント ID
kc.realmName
- レルム名
kc.sessionId
- ユーザーセッション ID
kc.token.id
-
トークンに記載されている
ID
kc.token.issuer
-
トークンに記載されている
issuer
kc.token.sid
-
トークンに記載されている
sid
kc.authenticationSessionId
- 認証セッション ID
kc.authenticationTabId
- 認証タブ ID
6.3.3. Logs リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
トレースがサンプリングされている場合、リクエスト中に作成されたすべてのユーザーイベントが含まれます。これには、ユーザーイベントで見つかったすべての詳細と ID を含む LOGIN
、LOGOUT
、または REFRESH_TOKEN
イベントなどが含まれます。
LDAP 通信エラーは、スタックトレースと失敗した操作の詳細とともに、記録されたトレースのログエントリーとして表示されます。