2.5. ログローテーションの頻度を上げる


Ceph コンポーネントのデバッグレベルを上げると、大量のデータが生成される可能性があります。ディスクがほぼ満杯になると、/etc/logrotate.d/ceph にある Ceph ログローテーションファイルを変更することで、ログローテーションを迅速化することができます。Cron ジョブスケジューラーはこのファイルを使用してログローテーションをスケジュールします。

前提条件

  • 稼働中の Red Hat Ceph Storage クラスターがある。
  • ノードへのルートレベルのアクセス。

手順

  1. ログローテーションファイルで、ローテーション頻度の後にサイズの設定を追加します。

    rotate 7
    weekly
    size SIZE
    compress
    sharedscripts

    たとえば、ログファイルが 500 MB に達した時点でローテーションを行います。

    rotate 7
    weekly
    size 500 MB
    compress
    sharedscripts
    size 500M
  2. crontab エディターを開きます。

    [root@mon ~]# crontab -e
  3. エントリーを追加して、/etc/logrotate.d/ceph ファイルを確認します。たとえば、Cron に 30 分ごとに /etc/logrotate.d/ceph をチェックするように指示するには、以下を実行します。

    30 * * * * /usr/sbin/logrotate /etc/logrotate.d/ceph >/dev/null 2>&1
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.