第7章 Red Hat Developer Hub の Tech Radar ページのカスタマイズ
Red Hat Developer Hub では、Tech Radar ページは tech-radar
動的プラグインによって提供されます。このプラグインは、デフォルトでは無効になっています。Red Hat Developer Hub で動的プラグインを有効にする方法は、Red Hat Developer Hub でのプラグインの設定 を参照してください。
Red Hat Developer Hub では、データをプロキシーとして app-config.yaml
ファイルに渡すことで、ラーニングパスを設定できます。Tech Radar のベース URL に、/developer-hub/tech-radar
プロキシーを含める必要があります。
tech-radar
と homepage
クイックアクセスプロキシーの両方に重複する pathRewrites
を使用するため、tech-radar
設定 (^api/proxy/developer-hub/tech-radar
) を作成してから、homepage
設定 (^/api/proxy/developer-hub
) を作成する必要があります。
Red Hat Developer Hub の Home ページのカスタマイズの詳細は、Red Hat Developer Hub の Home ページのカスタマイズ を参照してください。
以下のソースから Tech Radar ページにデータを提供できます。
- GitHub または GitLab でホストされている JSON ファイル
- API を使用して Tech Radar のデータを JSON 形式で提供する専用サービス
7.1. ホストされた JSON ファイルを使用した Tech Radar ページへのデータの提供
前提条件
- Operator または Helm チャートのいずれかを使用して Red Hat Developer Hub をインストールしている。詳細は、OpenShift Container Platform への Red Hat Developer Hub のインストール を参照してください。
-
app-config.yaml
ファイルのintegrations
セクションで、Tech Radar プラグインのデータソースを指定しているたとえば、GitHub を統合として設定するには、GitHub を使用した認証 を参照してください。
手順
JSON ファイルからデータにアクセスするには、次の手順を実行します。
-
./dynamic-plugins/dist/backstage-community-plugin-tech-radar
および/dynamic-plugins/dist/backstage-community-plugin-tech-radar-backend-dynamic
プラグインを有効にします。 app-config.yaml
ファイルに次のコードを追加します。techRadar: url: ${TECH_RADAR_DATA_URL} 1
- 1
TECH_RADAR_DATA_URL
は、JSON データがロードされる URL です。