4.3. 状態遷移操作中のメトリクスのエクスポート
Data Grid がノード間で再配布するクラスター化されたキャッシュのタイムメトリクスをエクスポートできます。
ノードがクラスターに参加したりクラスターから離れたりするなど、クラスター化されたキャッシュトポロジーが変更されると、状態遷移操作が発生します。状態遷移操作中に、Data Grid は各キャッシュからメトリクスをエクスポートするため、キャッシュのステータスを判断できます。状態遷移は、Data Grid が各キャッシュからメトリクスをエクスポートできるように、属性をプロパティーとして公開します。
注記
インバリデーションモードでは状態遷移操作を実行できません。
Data Grid は、REST API および JMX API と互換性のある時間メトリクスを生成します。
前提条件
- Data Grid メトリクスを設定します。
- 埋め込みキャッシュやリモートキャッシュなど、キャッシュタイプのメトリクスを有効にします。
- クラスター化されたキャッシュトポロジーを変更して、状態遷移操作を開始します。
手順
以下の方法のいずれかを選択します。
- REST API を使用してメトリクスを収集するように Data Grid を設定します。
- JMX API を使用してメトリクスを収集するように Data Grid を設定します。