5.2. Pools
Red Hat は、Ceph 配置グループのプールごとの計算機 を使用して、radosgw
デーモンが作成するプールに適した配置グループの数を計算することを推奨します。Ceph 設定データベースで計算された値をデフォルト値として設定します。
例
[ceph: root@host01 /]# ceph config set osd osd_pool_default_pg_num 50 [ceph: root@host01 /]# ceph config set osd osd_pool_default_pgp_num 50
注記
Ceph の設定にこの変更を行うと、Ceph Object Gateway インスタンスがプールを作成する際にこれらのデフォルトが使用されます。または、プールを手動で作成することもできます。
ゾーンに固有のプール名は、命名規則 ZONE_NAME.POOL_NAME
に従います。たとえば、us-east
という名前のゾーンには以下のプールがあります。
-
.rgw.root
-
us-east.rgw.control
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us-east.rgw.meta
-
us-east.rgw.log
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us-east.rgw.buckets.index
-
us-east.rgw.buckets.data
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us-east.rgw.buckets.non-ec
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us-east.rgw.meta:users.keys
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us-east.rgw.meta:users.email
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us-east.rgw.meta:users.swift
-
us-east.rgw.meta:users.uid
関連情報
- プールの作成に関する詳細は、Red Hat Ceph Storage ストラテジーガイド の プール の章を参照してください。