1.11. アップグレードされたストレージクラスターへの cephadm-ansible のインストール


cephadm-ansible は、cephadm で対応していないワークフローを単純化する Ansible Playbook のコレクションです。インストール後に、Playbook は /usr/share/cephadm-ansible/ にあります。

注記

アップグレードしたストレージクラスターに新規ノードまたは新規クライアントを追加する前に、Playbook cephadm-preflight.yml を実行します。

前提条件

  • Ansible 管理ノードへの root レベルのアクセス。
  • 適切なエンタイトルメントを持つ有効な Red Hat サブスクリプション。
  • Red Hat Registry にアクセスするためのアクティブな Red Hat Network (RHN) またはサービスアカウント。

手順

  1. ansible および古い ceph-ansible パッケージをアンインストールします。

    構文

    dnf remove ansible ceph-ansible

  2. Ansible 管理ノードで Ansible リポジトリーを無効にし、Ceph リポジトリーを有効にします。

    Red Hat Enterprise Linux 8

    [root@admin ~]# subscription-manager repos --enable=rhel-8-for-x86_64-baseos-rpms --enable=rhel-8-for-x86_64-appstream-rpms --enable=rhceph-5-tools-for-rhel-8-x86_64-rpms --disable=ansible-2.9-for-rhel-8-x86_64-rpms

    Red Hat Enterprise Linux 9

    [root@admin ~]# subscription-manager repos --enable=rhel-9-for-x86_64-baseos-rpms --enable=rhel-9-for-x86_64-appstream-rpms --enable=rhceph-5-tools-for-rhel-9-x86_64-rpms --disable=ansible-2.9-for-rhel-9-x86_64-rpms

  3. cephadm-ansible パッケージをインストールします。これにより、ansible-core が依存関係としてインストールされます。

    構文

    dnf install cephadm-ansible

関連情報

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.