3.5. マルチサイトの Ceph Object Gateway


radosgw-admin sync status コマンドに再試行メカニズムが導入されました。

以前は、マルチサイト同期がリモートゾーンに要求を送信するときに、ラウンドロビンストラテジーを使用してゾーンエンドポイントの 1 つを選択しました。そのエンドポイントが利用できない場合、radosgw-admin sync status コマンドで使用される http クライアントロジックは再試行メカニズムを提供しないため、入出力エラーが報告されます。

この機能拡張により、同期ステータスコマンドに再試行メカニズムが導入され、選択したエンドポイントが利用できない場合に、要求に対応するために別のエンドポイントが選択されます。

Bugzilla:1995152

NewerNoncurrentVersionsObjectSizeGreaterThanObjectSizeLessThan フィルターがライフサイクルに追加されました。

この機能拡張により、ライフサイクルに NewerNoncurrentVersionsObjectSizeGreaterThan、および ObjectSizeLessThan フィルターのサポートが追加されます。

Bugzilla:2172162

ユーザー S3 レプリケーション API がサポート対象になる

この機能拡張により、ユーザーの S3 レプリケーション API がサポートされるようになりました。これらの API を使用すると、ユーザーはバケットレベルでレプリケーションポリシーを設定できます。API は拡張され、送信元ゾーン名と宛先ゾーン名を指定するための追加パラメーターが含まれるようになりました。

Bugzilla:2279461

バケットの詳細な同期レプリケーション GA (パート 3)

このリリースでは、バケットの詳細なサポートとともに、バケットまたはバケットのグループを別の Red Hat Ceph Storage クラスターにレプリケートする機能が追加されました。ユーザビリティー要件は、Ceph Object Gateway マルチサイトと同じです。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.