6.5. RADOS


mlock_scheduler に は、HDD デバイス上で作成された小さなオブジェクトのワークロードと OSD に関するパフォーマンスの問題があります。

m Clock_scheduler には、小さなオブジェクトのワークロードや HDD デバイス上で作成された OSD に関するパフォーマンスの問題があります。このため、オブジェクトのワークロードが小さい場合に、進行中の回復操作が原因でクライアントのスループット影響があります。

(BZ#2174467)

Ceph OSD ベンチマークテストがスキップされる可能性があります。

現在、Ceph OSD ベンチマークテストの起動は、osd_m Clock_force_run_benchmark_on_init パラメーターが true に設定されていても実行されない場合があります。結果として、osd_m Clock_max_capacity_iops_hdd,ssd パラメーター値はデフォルト値で上書きされません。

回避策として、以下の手順を実施してください。

  1. osd_m Clock_force_run_benchmark_on_inittrue に設定します。

    [ceph: root@host01 /]# ceph config set osd osd_mclock_force_run_benchmark_on_init true
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  2. それぞれの OSD の値を削除します。

    構文

    ceph config rm OSD.OSD_ID osd_mclock_max_capacity_iops_[hdd,ssd]
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    [ceph: root@host01 /]# ceph config rm osd.0 osd_mclock_max_capacity_iops_hdd
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  3. OSD を再起動します

これにより、osd_m Clock_max_capacity_iops_ssd,hdd パラメーターがデフォルト値に設定されるか、しきい値設定内にある場合は新しい値が設定されます。

(BZ#2061697)

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