1.3. マニフェストの使用例


この例では、/etc/microshift/manifests ディレクトリー内の kustomize マニフェストを使用した BusyBox コンテナーの自動デプロイを示します。

手順

  1. 次のコマンドを実行して、BusyBox マニフェストファイルを作成します。

    1. ディレクトリーの場所を定義します。

      $ MANIFEST_DIR=/etc/microshift/manifests
    2. ディレクトリーを作成します。

      $ sudo mkdir -p ${MANIFEST_DIR}
    3. YAML ファイルをディレクトリーに配置します。

      sudo tee ${MANIFEST_DIR}/busybox.yaml &>/dev/null <<EOF
      apiVersion: v1
      kind: Namespace
      metadata:
        name: busybox
      ---
      apiVersion: apps/v1
      kind: Deployment
      metadata:
        name: busybox
        namespace: busybox-deployment
      spec:
        selector:
          matchLabels:
            app: busybox
        template:
          metadata:
            labels:
              app: busybox
          spec:
            containers:
            - name: busybox
              image: BUSYBOX_IMAGE
              command: [ "/bin/sh", "-c", "while true ; do date; sleep 3600; done;" ]
      EOF
  2. 次に、以下のコマンドを実行して kustomize マニフェストファイルを作成します。

    1. YAML ファイルをディレクトリーに配置します。

      sudo tee ${MANIFEST_DIR}/kustomization.yaml &>/dev/null <<EOF
      apiVersion: kustomize.config.k8s.io/v1beta1
      kind: Kustomization
      namespace: busybox
      resources:
        - busybox.yaml
      images:
        - name: BUSYBOX_IMAGE
          newName: busybox:1.35
      EOF
  3. 次のコマンドを実行して MicroShift を再起動し、マニフェストを適用します。

    $ sudo systemctl restart microshift
  4. 次のコマンドを実行して、マニフェストを適用し、busybox Pod を起動します。

    $ oc get pods -n busybox
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