3.7. RADOS ブロックデバイス (RBD)
rbd_diff_iterate2()
API のパフォーマンスの向上
以前のバージョンでは、fast-diff モード (whole_object == true
で fast-diff
イメージ機能が有効な場合) で開始時点 (fromsnapname == NULL
) との差分を取る際に、排他ロックが利用可能な場合、RBD diff-iterate のローカルでの実行が保証されませんでした。
この機能拡張により、rbd_diff_iterate2()
API のパフォーマンスが向上し、fast-diff
イメージ機能が有効になっている QEMU ライブディスクの同期およびバックアップのユースケースでパフォーマンスが向上します。