1.6. ユーザーの作成
新しいユーザーを作成します。デフォルトでは、S3 キーペアが自動的に作成され、レスポンスで返されます。access-key
または secret-key
のいずれかのみを指定すると、省略キーが自動的に生成されます。デフォルトでは、生成されたキーは、既存のキーペアを置き換えることなくキーリングに追加されます。access-key
が指定され、ユーザーが所有する既存のキーを参照すると、そのキーは変更されます。
機能
`users=write`
構文
PUT /admin/user?format=json HTTP/1.1
Host: FULLY_QUALIFIED_DOMAIN_NAME
Name | 説明 | 型 | 例 | 必須 |
---|---|---|---|---|
| 作成されるユーザー ID。 | 文字列 |
| はい |
| 作成するユーザーの表示名。 | 文字列 |
| はい |
| ユーザーに関連付けられたメールアドレス。 | 文字列 |
| いいえ |
| 生成されるキータイプ。オプションは swift、s3 (デフォルト) です。 | 文字列 |
| いいえ |
| アクセスキーを指定します。 | 文字列 |
| いいえ |
| シークレットキーを指定します。 | 文字列 |
| いいえ |
| ユーザーケイパビリティー。 | 文字列 |
| いいえ |
| 新しいキーペアを生成し、既存のキーリングに追加します。 | ブール値 | True [True] | いいえ |
| ユーザーが所有できるバケットの最大数を指定します。 | 整数 | 500 [1000] | いいえ |
| ユーザーが一時停止されるかどうかを指定します。 | ブール値 | False [False] | No |
Name | 説明 | タイプ | 親 |
---|---|---|---|
| ユーザーデータ情報のコンテナー | コンテナー | 該当なし |
| ユーザー ID。 | 文字列 |
|
| ユーザーの表示名。 | 文字列 |
|
| ユーザーが一時停止した場合は True。 | ブール値 |
|
| ユーザーが所有するバケットの最大数。 | 整数 |
|
| このユーザーアカウントに関連付けられたサブユーザー。 | コンテナー |
|
| このユーザーアカウントに関連付けられた S3 キー。 | コンテナー |
|
| このユーザーアカウントに関連付けられた Swift 鍵。 | コンテナー |
|
| ユーザーケイパビリティー。 | コンテナー |
|
成功すると、応答にはユーザー情報が含まれます。
Name | 説明 | コード |
---|---|---|
| 既存のユーザーの作成を試行。 | 409 Conflict |
| 無効なアクセスキーが指定されている。 | 400 Bad Request |
| 無効なキータイプが指定されている。 | 400 Bad Request |
| 無効なシークレットキーが指定されている。 | 400 Bad Request |
| 無効なキータイプが指定されている。 | 400 Bad Request |
| 提供されたアクセスキーが存在し、別のユーザーに属している。 | 409 Conflict |
| 提供されるメールアドレスが存在する。 | 409 Conflict |
| 無効な管理者ケイパビリティーの付与を試行。 | 400 Bad Request |
関連情報
- サブユーザーの作成は、Red Hat Ceph Storage 開発者ガイド を参照してください。