7.4. 不明な問題のトラブルシューティング
CodeReady Containers をクリーンな状態で再起動して、ほとんどの問題を解決します。これには、仮想マシンを停止し、そのコマンドの削除、crc setup
コマンドによる変更の取り消し、それらの変更の再適用、仮想マシンの再起動が含まれます。
前提条件
-
crc setup
コマンドを使用してホストマシンを設定します。詳細は、「 CodeReady Containers の設定」を 参照してください。 -
crc start コマンドを使用して CodeReady Containers を起動
している。詳細は、「 仮想マシンの起動」を 参照してください。 - 最新の CodeReady Containers リリースを使用している。CodeReady Containers 1.2.0 よりも前のバージョンを使用すると、x509 証明書の期限切れに関連するエラーが発生する可能性があります。詳細は、「 証明書のトラブルシューティング 」を参照してください。
手順
CodeReady Containers のトラブルシューティングを行うには、以下の手順を実行します。
CodeReady Containers 仮想マシンを停止します。
crc stop
$ crc stop
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow CodeReady Containers 仮想マシンを削除します。
crc delete
$ crc delete
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 警告crc delete
コマンドを実行すると、CodeReady Containers 仮想マシンに保存されているデータが失われます。このコマンドを実行する前に、仮想マシンに保存されている必要な情報を保存します。crc setup
コマンドで残りの変更をクリーンアップします。crc cleanup
$ crc cleanup
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記crc cleanup
コマンドは、既存の CodeReady Containers 仮想マシンを削除し、crc setup
コマンドで作成された DNS エントリーへの変更を元に戻します。macOS では、crc cleanup
コマンドは、システムトレイも削除します。ホストマシンを設定して、変更を適用します。
crc setup
$ crc setup
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow CodeReady Containers 仮想マシンを起動します。
crc start
$ crc start
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記クラスターは要求に対応する前に、必要なコンテナーおよび Operator を起動するのに最低 4 分かかります。
この手順で問題が解決されない場合は、以下の手順を実施します。
- 発生した問題について、オープンな問題を検索 します。
-
既存の問題が解決されない場合は、問題を作成 し、
~/.crc/crc.log
ファイルを作成した問題に割り当て ます。~/.crc/crc.log
ファイルには詳細なデバッグおよびトラブルシューティング情報が記載されており、発生している問題を診断するのに役立ちます。