7.5. Protostuff Marshaller の使用


Data Grid は、Protostuff ライブラリーを使用するマーシャリング実装を提供します。

Data Grid サーバーの前提条件

Data Grid サーバーで Protostuff マーシャリングを使用するには、以下のように Protostuff マーシャリング実装のランタイムクラスファイルが含まれる JAR を追加します。

  1. Data Grid Maven リポジトリーから infinispan-marshaller-protostuff-bundle.jar をコピーします。
  2. JAR ファイルを Data Grid サーバーのインストールディレクトリーにある server/lib ディレクトリーに追加します。

Data Grid ライブラリーモードの前提条件

Data Grid で Protostuff マーシャリングをアプリケーションの埋め込みライブラリーとして使用するには、以下の手順を実行します。

  1. infinispan-marshaller-protostuff 依存関係を pom.xml に追加します。

    <dependency>
      <groupId>org.infinispan</groupId>
      <artifactId>infinispan-marshaller-protostuff</artifactId>
      <version>${version.infinispan}</version>
    </dependency>
  2. org.infinispan.marshaller.protostuff.ProtostuffMarshaller クラスをマーシャラーとして指定します。

    GlobalConfigurationBuilder builder = new GlobalConfigurationBuilder();
    builder.serialization()
           .marshaller(new org.infinispan.marshaller.protostuff.ProtostuffMarshaller());

手順

オブジェクトマーシャリングのカスタム Protostuff スキーマを登録するには、以下のいずれかを行います。

  • register() メソッドを呼び出します。

    RuntimeSchema.register(ExampleObject.class, new ExampleObjectSchema());
  • register() メソッドにすべてのスキーマ登録を配置する SerializerRegistryService.java インターフェイスのサービスプロバイダーを実装します。

    その後、以下の範囲内で、デプロイメント JAR ファイルにクラスを実装するためのフルパスを指定します。

    META-INF/services/org/infinispan/marshaller/protostuff/SchemaRegistryService

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