3.9.2. シークレットを環境変数としてワークスペースコンテナーにマウントする
以下のセクションでは、OpenShift シークレットを環境変数として、ユーザーのプロジェクトから CodeReady Workspaces の単一ワークスペースまたは複数ワークスペースコンテナーにマウントする方法を説明します。
前提条件
- CodeReady Workspaces の実行中のインスタンス。CodeReady Workspaces のインスタンスをインストールするには、「CodeReady Workspaces のインストール」を参照してください。
手順
CodeReady Workspaces ワークスペースが作成される OpenShift プロジェクトで、新規 OpenShift シークレットを生成します。
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生成されるシークレットのラベルは、CodeReady Workspaces の
che.workspace.provision.secret.labelsプロパティーに設定されるラベルのセットと一致する必要があります。デフォルトでは、これは 2 つのラベルのセットになります。 -
app.kubernetes.io/part-of: che.eclipse.org app.kubernetes.io/component: workspace-secret:注記以下の例では、Red Hat CodeReady Workspaces のバージョン 2.1 および 2.2 での
target-containerアノテーションの使用におけるバリエーションについて説明しています。たとえば、以下のようになります。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow アノテーションは、指定のシークレットが環境変数としてマウントされていることを示す必要があり、オプションでこのマウントが適用されるコンテナー名を指定します。target-container アノテーションが定義されていない場合、シークレットは CodeReady Workspaces ワークスペースのすべてのユーザーコンテナーにマウントされますが、これは CodeReady Workspaces バージョン 2.1 についてのみ 適用されます。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow これにより、FOO_ENVという名前の環境変数とmyvalueがmavenという名前のコンテナーにプロビジョニングされます。CodeReady Workspaces バージョン 2.2 以降
、target-containerアノテーションは非推奨となり、ブール値で automount-workspace-secretアノテーションが導入されました。これは、devfile で上書きされる機能を使用して、デフォルトのシークレットのマウント動作を定義することを目的としています。true値を指定すると、すべてのワークスペースコンテナーへの自動マウントが有効になります。これとは対照的に、false値はautomountWorkspaceSecrets:trueプロパティーを使用して devfile コンポーネントで明示的に要求されるまでマウントプロセスを無効にします。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow これにより、FOO_ENVという名前の環境変数と値myvalueがすべてのワークスペースコンテナーにプロビジョニングされます。シークレットに複数のデータ項目がある場合、環境変数の名前は以下のようにそれぞれのデータキーについて指定される必要があります。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 、およびこれにより、nameFOO_ENV、OTHER_ENVmyvalueとothervalueの 2 つの環境変数が、すべてのワークアイテムコンテナーにプロビジョニングされます。注記OpenShift シークレットのアノテーション名の最大長さは 63 文字です。ここで、9 文字は
/で終わるプレフィックス用に予約されます。これは、シークレットに使用できるキーの最大長さの制限として機能します。
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生成されるシークレットのラベルは、CodeReady Workspaces の