8.2. サーバー側の暗号化要求
実稼働環境では、クライアントはプロキシーを介して Ceph Object Gateway に接続されることがよくあります。このプロキシーは、複数の Ceph Object Gateway に接続するため、ロードバランサーと呼ばれます。クライアントが Ceph Object Gateway に要求を送信する場合、ロードバランサーはこれらの要求を複数の Ceph Object Gateway にルーティングし、ワークロードを配布します。
このような設定では、ロードバランサーでも、ロードバランサーと複数の Ceph Object Gateways の間でも、SSL の終了が発生する可能性があります。通信は HTTP のみを使用して行われます。サーバー側の暗号化要求を受け入れるように Ceph Object Gateway を設定するには、サーバー側の暗号化の設定 を参照してください。