1.6. Ceph ログについて
ファイルへのロギングが有効になると、Ceph はログを /var/log/ceph/CLUSTER_FSID/
ディレクトリーに保存します。Ceph Monitor、Ceph Manager、Ceph Object Gateway、およびその他のデーモンのロギングを有効にするには、ストレージクラスターのヘルスの診断 セクションの説明に従って log_to_file
を true
に設定します。
CLUSTER_NAME.log
は、グローバルイベントを含むメインストレージクラスターのログファイルです。デフォルトでは、ログファイル名は ceph.log
です。Ceph Monitor ノードのみにメインストレージクラスターのログが含まれます。
Ceph OSD および Monitor の各ログファイルには、CLUSTER_NAME-osd.NUMBER.log
と CLUSTER_NAME-mon.HOSTNAME.log
という名前の独自のログファイルがあります。
Ceph サブシステムのデバッグレベルを上げると、Ceph はそれらのサブシステムにも新しいログファイルを生成します。
関連情報
- ログの詳細は、Red Hat Ceph Storage トラブルシューティングガイドの ログの設定 を参照してください。
- Red Hat Ceph Storage トラブルシューティングガイドの Ceph ログにおける一般的な Ceph Monitor エラーメッセージ を参照してください。
- Red Hat Ceph Storage トラブルシューティングガイドCeph ログにおける一般的な Ceph OSD エラーメッセージ を参照してください。
- ファイルへのロギングを有効にするには、Ceph デーモンログ を参照してください。